日誌

2015年4月の記事一覧

「避難訓練①」

今日の3校時目を使い、今年度、第1回目の避難訓練を行いました。今回は、地震を起因とする火災に対する避難訓練を行いました。

避難訓練は、避難経路と避難場所を覚え、災害時のパニック状態をできるだけ無くし、いざという時の手順を覚えるために行われる訓練です。 

 1年生は、初めての避難訓練を前に事前指導を担任の先生方が丁寧に行い、避難訓練での事故防止に努めるきめの細かい配慮がありました。

 実際の訓練では、教頭先生の避難訓練実施の校内放送を聞き、緊急地震速報「地震の見張り番プラスワン」のテスト放送を活用しながら実施しました。まず、地震が発生したことを知らせるチャイム音が鳴り、「およそ10秒後に、震度5強程度の地震がきます。」「揺れが収まるまで身を守ってください。」というアナウンスがあり、子ども達は“第1次避難”で机の下に入りました。ゆれがおさまったところで理科室からの火災発生の放送の後、第2次避難として避難場所に、合言葉「お・か・し・も」(おさない、かけない、しゃべらない、もどらない)の約束を守って避難しました。児童は真剣な態度で整然と避難場所(校庭南側)に避難することができました。訓練であっても緊張感を持って移動できました。

 最後に氏家消防署の方から講評をいただきました。特に、地震の避難では頭部を保護することの重要性と周囲の状況を把握することが大切だということも話していました。また、避難の際の注意点として、『集団行動』が大切であるという話もありました。

 学校長からは、避難の合言葉『お・か・し・も』に「な」もつけ加えることを話しました。昨年度も話したこともあり、子どもたちからは、「な」は「並ぶこと」という答えが返ってきました。ご家庭でも4年前の震災の記憶を忘れず、災害が起きたときどうしたらよいかなど、確認していただくと良いと思います。

また、訓練終了後には、職員の代表による“水消火器”を使っての初期消火訓練も行いました。