日誌

2016年3月の記事一覧

「保健指導」(1年生)

 今日下野新聞に、学校で行われる児童生徒の健康診断が4月から大きく変わる旨の記事が載っていましたが、3校時には1年生を対象に「四肢の状態(運動器検診)」についての保健指導を行いました。

学校保健安全法施行規則の改正により、必須項目から「寄生虫卵検査」と「座高」が外れ、「四肢の状態(運動器検診)」が加わることになり、家庭での観察がより重視されることになりました。

運動器検診は、「運動不足による体力・運動能力の低下」「運動しすぎによるスポーツ障害」の二極化が問題となっていることを背景に追加されたもので、肩、肘、腰、背中、股関節、膝、足などがきちんと発育し、正常に動くかどうかを見るものです。

さくら市でも、各小中学校の養護教諭を中心に市教委とも次年度に向け対応を検討してまいりましたが、その結果、“保健調査票”の改訂を考えるとともに、各家庭や学校で正確にチェックするための手立てとして、年度末に事前の保健指導を行うことにしました。

 今日は、養護教諭が1年生にも解りやすい言葉で、チェックすべき症状や動作を説明するとともに、DVDを視聴しながら検診の事前指導を行ってみました。