学校の様子

学校の様子

4年生 算数 ~直線の交わり方やならび方に注目して調べよう

 タイトル(単元名)を見ても???という方も多いかと思いますが、要は「垂直」と「平行」の学習をした後に、それをもとに図形を分類する(台形と平行四辺形の学習)、そこから派生して、ひし形の学習へとつながっていきます。できれば、平行四辺形は台形の特別な形であること、長方形・ひし形は、平行四辺形の特別な形であること、正方形は、長方形・ひし形の特別な形であること、辺りまで踏み込んでほしい単元です。

 図形の学習が視覚的に苦手な子は、複数の直線の関係を見ることに困難を感じます。そして、この学習で一番大変なのは、用語の混乱です。「直角と垂直」はどう違うのか?どっちが「垂直」でどっちが「平行」だったっけ?辺りはマストです。さらに言うと、縦方向、横方向、斜め方向と、直線の向きによって「違うもの」と捉える児童もいます。この単元では、ぜひ教材を横にしたり斜めにしたり、半回転させてみたり…というような活動にも取り組ませたいです。