ブログ「校長室から」

2022年4月の記事一覧

校長室から(18)4月28日 トラブルを感動に変えた「1年生を迎える会」

 今日の2時間目、体育館で1年生を迎える会が行われました。体育館では1年生と6年生のみ対面で、各学年はプレゼントを渡しに行ったり動画でメッセージを伝えたりという形で1年生とふれあう機会を持ちました。

 上級生からのプレゼントは、2年生からは「あさがおの種」、3年生からは「ぬりえ」、4年生からは招待状と花のアーチ、5年生からは「先生あてクイズ」、6年生からは「学校紹介」でした。

 途中、各学年からの動画の音声が聞こえなくなり、調整するのに時間がかかってしまう場面があったのですが、司会進行役の6年生の児童会役員が、即興でゲームを考え、1年生が待ちくたびれないように楽しませてくれました。児童会役員の臨機応変な工夫に、6年生全員が協力している姿にも感動を覚えました。トラブルを感動に変えてしまう流小の子どもたちのすばらしい力を、心から誇りに思います!

 そして、最後に1年生からお礼の発表がありました。入学してからわずかの期間に、学年みんなで気持ちをそろえた発表ができていて感心しました。音が出るまで待っている間の態度もすばらしく、各学年のプレゼントや動画、飛び入りのゲームを喜んでくれて、今年の1年生を迎える会も大成功でした!

 

 

校長室から(17)4月27日 6年歴史出前授業

 6年生は社会科で日本の歴史を学んでいます。今日は、流山市立博物館から学芸員さんなど4名の皆様にお越しをいただき、クラスごとに1時間ずつ、計5時間、出前授業をしていただきました。本物の土器を間近で見たり、さわったり、持ったりして、「これは縄文時代のだね」「弥生時代じゃないかな」など友達同士で話し合っていました。博物館の皆様には、お昼をはさんで一日がかりでご親切にご指導をいただきました。どうもありがとうございました。

 また、流山市立博物館では、今年の7月16日(土)から11月13日(日)まで「流山小学校~地域とともに150年~(仮称)」という企画展が行われ、本校の150年のあゆみと学区内の町の変遷について紹介されるということです。本校では、期間中に、全学級が博物館に見学に行く計画をしています!

 流山市立博物館では「子ども教室(小中学生対象)」として一年を通して流山の歴史や文化、自然などを学ぶ体験講座も用意されていますので、ゴールデンウィークなど休日におすすめです。

校長室から(16)4月26日 流山小学校創立150周年キャラクター登場!

 令和3年度に、子どもたちの中で創立150周年を記念して流山小のキャラクターを作ろうということになり、児童会が代表委員会を通じて募集をかけました。全校児童から約400点もの応募があったそうで、その中からさらに10点にしぼられ、各学級で投票をして決定するということで、ノミネートされた10点のイラストを見て、「どれになるかなあ?」と楽しみにしていました。どれも、ユニークで力作ぞろいでした。

 

 投票の結果、写真にある竜の「未流(ミリュー)」が選ばれました!

 

 「未流」には、本校の通称:流小(りゅうしょう)の「りゅう」と竜の「りゅう」をかけるとともに、「流山小学校のみんながこれから先の未来もずっと笑顔で仲良くいられるように」という願いがこめられているそうです。児童会を中心に、子どもたち自身が、150周年を機によりよい学校にという気持ちでアクションを起こしたことに、とても意味があると思いました。みんなで選んだキャラクターを大切にしていきたいですね。

 昨夜行われた、歴代PTA会長さんを中心とした「第10回流山小学校創立150周年記念実行委員会」でも、150周年記念行事を盛り上げるために、児童が選んだキャラクターに活躍してもらおう、という話が出ました。これから「未流(ミリュー)」をたくさん見かけるようになることと思います。

 

 

校長室から(15)4月25日 5年生林間学園の予察に行って来ました!

 23日・24日に5年生の担任と、群馬県にある赤城青少年自然の家や長七郎山、富岡製糸場への予察に行って来ました。予察では、行程や時間の検討、パーキングエリアでのバスからトイレへの動線やトイレの数、各場所のAEDや感染防止対策の確認、登山やオリエンテーリングの危険箇所の確認、施設の方とプログラムの打ち合わせなどを行いました。

 令和2年度と3年度は、コロナ禍で宿泊を伴う林間学園の実施ができず、校内でキャンプファイヤーをするなど工夫してきましたが、今年度こそは子どもたちに2泊3日で自然体験をさせたいと計画しています。

 宿泊施設等も感染防止対策をしっかりとっており、子どもたち一人ひとりが感染対策を徹底できれば、さまざまなことができると思っています。

国立赤城青少年自然の家の感染症対策ガイドライン(下記をクリックするとご覧いただけます)

新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドラインVol.10.pdf 

◆寝具の感染症対策.pdf (左記の寝具の対策については、蔓延等防止重点措置期間以外は必須ではないとのことです)

 林間学園は6月26日からを予定していますが、赤城山にはまだ雪が残っているところもありました。2か月後、山の景色がどう変化しているか、5年生のみんなといっしょに見ることができますように!

 

校長室から(14)4月22日 授業参観・懇談会(1・5・6年)

 今日は、1・5・6年生の授業参観・懇談会を行いました。昨夜の雨がうそのように空も晴れ渡り、たくさんの保護者の皆様に来校いただきました。本日も入れ替え制の参観にご協力をいただきありがとうございました。

 昨日今日と、参観クラスの中に入りながら、子どもたちの様子を見ていました。どの学級の子どもたちも担任の話をよく聞いていました。1年生のある子どもが、3時間目の図工でねんどをこねながら、「ぼく、お母さんがいなくなってもがんばるんだ!」と私に話しかけてくれました。2時間目の授業を見に来てくれたお母さんが、3時間目には帰られたのがさみしかったけれども、それを乗り越えているんだよ、という意味のようでした。きっとどの子にとってもお家の方が見に来てくださることはうれしいんだろうなあと思いました。また、お子さんが、新しい集団の中で一生懸命頑張ろうとしている姿を見ていらっしゃる保護者の皆様にも笑顔がたくさん見られました。今後の学校生活には、さまざまなことがあると思います。ご心配なことがありましたら、担任をはじめ、誰にでもご遠慮なくご相談ください。

校長室から(13)4月21日 授業参観・懇談会(2・3・4年・かがやき・なかよし)・感染防止と保健室の工夫

 新しい学年・クラスになって約2週間がたちました。今日は、今年度初めての授業参観・懇談会を行いました。初日は2・3・4年生となかよし・かがやき学級で行いました。業間休みをはさんで、2時間目と3時間目のどちらかを選んでいただき、参観いただきました。懇談会は放課後にあらためて来校いただくか、オンラインで参加いただく形で行いました。お忙しい中、多数のご参加をいただき、また、手指を消毒いただくことや校舎内での会話をお控えいただくことなど、感染防止対策にもご協力をいただきありがとうございました。明日は、1・5・6年生で授業参観・懇談会を行います。

 本校では、昇降口や各教室等、随所にアルコール消毒液を置いています。

 写真のアルコール消毒液は「上原教育財団」様から、市内小中学校に寄贈されたものです。ありがとうございました。

 また、保健室では、手洗い用せっけんやペーパータオル等の補充がしやすいように工夫をしています。

さらに、保健室を「体調不良の入口」と「けがの入口」に分けて、部屋の中もしきって、感染防止に努めています。

そして、以前、全校朝会で私が子どもたちに話した「コロナに『かてます』」の言葉に、養護教諭がかわいいイラストをつけて掲示してくれています!

 今日の授業参観・懇談会のように、たくさんの方々に校内にお入りいただけるのは学校が活気づき、とてもうれしいです。同時に、これからも感染防止対策をしっかりと続けていきたいと思います。今後ともご協力をよろしくお願いします。

校長室から(12)「流山スピリット!」と合唱部

 昨年度、流山小学校創立150年を記念して、「流山小学校にあるもの」という記念ソングをみんなで作り、在校生に親しまれていますが、実は、もう1曲、「流山スピリット!」というオリジナルソングが作られているのです!

 2曲とも、昨年度全校児童が書いた作文や詩をもとに、作詞家の桑原永江さんが作詞してくださったもので、「流山小学校にあるもの」の曲は、作曲家の石毛里佳さんが作ってくださったものですが、「流山スピリット!」は、なんと、本校職員の重松教諭が作曲したものなのです!

 昨年度は、まず2学期に「流山小学校にあるもの」を覚え、コロナ感染が比較的落ち着いていた12月に、作詞・作曲の先生方をお招きして校庭で全校合唱をしました。

 その後、3学期に「流山スピリット!」を歌おうと思っていた矢先にコロナ感染が増加して、教室での歌唱を控えることになり、のびのびになっていたのです。

 しかし、合唱部の児童は、昨年度からこちらの曲も練習していました。今日、新しい部員も交え、流山小合唱部の子どもたちが「流山スピリット!」の録音をすると聞いて、音楽室に見に行きました。元気とやる気に満ちた歌声で、この曲をのびのびと歌い上げていました。人数は多くありませんが、一人一人がマスク越しでも体全体でしっかり声を出していてすばらしかったです!今日録音したものをCDにして各クラスで歌えるようにしていくそうです。途中に手拍子も入り、元気の出る曲なので、全校の子どもたちと歌える日が待ち遠しいです!

 

 

校長室から(11)元気いっぱい花いっぱい・入学式partⅡ

 今日はとても気持ちの良い天気で、子どもたちは遊びに体育に、観察にとにこにこ顔で動き回っていました。中庭のハナミズキや花壇のチューリップ、ネモフィラ…この季節は特に花いっぱいの流山小学校です。

その陰には、毎日花のお手入れをしてくださる用務員さんの努力があるのです!今日、パンジーが何か月もきれいに咲き続けているので用務員さんにお礼を伝えたら、「お花は、一生懸命お世話をしたらこたえてくれるからうれしいんです」との言葉が返ってきました。

 午後に、体育館で行った2回目の入学式には、11日の入学式にはやむなくお休みとなった4名の新1年生とその保護者の方が参加されました。その会場も、手入れの行き届いたパンジーとサクラソウが彩り、お祝いの気持ちを伝えることができました。

校長室から(10)4月18日 「ひびき」開級式~多様な教育的ニーズへの対応の一つとして~

 本日、令和4年度の「ひびき」開級式を行いました。「ひびき」とは本校南校舎1階にある「ことばの教室(言語通級指導教室)」の愛称で、通常の学級に在籍しながら、週に1時間程度、「ことば」に関する学びを個別に行うことができる場所です。

 ことばの教室は、市内すべての学校には設置されてはいないため、流山小学校だけでなく、市内の他の3校から通ってくるお友達も合わせて現在21名が利用されています。(こちらの利用については教育委員会への相談が必要になります。年度の途中で指導を開始することも、終了することもあります。)今年度も加藤教諭が指導を担当します。今日の開級式では、保護者の方の自己紹介の中で、週に1回の指導日をお子さんが楽しみにしています、というお話をしてくださった方もあり、うれしく思いました。お忙しい中ご参加くださった保護者の皆様、ありがとうございました。

 本校では、通級のひびきに通っている子どもは週に1時間、クラスの授業を受けるかわりに言葉の指導に行きますが、クラスの先生や友達も「いってらっしゃい」「おかえりなさい」とごく自然に通級できている様子です。

 また、特別支援学級「なかよし」「かがやき」の子どもたちが学年の交流学級に行って学ぶ時も、クラスの仲間として自然な交わりができるようにしています。

 ほかにも、海外から来日し、日本語の習得を必要とする子どものために、流山市教育委員会の支援により「国際交流協会」より「日本語指導」の先生にもおいでいただいており、現在数名が指導を受けています。

 学習・生活に支援が必要な時、対応できる「学校サポート教員」の配置・活用もあります。

「ほっとルーム」という、登校はしたけれど教室に入りにくい子どものための居場所も、作ってから3年がたちました。(こちらについてはあらためてお知らせします!)

 これからも、子どもたち一人一人のさまざまな教育的ニーズに合わせて、活用できる人材や環境を整えることに努めていきますので、何かありましたら担任や特別支援コーディネーター等に、いつでもご相談ください。

 

 

校長室から(9)4月15日 「プラスチックは えらんで 減らして リサイクル」

 令和3年度後期に回収したペットボトルキャップの個数は、77,400個、総重量180kgで、18人分のワクチンに換えることができるのだそうです。回収にご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

 また、この4月から、プラスチック資源循環促進法が施行されました。環境省のキャッチフレーズは、「プラスチックは えらんで 減らして リサイクル」です。

 学校では、市内小中学校で提携している牛乳の業者さんが、4月から給食に出る牛乳のパックを開きやすく加工して、ストローを使わなくても飲めるものに変更されたので、ストローを使わずに牛乳を飲む方法に変わりました。個人的には、ストローで飲むよりもごくごくと飲めて、牛乳がよりおいしく感じられるように思います。みんなで、プラスチックごみをへらし、紙パックも開いてリサイクルしている毎日の活動も、SDGsに向けたりっぱな活動の一つなのです!