校長室から(10)4月18日 「ひびき」開級式~多様な教育的ニーズへの対応の一つとして~
本日、令和4年度の「ひびき」開級式を行いました。「ひびき」とは本校南校舎1階にある「ことばの教室(言語通級指導教室)」の愛称で、通常の学級に在籍しながら、週に1時間程度、「ことば」に関する学びを個別に行うことができる場所です。
ことばの教室は、市内すべての学校には設置されてはいないため、流山小学校だけでなく、市内の他の3校から通ってくるお友達も合わせて現在21名が利用されています。(こちらの利用については教育委員会への相談が必要になります。年度の途中で指導を開始することも、終了することもあります。)今年度も加藤教諭が指導を担当します。今日の開級式では、保護者の方の自己紹介の中で、週に1回の指導日をお子さんが楽しみにしています、というお話をしてくださった方もあり、うれしく思いました。お忙しい中ご参加くださった保護者の皆様、ありがとうございました。
本校では、通級のひびきに通っている子どもは週に1時間、クラスの授業を受けるかわりに言葉の指導に行きますが、クラスの先生や友達も「いってらっしゃい」「おかえりなさい」とごく自然に通級できている様子です。
また、特別支援学級「なかよし」「かがやき」の子どもたちが学年の交流学級に行って学ぶ時も、クラスの仲間として自然な交わりができるようにしています。
ほかにも、海外から来日し、日本語の習得を必要とする子どものために、流山市教育委員会の支援により「国際交流協会」より「日本語指導」の先生にもおいでいただいており、現在数名が指導を受けています。
学習・生活に支援が必要な時、対応できる「学校サポート教員」の配置・活用もあります。
「ほっとルーム」という、登校はしたけれど教室に入りにくい子どものための居場所も、作ってから3年がたちました。(こちらについてはあらためてお知らせします!)
これからも、子どもたち一人一人のさまざまな教育的ニーズに合わせて、活用できる人材や環境を整えることに努めていきますので、何かありましたら担任や特別支援コーディネーター等に、いつでもご相談ください。