2022年10月の記事一覧
今を本気で生きる 続編
前回の記事は読んでいただけたでしょうか?
なんと、おおぐろの森中学校にJリーグでも活躍し、元日本代表でもある佐藤勇人さんが
トップアスリート講演会の講師として来てくださいました。
前回、講演会の様子をお届けしました。
今回は、放課後の部活動を一緒に行っていただいた記事を掲載します。
なんと、サッカー部の指導を1時間ほどしていただきました。
本当にありがとうございました!
基本的な技術から仲間同士のコーチング、ボールを持った時の判断など多くのことを教えていただきました。
サッカー部の生徒たちもプロフェッショナルに触れ、とてもハイレベルな練習を行えたと思います。
他の部活の先生もプロの考えを伺いに来ていました。
そして、なんと・・・
部活動のご指導のみではなく、サッカー部の生徒にプレゼントをいただきました。
そして全員にサインまで…うらやましい!
本当にありがとうございます!生徒たちの宝物になると思います。
そして、一番喜んでいたのは顧問の2人です。この日、とても幸せそうな顔をして帰りました。
おおぐろの森中学校にも直筆サインをしていただき、ありがとうございました。
また、サッカー部にご指導いただき、お疲れの中も他の部活動の生徒とたくさん交流していただきました。
本校の多くの生徒の記憶に残るような講演会、その後の交流まで全てにおいてプロであることを実感しました。
最後の最後まで本当にありがとうございました。
今を本気で生きる
10月12日(水)、『プロフェッショナルから学ぶ』第2弾講演会を行いました。
第2回はプロサッカー選手として20年間プレーし、Jリーグ功労選手賞を受賞
元日本代表としても活躍した佐藤勇人さんです。
「今を本気で生きる」という言葉から始まった今回の講演会
サッカーやスポーツに限った話ではなく、普段の生活や学習面において、改めて考えさせられるものでした。
自己肯定感や挫折について話をしてくださり、何事にも自分が自信をもって行ってほしいとお話していただきました。講演会中でも生徒たちに発問したり、グラフを用いたりして具体的に説明してくださりました。
子どもたちは貴重な話を聞きながら、各自でメモを取っていました。
そして、熱狂的になっていたのは生徒だけではありません。
教員の中には高校時代、佐藤選手が現役の時にテレビの前で見ていた者、実際にスタジアムへ足を運んだ者
さらには、根っからのジェフファンの者もいました。
入場の時点で熱狂的に拍手をしていました。
お話の中で「自分と向き合えてますか?」という発問がありました。
皆さんはどうでしょうか?
「なんとなく毎日を過ごしている人がほとんどである」
この言葉は多くの生徒の心に残ったと思います。
佐藤選手はあえて練習場から1時間かかる場所に住んでいるそうです。
なぜか・・・それは往復2時間を自分と向き合うための時間とするため。
生徒の中には朝の登校が遠くて、その時間がもったいないという考えもありました。
しかし、今回の佐藤選手の話では全く逆でした。
全く新しい考え方、生き方を知れる素晴らしい講演会でした。
素晴らしいお話をしていただいたあと、質問コーナーを行っていただきました。
質問は「努力するための心構えは?」「辛いときにどのように乗り越えるのか?」
「どのようにすれば緊張しないのか?」「プロ生活1・2年目と3年目の違いは?」など
生徒たちの疑問に親身になって回答してくださいました!
講演会のあとも生徒たちと深く関わってくださいました。
その時の写真は後日掲載します。
楽しみにお待ちください。
「仲間とのつながりを大切に」
10月7日(金)、本日はおおぐろの森中学校では2学期中間試験が行われています。
生徒の皆さんはいつもの学習の成果を存分に発揮し、目標点数を目指してほしいです。
そして、私たち教員は生徒たちの力が最大で発揮できるように日々の授業に取り組んでいます。
昨日、1学年のフロアにひときわ輝く教室がありました。
ん・・・?
授業中に隣の人とお話?タブレットを操作している人も・・・
大丈夫です。これがICTを活用した最新の授業です。
この授業では、3つの構成から50分の1つの授業を構成しています。
初めにタブレットを使用し、新しく学習する文法について調べます。
文法の使い方、例文、意味、発音などを調べることによって
自らの課題を発見し、より深く学習するきっかけを作りました。
グループで共有し、仲間の意見を聞いて更なる発見に出会うことを大切にしています。
次に撮影を行います。
ペアを作り、お互いにmovieを撮ってもらいます。
生徒にも緊張感が生まれ、より主体的に学ぼうとする雰囲気を作ります。
また、movieを蓄積することで、自らの成長の変化に気づくことができます。
さらに、動画をシェアすることで互いの良いところに目を向け
生徒同士で評価するすることも大切であると考えています。
最後に、スクールライフノートを使い1時間の振り返りをします。
この振り返りはタブレット上に記録され、いつでも見返すことができるため
自らのこれまでの学習を把握し、弱点を見つけたり、改善することを狙いとしています。
いかがでしょうか?
もちろん、情報機器を使わず授業の中で知識を生徒たちに話す、伝える授業もあります。
しかし、おおぐろの森中学校ならではの最新の設備で
最新の授業から学ぶ知識は今までの授業と比べると、子どもたちの表情が違うように感じます。
一人一台端末を活用することで、ここまで生徒たちの「主体的・対話的で深い学び」が実現しています。
また、教員がteacher-ティーチャー-ではなく、coacher-コーチャー-として授業を構成しています。
ただ教員が教えるのではなく、子どもたちが気づき、表現することができる本授業は
「主体的・対話的で深い学び」の絶対的な効果を加速させています。
他の教科の「ICTを活用した教育の探求」もHPで紹介しようと考えています。
ぜひご家庭で、タブレットをどのように活用しているのか生徒と話題にしてみてください!
ICTで感じる和歌の調べ
さて、今回ご紹介するのは、3学年国語の授業です
ICTを活用しながら、和歌を味わう・・・ドキドキ
古典と最先端機器の融合・・・ワクワク
さあ、チャレンジです!
「和歌の調べ」という単元で、生徒3名がそれぞれ4~5首の和歌を担当し、
作者や作品を調べ、オススメポイントなどをパワーポイントにまとめました。
発表は各自のタブレットからダイレクトでプロジェクターに画面共有し、
いよいよプレゼンスタートです!
句切れや、歌の大意、作者についてなど、丁寧に調べたことが伝わってきます。
背景なども凝っています!
効果音から始まるプレゼンに引き付けられました!
最先端機器を使用しながら、1000年以上前に詠まれた歌を味わう・・・いとをかし!!
アニメーションなどの工夫も取り入れながら、3名とも素晴らしい発表になりました!
エンジョイ・サイエンス! 授業研究を行いました
本日、袴田様(西初石中学校・流山市教科指導員)をお招きし、理科の校内授業研究会を行いました。
今回は、本校の研究主題としての「ICTを活用した教育の探求」としてTeamsを使用し、自宅学習の生徒をビデオ会議でつなぎ、誰一人取り残さない授業を行いました。
授業内容もTeamsを活用し、課題をPowerPointで共同編集し、まとめを製作、実験結果の考察を行っていました。
生徒の取り組み状況をスクリーンに映し出し、いくつか紹介し他の生徒にも共有していました。
また、Excelを活用し、実験結果からすぐにグラフ化し、思考の助けとする授業展開もありました。
教育委員会指導課や教育情報支援員の方々からも、理科の授業活用事例は市内初!市内最先端!
というお言葉をいただきました。
1つ目は2学年の
「光合成」の実験のまとめです。
2つ目は1学年の
「物質の状態変化」の実験を行いました。
どちらの授業も生徒がまとめ、それをクラスで共有して自分自身以外の考え方を知ることでより深い学びにすることができていました。
そして何より理科といえば実験!
しかし、実験で生徒が輝くことはよくあると思いますが、今回の2つの授業では実験後の考察・まとめを自分自身の言葉でまとめ発表し合うところで活気を感じました。
これぞ、深い学び!その学びを情報機器を用いてさらに分かりやすく!
生徒たちの「わかった!」の顔・声がまぶしかったです!
今年はすべての教科において校内授業研究を行います。
他の教科でも輝いている生徒の姿を見ることが楽しみです。
我々教職員も、現状の授業に満足することなく、日々研鑽を積み、生徒がキラキラ✨と輝くことができる授業をおおぐろの森中学校で目指していきます!