大沼中ブログ

非常にいいお話し(追記あり)

本日、地域の方から「校長先生か教頭先生をお願いします。」とお電話をいただきましたので、本校の教頭先生が対応しました。

内容は

『昨日、その地域の方のご両親が病院に行くために、2人で一緒に出かけたとのこと。ご両親とも普段なら携帯電話を持って出かけていたのだが、昨日は家に忘れて行ってしまった。ご両親は昨日の炎天下の中、病院までの道がわからなくなってしまった。通りがかった数人の大人に、道を尋ねても丁寧に対応してもらえずに、病院に行くことができずに困っていた。

そこに、本校3年生女子生徒が通りかかった。ご両親が病院までの道を尋ねると、その病院を知らなかったその生徒は、わざわざ、走って自宅まで携帯電話を取りに行き、走ってご両親のところまで戻ってきてくれた。その生徒は携帯電話を使って、病院までの道を調べて、ご両親を連れて、病院まで一緒に案内をしてくれた。

もし、本校3年生女子が通りかからなかったら、ご両親は昨日の炎天下の中、ずっとさまよっていたのではないかとのこと。熱中症にかかって命を落としていたかもしれない。その生徒には本当に感謝しています。』

と泣きながら話していたそうです。その電話でお話しを伺っていた教頭先生も涙が出そうになったとのことです。

私は、いや私だけでなく大沼中学校の教職員全員が、大沼中の生徒を誇りに思っています。

ありがとうございます。

【追記】

先ほど、昨日、善行を行った生徒とじかにお話しをしました。

本人は「喜んでもらって、うれしかったです。(地域の方のご両親に)」と昨日の思いを語ってくれました。このコメントもとても素敵ですね。流石です。