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市民パソコンセミナー「表計算入門」講座

2月7日(水)、8日(木)の2日間(9:30~、13:30~の2回ずつ)にわたり、市民パソコンセミナー「表計算入門」講座を開催しました。4回とも定員いっぱいとなる盛況ぶりで、表計算ソフトに対する市民の皆様の関心の高さがうかがえました。

今回は入門講座なので、起動や終了の手順、ファイルの保存の仕方、画面の各部分の名称や働き等々、表計算ソフトの基本的なところから講義が始まりました。

ワークシート内にある1つ1つの枠(=セル)に簡単な数式を入力してから「エンター」キーを押すと、瞬時に計算結果が表示されると感嘆の表情を浮かべている方が多く見られました。

表計算ソフトでは、たくさんの空白のページを印刷することになる可能性もあるので、印刷するときに範囲指定をすることの重要性も説明させていただきました。

後半は、用意されたサンプルファイルを使い、表を完成させる作業を行いました。セルに日本語や数字、数式、関数を入力したり、文字の色や太さを変えたり、セルに色を付けたりしながら表を完成させていきました。

数式をコピーしたり、関数を使うことが、作業を簡略化する体験をすることで、表計算ソフトの便利さを体感することができたようでした。

講座の最後に、金銭出納帳や会計報告書、月間家計簿、持ち物整理簿等のサンプルを提供させていただきました。

講座後のアンケートにも、「今日学んだことは、今後、役に立つと思う」「新しい発見があった。セル幅を調節するのに、カーソルを合わせてWクリックする方法があるとは!知りませんでした」「Excelの次の段階の講座を望む」「Excelを使っていて気になっていたことがあったが、解決できてよかった」等、プラスの感想を多くいただきました。

本講座で、令和5年度の市民パソコンセミナーが終了となりました。1年間、多くの市民の皆様にご参加いただき、大変ありがとうございました。令和6年度も、さらに充実した講座を提供できるよう全力を尽くしてまいりますので、どうぞ、よろしくお願いします。

 

ビデオ編集フォローアップ講座

2月3日(土)9:30~16:00、市民映像セミナー『ビデオ編集フォローアップ講座』を開催しました。

本講座は、これまでの映像セミナー受講生を対象に、より高度な編集技術を身に付けていただくために企画した講座です。参加された方は、日ごろ撮りためたご自身のデーターを持参して作品制作を行いました。

当日は、2人のビデオ特派員が講師となって講座が進められました。

まず、持参していただいたデーターをコンピューターに取り込むことから行いました。カメラをケーブルでつないだり、SDカードを差し込んだり、DVDディスクをコンピューターに入れたりして動画を取り込みました。

 

その後、編集ソフトで不要な部分をカットしたり、音楽やテロップ、画面効果等を挿入したりして1本の作品に仕上げていきました。

午後になると、仕上げの作業に入りました。

最後に、制作したビデオ作品を1人ずつ上映し、お互いの作品を鑑賞し合いました。

1日がかりの講座でしたが、参加者の皆さんに感想をきいてみると、「参加して良かった」「今まで自分がやってきた方法より簡単な方法がみつかった」など、プラスの感想を多くいただくことができました。講師の先生方、ご協力ありがとうございました。

令和5年度 春日部市ビデオフェスティバル

1月27日(土)、28日(日)の2日間にわたり、『令和5年度 春日部市ビデオフェスティバル』を開催いたしました。

27日の第一部では、春日部市内で活動するアマチュア映像作家の皆さんによる作品発表会を行いました。今回は、17本の作品を上映。制作者から作品に対する思い等をお聞きした後に作品を鑑賞したので、より味わい深い鑑賞となったようです。

28日の第二部では、北は北海道から西は三重、京都にいたる全国各地から34本の作品の応募があり、2度にわたる審査ののち9作品を上映しました。

 終盤には、表彰式を実施しました。

主催者を代表して、鎌田教育長からあいさつを申し上げました。

その後、ご来賓として参観いただいた春日部市長 岩谷一弘 様、春日部市議会議長 荒木洋美 様からご挨拶をいただきました。 

 

表彰は、市長賞、市議会議長賞、教育長賞・・・の順に行いました。市長賞は、岐阜県在住の方が受賞されました。 

 最後に、審査員長から受賞作品に対するご講評をいただきました。どれも素晴らしい作品だったとお褒めの言葉をいただきました。

なお、28日の第二部の様子は、J:comTVの番組で放映される予定です。

【期 日】 2月3日(土)~2月9日(金)11:00~、20:30~

【番組名】 「ジモト トピックス」

※「ど・ろーかる」というアプリをスマホやタブレットにインストールすると、だれでも、いつでも、どこでも見ることができるそうです。以下のQRコードをご参照ください。

市民パソコンセミナー「インターネット活用講座」

1月10日(水)、11日(木)視聴覚センターメディア研修室において、市民パソコンセミナー『インターネット活用講座』を行いました。6月に実施した講座と同じ内容ですが、多くの市民の皆様に参加していただきました。

 

インターネットは、分からないことを検索して調べるだけでなく、様々な活用ができます。インターネットを利用したコンテンツを上手に活用することで、暮らしを豊かなものにしてくれたり、生活をサポートしてくれたりします。本講座では、手軽に活用できるコンテンツを知っていただき、インターネットの活用の幅を広げていただくことを目的に実施いたしました。

 

講座のはじめには、調べたいことの検索だけでなく、ニュース、路線案内、レシピ情報など、様々なコンテンツがまとめられているポータルサイトの活用方法を確認していきました。合わせて、ブラウザソフトの機能についても触れさせていただき、よく閲覧するサイトの登録方法やその開き方、拡大表示の方法、開いているページを翻訳する方法なども確認していきました。英語で書かれたチラシの画像が、一瞬で日本語表記になったときには、驚きの声があがりました。

次に、インターネットで利用できる様々なサービスの体験として、動画や音楽、読書を楽しめるサイトの体験をしていただきました。Youtubeサイトを開き、「80年代の音楽」という言葉で検索すると懐かしい音楽のコンテンツがたくさん出てきました。ヘッドフォンをして自由に聴く時間をとると、思い思いの曲を聴き入っていました。

「青空文庫」のサイトでは、夏目漱石や田山花袋、川端康成などの作品を選んで読んでみる体験も行いました。文字を大きくして読みやすくできるのも電子図書の利点となっていました。「青空文庫」は、著作権が切れた作品や著作権が放棄された作品を見ることができますが、大半が、明治、大正、昭和初期の作品です。そこで、比較的新しい作品を見るサイトとして「かすかべ電子図書館」を紹介させていただきました。

最後に、今話題のAIチャットサービスの紹介などもさせていただきました。インターネット上の情報から解答をつくりだしてくるので、あたりさわりのない解答や誤答もあり、利用の仕方を考えるよい機会となったようです。

 

教養を深められるもの、暮らしを便利にしてくれるもの等、インターネットを利用したサービスが次々と登場しています。これらを上手に活用することで、生活を楽しく豊かなものにする便利なツールになると思います。 

受講者の皆様、ぜひ色々と試していただきながら、インターネットを楽しんでいただきたいと思います。ご参加いただきありがとうございました。

教職員研修(プログラミング教育入門)

 12月27日(水)13:30~15:30、市内小中学校教職員対象のプログラミング教育入門講座を開催しました。

 

 初めに、プログラミング教育が学校教育に導入された背景や経緯、ねらい等について講義を行いました。

 その後、視聴覚センターから市内小中学校へ貸し出しをしているプログラミング学習支援キットの体験を行いました。

 1つ目のキットは、マイクロビットです。学校と同じ環境で使っていただくため、クロームブックに接続して体験を行っていただきました。

 用意された簡単なプログラムを実際に作っていただき、マイクロビットに転送するという手順で行いました。思い通りにマイクロビットのLEDが点灯すると、参加された先生方も笑顔になりました。

 2つ目のキットは、押ボタン式信号機キットです。6年生の理科の電気の単元で使うことができるキットです。

 こちらは、実際にある押ボタン式信号機の赤と青の明かりのつき方を思い出していただき、その流れをブロック式のプログラミングアプリで組み立てていただきました。信号機に転送して思った通りにいかないと、作ったプログラムを点検。不具合箇所を見つけ出して修正。これを何度か繰り返し、ボタンを押した後に思った通りに信号の点灯や点滅が行われると「これは楽しい!」と声に出してくださった参加者も。

 アンケートにも「初めてプログラミングを体験しましたが楽しく学習できました。」「実際にやってみると視野が広がることが分かりました。」「初めて学ぶプログラミングは、児童や生徒が学習していく上で、学びの枠を広げる大切な機能だと思います。参加してよかったです。」等の感想がありました。

 今後も、多くの先生方に貸出用キットを体験してもらえるよう機会を設定したいと思います。