日誌

ひょうたんから本°

5月20日 2・4・6年生

【今回の本】

2―1『ツバメのたび-5000キロのかなたから-』『すごいね!みんなの通学路』
2―2『あめがふるときちょうちょうはどこへ』『Animal Homes』
2―3『とんでもない』『おはなししましょう』『たんぽぽ』

4―1『わらしべちょうじゃ』『おじさんのかさ』
4―2『ABCうさぎ』『マフィンおばさんのぱんや』
4―3『たいせつなこと』『あめのもりのおくりもの』

6―1『やまなしもぎ』『さかなだってねむるんです』
6―2『コックのぼうしはしっている』『文房具のやすみじかん』
6―3『なつみはなんにでもなれる』『へそもち』『やさいのおなか』
6―4『給食室のいちにち』

 今日は2・4・6年生が今年度初めての読み聞かせでした。先週に続いて雨ではじまる月曜日でしたが、そんな雨の日にぴったりな本が2年生で読まれたので紹介します。

「あめがふるときちょうちょうはどこへ」

金の星社 M・ゲアリック 文 / L・ワイスガード 絵 /岡部 うたこ 訳

 雨がふるとき、ちょうちょうはどこへいくのかしら? はねがぬれたらとべないでしょうに……。静かな雨の日の、小さな生き物たちの姿が描かれています。

 

もう1冊は6年生で読まれた、みんなのお腹をいっぱいにしてくれる給食室のおはなし。

「給食室のいちにち」

少年写真新聞 大塚菜生 文 / イシヤマアズサ 絵

給食はどうやってつくるの?
栄養士ってどんな仕事?
身支度から検収、調理、片づけ、献立づくりまでの現場をリアルに描きます。

 

5月13日 1・3・5年生

令和6年度の読み聞かせ活動が始まりました。 

今年度もボランティアグループ「ひょうたんから本°」の皆さんが活動してくださいます。

読み聞かせを通して、朝の楽しい時間を子どもたちと共有できるのが楽しい!

学校の様子が観れるので嬉しい!との声が聞かれます。

興味がある方、ちょっと様子を見たい!というかた向けに見学会&説明会を設けています。

次回5月20日は2・4・6年生の読み聞かせ(参観可能です!)の後に、8:40頃から図書室で説明会があります。ぜひお越しください。

 

1年生は初めての「ひょうたんから本°」の時間でした

1年生は書画カメラを通しての読み聞かせでしたが、自分の席からきちんと見ていたようです。

次回は教室の前に集まって、本を直接じっくり見て、読み聞かせの一体感を感じてもらいたいです。

【今回の本】

1―1 『とんでやすんでかんがえて』『トマトのひみつ』
1―2 『ぽぽとクロ』『はらぺこあおむし』
1―3 『カラーモンスター きもちはなにいろ?』『おじいちゃんのくるまどこ?』

3―1 『アレクサンダとぜんまいねずみ』『すごいね!みんなの通学路』
3―2 『ありこのおつかい』『まどさんからの手紙 こどもたちへ』
3―3 『てがみをください』『はるのたんぼ』
3―4 『むしたちのうんどうかい』『うかぶかな?しずむかな?』

5―1 『くわずにょうぼう』『わたり鳥』
5―2 『地球をほる』『すきですゴリラ』
5―3 『赤ずきん』
5―4 『おはなし しましょう』『いしのはなし きれいでふしぎでやくにたつ、ちいさなちきゅう』

 

『ぽぽとクロ』

福音館書店 八百板 洋子 作 / 南塚 直子 絵

たんぽぽの精のぽぽと、野良猫のクロの交流を描いたストーリーです。

お互いを思いやる気持ちが共感できます。

『はるのたんぼ』

福音館書店 菅原 久夫 文 / 高森 登志夫 絵

春から田植えまでの短い期間を精一杯に生きるたんぼの雑草。レンゲソウやタネツケバナなど、可憐な草花の生活を身近な環境で観察してみませんか。

 

『おはなし しましょう』

福音館書店 谷川 俊太郎 文 / 元永 定正 絵

谷川さんの詩と、元永さんのカラフルな絵があわさった絵本です。

会話というのは、耳には聞こえても、目には見えません。でも、元永定正さんの描いたいろいろな色や形の吹き出したちに、谷川俊太郎さんの詩がつくと、会話の内容が見えてくるようです。みんな、それぞれの会話のかたちがいっぱいあります。

読む年齢によって、いろいろな感じ方をしてもらえる絵本です。

 

教室での様子はこちら

卒業記念に絵本のリストをプレゼントしました

毎年3月には卒業生へのプレゼントとして、卒業する6年生が6年間の中で読んでもらった本をリストにしてプレゼントしています。

令和5年度は手書き感あふれる冊子となりました。

こんなにたくさんの本と出会いましたね!

よろこんでもらえたら嬉しいですね。

3月11日 5.6年生

【今回の本】

5―1 『みえるとかみえないとか』『なないろのクラ』
5―2 『まいにちからだはあたらしい』『中をそうぞうしてみよ』
5―3 『アイウエ王とカキクケ公』『1つぶのおこめ』
5―4 『たいせつなおくりもの』


6―1 『たいせつなこと』『むらの英雄』
6―2 『世界がもし100人の村だったら』『アルフィーのせかいのむこうがわ』
6―3 『ギルガメシュ王ものがたり』
6―4 『モチモチの木』『ストーリーテリングについて(いたずらこうさぎ)』

⭐️ひまわり
『おはなみ』『がくしゅうおおぞら2023年3月号(たんぽぽのひみつ、しょうがっこう、だいすきだよありがとう)』

今年度の読み聞かせが今日で終了しました。6年生にとっては6年間のひょうたんから本°の時間を楽しんでもらえていたらとても嬉しいです。

今回は6年生に読まれた本の選書理由について読み手の皆さんに聞いてみました。

 

「たいせつなこと」

フレーベル館 マーガレット・ワイズ・ブラウン 作 / レナード・ワイズガード 絵 / うちだ ややこ 訳

1949年にアメリカで出版されて以来読みつがれているこの絵本。

スプーン、くつ、りんご、ゆき、くさ、ひなぎく…。

それぞれの役割は決まっており、用途にあわせて私たちは考えることもなくそれらの道具を利用したり、景色として流れていきます。

子どもたちにとって、本当に大切なこと。
今、自分が本当に大切にしなくてはいけないこと。

答えがわからなくなった時。
立ち止まってしまった時。

背中を押してくれる本です。

 

「アルフィーとせかいのむこうがわ」

ロクリン社 チャールズ・キーピング 作 / ふしみみさを 訳

「世界の向こう側」に行き来するおじいさんの話を聞いた男の子が、それに憧れて僕も行きたい!と一人で船に乗った世界の向こう側についたと思ったものの、実際は定期船でアムズ川の向こう川に渡っただけというお話でした。本物の「世界の向こう側」に、いつか大きくなったらキミも行けるよ!と、おじいさんに言われるシーンがあり、間もなく卒業する6年生に見てもらえたらな…と思って選びました。

 

「ギルガメシュ王ものがたり」

岩波書店 ルドミラ・ゼーマン 文・ 絵 / 松野 正子 訳

五千年以上前からある歴史ある本だから。
メソポタミアで、粘土板に記されていた。
人間の心を知らない王様が、もう1人の王と戦って、人間の優しさに気づき、友達になったお話。

「モチモチの木」

絵岩崎書店 斎藤 隆介 作 / 滝平 二郎 絵

3年生の教科書にのっていて、みなさんがたくさん音読をしたお話です。なつかしいですか?人に読んでもらうのもまたいいですよね?

幼い豆太とやさしいじさまの心温まる物語。臆病豆太がふりしぼった勇気を6年生と共有したいと思いました。

切り絵が美しい名作絵本です。皆さんに読んで欲しいです。

2月26日 3.4年生

【今回の本】

3―1 『おっとあぶない』『もう はるですね』
3―2 『はるよ こい』『おはなしのろうそく1 おいしいおかゆ』
3―3 『うまれてそだつ』『はなのあなのはなし』

4―1 『7年目のランドセル』
4―2 『ぽとんぽとんはなんのおと』『花じんま』
4―3 『おばあちゃんとおんなじ』『ふたりはともだち はるがきた』『まほうのコップ』
4―4 『さんねん峠』『ニひきのこぐま』『どうしてパパとけっこんしたの?』

みんなが夢中になっておはなしを聞いているのを先生も見てくれています。

このクラスは後ろの人は椅子に座って聞いていましたよ

クラスによって、床に直接座ったり、全員椅子に座っていたりと様々です。

読み手は本がよく見える位置に本を持って読み聞かせをします。時には立って読むこともあります。

「花じんま」

福音館書店 田島 征三 再話・絵

4年生のクラスで読まれました。始めに、土佐弁でお話を読むことを子どもたちに語りかけ、子どもたちは、日本の地域に伝わる言葉でお話を聞く楽しさ、言葉の魅力を感じたことと思います。読み聞かせた後の挨拶の後、花さかじいさんのお話だと歓声が上がっていました。

「はるよこい」

福音館書店 わたり むつこ 作 / ましま せつこ 絵

3年生のクラスで読まれました。今週末は ひな祭りがあります。日本の伝統文化を伝えられたことと思います。

「うまれて そだつ わたしたちの DNAと いでん」

ゴブリン書房 ニコラ・デイビス 作 / エミリー・サットン 絵 / 越智 典子 訳 / 斎藤 成也 監修

3年生のクラスで読まれました。「いのち・こころ・からだ」の学習があったので、この本を選んだそうです。興味を持って聞いてくれたようです。

2月19日 1.2年生

【今回の本】

1―1 『ちいさな くれよん』『カラーモンスター』
1―2 『もうはるですね』『文房具のやすみじかん』
1―3 『ばあばにえがおをとどけてあげる』『こねこのチョコレート』

2―1 『かもさんおとおり』
2―2 『あかにんじゃ』『このあいだに なにがあった?』
2ー3 『ミリーのすてきなぼうし』『あたしもびょうきになりたいな!』
2ー4 『かたあしだちょうのエルフ』『りんごだんだん』

朝から元気よく「あいさつ」をしてから読み聞かせの時間がスタートします!

 

「こねこのチョコレート」

こぐま社 B・K・ウィルソン 作 / 大杜 玲子 絵 / 小林 いづみ 訳

ジェニーは4歳の女の子。弟の誕生日プレゼントに買ったこねこのチョコレートは夜中にこっそり食べ空っぽに。チョコレートが減るたび、子供たちは驚き声をあげ、空っぽの箱のページはヒヤヒヤした顔つきに!本の世界に入って楽しんでいる様子でした。

「かもさん おとおり」

福音館書店 ロバート・マックロスキー 作・絵 / 渡辺 茂男 訳

かも一家の引越しを描いた心温まるロングセラー絵本です。

こがもの名前が続けて読まれる場面で、2年生が笑っていましたよ

「りんご だんだん」

あすなろ書房 小林 忠博 写真・文

おいしそうな真っ赤なリンゴをずっとしまっておいたらどうなるのかな?だんだん、だんだん…。だれも見たことのない、変わりゆくリンゴの姿を追った346日の写真観察絵本。

2月5日 ひまわり

【今回の本】

『世界がもし100人の村だったら』
『カラーモンスター きもちはなにいろ?』

 

「世界がもし100人の村だったら」

マガジンハウス 池田香代子 再話 / C.ダグラ・ラミス 対訳

世界を100人に縮めると
まったく違う
あなたが見えてくる。

アメリカの中学校の先生が生徒たちに流したメールがもとになった絵本です。

 

卒業が近づいてきた6年生に向けて、多様性や感情がテーマの本が読まれました。

やや難しい内容でしたが、低学年の児童も、色のきれいな絵本に引き込まれて、最後まで、しっかりと聞くことが出来ました。

 

1月29日 5.6年

【今回の本】

5―1 『これはすいへいせん』『ふしぎな500のぼうし』
5―2 『歯いしゃのチュー先生』『ねえ、どれがいい?』
5―3 『みえるとかみえないとか』『かいじゅうたちのいるところ』
5―4 『ポップコーンをつくろうよ』『だいこん だんめん れんこん ざんねん』


6―1 『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』『ふたりはきょうも』
6―2 『たまごからうま』
6―3 『けしごむくん』『とんで やすんで かんがえて』
6―4 『おはなしのろうそく1 おいしいおかゆ』『しんせつなともだち』

6年生のクラスでは、グリム童話が素話で話されました。おいしいおかゆが止まらずに、どんどん煮える不思議な魔法のお鍋のお話です。

5年生のクラスでも、食べ物にまつわるお話が読まれました。

「だいこん だんめん れんこん ざんねん」

福音館書店 加古 里子 作

「かがくのとも」を幼稚園や保育園の時に定期購読していたご家庭があったことと思います。

「かがくのとも」48号に『だんめんず』という作品があります。その世界を地球にまで広げて改訂版としたのが181号の本作品でした。「中がどうなっているか知りたい!」と思う気持ちは誰にでもあることでしょう。果物から、建築物、地球まで、切ることによって現れる新鮮な視点の広がりを、作者一流のユーモアと共に楽しみましょう。

「300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート」

あすなろ書店 エミリー・ジェンキンス 文 / ソフィー・ブラッコール 絵 / 横山 和江 訳

時代の異なる4つの家庭のデザートの様子が描かれています。フルーツに生クリーム、そして砂糖があれば、だれでも簡単にできるデザート、フルーツ・フール。「食べたい、作りたい」と思った子がいたのではないでしょうか?
身近なデザートひとつから、いろいろなことが学べる楽しい絵本です。

 

今回は、5、6年生の読み聞かせでした。みんな大きくなって、先生より背が大きい子も何人もいました。

6年生はあと46日で卒業です。真剣に聞いている姿にさすがだなーと感じます。3月には最後の読み聞かせがありますので楽しみにしていてほしいと思います。

1月22日 3.4年

【今回の本】

3―1 『まゆとりゅう』『パンどろぼう』
3―2 『だいふくもち』『おかしなゆき ふしぎなこおり』
3―3 『ふたごのごりら』『おでんおんせん』

4―1 『ちょろりんのすてきなセーター』『ほしをさがしに』
4―2 『なにかがいる』『CORDUROY』
4―3 『せかいいちおいしいスープ』『あなのはなし』
4―4 『かえるをのんだととさん』『バスが来ましたよ』

今回は教室での様子を少し紹介します。

「まゆとりゅう」

福音館書店 富安 陽子 文 / 降矢 なな 絵

読み聞かせの前に「今年は何年?」と聞くと、子どもたちは「りゅう〜!」「たつ!」と答えていました。
子どもたちはリアクションをしながら見ていて、龍の手が出てくるシーンで驚いたり、小さな龍がバケツを運んでいるのを見ると、よく持てるなと言っていたりと物語をしっかりと見聞きしていました。

「パンどろぼう」

KADOKAWA 柴田 ケイコ 作

パンどろぼうがお店に忍び込んでパンに紛れているシーンで、「ここ!」「いたよ」と楽しそうに探したり、まずいというシーンでは皆笑ったりと楽しそうに聞いていました。


「バスが来ましたよ」

アリス館 由美村嬉々 文 / 松本 春野 絵

市役所に勤めている目の見えないおじさんに、通学中の小学生がバスに乗る声かけやお手伝いをするお話です。
10年間優しさのバトンがリレーされ、おじさんは定年を迎えます。
この話は実話で、新聞にも取り上げられていますと聞くと、へ〜凄い!と歓声があがりました。

「corduroy」

「くまのコールテンくん」の英語版

なかなか無い、生の英語に直接触れるよい機会となりました。いい感じの静けさで、興味津々で聞いていました。

1月15日 1.2年生

【今回の本】

1―1 『十二支のはじまり』『ぶららんこ』『す~べりだい』
1―2 『ねずみじょうど』『てぶくろ』
1―3 『ねずみのすもう』『とんで やすんで かんがえて』

2―1 『じゅうにしのはなしのつづき』『おかしなゆき ふしぎなこおり』
2―2 『しんせつなともだち』『ないしょのおともだち』
2ー3 『みかん』『十二支のおはなし』
2ー4 『だいふくもち』『コウモリのルーファスくん』『まちには いろんな かおがいて』

 

今回は、3学期最初のひょうたんから本°でした。

先週金曜日には、あわんとりが行われ、給食では「だまこ餅入り雑煮」が出ました。

今回読まれた、お餅が登場するお話を紹介します。

「ねずみじょうど」

福音館書店 瀬田 貞二 再話 / 丸木 位里 画

おじいさんの餅を食べたねずみからのお返しのお話です。おなじみの昔話が水墨画で描かれています。

「だいふくもち」

福音館書店 田島 征三 作

怠け者のごさくは、ある晩、自分を呼ぶ声に家の中をさがしてみると、床下に300年も住みついているという大福餅を見つけました・・・

どちらの本も、挿し絵と共に、日本の昔話の面白さを伝えています。

写真絵本も紹介します。

「まちには いろんな かおが いて」

福音館書店 佐々木 マキ 文・写真

子どもは、木目や壁紙の模様の中から「顔」を見つけ出す名人ですが、この絵本の作者も顔探しの名人。町を歩いて見つけたこんな顔、あんな顔の写真がたくさん!

お話を聞いたら、町の中に潜んでいる、「顔探し」をしたくなりますよ。