学校の様子

学校の様子

校外水泳実習④(2の2)

 7月11日(火)、2年2組の水泳実習がありました。2年生にとっては最後の水泳実習ですが、1・2組とも多くの生徒が参加できました。活動的な2年生らしく、水しぶきを上げながら、時には真面目に時には歓声を上げながら、楽しく実習ができました。

         

HP 学校の様子の記事について

 夏休みに入り、学校では全学年を対象に三者面談を実施しております。お暑い中、御来校くださりありがとうございます。

 さて、夏休み前の学校の様子でお伝えしていないものがたくさんあります。

 遅くなりましたが、少しずつ御紹介します。御了承ください。

     

県総体卓球大会

 7月15~17日の3日間、卓球の県大会がありました。15日は県北体育館にてシングルス戦、16日は日環アリーナ栃木で団体戦、17日はブレックスアリーナ宇都宮でダブルス戦がありました。

 シングルス戦には4名の選手が出場し、1名が2回戦まで進出しました。

 団体戦は、5戦中2勝3敗で惜しくも初戦を勝ちあがることができませんでした。今まで対戦したことがないタイプのラバーを使う選手が多く、思うような試合ができず悔し涙も見られました。

     

 最終日のダブルス戦には3ペア出場し、どのペアものびのびと試合をしていました。挽回をして勝利を得た時のガッツポーズ、流れが悪いときはペアと話し合って戦術を変更する様子などを見ると、応援する拍手も大きくなります。最高ベスト32で敗れはしたものの、さわやかな笑顔でした。

     

 最後の試合が終わった時、気づくと周りには塩谷地区の選手や先生方が応援していました。地区を牽引してきた片岡中生の頑張りを、多くの人が見守ってきたことが分かる瞬間でした。

租税教室(3学年)

 7月14日(金)、5校時に3年生は「租税教室」がありました。県税事務所から2名の講師の先生をお招きして、税について2学級合同で学びました。税の種類や役割を理解し、納税の意義を考える機会となりました。

    

矢板市ふるさと夢講座(1・2学年)

 7月14日(金)、郷土出身の高野淑識様を講師として、「太陽系の大航海時代、好奇心は無限大」という演題でオンライン講演会がありました。

 高野様は、世界初の炭素質小惑星サンプルリターンプロジェクト「はやぶさ2」で回収されたカプセルの分析に関わった方です。御専門は、地球宇宙科学、地球生命科学、地球惑星科学などで、現在は国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)センター長代理をはじめ、NASA招聘研究員、大学院の特任准教授など、様々な方面で御活躍されています。

 今回のオンラインは、高野先生がお仕事をされている横浜と矢板市内の小中学校や教育委員会をつなぎました。通信状況はとてもよく、先生が校内にいるかのようにオンラインでのお話もよく聞こえました。

 

 先生は矢板市内の幼稚園・小・中学校を卒業されました。御自身の活動写真の説明とともに、その時に出会った先生方のお言葉をよく覚えていらっしゃって、いくつも紹介してくださいました。

・すべての人に平等なもの。それは「時間」。

・やればやっただけ、すべて自分に返ってくる。

・一芸に秀でる者は、百芸に通ず。

   

 「はやぶさ2」が回収され、日本へ届くまでの映像にも、高野先生をはじめ科学者たちの並々ならぬ思いが伝わってきました。

 今回は、別の学習の機会が重なっていたので3年生は参加していませんが、1~2年生にとって夢や志をもって努力し続ける大切さは伝わったと思います。先輩に続き、夢を実現できるよう前進しましょう!

中学校学習会

 7月13日(木)、片岡地区小中一貫・連携教育推進事業の一つとして、中学校学習会を実施しました。片岡小・乙畑小・安沢小の6年生、合計65名の児童の皆さんが参加しました。目的は、①中学校の生活の様子を見学したり授業を体験したりして中学校入学へ心配や不安を少しでも解消すること、②他の小学校の友達と一緒に授業に参加して交流を深めること です。

 

 全体会のあと、2グループに分かれて校内を見学しました。理科室が2つあることなど特別教室の多さに驚いていたようです。

 

 最初に体験した授業は、数学と理科です。座席は、3校の児童が交流できるように予め決めてありました。初めて会う友達とでも、互いの考えを発表し合ったり、協力して実験をしたりしていました。素晴らしいと思いました。(理科室にはエアコンがないため、普通教室に実験道具を持ち込んでの実験でした。)

      

 次に体験した授業は、英語と数学です。英語では、全員の友達と会話をする活動がありました。学習活動が2時間目となりますので、机の距離も心の距離も近づいたようです。友達の発表には自然と拍手をする様子が見られ、安心して授業に参加できる雰囲気が作られていました。

    

 帰り際、「楽しかったです。」「安心しました。」「中学校へ来るのが楽しみになりました。」と声をかけてくる児童がいました。うれしいですね。

 アンケート用紙にも、授業の楽しさ、他の学校の友達と交流できた喜び、学び舎を知った安心感などが多く書かれていました。各小学校から校長先生をはじめ複数の先生方にお越しいただきました。夏休み前の忙しい時期、御協力をありがとうございました。次は12月の「中学校説明会」です。再会の日が楽しみです。

街頭指導強化の日

 7月12日(水)、本校生徒の下校時刻に合わせて、矢板市少年指導員様によるあいさつ運動がありました。これは、毎年7月が「青少年の非行・被害防止全国強調月間」であり、青少年の健全育成のための活動です。矢板市生涯学習課の担当者様とともに、生徒の下校を見守ってくださり、その後、街頭指導も実施してくださいました。

 

生徒集会に向けて

 生徒集会は、熱中症と雷の心配があるので午前中に実施できるよう日程調整をし、来週に延期されました。今回の生徒集会はソフトバレーボールを使用したドッヂボール大会です。各学級に色違いのソフトバレーボールが準備されましたので、昼休みなどに練習をする学級・学年が増えました。男女関係なく、大いに笑い、元気に動き回る様子は、微笑ましいです。

   

職業人に聞く

 本校では、毎年様々な職業人の方をお招きして、「職業人に聞く」という授業を、総合的な学習の時間に行っています。3年間を貫くキャリア学習の実施事業です。7月6日(木)に、今年も「照る照る坊主の会」から7名の職業人を、また、昨年度末の生徒アンケートから希望のあった3つの職業の方に御協力いただきました。

  

 生徒のエスコートによって会場へ案内し、生徒の進行で講話をしていただきます。実演や実験をしてくださる方、映像を使って仕事の様子を紹介してくださる方など、生徒が理解できるよう準備をして授業をしてくださることに、本当に有り難いと思います。

                     

 お仕事の話を聞きながら、働く人の生き方に触れ、自分の将来について考える機会となります。夢や希望を語ることが難しくなっている現代、大人の本気の授業から情熱を感じ、エネルギーをもらったことでしょう。今年一番の暑い日でしたが、講師の先生方の熱量も加わり、とても熱い授業をありがとうございました。

校外水泳実習③(2の1)

 7月10日(月)、2年1組の水泳実習がありました。水泳実習は1・2年生で行います。中学校生活の中で、学級の友達といっしょに水泳をするのは最後です。多くの生徒が参加できました。

 

 基本的な泳法の確認はもちろんのこと、水難事故への対応として「浮いて待て」を3分間続けられる生徒が多く、さすが2年生でした。ボールを追いかけたり、鬼ごっこをしたりする活動もありましたので、自然と泳ぎに夢中になり、あっという間の2時間でした。

     

七夕に願いを

 メディア委員会では、七夕に向けて全生徒・教職員に短冊を配り、願い事を書いてもらいました。その中からいくつかを、7月7日のお昼の放送で紹介しました。

 学年カラーの短冊をお昼休みに飾り、みんなの願い事を読んで、ほっこりした気持ちになりました。素敵な企画をありがとうございました。

 

 

地区総合体育大会の校内表彰式

 7月7日、朝の活動の時間に、リモート放送で地区総体の表彰式を実施しました。生徒の入退場の時間短縮を考えて、今年初のリモートです。

 

 惜しくも賞状に手が届かなかった生徒たちも、精一杯戦っていたことは間違いありません。3年生は、引退して自分の進路に向けて歩き出した人もいますし、県大会に向けて練習に励んでいる人もいます。いずれにしても、自分のすべきことは何かをしっかり見据え、目標に向かって進むことが大切だと、表彰式の後に全生徒に話をしました。前日の「職業人に聞く」の授業を引用し、自分の人生をどう歩くのかは、自分自分で決めることだと伝えました。

  

ボランティア理解促進事業 出前講座(2学年)

 7月5日(水)、一般社団法人「えんがお」代表理事の濱野将行様から、「進んで働くことのよさ」というテーマで、出前講座をしていただきました。9月のキャリア・スタート・ウィーク(職場体験学習)前に、進んで働くことの意義やボランティアについて理解する機会となりました。

 

 はじめに、濱野さん自身のカンボジアでの体験から、日本という環境で生まれ育つ生徒たちが、自分の置かれている現状を外側から見る機会となりました。また「百聞は一見に如かず」というように、自分の目で見て体験することの大切さを話されました。

 

 ボランティアはだれのために行うかという問いを生徒に投げかけ、自分自身の達成感が大切で、自分のために生きることの重要性を話されました。

 

 さらに、生徒の年齢に近い2名の「えんがお」サポーターの体験談から、つまずいても立ち直ることはできるというメッセージを生徒に届けてくださいました。そして、人生で一番大切なことは「自分を好きになること」で、ほめることを習慣にするとよいとアドバイスをいただきました。

 

<生徒の感想から>

・ボランティアは人のためにもなるけど、自分のためになることが分かった。

・個人的に印象に残っているのは、親(大人)は完璧ではないということ。(間違うこともある)

・実際に自分の目で見て、自分の肌で体験することを意識して、いろいろな経験をしたい。

・私は自分のことが全然好きじゃなくて嫌いだけど、これからは自分を好きになる努力をしてみようかと思った。

・自分を好きになれるように友達をほめて頑張る。

・「えんがお」は、とても安心できる組織だと思う。

タブレットPC取扱い説明会(保護者対象)

 7月4日、保護者向けにタブレットPCの取扱い説明会を実施しました。本校では、6月28日から生徒たちは毎日タブレットPCを持ち帰っています。学びの道具として、日常的に使用することを奨励し、家庭学習でも利用できるようにしています。

   

 とはいえ、公費によって貸与されている端末です。中学校を卒業するときには、返却します。適切な利用となるよう保護者の皆様にも操作方法や学習履歴等の閲覧ができるよう説明会を計画しました。今後はあと2回の説明会を予定し、より多くの保護者の皆様に参加していただけるようにしました。

 タブレットPCには、専用アプリが入っており、ネット環境があればさらに様々な活用方法があります。

 夏休み前には矢板市立学校電子図書館「ともなりライブラリー」の利用も再確認します。

校外水泳実習②(1の2)

 7月4日(火)、1年2組の水泳実習がありました。前日に引き続き好天に恵まれ、水の中はとても気持ちよさそうでした。夏季休業中であれば混雑する市民プールも、本学級だけの利用なので、広々と使用することができました。

   

部長からのメッセージ

 メディア委員会では、6月30日のお昼の放送で、地区総合体育大会の結果と県大会出場者の発表をしました。給食を食べながらではありますが、誰がどんな活躍をしたのか、個人の名前を発表したので分かりやすかったことでしょう。「互いのよさを認め合う」ことにつながった活動でした。名前を読み上げられた本人はもちろんですが、友達の頑張りを知り、クラスメイトを誇りに思う瞬間でした。

 

 また、地区総体を終えた各部長からのメッセージも事前に録音して、発表しました。タブレットPCが生徒の手元にありますので、ヘッドセットを持ってきて自分たちで容易に録音し、お昼の放送に流しました。以前は、教員の手助けが必要な場面も、生徒自らが作業をする画期的な出来事でした。(教員立場から考えると!) タブレットPCを保管庫に置いておくより、生徒の手元にあると、このように発展するのかと感心しました。

 

 最後に、応援団長からのメッセージもあり、お昼の時間を楽しく演出していました。メディア委員会の皆さんと収録に協力していた生徒の皆さん、ありがとうございました。

校外水泳実習①(1の1)

 7月3日(月)、矢板市運動公園市民プールにおいて、1年1組の水泳実習を行いました。基本的な技能の習得はもちろんのこと、水難事故への対応として「浮いて待て」を体験しました。水中での鬼ごっこが楽しかったと感想を言う生徒が多かったです。

 

通信陸上競技大会

 通信陸上競技大会が、7月1日(土)・2日(日)に佐野市運動公園陸上競技場で開催されました。これは、各種記録会で県標準記録を突破した選手が出場権を得ることができる大会で、本校からは5名の選手が延べ7種目に出場しました。

       


 初日は蒸し暑さと雨模様、翌日は炎天下でしたので、コンディションの調整が難しかったかもしれません。選手は、関東・全国大会出場という夢と、自己ベスト更新という現実的な目標を胸に、レベルの高い試合に堂々と立ち向かっていました。

     

 今回の5名の選手は、7月24・25日に行われる県総体にも出場します。会場も同じ所です。大会までの3週間を、具体的なイメージを持って練習できることでしょう。更なる高みを目指して、頑張ってほしいです。

 

第1回学校評議員会

 6月30日(金)に、学校評議員会がありました。4名の評議員の皆様に来校していただき、授業参観と本校の教育についての御意見をいただきました。

   

 社会的自立に向けた不登校対策、部活動を地域クラブ活動へ移行する実証事業、ヤングケアラー、学校から出される宿題についてなどが話題になりました。

 来年度からは矢板市の全ての小・中学校は、学校評議員会ではなく学校運営協議会(コミュニティ・スクール)として、「地域とともにある学校」を目指します。学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくというものです。今後は、その設置に向けて準備をしていきます。

第1回教育相談

 6月23日(金)から29日(木)の5日間、放課後に担任が生徒一人一人と計画的に面談をする「教育相談」がありました。

 事前に「悩み調査」を行って、それを参考に生活や学習はもちろんのこと、進路のことなども話題にします。普段はなかなかゆっくり生徒に向き合う時間がない担任も、この日は話すことができるので、コミュニケーションが取れるよい機会です。新学年がスタートして約3カ月が経ち、生徒が抱える問題の早期発見や問題発生の予防にも役立てることができます。

  廊下からそっと相談の様子を撮影させていただきました。

    

 各学年の英数室では、順番を待つ生徒が学習をしていました。普段は友達がどんな学習の仕方をしているか知る機会はほとんどないので、「そうやって調べるといいんだね。」と話す声も聞こえました。

  

 担任はもちろんですがいろいろな教員が、浮かない表情やいつもとは違う様子があったときは、声をかけるようにしています。このような教育相談以外でも、どんどん先生方に話しかけてほしいと思います。スクールカウンセラーの先生は、毎週木曜日に来校します。悩みの解決にならないかもしれませんが、話すことによって心も整理できることもあるでしょう。保護者の皆様も、気になることがありましたら、どうぞいつでもご連絡ください。よろしくお願いします。

リーダー研修会

 6月25日(日)、宇都宮市冒険活動センターにて、リーダー研修会を実施しました。参加した生徒は、生徒会本部役員、専門委員長、学級委員長の26名です。半数以上は3年生ですが、生徒会役員と学級委員の1~2年生11名も参加しました。

 冒険活動センターは、「うつのみや平成記念子どものもり公園」内にあり、宇都宮市の小中学生が宿泊学習で使用しますが、一般客も利用できる施設です。自然の沢も流れる公園の総面積は21.7ヘクタールあり、四季折々の自然を感じることができます。

  

 この研修会の目的は2つです。

「自治的な生徒会活動に向けて意識を高める。」

「片岡中学校のリーダーとして必要なリーダー性を学ぶ。」

さて、生徒たちは活動を通して、どんなことを感じたのでしょうか。ご紹介します。

 

●飯盒炊飯(午前)

 事前学習として、かまどでの火起こしの方法や、カレーとスープの作り方を学習しました。その成果でしょうか、どの班も役割分担に従って火起こしをする人、食材の準備をする人に分かれ、手際よく作業をしていました。

          

 調理の段階では、火の勢いが強い部分と弱い部分を巧みに使い分け、飯盒でご飯を炊いたりカレーやスープを作ったりしていました。

         

 各班7~8人グループでしたが、食材は10人分。自分たちで作ったおいしい料理ですから、どの班も完食しました。

   

    

●イニシアティブゲーム(午後)

 午後の内容は事前予告をされていませんでしたので、その場で示される解決困難な課題に対して、班の仲間と知恵を出し合い、試行錯誤しながら、諦めずに協力してゲームをクリアする活動でした。

     

 一つの活動に対して1時間以上かかる場合もありましたが、だからこそクリアしたときの喜びや達成感はとても大きかったようです。運動着や運動靴が汚れることなどお構いなしで、男女や学年の差など関係なく一生懸命取り組んでいました。力尽くではクリアできませんので、作戦を立てたり、アドバイスをし合ったりすることが大切でした。

      

 課題をクリアするたびに、振り返りを行い、感じたことや学んだことを言葉に表していました。

   

 活動の最後に生徒が発表していた感想を紹介します。

・頼ってもらえてうれしかった。

・一人一人の得意なことを生かし、弱点を補い合いながら活動できてよかった。

・失敗があっても声を掛け合って頑張る雰囲気を作れてよかった。

・協力して困難を乗り越えることができてよかった。達成感を味わえた。

・一人ではできないことを協力して活動し、より関係が深まった。

  

 リーダー研修会を通して、自分から意見を出すことが自然にできるようになった生徒たちです。今回の学びを今後の学校生活で生かし、よりよい学級や学校を作っていってほしいです。一人では難しくても、仲間といっしょならできるということを確信した生徒たちですから。仲間の力を信じて、頑張れ!!

PTA指導部のあいさつ運動

 6月27日(火)、昇降口前でPTA指導部3名の皆様が、あいさつ運動をしてくださいました。生徒たちも普段より一段と大きな声であいさつを交わし、さわやかな朝でした。早朝より御協力くださいまして、ありがとうございました。

  

学校訪問

 6月21日(水)、塩谷南那須教育事務所や矢板市教育委員会の先生方による学校訪問がありました。本校の目指し進めている教育について校長・教頭・教務主任が説明をし、先生方は授業をして訪問者から指導・助言をいただきました。

 今回は、塩谷南那須地区の5市町の教育長様も来校され、授業を見学していただきました。普段どおりに熱心に授業に参加する生徒の様子を見ていただけてよかったです。


● 国語「オオカミを見る目」:段落の役割や関係を捉え、文章を三つのまとまりに分ける。

 

● 国語「暑中見舞いの清書をしよう」:ICTを使い、暑中見舞いの清書をする。

 

● 社会「ヤマト王権と仏教伝来」:蘇我氏や聖徳太子が国づくりのために行った改革とその目的について、中国との関連に着目しながらまとめる。

 

● 社会「ヒトラーによる独裁政治の確立」:複数の資料から考察することで、ドイツの国会議事堂放火事件の真犯人を判断する。

 

● 数学「根号をふくむ式の乗法や除法」:根号をふくむ式の乗法や除法の計算方法を理解して計算する。

 

● 理科「重さ・体積と物質の区別」:金属どうしを密度に注目して区別する。

 

● 英語「Plans for the Summer」:助動詞willを使って予定について伝え合う。

 

● 音楽「言葉の抑揚を生かして旋律をつくろう(創作)」:俳句の雰囲気を感じ取り、言葉の抑揚を生かした旋律をつくる。

 

● 保健体育「器械運動(跳び箱運動)」:基本的な技の習得をする。

 

● 道徳「ぼくにもこんな『よいところ』がある(向上心、個性の伸長)」:自己を見つめ、自己理解と自己受容を図ることで、個性を伸ばし充実した生き方につなげようとする意欲を育む。

 

● 学級活動「支え合う人間関係をつくろう」:集団や社会の一員として、よりよい生活や人間関係を築く方法やその重要性について理解し、集団の中での望ましい人間関係づくりを友達との協働を通して考え、表現する。

 

● 総合的な学習の時間「自分のなりたい職業の適性を調べ、自分の進路について考えよう。」:職業の仕事内容や適性について話し合い、自分の進路について考える。

 

● 自立活動「人間コピー機」:ゲームを楽しみながら、友達の良さを見つける。

 

「生徒が意欲的に取り組み、集団で学ぼうとする雰囲気が醸成されている。」「生徒同士が落ち着いた態度で学び合っていた。」などのコメントをいただきました。

 生徒を取り巻く環境は、急激に変化しています。教える側もそれに対応していくため、日々学び続ける必要があります。このような訪問は、生徒の生きる力を育むために、学校経営方針や普段の授業を振り返ったり、授業力向上のヒントを得たりする機会です。
 今後も、「本校で学ぶことができてよかった」と生徒・保護者・地域の皆様から思っていただけるよう教職員一同、努力していきます。

地区総合体育大会②

 6月17日(土)、ソフトテニス部の個人戦がありました。9日(金)が雨天のため延期になっていた試合でした。3年生にとっては最後の大会、2ペアが県大会出場をかけた準々決勝に進出しました。敗者復活戦で惜しくも負けてしまいましたが、本当によく頑張っていました。

        

リーダー研修にむけての事前学習会

 6月12日(月)、矢板市教育委員会生涯学習課から社会教育主事の海瀬裕之先生をお招きして、事前学習会を実施しました。

 海瀬先生は以前本校にもお勤めしていましたので、懐かしい写真から生徒も親近感がわいていたようです。

 

 集団には4つの段階があり、形成期・混乱期・規範期・達成期と成長していくそうです。

 集団を発展させるために何が必要なのかを理解した後に、具体的にどんなことができるかをグループで話し合いました。

   

 生徒の振り返りから感想を紹介します。

・チームが成長するのに、段階があることを知って驚いた。やっぱりコミュニケーションは大事なんだと改めて思った。

・仲間には一人一人得意・不得意があり、それを補い合ってチームになっていくと思った。強みや弱みを認め合って助け合いたい。

・自分の力ですべての役割をこなすことだけがリーダー性ではなく、友達の力を借りて役割を分担することもまたリーダー性だとわかった。

・いろいろな人の得意を分担すると、よりリーダー性が高まり、よい「チーム」になると思う。

・どんなことをするにも「自分から」ということが大切だとわかったから、周りをよく見て、今自分は何をすべきかを考え、失敗を恐れずにチャレンジしたい。

  

   今回参加したのは、生徒会役員・各専門委員長・学級委員長の27名です。このメンバーで6月25日(日)には、リーダー研修会を宇都宮市の冒険活動センターで行います。

 

ボランティア委員会の緑化活動

 6月16日(金)、久しぶりの晴天に恵まれ、ボランティア委員会が緑化活動をすることができました。矢板高校の生徒の皆さんが育てた花の苗を購入し、学校に届いてから1週間が経っていました。梅雨入りしていますので、毎日の雨模様で、やっとこの日がやってきたという感じでした。

    

 プランターやコンクリート製の学校の花壇ばかりでなく、今回はランチルーム前の階段状の花壇にも植えることができました。熱心に活動し、学校を花いっぱいにしてくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。今後は交代で花の水やりをするとのこと。よろしくお願いします。

    

第1学年 校外学習の様子

 第1学年は、校外学習で「那須どうぶつ王国」を訪問しました。

 到着時に降っていた雨も、班別活動開始後には止み、生徒はグループで協力しながら園内を散策していました。珍しい動物の生態を観察したり、屋外でグループごとにお弁当を食べたり、楽しく1日を過ごしていました。最後には袋いっぱいのお土産を抱えてバスに戻ってきました。

 生徒は普段の学校生活では体験できないことを数多く学んできました。今日の経験を、今後の学校生活に生かしてほしいと思います。

2学年 見学旅行の様子③

    班別行動もあと30分ほどとなりました。生徒は、タブレットPCを使って風景を撮影したり、訪問場所の感想を述べあったりしています。また、旅の思い出を残すために、会津に関するグッズなどにも興味を向けています。

   今、鶴ヶ城へ道案内をする生徒を見かけました。お礼を言われ、照れながらも応えるその姿に頼もしさを感じました

2学年 見学旅行の様子②

   鶴ヶ城公園は、遠足や中学生の班別行動、修学旅行などのグループ、一般の観光される方々で賑わっています。

   本校では市内巡回バスを使って行動するグループが8グループあります。今、そのうちの一つのグループが、無事にバスに乗って目的地へ向かいました。

   さて、昼食の時間帯になりました。会津若松市では、会津ソースカツ丼や、わっぱ飯などが有名です。事前に調べておいた昼食の場所で食べているのかどうか、気になるところです。

県民の日 検定

 6月15日(木)は栃木県の県民の日です。今年は栃木県誕生150年です。

 そこで、本校では、「県民の日 検定」がタブレットを通して生徒に配布され、TDタイム(朝の活動)に実施しました。栃木県のことが調べられるリンク先もあったので、調べながら15問の質問に答えました。

    

 一番難しかった問題は、

「日光にある世界遺産『日光二荒山神社』これはなんと読む?」

① にっこう ふたらさん じんじゃ

② にっこう ふたあらやま じんじゃ

③ にっこう ふたあらさん じんじゃ

④ にっこう にこうさん じんじゃ

  

 正解は①です。ちなみに、宇都宮にあるのは「うつのみや ふたあらやま じんじゃ」だそうです。

 また、「日光」という地名の由来は、男体山の古称が「二荒山」で、「ふたら」を音読みで「ニコウ」と読み替え、「日光」という文字を当てたとされたようです。

 

 最後の質問は、

「今から20年後、みなさんが大人になっている栃木県はどうなっていてほしいですか?」です。

いくつかご紹介します。 

・いろんな人に栃木県の良さを知ってもらい、都道府県の魅力度ランキングで上位に入っていてほしい。

・大きな建物や若者に人気なスポットがあっても自然の豊かは残ってるような感じ。

・お店が増えてほしい。都会っぽくなってほしい。空き家とかをなくしてほしい

・SDGsが進み、都市に近い町としてベットタウンとして栄える。

・ずっときれいな田園風景が残っていてほしい。 車がなくても生活できる環境になっていてほしい。

・「緑」と「都会の発展」のバランスが取れた住みやすいところになっていてほしい。

 

 生徒たちは、栃木県のよさを理解し、それを大切に思う気持ちがあることが分かります。

 未来を担う生徒たちが、今の気持ちを忘れず、今のうちに大いに学び、心に思い描く愛する郷土の姿が実現できるようその役割を果たしてほしいです。頼みますよ!

2学年 見学旅行の様子①

 2学年は、見学旅行で会津若松を訪れています。

 現在はくもり、気温は21℃。飯盛山訪問の際には、車酔いの生徒も2名いましたが、今は回復して会津若松市内の班別行動を行っています。班別行動も時間どおりに進んでいます。生徒は矢板市から貸与されたタブレットPCとWifiルーターを活用して、班の日程を確認したり、歴史を確認したり、また、栄養を補給したりして、次の訪問に備えたりしています。巡回用自転車も確保して、いまから巡回教員が出発します。

地区総合体育大会①

 6月8日(金)・9日(土)、地区総合体育大会がありました。梅雨入りとともに始まった大会なので、雨天延期する種目もありましたが、ほとんどの競技はこの2日間で開催されました。

 勝ち上がれば7月の県大会に出場することができますが、3年生は負ければ部活動から引退することになります。例年より1ヶ月早い引退の時期を迎えます。「絶対勝つぞ!」との思いを胸に戦う生徒の姿を追いました。

 

● サッカー(さくらグリーンフィールド)

 土砂降りの雨の中、最後まで諦めずに声を掛け合い、ボールを追う姿に感動しました。3年生は一人しかいない中、よくチームをまとめ、支えてきました。同じ相手に大差で負けた新人の頃に比べ、成長した自分たちの実力を感じることができたようです。

      

● 陸上競技(さくらスタジアム) 

 多数の生徒が県大会への切符を手にしました。(各種目3位以内が目安) 毎日、自分の目標を発表してから練習をしていた陸上部の生徒たち。自己新記録を目指して走る・投げる・跳ぶ生徒たち。応援の声を掛ける生徒たち。全員の姿をカメラに収めることができませんでしたが、かっこよかったです。

        

● ソフトテニス(氏家中学校) 

 団体戦3位! 4校総当たり戦の予選リーグでは2勝1敗の2位で通過し、準決勝まで進みました。県大会まであと1歩でしたが、頑張っていました。個人戦は、6月17日(土)に延期となりました。

      

● バレーボール(阿久津中学校)

 4校総当たり戦の予選リーグ、最終戦で1セット先取しましたが惜しくも負けてしまったと報告に来た生徒たち。とてもすがすがしい笑顔を見せてくれました。きっといいプレイができたのでしょうね。

      

● 卓球(塩谷中学校) 

 団体優勝、ダブルス優勝、シングルス優勝 3冠達成! 圧倒的な強さで地区大会を制覇しました。昨年度の新人大会に続き、3冠を達成するのですからすごいことです。ダブルス戦、シングルス戦ともに片岡中学校同士の決勝戦。決勝戦にふさわしい見応えのある試合でした。目指せ、関東大会!

        

 応援に駆け付けてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

 新型コロナウイルス感染症により大会そのものがなかった年、大会があっても無観客で行った年がありましたが、今回は、従来に近い形で実施することができ、応援の声も聞くことができました。

 生徒が部活動に参加するということは、休日の練習試合や大会の参加に向けて早朝からお弁当を準備したり送り迎えをしてくださったりと、家族の応援があってのことです。「引退する時、必ず言葉にして家族に感謝の気持ちを伝えること!」という壮行会での校長の話は、生徒たちは実行できたでしょうか。

部活動壮行会

 6月1日(木)、生徒集会があり、今回は1週間後に迫った地区総合体育大会にむけて部活動壮行会がありました。

 

 各部による意気込み発表と、この日のために結成された応援団による激励がありました。

 

 

 かつては、部活動紹介や部活動壮行会が毎年のように行われていましたが、コロナ禍で大会そのものもなくなったり、体育館に集まることもなかったりしたので、今の生徒にとっては初めての部活動に関する集会でした。

    

 それぞれの部がどんな思いで最後の大会に向けて準備をしてきたのか、どんな練習をしてきたのか、人数が多かったのか少なかったのかなど、発表を通して初めて知ることが多く、「互いのよさを認め合う」集会になったと思います。

    

 3年生にとっては最後の総体です。負ければ引退となります。そんな3年生を応援しようと有志で集まった応援団が、とてもかっこよかったです。昼休みを返上して日々練習を重ね、本気の応援をしてもらいました。「主体的に挑戦する」後輩たちの思いは、3年生にも伝わったことでしょう。

    

 これまで目標に向かって日々努力をし、仲間と共に励まし合い切磋琢磨してきた3年生です。いよいよ決戦の時が迫っています。7月の県大会、8月の関東大会を目指す発表もありました。
 残り1週間の調整期間、万全の準備をして最高のパフォーマンスができるよう頑張ってほしいです。

新体力テスト

 5月31日(水)、全校一斉に新体力テストを実施しました。これは、毎年継続的に測定することによって、生徒自身が自分の体力を自覚し、日々の健康管理や体力増進への意欲づけとなり、全国の小・中・高で実施しています。

 全種目、記録ごとに1~10点の点数にし、合計点数によってA~Eの評価に分かれます。年齢によって違いはありますが、おおよそ7点以上を平均して取ると、評価Aとなります。

(詳しくはこちらをクリック)

保護者の皆様には、懐かしく感じていることでしょう。実施項目が平成11年に変更となり、「新体力テスト」と呼んでいます。

 20mシャトルランという往復持久走と50m走は、体育の時間に測定しています。

この日の実施項目とその様子は次のとおりです。(7点獲得の目安の記録)

● 握力(男子43~46kg、女子28~29kg)

 

● 上体起こし(男子27~29回、女子20~22回)

    

● 長座体前屈(男子49~52cm、女子50~53cm)

   

● 反復横跳び(男子53~55点、女子45~47点)

    

● 立ち幅跳び(男子230~241cm、女子179~189cm)

      

● ハンドボール投げ(男子28~30m、女子16~17m)

    

 自分の記録更新に向けて精一杯頑張っているので、「頑張れ!」「あと少し!」「最後まで!」と、思わず声も出てしまいます。一生懸命な姿は、すがすがしくていいです!

 結果が楽しみですね。

 栃木県は、Aのうち全て8点以上の生徒にはS認定証が渡されます。さて、今年はどうでしょうか。

新体力テストの準備

放課後、生徒が一直線に並んでいるので校庭に出てみました。

 

近くに行くと…

 

新体力テストのハンドボール投げの会場を作っていました。

 

途中、素早く修正を指示する3年生。大きな声で的確に伝えるので、遠くにいた生徒もしっかり修正できました。

 

新体力テストでは、最後まであきらめずに取り組んで、昨年度の記録を更新してほしいです。1年生も、中学校で初めての新体力テストです。みんな、頑張れ!

生徒総会

 5月26日(金)は、生徒総会がありました。これまで本部と各教室をつなぐリモートで実施してきましたが、今回は3年ぶりに体育館で行い、全員が一堂に会する形にしました。

 

 全生徒の手元には14ページにも及ぶ資料があり、生徒会本部役員や専門委員長の発表内容の要約がプレゼン資料として正面に映し出されました。これらすべて、生徒が準備したものです。この日を迎えるまでの準備の大変さを考えると、生徒の英知の結集には、感動します。

 

<生徒会長からの話>

・生徒会本部として、新たな生徒会行事の企画・運営や専門委員会との連携から活気あふれる学校を作りたい。

・生徒会や各専門委員会がどんな目標の下でどのような活動をするのかよく聞き、一人一人が自分にできることを考えよう。

・みんなでアイディアを出し合って、さらに活力ある片岡中学校にしよう。

 

<生徒会本部、各専門委員長の発表>

          

 

<生徒からの質問>

     

 生徒会が掲げたスローガン

「一新紀元 ~新たな挑戦、新たな片中へ」

  今年の生徒会や専門委員会が、常時活動はもちろんのこと、どんな活動をして学校を盛り上げていくのか、楽しみです。生徒の活動を、応援します!

<生徒会本部役員と専門委員長>

 

第1回PTA理事会

 5月24日(水)、午後6時半から第1回PTA理事会を開催しました。

 今年度の理事の皆様にお集まりいただき、各専門部の組織作り、年間活動内容の確認と役割分担を行いました。それぞれの専門部には、6名のPTA総務部(副会長・会計)が一人ずつ入って進行をお手伝いするとともに、理事の皆様の積極的な参加で、話合いも短時間に終えることができました。

 PTAの各事業の運営を、1年間どうぞよろしくお願いします。

●PTA会長挨拶(校内放送で実施しました。)

 

●広報部(主に行事の際に写真撮影をします。)

 

●指導部(主に挨拶運動や通学路の安全確認をします。)

 

●施設部(主にカーテンの洗濯とPTA奉仕作業を中心になって進めます。)

 

●体育部(主にスポーツフェスティバルや学校保健委員会で協力します。)

 

●研修部(主に研修会を運営したり参加したりします。)

 

●学年委員(主に学年部会の進行や研修会に参加をします。)

1学期オープンスクール

 5月23日(火)、1学期オープンスクールを開催しました。あいにくの雨模様にもかかわらず、約90名の保護者の皆様が来校し、授業を参観していただくことができました。ありがとうございました。当日になっての授業変更等があり、御案内どおりには実施できなかったことをお詫び申し上げます。

  

 昨年度までは、感染症対策として廊下からの参観でしたが、今回は教室の中に入っていただき、生徒の様子をより近くで見ていただくことにしました。お子様の授業参加の様子ばかりでなく、学級の雰囲気、教室の掲示物や生徒の作品など見て、新年度がスタートして2ヶ月近く経った様子を感じていただきました。

  

 オープンスクールは2学期にもあります。また、2学期には総合的な学習の時間の学年発表会や総合文化発表会、保護者も参加できるスポーツフェスティバル等があります。また、夏休みと1月には三者・二者面談もあります。(3年生は進路関係でより多く来校していただくことになります。)お忙しい中ご協力いただく場面があります。どうぞよろしくお願いいたします。

市長講話(3年生)

 5月22日、矢板市長の齋藤淳一郎様を講師としてお招きし、3年生を対象に「将来のために、今、学ぶこと」と題して講演会を開催しました。

   

 3年生は、夏休みの高校一日体験学習の申込みをする段階で、いよいよ進路選択を本気で考える時期です。だからこそ、将来を見据え、自分の立てた目標に向かって逆算し、今は何をすべきかを考え、実行することの大切さをお話しくださいました。

   

 齋藤市長が政治家を目指しどのような努力をしてきたかは、とても具体的で生徒にもわかりやすかったと思います。これまで、総合的な学習の時間に様々な職業人のお話を聞いてきた生徒たちですが、まさか政治家や市長という「職業」について、知る機会を得るとは思ってもみなかったことでしょう。

  

 また、矢板市に対する市長の熱い想いを聞き、改めて我がふるさと「矢板」を見つめなおしたのではないかと思いました。今なお学び続ける市長の姿勢に、大いに刺激を受けた講演会でした。

 

第1回アタックタイム

 5月18日(木)、今年度初めての「アタックタイム」がありました。年間に10回計画されていて、今回は、1年生は理科、2年生は英語、3年生は国語でした。

 

 これは、学習内容の定着と自主的な学習の習慣を身に付けることを目的として、実施しています。1週間前に課題が出され、その課題の中から出題されたり、類題が出されたりします。全校一斉に、帰りの会前の10分間にテストを実施するので、問題数は多くはありません。努力した分、結果に表れるので、生徒の学習の励みになっています。学期ごとに成績上位者は表彰されます。

さて、今回はどうだったでしょうか。満点は何人くらいいたのでしょうか。楽しみです。

矢板市地域クラブ活動実証事業 説明会

 5月18日(木)、本校にて3つの部活動(サッカー、ソフトテニス、卓球)の保護者を対象に、説明会を実施しました。

 これまで学校教育活動の一環で実施していた部活動を、地域クラブ活動として移行する実証事業です。とはいっても、今年度は参加を希望する生徒が休日等に月1~2回、地域クラブの指導者に指導していただくというもので、今回は3つの部が対象となりました。これまでも顧問とともに外部指導者が指導する場面はありましたが、この地域クラブ活動では、顧問は指導せずクラブの指導者だけでの指導となります。そのために、クラブ活動中のけがや事故に対応する保険にも加入します。

 

 栃木県としては、生徒が主体的に多様なスポーツ・文化芸術活動に親しむことができる環境づくりに取り組んでいるところです。活動目標として、令和7年度までに、すべての公立中学校の休日の部活動を、1つ以上地域クラブ活動にすることを目指しています。

緊急点検! 校庭の安全確認

 5月17日(水)の昼休みに、校庭の安全確認を行いました。杭やくぎ、ガラス、大きな石などによるけがの未然防止のためです。お昼の放送で呼びかけたところ、ボランティアで約70名の生徒が集まりました。その気持ちがうれしいですね!

  

 バケツなどを手にして、一列に並び、校舎を背にして南側へ隙間なく確認する方法です。大勢の生徒が集まったので、10分足らずで作業は終了しました。小石はもちろんですが、杭やくぎなども見つかりました。

   

 安全な環境づくりに自分自身で関わることはとても大切です。意識して環境を見るようになり、新たな気づきも生まれます。学校の安心・安全を生徒とともに作っていくことは、とても意義のあることだと思います。さらに、保護者や地域の方とともに環境づくりができるようにしていきたいものです。

 

スケアード・ストレイト方式の交通安全教室

 JA共済連栃木様とJA塩野谷様の御協力により、5月15日(月)に自転車交通安全教室を実施することができました。

 

 はじめに、塩野谷農業協同組合代表理事組合長様から、事故の恐ろしさを実感することにより交通安全意識を高めることにつながるスケアード・ストレイト方式の意味について、お話がありました。矢板警察署長様からは、事故の再現場面からその事故の原因と対策を考えることや、事故に遭われた被害家族の悲しみについてお話がありました。

   

 あいにくの空模様でしたので、体育館にて実施となりましたが、プロ(シャドウ・スタントプロダクション)による交通事故再現スタントを目の当たりにした生徒たちは、大変驚いていました。生徒の振り返りから、いくつか御紹介します。

    

<学んだこと>

・事故の再現を見て、交通事故の怖さを知った。自転車同士の事故でもここまで衝撃があるのかと驚いた。これが自動車同士だったらひとたまりもないなと思った。ヘルメットの着用がいかに大事なことかがよくわかった。

・思っていたよりも自転車同士がぶつかったときの衝撃が強かった。今回は模擬交通事故だったが実際はもっと悲惨で恐ろしいかもしれないから、危機感をもった。 自転車に乗っている側の少しの不注意で事故が起こることを改めて実感したから、一人ひとりが細心の注意を払って乗るべきだと思った。

・命は一つ誰にも平等にあり、それを大切にしないと残された人が悲しむということや、脳は脆いのでヘルメットの着用は必要なことなのだと改めて実感した。

   

<今後の生活に活かしていきたいこと>

・プロのスタントマンさんが命をかけて事故を再現してくださったので、今回のようなシチュエーションを想像しながら、考えて自転車に乗りたいと思う。

・再現で見たような事故を防ぐために、周囲の確認、交通ルールの厳守などを意識しようと思った。「ルールを守ればルールが自分を守ってくれる」ということを覚えておこうと思った。

・ヘルメットの着用は努力義務だけど、大切な家族を守るためにヘルメットの着用を家族内に呼びかけたい。

・私の通学路は、国道もあれば、細い一本道もあるので、必ず左側通行で車や歩行者、障害物を確認しながら乗ろうと思った。今回のスケアード・ストレイトで、本当に小さな気の緩みが事故につながるから、常に「自転車に乗ってるときは初心にかえる」を意識したい。また、周りでルールを守ってない人などには、生徒会としてできる範囲で呼びかけたり、学校全体で強化できるように話し合ったりしようと思った。

  

入学して1か月(1年生)

 1年生は、本校に入学してから1か月が経ちました。さわやかな挨拶をする生徒が多く、礼儀正しい様子も感じられます。年度当初は検診等いろいろな行事がありますが、各教科の学習が進み、軌道に乗ってきたところです。何人かの生徒に話を聞くと、

「少しずつ慣れてきて疲れはしますが、楽しいです。」

とのこと。勉強、運動、係や委員会活動、部活動と、新しい環境に対応しようと一生懸命な様子をご紹介します。

 

〇TDタイム

 始業後15分間は、タブレットの問題を自分で選んで解き、学力向上につなげます。

 

 

〇授業の様子

 意欲的に取り組んでいます。

   

〇検診や検査

 5月11日は、血液検査がありました。これまでも歯科検診や腎臓検診(尿検査)があり、来週は内科検診があります。病気の早期発見はもちろんですが、自分の健康に関心を持ち、自分の健康は自分で守ろうとする気持ちや態度を育てることを目的に実施しています。

  

〇給食の準備

 衛生に気を付けながら、落ち着いた準備風景です。話をせず、整然と準備をすることができます。

  

〇昼休み

 教室で係の仕事をしたり、校庭で元気に遊んだりしています。1年生と2年生の混合チームで、仲よく遊ぶ様子には感心します。片岡小学校出身の生徒が中心になって始まった遊びに、他校出身の生徒も加わり、元気に遊んでいます。

   

〇部活動

 ゴールデンウィーク後、1年生も本格的に始まりました。上級生との体力・技術の差はありますが、先輩を目標に一生懸命取り組んでいます。

  

英語「話すこと」に関する調査

 5月9日(火)、3年生は英語「話すこと」に関する調査を実施しました。これは、4月に行った全国学力・学習状況調査の一部で、英語の4技能「聞くこと」「読むこと」「書くこと」「話すこと」のうち、「話すこと」に特化して行われるというものです。

 ICT端末を用いたオンライン方式で、ネットワーク等の負荷を分散させるため日程調整が行われています。本校の指定日が5月9日で、学級も3グループに分けて分散して実施しました。

 ヘッドセットを通じて自分の音声を録音し、そのデータが文部科学省のシステムにアップロードするというものです。ICTを使いこなす生徒の姿がそこにはありました。みんな、頑張っていました。

「お昼の放送」再開

 生徒会メディア委員会による「お昼の放送」が、3年ぶりに再開しました。これは、給食の時間にメディア委員の生徒が、献立やその日の給食についての一口メモを放送します。5月9日は、豆乳パンナコッタがデザートに提供されましたので、「豆乳」についての話がありました。

 また、「今日の記念日」のアナウンスもありました。5月9日はアイスクリームの日、黒板の日だそうです。そして、生徒たちが選曲した音楽を流し、給食の時間に彩りを添えていました。

 

 感染対策は継続しますが、少しずつ以前の学校生活が戻ってきています。すべて過去に戻すのではなく、コロナ禍によって新しく取り組んだ良いものは継続し、生徒の主体性を尊重しながら常により良いものを目指していきます。

修学旅行5

 これまで3日間の様子について、時間を追って紹介してきました。最後は、実行委員を中心に「生徒自身が修学旅行をつくる意識」で行動していた様子をお知らせします。

 実行委員は10名。今回の修学旅行に向けて実行委員会が結成されました。事前に何度も話し合いを重ね、スローガンを決めたり役割分担をしたりして、準備を進めてきました。

スローガン: 「古都の伝統に触れ、友情を深める旅 ~歴史の世界へおいでやす~」

 このほか、しおり編集委員も活躍しました。様々な人が関わって実現した修学旅行でした。

  

 修学旅行当日、実行委員は出発式に向けて、早朝の片岡駅に集まってきた生徒たちへ呼び掛け、整列させるところから始まりました。

 

 旅行中にも、実行委員が公共のマナーについて気付いたときに自主的に言葉を掛けたり、次の場面で必要なことを先に伝えられるようしおりを見て確認をしたりしていました。

 

 はじめの頃は、実行委員からの発信が多かったのですが、それに協力し生徒一人一人が全体のことを考えて行動する様子が増えていきました。生徒の感想にも表れているので一部紹介します。

「実行委員がクラスの人に大きな声で指示をしていたのですごいなと思いました。」

「人員確認をするときに班のみんなが『全員いるよ!』などと声を出してくれたり、手を振ってくれたりしてくれたのでとてもスムーズに行うことができた。とてもありがたかった。」

「バスでも新幹線でもどの場面においてもみんな自分で考え行動し、先生への負担は少なかったと思う。」

  

(班別研修の会計係が、残金を分配するために計算をしている様子。実行委員以外の生徒たちも活躍していました。)

 

 旅行中も、旅館では実行委員会議を行い、良かったことや改善点を話し合い、翌日の朝食の時に連絡をしていました。実行委員の連帯意識が高まり、日中も声を掛け合う様子が多く見られました。

  

 最終日の朝に荷物を発送するため、1階のロビーに荷物を出す順番を考えたのも実行委員のアイディアです。3階の生徒の荷物から順番に館内放送を使ったり各階にいる実行委員が呼びかけをしたりして、6階の生徒の荷物までを、狭い階段を混乱なく短時間に行うことができたのは素晴らしかったです。この頃になると、みんなのために役に立つ行動をする楽しさを感じていた様子が見て分かりました。

   

(生徒たちは実行委員の方へ意識を向けている写真)

 

 東京からのバスがいよいよ片岡中学校に到着するというとき、生徒の目に映ったのは、暗闇の中、全ての教室の電気が付いていて明るく輝く校舎からの光です。「帰ってきた」という思いを感じたことでしょう。生徒の帰りを待っていた先生方の粋な計らいです。バスを誘導する先生方も多く出てくださっていました。

 バスを降り始めた生徒たちから「実行委員は全員先に降りたかな?」という発言が聞こえました。実は、実行委員が代表して出迎えてくださった先生方にお礼の挨拶をするためだったのです。

 事前に生徒同士で打合せをしていたのでしょう。実行委員に協力する他の生徒の気持ちもうれしかったです。先生方ももちろんですが、生徒も粋な計らいができるのですから、感動しました。

 

 最後に、生徒の感想をいくつか紹介します。多くのことを学んだ様子が、言葉になって表れています。御家庭の皆様の御協力あっての修学旅行でした。本当にありがとうございました。今回の学びを、今後の日々の学校生活につながるように、連続性を意識させていきたいと思います。

 

・修学旅行先でも感謝の言葉などのお礼やあいさつは欠かさずすることができたので続けたいです。

・3日間だけではあったけど、ここまで長い時間クラスの人と過ごしたことはなかったので、皆のことをより知ることができました。

・一人一人が公共の場でのマナーを守り、常識のある行動を心がけていた。また、挨拶も誰かから指示される前に自ら進んでできていた。

・今回の修学旅行で私は、自主性などを身につけることができました。これからは、身につけた自主性を学校生活で生かしていきたいと思います。

・修学旅行を通じて友達の大切さを改めて感じました。班別研修や旅館の生活は仲間の協力があったからこそ成り立ったのだと思います。友達と協力することを忘れずに、今後の合唱コンクールや受験でも支え合っていきたいです。

・修学旅行を通して、主体的な行動や仲間との協調性が修学旅行を楽しく過ごすための必須能力なのだとわかった。これから行われる行事などに修学旅行で学んだ主体性・協調性のスキルを生かしていきたい。

・修学旅行で学んだ「自分で考えて行動する」というのを日常生活でも頑張ってやっていきたい。色々な人の支えや協力があって行くことができたので、感謝の気持ちを忘れないようにしたい。

修学旅行4

 今回は、修学旅行3日目(4月25日)についてお伝えします。

 この日は、2日間お世話になった旅館を学級ごとに出発し、「京都クラス別半日研修」を実施しました。それぞれの見学先を見て回り、最後は京都駅で合流です。

 その後、新幹線に乗って東京駅へ、東京駅から学校までをバスで移動して、無事に全員が揃って帰校することができました。引率側としては、安堵の瞬間です。保護者の皆様には、お迎えに駆け付けてくださり、ありがとうございました。

 それでは、各クラスの半日研修の様子をお知らせします。

●1組(東寺、組紐づくり、北野天満宮)

          

●2組(北野天満宮、鈴虫寺、京都タワー)

       

 2組は鈴虫寺で法話を聞きました。その感想を最後にご紹介します。

「鈴虫寺の法話で即今只今という言葉を習いました。夢が決まっていない僕にとってこの言葉は、とても心に響きました。今後は将来に向けてすべきことを、精一杯取り組んでいきたいと思います。」

修学旅行3

 修学旅行2日目(4月24日)についてお伝えします。

 この日は、京都市内グループ研修です。1班あたり3~4名の生徒で16の班に分かれ、タクシーを使って事前に計画した見学場所へ移動します。タクシーの運転手さんがガイドをしてくださるので、生徒はより詳しく見学先について学習することができます。

 見学先は各班バラエティーに富んでいますが、一番人気は清水寺で16班のうち15班が見学しました。次に多かったのは、11班が選んだ伏見稲荷大社でした。その次は9班が選んだ金閣寺でした。歴史的建造物の多い京都ですが、世界遺産や国宝といわれている場所をいくつも巡ることができるタクシー研修を、生徒は存分に楽しむことができました。

  

 また、例年人気がある太秦映画村にも6つの班が見学に行きました。(中央の女子3名は本校生徒です。)

 最近の傾向と思われるものとして、世界に誇る日本の文化「漫画」に関する見学先もいくつかありました。和菓子を作ったり着物を着たりする体験を楽しむ班もありました。おいしいものを食べ、家族へのお土産を買い、本物を見たり体験したりした2日目は、非常に心に残った一日だったと思います。

              

修学旅行2

 3学年の修学旅行が終わり、1週間が経ちました。

 通常の学校生活を過ごす中で、旅の疲れからも少しずつ回復してきていることでしょう。

 さて、遅くなりましたが、修学旅行の様子を何回かに分けて紹介していきます。

 今回は、1日目(4月23日)の奈良見学の様子を中心にお伝えします。

 

1 出発式

 午前5時40分、片岡駅に参加予定の生徒全員が集合することができました。これまでの準備に加え、早朝から送り出してくださった保護者の皆様には、心より感謝申し上げます。

 

 午前6時に出発式があり、実行委員長より次のように挨拶がありました。

・学校生活では経験できないような活動から、古き良き日本を感じたり、友達のよさや新たな一面を発見したりしましょう。

・集団行動や公共のマナーなど一人一人が意識して、気持ちのよい修学旅行にしましょう。

・保護者をはじめ計画・引率にかかわる先生方等、支えてくださる方々への感謝の気持ちを忘れず思い出に残る修学旅行にしましょう。

  

 学校長からは「自分たちの修学旅行を自分たちで主体的につくる意識」の話がありました。

 その後、学年主任の話を聞き、見送りに来てくださった先生方等へ挨拶をしていざ出発です。

 

2 片岡駅→宇都宮駅→東京駅→新大阪駅→奈良 への移動

 東京へ向かう新幹線の中で各自が用意してきた朝食を食べ、東京から新大阪に向かう新幹線では昼食のお弁当を食べました。厚い雲に覆われていたので富士山の頂上を見ることはできませんでしたが、おやつを食べたりトランプをしたりして、車中を楽しく過ごしていました。

      

 新大阪駅からはバスで最初の見学地である奈良へ出発です。

 

3 見学地①:法隆寺

 奈良時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築として有名な法隆寺。多くの修学旅行生が見学に来ていました。バスガイドさんの上手な誘導のおかげで、金堂(法隆寺のご本尊を安置する聖なる殿堂)、五重塔(釈尊の遺骨を奉安する仏教寺院における最も重要な建物、ストゥーパ)を見学しました。また、室内では八頭身のすらりとしたお姿の百済観音像などを見学することができました。

      

4 見学地②:薬師寺

 国宝・東塔は12年間に及ぶ解体修理を終え、落慶法要が営まれている時期に見学というご縁に恵まれました。

   

 はじめに法話を聞きました。「人は必ず最期を迎える。人生を決断するのは自分自身。動き出す年齢に来ている。」と、中学生に向けて分かりやすくお話くださいました。自分で考え自分で行動する大切さについて説かれていました。

  

 その後、金堂や大講堂を見学しました。

 

5 見学地③:奈良公園、東大寺大仏殿

 初日の最終見学地は鹿で有名な奈良公園と、東大寺大仏殿です。自由時間に鹿せんべいを購入して、鹿との触れ合いを楽しむ姿も見られました。

      

6 旅館

 学級ごとに旅館の方に挨拶をして、いざ自分たちの部屋へ。大広間での食事、大浴場での入浴、部屋でトランプをしたり恋ばなに盛り上がったりしたことなど、数々の思い出ができたことでしょう。