今日のできごと

日誌

外国語の授業(三春校)

6年生が、心に残っている思い出について英語で伝える学習をしました。

 

“My best memory is our swimming meet.

 We went to Kawauchi Elementary School three years ago.

 We swam fast. I enjoyed doing the crawl.”

コロナウイルス感染症が広まる前までは、川内小学校において、4校合同の水泳記録会が行われていました。

水泳記録会の後は、一緒に給食をいただいたり交流会を開いたりして、親睦を深めていました。

 

"My best memory is our school trip.

 We went to Disneyland three years ago.

 I enjoyed riding a roller coaster.

 I ate a Mickey popsicle.It was delicious.”

このホームページでもご紹介した、ディズニーランドに行ったときの思い出を話してくれました。

ALTのバイロン先生もディズニーランドに大変詳しく、いろいろ教えてくださいました。

 

教員からのたくさんの質問にも、自分の知っている英語を使って何とか伝えようとする姿が印象的でした。

6年生にとっては、小学校生活も残り4か月となりました。これからもたくさん思い出を作ってほしいと

思います。

新校歌の歌唱練習(富岡校)

クリアタイムの時間、全校生を集めて高学年がこんな提案をしてくれました。

「新しい校歌の練習を頑張ろう」

 「低学年は元気に」「中学年はリズムに気を付けて」「高学年は音程に気を付けて」

大友さんは本校の校歌制作に向けて熱い思いをもって取り組んでくださっていること、12月でレコーディングしたものはずっと残っていくこと。そのためにも、上記の提案に気を付けて歌おうということでした。

これまでも、各学級では朝の会等で新校歌の練習をしていて、歌詞もだいぶ覚えてきましたが、みんなで一緒に練習してもっとしっかり歌えるように、2つのグループに分かれて練習しました。

12月に大友さんが登校してレコーディングする時には、子ども達が元気に歌う声が残せるように練習を続けていきます。

東日本大震災被災校援助 教育設備品寄贈 ベルマーク(富岡校)

公益財団法人 ベルマーク教育助成財団様より教育備品をいただきました。主に環境整備や備品準備等で使用させていただきたいと思います。ありがとうございました。

 落ち葉の清掃に大活躍の送風機。バッテリー式でパワーもあり、とても使いやすいとのこと(用務員さんより)

電動空気入れです。タイヤやボールなど、いろいろなものに使え、空気圧も指定できます。

2つの機器は同メーカーなので同じバッテリーなのがとても使いやすいです。

出張出前講座(三春校)

9月に引き続き、今月も富岡町さくらスポーツの林さんをお招きし、幼稚園のお友達が楽しく

運動遊びをしました。

 

前回の運動がすごく楽しかったので、この日を楽しみに待っていました。

 

今回はボールを投げたり捕ったりするだけでなく、バランスをとることにも挑戦です。

空気が抜けたボールを使って、上手に積み上げられました。

 

首の後ろにのせたボールを落とさないように、慎重にマーカーの上を歩いていきます。

こちらも上手にバランスをとりながら歩くことができていますね。

 

林さんと一緒に運動をしていると、楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいます。

次回の出張出前講座は1月の予定です。今からとても待ち遠しいですね。

とみおか交流会(三春校・富岡校)

本日、とみおか交流会を行いました。三春校の小中学生が富岡校に移動して一緒に学習などをして交流しました。先日は持久走大会を三春校で実施しましたが、今回は富岡校で一緒に勉強しました。

2階ホールではじめの会を開き、校長先生からお話を聞いたり日程の確認をしたりしました。

3校時は各学級の授業でした。

高学年は、そのままホールで少しアイスブレイク。いくつかゲームをしていくうちに打ち解けてきました。その後、教室でソーシャルスキルの学習を行いました。

低学年は、教室で自己紹介をしたあとに生活科の「お店屋さんを開こう」で楽しい時間を過ごしました。3つのグループに分かれて、店員役とお客役を交代しながらたくさんのお店で楽しみました。

4校時目は、全校生でドッチビー。上学年と下学年に分かれて、雪合戦形式や王様ドッチなどのドッチビーで夢中になって楽しみました。

お昼は、鳥藤本店様からのご寄付で、浜鶏カレーをいただきました。

本当においしいカレーで、子ども達は夢中になって食べていました。ごちそうさまでした。

午後は、カレーを提供してくださった鳥藤本店社長 藤田 大 様から、キャリア教育の一環として講演会を開いていただきました。これまでの店の歴史や、震災で被災してからどのように乗り越えてきたかをお話しいただきました。時間が限られていたため、大事なことについて要点だけお話しいただきましたが、心に残る金言をたくさん教えていただきました。きっと、その一つ一つにエピソードや思いがあるのだと感じました。また機会があったらまた子ども達に話していただきたいと思います。

 三春校と富岡校が交流できた貴重な一日となりました。子ども達にとって心に残る思い出がまた一つ増えたと思います。

研究授業(富岡校)

本日は、5年生英語の研究授業を行いました。

まずは、担任とALTのスモールトークから。外国料理のお店の設定で、お客役のALTがウエイトレス役の担任に料理の質問をしました。でも、はじめのお店では、料理の説明ができなくて客さんが帰ってしまいます。次のお店では、材料などの説明をしたので、注文してもらえました。

見ていた子ども達も、「説明が足りなかったから注文してもらえなかった」と気づき、今日のめあては「客に料理の魅力を伝えよう」となりました。

 子ども達は、事前にいろいろな国の料理のメニューを準備していました。これから、どんなことについて調べるかをみんなで確認し、「材料」「味」「食べ方」などを本やインターネットで調べることになりました。

 本やインターネットで調べる子ども達。インターネットで調べるのも慣れています。本では材料などをすぐに調べられました。インターネットでは、英単語だけでなく、その単語の発音を音声で聞くことができました。

調べたら、実際に会話の練習です。先生方のお手本を見て、お客と店員のセリフの練習をしました。自分で調べた単語を使って、料理の説明ができるでしょうか。

ペアになって練習。調べたことをもとに、交代しながらセリフの練習をしました。

最後は代表のペアが前でやって見せてくれました。自主的に発表でき、素晴らしかったです。

普段の英語は、決まった言い方や単語を練習しますが、今回は自分で必要だと思う言葉を調べて、自分で取捨選択した言葉を伝え合いました。調べるのは大変でしたが、頑張って伝えられたことに子ども達は満足気でした。今回の学習を、次回はお客役の6年生と勉強するので楽しみです。

あの日 あの時(三春校)

今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日 あの時」です。

今回ご紹介するのは、富岡町老人クラブのみなさんとの思い出です。

 

これは、郡山市にあった富田仮設住宅近くの畑で行ったサツマイモ掘りの様子です。

富岡町から郡山市周辺に避難されている老人クラブのみなさんが、三春校の子どもたちのために

集まってくださいました。

 

 「世代間交流」や「昔遊び」の学習では、みなさんそろって三春校に足を運んでくださり、

お手玉や紙飛行機などで一緒に遊んでくださいました。

 

運動会前には、震災前から行っていた恒例プログラムの盆踊りを毎年教えに来てくださいました。

また、総合的な学習の時間には、富岡町の記憶がほとんどない子どもたちのために、富岡町の名所や

行事などについてインタビューに応じてくださったこともあります。

 

老人クラブのみなさんの中には、震災前はお孫さんと一緒に暮らしていたのに、避難後は離れて生活して

おられる方も大勢いらっしゃいます。

「学校に来ると、孫に会っているみたいで本当に楽しいわ。」とおっしゃっていた言葉が忘れられません。

 

富岡町老人クラブのみなさま、コロナウイルス感染症が広まってからはなかなかお目にかかることが

できなくなってしまい、本当に残念です。またお目にかかることができる日を楽しみにしています。

全校集会(三春校)

今回の全校集会では、12月に予定されているふるさと創造学サミットについて

話し合いました。

 

各学校の発表時間は決められているので、各学年の発表内容を共有すると共に、

今の段階でどの程度時間がかかるか確認してみました。

 

お互いの発表内容について、良かった点や改善点について意見を出し合いました。

どの学年も、発表内容を精選したり資料や伝え方を工夫したりしていく必要があることを

確認することができました。

 

ふるさと創造学サミットに参加するのも、今年度で最後となります。

自分たちの学習の成果を伝えられるように、しっかりと準備を進めていきたいと思います。

テーブルマナー給食(三春校)

食事のマナーの向上を目指して、テーブルマナー給食を実施しました。

 

主任栄養技師から、ナイフ・フォーク・スプーンなどの種類と使い方、食事が運ばれてくる順番や

食事中のマナーなどについて説明を受けます。

 

 フレンチサラダ、スープの順に配ばれてきました。

みんな音を立てずに、上手にスープを口に運んでいますね。パンは1口サイズにちぎっていただきます。

ちなみにウェイターを務めているのは、慌ただしく検食を済ませてくださった教頭先生です。

 

本日のメインディッシュは、デミグラスソースハンバーグです。

ハンバーグはもちろんですが、付け合わせの野菜もとてもおいしかったです。

 

最後は、チョコレートケーキと紅茶をいただきました。

新型コロナウイルス感染症が広まってからは、給食の時間はいつも静かにいただいています。

この日ももちろん黙食でしたが、いつもと違った華やかな雰囲気を味わいながら、テーブルマナーを

学ぶことができました。ごちそうさまでした。

研究授業(富岡校)

1年生の道徳で研究授業を行いました。

先生が、自分の得意なこと・苦手なことを紹介。

みんなも考えて書いてみようと声をかけました。

ワークシートに「苦手なこと」「得意なこと」の順で自分のことを書きだしてみました。たくさん書いてくれた子もいましたが、得意なことについて悩んでいる子もいました。自分のいいところって、なかなか書きにくいですね。

教材文「ぼくにもあるかな」でも、主人公のちゅうたが友達のよいところにたくさん気付いて、自分にもよいところがあるのかなと悩んでいました。お話の中身がよりわかるよう、お話を聞いた後で役割演技をしました。

役割演技をしながら、登場人物の思いを考えてみました。登場人物になりきったことで、気持ちが想像しやすかったようです。

 登場人物の気持ちが分かったところで、友達のよいところを書いてみることになりました。先生が「みんなのよいところ、書ける?難しいかな?」と聞くと、「書ける、書ける!」と子ども達。

 熱心にお友達のよいところを書いていました。なかには、2枚書いたり、先生方の分も書いたりする子もいました。

 

せっかく書いたので、お友達にお知らせ。教えてもらった方は、はにかみながらもニコニコ顔になっていました。

 

半年以上一緒に生活してきた1年生は、お友達のよいところにたくさん気付いていました。たくさん書きたい、伝えたい、という子ども達の様子がとても素敵でした。これからも、お互いのよいところをたくさん見つけて、仲良く生活していってほしいと思います。 

体育の授業(三春校)

2年生の低い障害物を乗り越える運動遊びと、5、6年生のハードル走を合同で行いました。

 

3歩のリズムで走り超えることができるように、自分に合ったインターバルの距離を選択したり、

振り上げ足や抜き足の動きを確かめたりしながら練習します。

 

この日は、それぞれの自己の記録の伸びに応じて得点を付けることになりました。

やる気満々の2年生も、低いハードルで挑戦してみることになりました。

 

遠くから踏み切って、振り上げ足を真っ直ぐに振り上げられているでしょうか。

 

お互いの走りをタブレットで撮影し合い、改善点や良さについて話し合います。

「もうちょっと体を前傾させて走り超えられるようにしたいな。」

「振り上げ足の反対側の腕を、つま先に近づけるように意識してみたら。」

 

 子どもたちのがんばりに触発されて、教員チームも必死です。

それぞれが高得点を出すことができ、満足のできる走りができました。

研究授業(三春校)

2年生国語科の研究授業を行いました。

 

尋ねたり応答したりするなどして少人数で話し合う活動なので、葛尾小学校のお友達と一緒に

学習を進めてきました。

 

まず、前時までに勉強してきた「聞き名人」や「話し名人」になるための大切なことを確認します。

お互いの相談事に対して、話をつなげながら考えを出し合うことができるでしょうか。

 

「読書タイムの時に読む本を、なかなか決められなくて困っています。どうしたら早く決められますか。」

「大好きな本を借りればいいと思います。理由は迷わないからです。」

「質問です。大好きな本を全部読んでしまったのですが、どうしたらいいですか。」

「また読めば、新しいおもしろさが見つかるかもしれません。」

「別な考えはありますか。」

「本棚の右から左に順番に読んだらいいと思います。」

「順番に読んでいくんですね。読んだことのない本がありそうで、おもしろそうですね。」

「順番に読んでいけばすぐに決まるし、全部読んだらすっきりすると思います。」

「右から左に読んでいこうと思います。読んだことのない本もあるし、こんな本もあったんだと

 見つけられるかもしれないからです。」

 

両校の先生の助けを借りながらも、質問したり復唱して確かめたりしながら話をつなげ、

無事に悩みの解決方法を見つけることができました。

 

 

 今日の話合いのふり返りでは、3人とも聞き名人・話し名人に近づくことができたようです。

明日の合同授業も楽しみですね。

クラブ活動(富岡校)

今日のクラブ活動は、スライムづくりでした。高学年が中心となって準備をしたり、説明をしたり、下級生の面倒を見たりしてくれたおかげで、楽しい時間を過ごすことができました。

お話会(富岡校)

図書支援員の村上さんが、昼休みの時間にお話会を開いてくれました。

今回は、絵本の読み聞かせではなく、パネルシアターで場面にあったイラストを見せながら「タニシ長者」というお話をしてくれました。子ども達は興味津々で集中してお話を聞いていました。

あとでイラストを見せてもらいました。パネルにイラストが付くのは磁石がついているからかと思ったら違いました。パネルもイラストも不織布のようなものでできていて、引っかかっているような感じでした。しかも、このイラストは村上さんが以前作ったものだそうです。他にもいくつかあるようなので、またお話会を開いてほしいと思います。

東京都、岡山県との交流(三春校)

東京都東大和市立第十小学校と岡山県久米郡久米南町立弓削小学校のみなさんと、

オンラインで交流授業を行いました。

先月行った交流授業でも大変盛り上がりましたので、今日の授業をとても楽しみにしていました。

 

今回は、6年生がアートカードを使って図画工作の授業を行います。

最初に行ったのは、定番のスリーヒントクイズです。

早速、第十小学校から出題されました。

①「波みたいです。」

②「見ていると心が穏やかになります。」

③「和を感じます。」

 

 「これじゃない?」「こっちの方が和を感じると思うよ。」

正解は・・・

 

『紅葉の白砂壇(法然院)』でした!

「ああ、確かに。」「言われてみれば、もみじの葉がいかにも和って感じがするね。」

 

 

三春校からも出題してみました。

①「こわい感じがします。」

②「ずっと続いているように思います。」

③「あつい。」

 

「正解は、⑫番の『鳥取砂丘』です。」

弓削小学校や第十小学校からは、正解した友達がいた一方で、

「ええっ、⑦番 かと思った。」「㉒じゃないんだ。」という声も聞こえてきました。

 

さらにレベルの高い、「一言せりふゲーム」も行いました。

これは、その名の通り、アートカードを見て感じたことを一言で表します。

 弓削小学校のお友達は、この作品を見て、一言何と言って出題したと思いますか。

 

「あの人、いかさましてるわよ。」

この作品名も偶然「いかさま師」なのですが、見事に一言で言い表していますよね。

おかげで、みんな正解することができました。

 

今回の交流授業を通して、同じ作品を見ても人によって様々な見方や感じ方があることに気が付いたり、

1つ1つの作品をじっくりと見たりすることができるようになりました。

第十小学校と弓削小学校のみなさん、楽しくて45分があっという間に過ぎてしまいました。

次回もどうぞよろしくお願いします。

教育長さんのお話(三春校)

教育長さんは三春校で校長として勤務されていたこともあり、今でも時間を見つけては三春校の

子どもたちに会いに来てくださいます。

 

昨日は帰りのスクールバスまでの待ち時間を利用して、新しい富岡小学校の校歌制作について

話してくださいました。

 

このホームページで何度もご紹介している大友良英さんが、スタジオで校歌の音源制作をしている様子を

教育長さんが取材して、子どもたちに見せてくださいました。

 

大友さんには、「新しくできる学校の校歌をつくってください。そして、楽譜とピアノの音源をください。」

と教育長さんから依頼してあったそうです。

しかし、大友さんからは、「それだけでは私の気が済みません。」とお返事があったのだそうです。

 

大友さんは、たくさんのプロのミュージシャン仲間に声をかけ、スタジオで実際に楽器を演奏しながら

専門的な器材を使って校歌の音源を制作してくださっていました。

 

「この音源だけでは、まだ私の作品としては未完成です。この音源に富岡校と三春校の子どもたちの声を

 入れたいのです。なぜならこの校歌は私一人でつくった校歌ではなく、富岡校と三春校の子どもたちと

 一緒に考えてつくった校歌だからです。三春校の子どもたちは4月からそれぞれ別の学校に通うことに

 なり、この校歌を歌うことはないかもしれませんが、みんながつくった証として残さなければ、私の

 気が済みません。」

と、おっしゃってくださったそうです。

 

 

子どもたちも我々教職員も、大友さんのお言葉に大変感激しました。

「笑顔・元気・前向き・感謝」を大切にしてきた三春校の子どもたち。

レコーディングに向けて、大友さんや協力してくださった方々への感謝の気持ちをこめて歌いたいと、

みんな気持ちを新たにしていました。

 

三春校では、毎日帰りの会に全員で新しい校歌の練習をしています。もう歌詞も頭に入っています。

そして朝の会では、毎日全員で富岡第一小学校と富岡第二小学校の校歌も歌っています。

今回の校歌制作を通して、自分たちだけでなく、両親や祖父母、富岡町民のみなさんが歌い継いできた

現在の校歌も、同じようにいろいろな方が制作に携わってたくさんの思いが込められてつくられた校歌に

違いないということに気付いたからです。

どちらの校歌も大切にして、残り少ない三春校での学校生活を大切に送っていきたいと思います。

3校合同持久走大会(富岡校・三春校)

爽やかな秋晴れのもと、葛尾小と富岡校と合同で行われる持久走大会が、三春校で実施されました。

 

開会式では、各校の代表児童がめあてを発表しました。

「練習タイムよりも1分縮められるように走ります。」

「スタートから同じペースを守ってゴールを目指したいです。」

「3校の友達が一緒に走るので、思い出に残る走りをしたいと思います。」

 

低学年は1000m、中学年は1200m、高学年は1500m走ります。

葛尾小や富岡校からも保護者の皆様が応援に駆け付けてくださり、どの学年の子どもたちへも

大きな拍手を送ってくださいました。

 

こうして三春校で合同の持久走大会を開催できるのも、今年度で最後になります。

子どもたちもそのことが分かっているためか、走り終わって力を使い果たしている状態でも、

ゴールを目指して走っている友達へ惜しみない声援を送っている姿が印象的でした。

 

3校の全児童が三春校で一堂に会するのもこれが最後になると思いますが、

みんな最高の笑顔を見せてくれました。

最後まで全力を尽くした一人一人に、大きな拍手を送りたいと思います。

全校集会(三春校)

先日行われた全校集会では、養護教諭から感染症の予防について話がありました。

 

子どもたちからは、予防策としてマスクをすることやうがい・手洗いをすることなどが

挙げられましたが、今回は教室の換気について考えることにしました。

 

これは、教室に見立てた箱です。教室の窓と廊下の出入り口がある場所に開閉ができる所を設け、

線香をたいて煙の動きを観察します。

 

子どもたちは、どこを開けると効率よく換気をすることができるのか、興味深く調べていきました。

 

その結果、対角線上にある窓を開けることで、効率よく換気することができることを確かめることができました。

また、窓は全開にしなくても効果があることにも気が付くことができました。

 

これからストーブを使用する時期になると、換気の大切さを分かっていても、ついためらってしまうことが

あると思います。

今回自分の目で確認したことを自分で実践できる力を養うことを通して、感染症予防に努めていきたいと思います。

支援物資をいただきました(三春校)

尾張旭ロータリークラブの皆様から、今年度も「健康タオル」と「学習ノート」をいただきました。

 

尾張旭ロータリークラブの皆様は、これまで何度も三春校まで直接足を運んでいただいて、

支援物資と共に励ましの言葉をかけてくださいました。

上の写真は平成26年のものです。

 

        平成27年                 平成28年

 

        平成30年                  令和元年

これらの写真はほんの一部であり、毎年この時期になると届けてくださっています。

本当にありがとうございます。

 

子どもたちは、尾張旭ロータリークラブの皆様の真心がこもった支援物資をいただいて、

とても喜んでいます。

三春校は今年度で閉所となりますが、みんな元気に学校生活を送っています。

尾張旭ロータリークラブの皆様の長年のご支援に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

とみおか体験活動(富岡校)

本日は、子ども達が楽しみにしていた「とみおか体験活動」。町内の様々な場所を巡って、町のことを学びました。

はじめの目的地はリプルンふくしま。低中高に分かれて、3名のもりの案内人の方に施設裏の自然について案内してもらいました。木の実やちょっと変わった生え方をした木などを見つけて喜んでいた子ども達。普通に歩いていては気づかないことに気づかせていただいた時間となりました。また、戻って施設内の見学もでき、放射線について学ぶことができました。

次に、富岡漁港に行きました。海のそばに住んでいる子ども達ですが、あまり海に行く機会がなかったようで、とてもうれしそうに波で遊んでいました。波が寄せるスピードが思ったよりも早くて、濡れてしまった子もいました。

お昼にいったん学校に戻り、給食を食べた後は午後の部。まずは富岡町の西側にある滝川ダムを見学しました。役場の方に、特別に鍵を開けていただき、もりの案内人の方にダムの説明をしていただきました。滝川ダムの上から眺める紅葉は、最高でした。

次はとみおかアーカイブ・ミュージアムの見学です。主に映像資料とバックヤードを見せていただきました。バックヤードでは、町内に生息する昆虫を採集し、標本にしていました。今富岡町にこんな虫がいるという資料になるために標本にしているということでした。機会があったらまた見学したいと思います。

最後は、学びの森の見学をしました。教育委員会や大ホール、またその裏側などを見せていただきました。また、町の図書館ではミニお話会を開いていただきました。

いろいろな場所を回ったので、一日があっという間でした。今後、様々な活動を通してさらに町のことを詳しく学んでいきたいと思います。

クラブ活動(三春校)

早いもので、今回のクラブ活動が2学期最後のクラブの時間となりました。

 

この日は、アメリカンドッヂビーをする計画になっています。

 

毎度のことながら、クラブ活動には教員も一緒に活動しています。

子どもたちも、先生だからといって遠慮はしません。

うかうかしているとあっという間に当てられてしまいます。

 

王様ドッヂビーをするときには、各チーム念入りに作戦を練って試合に臨みました。

王様を必死に守っていることが伝わってきますね。

 

3学期のクラブ活動も、楽しい計画が予定されています。

みんなで三春校の思い出をたくさんつくっていきたいと思います。

歯科指導(三春校)

昨日11月8日は、「いい歯の日」でした。

給食を食べた後に、口の中の健康について改めて指導しました。

 

まずは普段通りに歯みがきをした後に、染め出し液を塗ってみがき残しがないか

確認します。

 

自分のみがき残しやすい場所を定期的に確認することは、正しい歯みがきをするうえで

とても大切なことです。

 

どんな所にみがき残しがあったか確認できたら、「歯みくじ」をひきます。

子どもたちは、自分のみがき残しの特徴と同じ歯みくじをひいていきます。

 

ちなみに、どこにも磨き残しがなかった「歯みくじ」の裏には大吉と書いてあります。

歯みくじのアドバイスを読んで、歯みがきの大切さを再確認していきました。

 

最後に、みがき残しのあった歯と歯の間や歯茎との境目などを、鏡を見ながらもう一度ていねいに

みがいていきました。

 

口の中の健康を保つことは、心疾患や糖尿病などとも深い関わりがあり、人生100年時代を生きていく

子どもたちにとって欠かせないことです。

ご家庭でも、ご家族のみなさんと一緒に継続していってもらいたいと思います。

全校集会(富岡校)

今日行われた全校集会は、高学年が発表担当でした。12月に行われるふるさと創造学サミットに向けて、動画作成の練習をしているということで、今日はその動画を見せてくれました。

楽しい動画やクイズなどで楽しませてくれました。

また、アイパットにあるアプリを使ってどのように動画作成をするかを、代表の2人が分かりやすく教えてくれました。この説明を聞いて、他の学年のお友達も作成してみたいと思ったかもしれません。

栄養技師による今月の食育のお話は、「感謝して食べよう」

料理を作ってくれた人だけでなく、農家や市場や運送関係など、関わっているすべての人に感謝して給食を食べようと子どもたちに呼びかけました。 

研究授業(三春校)

5年生社会科の研究授業を行いました。

 

この日は、日本の輸出の特色について考える学習でした。

 

前時で学習した日本の輸入の特色で学んだことを活用したり、教科書や資料集から調べたことを

付箋紙にメモしたりしていきました。

 

この日は1人だけの授業だったので、普段友達と意見交換をしている場面では、

先生と一緒に考えていきました。

 

日本は、輸入した原料をもとに高い技術によって生産した製品を輸出したり、

輸出だけでなく現地生産も増えたりしていることをまとめることができました。

町合同避難訓練(富岡校)

津波防災の日である本日5日、町合同避難訓練を行いました。町教育委員会、消防署、警察署の方々に協力いただいて、地震とそれに伴う津波を想定した訓練でした。

放送の指示に従って、小中ともに校庭に静かに避難できました。校庭に避難後、大津波を想定して学校よりも高台にあるにこにここども園への避難を行いました。

 下の学年の児童は中学生と一緒に歩いて避難しました。車通りの多い6号線については、今回地下道を通ってこえました。途中歩道がない場所もありましたが、なるべく端に寄り、先生方や教育委員会・警察・消防の方々に見守られながら安全に避難できました。

にこにここども園に避難した後は、バスで消防署に移動して施設見学を行いました。

 

 避難を見守っていただいた消防士の方からは、「上手に避難できていたこと」「実際は何が起こるか分からないから避難しながら自分で周りの状況を見るようにした方が良いこと」などを教えていただきました。

施設見学では、消防署のなかの設備を教えてもらったり、様々な役割の消防自動車を見せてもらったりして子ども達は大喜びでした。なかには日本に2台しかないうちの1台があって、とても驚いていました。

最後に、レスキュー隊員の救助訓練を見せていただきました。4名の隊員が協力し合って救助する様子はとても緊迫していて、とてもかっこよかったです。

今回ご協力いただいた方々、ありがとうございました。

 

校外学習(三春校)

2年生が町探検に行ってきました。今回は、お店の人が利用する人のことを考えて工夫していることや、

三春町のよさについて気付くことがねらいです。

 

何度もお世話になっている「三春松葉屋パン店」さんです。

入り口には、「椅子をどうぞ」「傘をどうぞ」というシールが貼ってありました。

「お客さんが、安心して買い物に来られるようにしているんだね。」

 

お店の人気商品「クレームブリュレ」を、わざわざお土産にとっておいてくださいました。

どうもありがとうございます。

 

こちらは、「旬鮮市場くろば」さんです。

校外学習だけでなく、家庭科の調理実習などでもお世話になっています。

 

 みはるスタンプ会商品券ポイント3倍セールが実施されていることを教えてくださいました。

「お得に買い物ができればお客さんはうれしいし、たくさんお客さんが来てくれればお店の人もうれしいと

 思います。」

みかんをお土産にいただきました。前回いただいたバナナもとてもおいしかったです。

ありがとうございます。

 

ここは「花のよこやま」さんです。三春校で花植えをする時期にはいつもお世話になっています。

「いつ来ても違うお花がたくさんあるから、何回来てもお客さんは楽しめると思います。」

お土産にチューリップの球根をいただきました。大切に育てていきたいと思います。

 

 

 今回は、お店の人に三春町の好きなところについてインタビューもしてきました。

「三春の人たちは優しい人ばかりで、いつも協力したり助け合ったりできるところです。」

「三春町は季節の変化が感じられて、お祭りや行事もたくさんあります。自然が豊かなことはとてもいいですね。」

と話してくださいました。

 

今回も、三春町商店街のみなさまには大変お世話になりました。

たった一人の見学のためにも、いつも貴重なお時間を割いてていねいに応対してくださり感謝しております。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

とみっぴーラジオ収録・防災無線録音(富岡校)

ラジオ福島の番組であるとみっぴーラジオの収録を行いました。今回は、いつも行っている防災無線についてアナウンサーの方のインタビューを受ける形でした。どんなことを放送しているのか、やってみてどうだったかなどを話しました。9日14:10~の放送なので、良かったら聞いてみてください。

 また、いつも通りの防災無線の録音も行いました。

11月9日~15日の「秋の全国火災予防運動」と

11月16日~21日の「火災予防」についてでした。

火災が起きやすい季節なので、放送を聞いてみんなで気を付けていきたいですね。

 

家庭科の授業(三春校)

先日は5年生が米飯とみそ汁の調理実習を行いましたが、今回は6年生が野菜のゆで方やいため方について

学習しました。

 

野菜のベーコン巻きとベーコンポテトを作ります。

形や大きさを整えることにより、熱の通り方をよくしたり味をしみ込みやすくしたりすることができます。

6年生は包丁の扱いにも慣れており、手際がいいですね。

 

ゆでることで、硬い食品を柔らかくしたり食べやすくおいしくしたりすることができます。

材料によって、水からゆでるものと沸騰してからゆでるものがあることを学びました。

 

盛り付ける時にパセリを添えて、彩りにも気を配りました。

お味はいかがでしょうか。

 

「材料が焦げないように火加減に気をつけていためてあるし、塩加減もちょうどいいね。」

 

「じゃがいもの硬さもちょうどよくゆでてあるよ。柔らかくなっていておいしい。」

 

試食した先生方からも、大変好評でした。

 

食事は、健康を保ち体の成長や活動のもとになるだけでなく、生活のリズムをつくることにもつながります。

日常の食事の大切さを意識して生活していきたいですね。

全校集会(三春校)

先週実施した集会では、ALTのバイロン先生にハロウィンについてご指導いただきました。

 

アメリカの子どもたちがどのように過ごすのか、子供時代の思い出と共に教えてくださいました。

 

ハロウィンの雰囲気を少しでも味わおうと、みんなで仮装するためのお面を作りました。

お面ができたら、お菓子を入れる小さなバケツを持って出発です。

 

「Trick or Treat!」

教職員も仮装して各教室に待機し、子どもたちが来るのを今か今かと待っていました。

 

幼稚園の先生方も協力してくださいました。

 

短時間ではありましたが、外国の文化や習慣について触れることができました。

バイロン先生、いつも楽しく教えていただいてありがとうございます。

次回の集会も楽しみにしています。

永桜祭(富岡校)

本日、第2回永桜祭が盛大に行われました。

今年の小学生は、低・中・高学年がそれぞれの学習の成果を発表しました。

低学年「やればできる!」器械運動とダンスを披露

 

中学年「あつまれ、元気の森!」合奏やダンスを披露

高学年「とみっぴーと校歌めぐりの旅」一小二小の校歌について調べたことを劇で紹介

よさこいは、小中別の踊りを披露しました。小学生はよっちょれを元気に踊りました!

 

高学年は、実行委員として様々な役割を担当しました。

コロナウイルス対策をしながら、昨年よりもたくさんの方に見ていただくことができました。

総合的な学習の時間の授業(三春校)

三春校の歴史をまとめている6年生が、三春校を卒業した先輩方にオンラインでインタビューを

しました。

 

当時の三春校の思い出や、三春校から進学するにあたってアドバイスをいただくためです。

ご協力いただいたのは、現在富岡町役場職員として働いていらっしゃる方と、3月に高校を卒業し大学に

進学された方のお二人です。

 

「当時の友達から三春校ができることを知りました。震災後それぞれの避難先の学校から三春校に来て

 安心したせいか、元気いっぱいで羽目を外す友達もいました。三春校でしか学べないことや体験でき

 ないことがたくさんあり、卒業してからも自分の強みになりました。」

 

「中学校まで三春校で過ごした自分にとって、高校に進学してまず感じたことは、1クラスにいる

 生徒の多さです。三春校には何事にも全員で一緒に取り組める良さがありますが、高校では学習

 でも部活でも、一人一人がそれぞれの目標に向かって努力している雰囲気がありました。」

 

お二人とも、学生時代は県外で過ごされていますが、富岡町とつながる方法はいろいろあり、

離れていても富岡町は大切な場所だと話してくださいました。

また、実際に三春校で学んだ先輩方のお話には説得力があり、大変参考になりました。

ご協力いただいた卒業生のみなさん、どうもありがとうございました。

あの日 あの時(三春校)

今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日 あの時」です。

今回ご紹介するのは、サポートセンターのみなさんとの思い出です。

 

平成28年度まで、曙ブレーキ工業様の敷地内に「サポートセンターさくら」がありました。

福祉に関する学習をする時などには、子どもたちが職員の方から直接教えていただいてきました。

 

子どもたちが考えた遊びを利用者のみなさんに楽しんでいただいたり、お茶をいただきながらお話をしたり、

たくさん交流させていただきました。

 

三春町内に復興住宅が建設されことに伴って平沢地区に施設が移転してからも、毎年訪問させて

いただいてきました。みんなで合奏やよさこいを披露したり肩もみをしたり、富岡町民の方々と

直接触れ合うことのできる大変貴重な機会でした。

 

昨年はコロナウイルス感染症のために訪問することができませんでしたが、今年度で三春校が閉所すると

いうこともあり、今年はこれまでの感謝の気持ちをこめて施設の清掃活動をさせていただいてきました。

 

利用者の方々との交流はできませんでしたが、中学生のみなさんと協力して、窓ふきや蜘蛛の巣取りなどを

してきました。所長様から温かいお言葉とお心遣いをいただき、感謝しております。

 

サポートセンターは、町民の方にとっても私たちにとってもずっと大切な場所であり続けてくださっています。

また多くのみなさんと安心して交流できる日がくるのを楽しみにしています。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

家庭科の授業(三春校)

5年生が、米飯とみそ汁の調理の仕方を、実習を通して学習しました。

 

5年生では、米が主要な農産物であり、主食として日本人の食生活から切り離すことができない

食品であることや、みそが大豆の加工品であり、調味料として古くから親しまれている食品である

ことを学びます。

 

米の洗い方、水加減、浸水時間、加熱の仕方、蒸らしなど、硬い米が柔らかい米飯になるまでの

手順を、しっかり確認しながら進めていきます。

 

みそ汁では、だしのとり方、実の切り方や入れ方、みその香りを損なわない扱い方などに気をつけながら、

調理を進めていきました。今回は煮干しでだしをとり、大根・油揚げ・ねぎを実として使いました。

 

「炊きたては熱いけどおいしいっ!」

やけどしそうになりながらも、自分たちで作ったご飯とみそ汁の味を確かめながらいただきました。

 

5年生は、先生方の分まで多目に作ってご馳走してくれました。

「ご飯がふっくら炊けていて、本当においしい!」

「みその香りがいいし、だしもしっかりとれていて上手に作れたね。」

あまりのおいしさに、男性教員の中には給食前だというのにおかわりした者もいました。

 

今度は家族のみなさんのために、ぜひその腕前を披露してもらいたいと思います。

2年国語研究授業(富岡校)

2年生国語「馬のおもちゃの作り方」という学習の研究授業を行いました。

 

「先生、説明書をばらばらにしちゃった。どうしよう。」

正しい順に並べてみよう。ヒントは何かな?

「はじめに」「つぎに」などを見たらいいね。

グループで相談。ちょっとなやむところもあるね。

「次に」「それから」はどっちが先かな?理由は?

みんなの前で発表。ICTを活用したので、みんなで見て分かりやすいね。

並べ終わったね。でも、他に何があると分かりやすい?

 図や写真があると分かりやすいね。これから自分たちが作る説明書の時に参考にしよう。

子ども達が自然と考える状況を作ることで、授業がスムーズに進み、説明書を書くときに何が大切かをみんなで話し合ってまとめることができました。

給食室建設日記(富岡校)

大きな鉄骨をクレーンでどんどん運んで、通路の骨組みが完成しました。

屋根の上に板がのって、どんどん出来上がってきています。

全体像ができてきました。とてもしっかりした建物ですね。

わくわく英語DAY(富岡校)

月に一度のお楽しみ。今日の昼休みにわくわく英語DAYがありました。

今日は、ハロウィンということで、中学生と一緒に学習しました。

今日の活動を確認。かわいい魔法使いがたくさんいますね。

中学生のお兄さん・お姉さんが見せてくれたシール(コウモリやお化けなど)についての質問に、答えられたらシールがもらえます。かわいいお化けや魔法使いたちが、中学生と一生懸命英語で会話していました。子ども達は、たくさんのシールをもらえて大満足!

学習発表会(三春校)

感染症対策のために人数制限等をした中ではありましたが、三春校最後の学習発表会を

無事に開催することができました。

 

幼稚園のお友達は、英語の発表・劇・ダンスを一人で何役もこなしながら、かわいい演技を

見せてくれました。恐竜の知識もたくさん披露し、お客さんも感心していました。

 

小学生は、「やってみよう~これまでとこれから~」と題して、生活・英語・社会・体育・総合等の

学習で学んできたことを、全児童の心を1つにして発表しました。

 

全校合奏「ピクニック(やってみよう)」には、PinSでお世話になっている大友良英さんも参加して

会場を盛り上げてくれました。

 

フィナーレのダンスでは、お客さんの大きな手拍子にのって会場のボルテージも最高潮に!

児童それぞれのソロパートや手作りのオリジナルデザインTシャツも、高評価をいただきました。

 

振り返ってみれば、三春校が開校した2011年に初めて行われた学習発表会は、体育館が完成していなかったため、

ブレーキ工場の食堂だったホールで行いました。

児童の体操着がばらばらなのは、震災後にそれぞれ避難した小学校の体操着を三春校でも着ていたためです。

あれから10年余り。これまでの思いの全てを、『「ありがとう」最高の思い出を永遠に』のスローガンにこめて、

三春校の子どもたちは精一杯演技することができたと思います。

 

来賓の皆様、保護者の皆様、感染症対策へのご協力をいただきながら最後までご覧になっていただき、ありがとう

ございました。閉所まで残り5か月となりましたが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

歌唱指導(三春校)

PinSプロジェクトでお世話になっている大友さんが、三春校に来てくださいました。

 

今回は、大友さんが子どもたちのために歌唱指導をしてくださいました。

 

「上手、下手は気にしなくていいからね。変声期の人もいるかもしれないから、音程がはずれても大丈夫。

 とにかく元気よく歌うことと、リズムを意識して歌おう。」

と、アドバイスをいただきました。

 

短時間ではありましたが、中身の濃い練習ができました。

大友さんからおほめの言葉をいただいて、子どもたちも自信をもつことができたようです。

 

新しく開校する富岡小学校の校歌が完成すると、今後子どもたちがレコーディングを

することになっています。

今日のご指導をもとに、歌唱練習を続けていきたいと思います。

移動水族館(富岡校)

今日は、アクアマリンふくしま(いわき)から、移動水族館「アクアラバン」が来校しました。

 富岡は、海の近くにあるものの、あまり海の生物に触れる機会がありません。今日は、実際に生き物に触れることができた貴重な体験となりました。また、アクアマリンの職員の方による、はく製の観察・説明会も行いました。

~タッチプール体験~

【海の生き物に触れる子どもたち】 一番、興味津々だったのは、低学年のお友だちです。

 

水の中でやさしく触れる高学年のお友だち!進んで、質問もしていました。

 

 

~ハンズオン(はく製などを用いた生き物の観察)~

【実物の大きさにおどろく子どもたち】 

 

 

はく製などは、実際に生きていた動物たちを、特殊な方法で保存した物でした。動物たちの命をいただきながら

貴重な学習ができました。子どもたちの様子やつぶやきの中からも、感謝の気持ちが伝わってきました。

 

幼小中合同練習(三春校)

幼稚園、中学校のみなさんとの合同練習も始まりました。

 

全員で発表するプログラムについては、動きやタイミングなどをみんなで確認し、

息のそろった演技ができるように練習しています。

 

今年のよさこいは、子どもたちが考えたオリジナルの振り付けが途中で入ります。

昨年できなかった「南中ソーラン」も復活します。

 

「富岡わがまち」では、子どもたちだけでなく、全教職員が参加します。

今年はピアノ伴奏だけでなく、ハンドベル・ハンドチャイム・鉄琴・弦楽器なども加わります。

 

幼稚園さんの練習も、順調に進んでいます。今年はたった一人の発表になりますが、

毎日一生懸命練習してきました。かわいい演技に大きな拍手をお願いします。

 

保護者の皆様、今年は特に、一人一人が大切な役割を担っています。

発表会本番まで、ご家庭でも体調管理へのご協力をお願いいたします。

放射線教室(富岡校)

本日、福島大学の河津賢澄(かわつ けんちょう)先生や環境省の方をお招きし、放射線教室を行いました。

目には見えない放射線について、分かりやすく教えていただきました。また、中・高学年では、食品や学校周辺の放射線測定を行いながら、実践を通して学ぶことができました。

~放射線教室【1・2年生】

「放射線ってなぁに?」について、紙芝居をとして学習しました。

霧箱体験も行い、放射線が通った様子を観察することができました。まとめのクイズでは、全問正解者が続出‼ 

 

~放射線教室【3・4年生】

放射性物質から放出させるガンマ線などを測定できる『サーベイメーター』を用いて実習を行いました。

この測定器は、毎朝、中学生が使っているものと同じ性能を持っているものでした。(下記参考)

    

①食塩②こんぶ③ポテトチップ④やさしお⑤校庭の土⑥鉱物⑦生活空間⑧肥料の8つから、

いちばん放射線が高そうなものを予想していから測定しました。

子どもたちのいちばん多かった予想は「校庭の土」でした。

理由は、「大昔からずっとあるものだから」というものでした。

  

測定結果・・・いちばん高く数値が出たのは、『肥料』でした。この結果に、子どもたちは驚きを隠せない様子でした。

~放射線教室【5・6年生】

5・6年生は、屋外に設定されたいくつかの地点の放射線測定を行いました。地面から50㎝の高さを測定しました。

実際に測定してみると、校庭に設置されている「モニタリングポスト」の数値とは違うことにおどいていました。

 

測定した後は、グループの結果を交流しました。子どもたちの多くは、「双葉郡は、放射線量が高い」と思い込んでいましたが、「放射線は、どこにでもあり、多すぎると危険」であることに改めて気づくことができました。

 

 

合奏練習(三春校)

学習発表会の小学校発表といえば、教職員も全員参加した合奏が、児童の発表の後に加わるのが

恒例になっています。

 

これは昨年の様子です。

 

今年度は、さらにパワーアップして最後の学習発表会を盛り上げるために、

幼稚園のお友達や先生方も加わってくれることになりました。

朝の会や帰りの会などの時間を利用して、合同練習を続けています。

 

子どもたちにはそれぞれソロパートが用意されていますので、お子さんからは決して目を離さないように

しっかりご覧になってください。

 

さらに、今年は演奏だけでは終わりませんよ!

さらにさらに、今年はスペシャルゲストも参加してくださるかもしれません!!

保護者の皆様、当日は子どもたちの演奏に負けない位の大きな手拍子で、会場を盛り上げてください。

どうぞよろしくお願いします!

図工の授業(三春校)

1週間前にこのホームページでご紹介した、オリジナルデザインTシャツ作りの続きを

行いました。

 

今日はTシャツに色を付けていく作業になりますが、注意点についてみんなで

確認しました。

 

Tシャツの背中側にインクが染みないように、中に新聞紙を入れます。

 

先週作った型紙を・・・

 

模様を入れたい場所に置いて、動かないようにテープで固定します。

 

インクは、塗るというよりもポンポンと軽くたたいていくようなイメージで

付けていきます。

 

校長先生のTシャツも、子どもたちがデザインして作りました。

 

保護者の皆様、学習発表会当日はお子さんの演技だけでなく、ぜひオリジナルデザインTシャツにも

注目してください。教員も、自作のTシャツを着て参加します。お楽しみに!

秋を見つけたよ(三春校)

今週に入って冷たい雨が続きましたが、昨日は秋晴れの清々しい天気になりました。

 

せっかくのいい天気なので、幼稚園のお友達が秋を探しに行きました。

 

緑色だった桜の葉もすっかり色づき、触るとパリパリと音がして気持ちがいいです。

どんぐりも見つけることができました。

 

坂の途中には、栗がたくさん落ちているところもありました。

先生の持っている袋の中は、拾ったどんぐりや栗であっという間にいっぱいになりました。

 

落ち葉をU字溝に落としてみると、おとといまで降っていた雨水に乗って、どんどん流されていきます。

葉をちぎって入れてみたらもっと速く流れていくことに気が付き、夢中になって遊びました。

 

幼稚園のお友達にとっても、今度の学習発表会は最後の学習発表会となります。

当日もいいお天気に恵まれるといいですね。

研究授業(三春校)

今回は、6年生国語科の研究授業を行いました。

 

前郡山市立穂積小学校長の松本浩一様を指導助言者にお迎えし、「やまなし」の授業を行いました。

松本先生は、震災前に富岡第一小学校に勤務されていたこともあり、私たちの学校に縁のある先生です。

 

12月の場面で、作者の宮沢賢治が伝えたかったことについて、5月の場面と対比したり作者の生き方や考え方と

照らし合わせたりしながら読みを深めていきました。

 

事後研究会では、本時の授業のみならず、私たちが日頃国語科の指導について悩んでいることに対して、

これまでの研究や実践例を具体的に挙げながら分かりやすくご指導していただきました。

今回ご指導いただいたことをもとに、さらに研究を深めてまいります。

ご指導ありがとうございました。

全校集会(三春校)

普段の全校集会は教室で行うことが多いのですが、この日は体育館で行いました。

 

学習発表会が近づいてきているので、各学年の発表の流れを確認するためです。

 

児童数が少ないため2年生の発表にも他の学年が加わりますが、この日は教員が加わって

説明しました。

 

三春校開校以来最も児童数が少ない分、それだけ一人一人の見せ場もせりふもたっぷりあります。

 

三春校最後の学習発表会のスローガンは、「『ありがとう』最高の思い出を永遠に」です。

小学生がみんなで相談して出し合った意見を、中学校の生徒会のみなさんにお伝えし、最終的に

このように決まりました。写真は、中学校で水道の壁に掲示してくれたものです。

 

今後ますます練習が本格化していきます。気温差が激しく、体調を崩しやすい天候が続いていますので、

ご家庭でも体調管理をよろしくお願いいたします。

給食室建設日記(富岡校)

骨組みができたら、周りの作業がどんどん進んでいるようです。

屋根の上に板状のものをどんどん乗せて緑のシートを貼っていました。

校舎との連絡通路にコンクリートが入り、固まるのを待っているようです。

昨日今日の雨の中、作業を頑張ってくださっています。

雨の中、滑らないのかと心配になりますが、特別な靴を履いているのかもしれませんね。

床の部分に、水色の断熱材のようなものを設置しています。たくさんの人が寒い中作業を頑張ってくださっています。