最近の学校の様子から

学校の様子

校長室の窓から59



Bグループの授業を見て回り、汗だくになって図工室にたどり着きました。
やはりこの蒸し暑い中マスクをしていると、自分の呼気の蒸気にもやられてしまいます。それで、のどの渇きにも気付きにくいので、意識して水分補給をしなくてはいけません。

図工室では、今年度最初の内容として、学習で使用する名札を木の板で作っていました。金やすりや紙やすりで木の板の角を削ったり、表面を磨いたりするのですが、よく話を聞いていたので、短い授業時間でもきちんとできたことでしょう。

実は、図工室や家庭科室などの特別教室にはエアコンがありません。
普通教室にはエアコンがあり、今日も適切に使用している学級がありましたが、特別教室はそれができません。
窓を開けて十分な換気を行いつつ、直射日光による輻射熱を遮るためにすだれの設置を行いました。
どれだけ効果があるかは、分かりませんが、できることから一つずつやっていきます。

校長室の窓から58


午後のBグループの登校時間5分ほど前のピロティ付近の様子です。
登校時間を守ってくる子も多いのですが、それでもかなりの人数が来ています。

間隔をとって並んでいる児童が多いのですが、かなり広がって待たなければなりません。これから梅雨入りし雨の日が多くなった時に、ピロティ下の雨の当たらない場所に皆が集まるとすれば、かなり密な状態になります。
今日は結局、3分前に校舎内に児童を入れました。

先ほど55でもお伝えしたように様々な暑さ対策を学校でも考えていますが、何か良い知恵がありましたら遠慮なくご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

校長室の窓から57


Aグループの2時間目の終わりに図工室の前を通りかかったら、5年2組の児童が図工室から教室へと帰っていく姿が見られました。

本校は、教室や廊下のほとんどが木の床で30cm四方のマス目があります。
そこで児童に身体的距離をとるために「3マスは空けて並びましょう。歩きましょう。」と指導しています。そうすれば、最低1m程度の距離をとることができるからです。

5年2組の児童は、見事に間隔を空けて歩いていきました。
こうして目に見えるマス目を利用した取組で、低学年から高学年まで人との距離をとることが習慣としてできるようになるまで指導を続けていきます。

校長室の窓から56


午前中Aグループの様子を見て回っていたら、保健室隣のオアシスの前で5年3組の児童が熱心にバケツ稲の観察をしていました。

総合的な学習の時間に稲作の体験をするのに、今年度はこのような状況の中で鶴牧西公園の水田での体験は難しいので、学校でバケツ稲を栽培することにしたとのことです。
生協から稲の苗を提供してもらいバケツに植えた稲をこれから育てていきますが、この体験を通して稲作の苦労や食べ物の大切さなどを学んでくれればと思います。

校長室の窓から55


分散登校4日目の朝の様子です。
今日は昨日ほど日差しがないので、少し過ごしやすい感じです。

左の写真は、登校時間10分ほど前のピロティの様子です。
遅れないように早目に家を出てくるのか、登校時間数分前には、ピロティは、かなり密な状態になります。
教員が人との距離を取るように話したり、並ばせたりしていますが人が多いとなかなか難しいところがあります。

そこで、今、学年毎に待機場所を決める、遮光ネットなどで日陰を作る、校舎への出入口を体育館側など複数にするなどを考えて検討中です。
体育館側に置く下駄箱がないか教育委員会に聞きましたが残念ながらないそうです。
保護者や地域の方で何かいい方法を思いついたら学校にお知らせください。
よろしくお願いいたします。
なお、登校時間前に児童が集中しないように、登校時間を守って家を送り出していただくことも引き続きお願いいたします。

右の写真は、校長室前の池の近くの様子です。
児童が一人ぽつんといるので、どうしたのか聞いてみたら「密にならないように、ここで待って、混み具合を見て玄関に行きます。」とのこと。
さすが6年生は、よく考えているなと感心しました。
こうやって大人も子どもも考えていけば、きっとこの大変な状況も乗り越えていけると感じました。