最近の学校の様子から

学校の様子

校長室の窓から190



各教室を回って、最後に特別支援教室「わかば」の学習室をのぞきました。

「わかば」は、今日から前期の後半の指導が始まりました。
今までは、個別指導のみを行っていましたが、きょうから「かがやき」という小集団の指導も始まりました。

一番下の写真にあるように、今日は「キャッチ」「バースデーライン」「ネームトス」という3つの活動を行ったようです。
私が見たのは、「ふりかえり」の場面でしたが、小集団の仲間を笑顔で見つめる姿があり、その表情からそれぞれ充実した活動ができたことが読み取れました。

校長室の窓から189



6年1組の教室では、専科の教員が図工の授業を行っていました。
エアコンのない図工室は、非常に暑いので、デザインなどの教室でもできる題材は、学年の教室で授業を行っています。

今日は、夏の涼しげな缶ジュースのパッケージデザイン案を企画書に書くという授業のようです。
「スカッと!レモン」という正統派に混じって「恐怖のぶどう」という商品も…。
本人に話を聞くと、怖い話でゾクゾクとするように、夏のこの暑い時期に恐怖で涼しさを味わってほしいというコンセプトのようです。

企画書の「飲まないと呪うぞ~」のキャッチフレーズや恐怖の文字がいかにも恐ろしい字体で描いてあるところが目を引き、思わずカメラに収めてしましました。

校長室の窓から188



先週金曜日は、お休みをいただき、今日も朝から出かけていたので久々の更新です。

今日の中休みには、6年生が2名、5時間目には2年生が1名、帰り際には4年生が2名校長室に来てくれました。
色々な話をして帰っていきますが、校長室が心安らぐ場所になっているのなら幸いです。

さて、今日は4時間目に校舎内を回りました。

6年3組では、専科の教員が外国語の授業を行っていました。
大型モニターには、「コミュニケーション(Communication) 互いに意思・感情・思考を伝達し合うこと。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える身振り・表情・声などの手段によって行う。」
と映し出され、児童の手元には、次回の「読みのテスト」の練習用のプリントが配られ、教師のリードによって読みの練習をしていました。

この次までに、それぞれしっかり練習をして読めるように頑張ってほしいと思いました。

校長室の窓から187

今日は、朝からかなり蒸し暑く、登校してきた児童は、ミストシャワーを浴びてから校舎に入っていきました。
本校には、WBGTという熱中症指数を計測する機器があるのですが、今日は湿度が高い関係もあるのか、中休み前で32度と運動原則禁止の31度を超えていたので、中休みの校庭遊びや以後の体育授業を禁止としました。
まだまだ暑い日が続き、雷雨などの心配もあります。気象状況にも留意し、児童の健康と安全を守っていきます。

さて、今日は2時間目に校舎内を回りました。
学校では、昨日から明日までの3日間で1年生の各クラスが特別支援教室「わかば」を体験する「わかばたんけん」を行っています。
今日は、2,3時間目に1年3組が体験を行っていたので、その様子を取材しました。



まず初めに、教室で「わかば」の説明や、今日の体験を行う場所や担当者などの説明がありました。
その後、3つのグループに分かれて、それぞれ体験が始まりました。


1年生の教室では、個別学習の体験として「目のうんどう」の学習を体験していました。
目の運動なので、首ではなく目だけが動くように頬杖をして、教師が指し棒の先につけたキャラクターを動かすのを目で追うという体験です。
児童は、しっかりきまりを守って目で追っていました。
その後、プリントを使った「なぞろう」という運筆の課題にも取り組んだようです。


多目的ホールでは、運動の体験として「すとっぷめいじん」という体験をしていました。
写真は、「さうんどおにごっこ」という、タンブリンの音で動き、笛が鳴ったら止まるというゲームの様子です。
担任も含め楽しそうに活動していました。
その後「かかしさんがころんだ」という、だるまさんが転んだの応用で、止まる時にかかしのように片足を上げて止まるという遊びをしたようです。



わかばの学習室では、「かがやき」という小集団指導の体験として「まるばつクイズ」に取り組んでいました。
床には最初の整列ラインが引いてあり、クイズの問題を聞いて〇だと思えば〇の方のラインに移動して座るというルールです。
児童は、きちんと並んで問題をしっかり聞き、移動をしていました。
だんだん問題が難しくなったようでしたが、答えられたかな?

本校では、このような体験を通して、児童が特別支援教室「わかば」のことをよく知り、教室に通っている子は、一層楽しく学習でき、周りの子も応援したり、興味をもったりできるようにと考えています。

どの子もそれぞれの状況に応じて頑張ることができる環境があります。
保護者の方もお子さんに、どんな体験をしたのか聞くとともに、何か聞きたいことがありましたら遠慮なく学級やわかばの担任までご連絡ください。

校長室の窓から186



夏休み明け3日目も日差しが強く、児童は額に汗を浮かばせながら頑張って登校してきていました。

今日は、2時間目に校舎内を回りました。

5年1組の教室では、社会科の「米作りがさかんな地域」の単元で、農家の人々は、米の生産性を高めるために、どのような工夫をしてきたのか調べてまとめる学習を行っていました。
教員が板書を使いながら昔の農作業の様子を確認した後、農作業にかかる時間のグラフを示しながら、1960年には180時間だった作業時間が、2017年には25時間と大幅に短縮されたことを説明していました。

グラフを見ながら「算数の勉強みたいだな」とつぶやいていた児童がいました。このことは、とても大切なことで他の教科で学んだことを生かして考えるということは、学んだことを結び付けながら新たな知識を自ら獲得していくことにつながります。
こうした学びができているのが、さすが高学年だと思いました。
大型モニターには、NHKのコンテンツが用意されており、また新たな情報と結び付けて学んでいくのだと思います。

回った各教室には、児童の創意が生きた自由研究が飾られていました。
思わず見入ってしまう作品もあり、ぜひ来週から始まる保護者会でご覧になっていただければと思います。