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ながやま日記

にっこり 5年生 心が技を引き出す!

 4時間目、5時間目は5年生が表現運動の学習に取り組みました。グループで踊りを練習し、ひとつひとつの動きを、互いにアドバイスしながら磨きこむことがねらいです。でも、前半は少々、気持ちがしっかりとねらいに向かっていない姿が見られました。途中で集まり、今一度何が大切なのかを確かめ合いました。
 もう5年生です。6年生からバトンを引き継いでいく存在です。これまで学んできたこと、先生から注意されてきたことなど、頭では理解しています。踊りの動きも、しっかりと表現するための身体となっています。それを発揮するも、発揮しないも、あとは「心」の在り方です。5年生たちの「心」に期待、です。
 また、最後に踊るとき、「楽しんでいこうぜ!」と声をかけている人がいました。もちろんそれを否定するつもりはありません。でも、永山小学校での「楽しさ」は、単におもしろおかしい、ということではありません。楽ちんでいいなー、ということでもありません。一人で味わうだけでもありません。
 目標に向かって前向きに頑張ってみる。ひとつひとつ乗り越え、獲得していく達成感を味わう。仲間と共に取り組む連帯感や安心感を感じる。そして、一歩ずつ成長している自分に気づき、自信を深める。そんな営みの中に、質の高い「楽しさ」がある。子供たちには、それをたっぷりと味わってほしいのです。
 5年生、「最高に楽しい表現運動」を魅せてください!