校長室から

校長室から

誇り


 修学旅行に行ってきました。「9年間の集大成」としての修学旅行です。
1年生の入学から「修学旅行を成功させよう。」「自分たちで創る旅行にしよう。」と日々の生活から見直してきました。東京駅の出発集会から学校での到着集会まで、自分たちが友を意識し、クラスを意識し、旅行の成功を意識し、気遣い「やる・見る・支える」の課題を十分に実践してきました。
この生徒と旅行し、恥ずかしい思い・怒りたくなるような思い・情けなくなるような思いは全くありませんでした。むしろこの生徒を誇らしい気持ちになり、優れていると確信して得意な気持ちになり、自慢したく名誉に思う気持ちでいっぱいです。
お互いに、声を掛け合いながら笑顔で生活する。うざ。きも。面倒。えーっ?・なんで?なんマイナス言葉はまず使わない。帰りの新幹線では添乗員の栗原さん(もちろん仕事で来ている)がヒーローになる。(そういう雰囲気に生徒がしていく)そして3日間持ち続けてきた手作りのプレゼントまで渡す。
神戸の豪華客船ではとなりの部屋で行っていた結婚式に参加し、「変わらないもの」という合唱を披露したときは、新婦(大阪府堺市の方らしい。)や出席者の目に涙が出ていたような温かい雰囲気になったものでした。
神戸のメリケンパークには今年、BE KOBEとモニュメントがありました。震災から20年。昨年はなかったモニュメントの前で誇らしく撮った写真です。
ビーコウベ 和訳は難しいのですが、私はこう訳しました。「神戸ここにあり」
「いや関中生ここにあり」と。BE SEKIYDO 
素晴らしい生徒とそれを支えた素晴らしい職員とよい旅になりました。

職場体験学習


5月29日より3日間、2年生が職場体験学習を行います。例年9月に行っていましたが、新人戦、期末テストなどと重なることから今年からこの時期に変えてみました。新年度始まって間もないため、準備は大変でした。それにしても2年生は成長しましたね。家庭学習帳の提出、歌声の大きさ、そうじ、あいさつ、礼儀、表情、に勢いが感じられます。
「働く」ということはとても大変だし尊いことです。たとえ3日間でも学校や家庭以外の「大人」から指導を受けることが生徒にとって貴重な経験になることと思います。
2年生がこの体験を通して、社会や職業、勤労について考え、人間的に更に成長できることを願います。3年生の修学旅行と並行して行われる行事ですが、大きな行事です。

修学旅行直前


私の写真のテクニックが低く見にくいのですが、修学旅行のしおりが実行委員から届けられました。いかにも京都らしいところで地図を片手にみんなが仲良く班別行動をしている様子が描かれています。京都の東山界隈かも知れません。作者(村松遥菜さん)の思いが詰まっています。9年間の集大成としていくこの旅行は、生徒達にとってかけがえのないものになるようになると思います。しおりを校長室に届けてくれた実行委員の人が描いたのでしょうか。ミッキーマウスの付箋が貼ってあって 「今まで私たちを見守って下さりありがとうございます。」 「当日3日間は私たちそして先生の思い出に残る修学旅行にしましょう。」3年一同と書いてありました。すばらしいクラスの修学旅行です。天気予報は上々です。
大成功の修学旅行であることは間違いありません。

健康診断

                                           本日は、西村卓也先生(しろくま歯科)をお迎えして歯科検診が行われました。
先生は、一人ひとりにアドバイスをしながらの検診でとても有意義な検診になりました。生徒の受診態度も立派です。
4月から養護教諭を中心とした身体計測、視力・聴力検査、永瀬 大先生(ながせ耳鼻咽喉科)の耳鼻科検診、森田一之先生(関宿いちおか眼科)の眼科検診、西川俊郎先生(東葛飾病院)の内科検診、尿検査、心電図検診、教職員の結核検診、と続きました。夏休み明けも脊柱側湾症検診、身体測定、生活習慣病検診、更に歯科検診(再検)と続きます。学校薬剤師さん(篠原 剛先生・かえで薬局)には定期的に照度・空気検査をしていただいています。学校医の先生方には、生徒の健康状態を熱心に把握していただき、流行性の感冒が流行ってきたり、健康に関しての困り事があったりしたときは相談をさせていただくことになっています。
校長や養護教諭は、生徒の健康を司る事を職務の1つとしていますが、家庭、地域と連絡を取り合いながら心身ともに健康な生徒の育成を目標にしていきたいと思います。毎月出されている保健便りや診断等のお知らせを是非お読み下さい。HPにも載せてあります。

見てる

「神様が見てる」「お天道様(おてんとさま)が見てる」「罰(ばち)がたかる」からと小さい頃死んだ祖母や母親からよく言われました。
もちろん神様の存在は確認したことはありませんでしたが、そのことは信じていました。時代劇で北町奉行「遠山の金さん」が「お天道様(おてんとさま)はお見通しだ」と言っているのも記憶にあります。
実は57才になった今でもお天道様が見てると思ってびびっていることもあります。いつも神様や先になくなった人が常に見ていて、生きている人にはわからないけど、私の中身が見透かされていると思って恥ずかしい思いをしています。
最近はお天道様でなく、死んだ母親が天から見てると思っているのかも知れません。
 誰かに見てもらって認めてもらいたいと思ってがんばる。そんなこと意識なくがんばる。悪い(と思った)ことをする時は、誰かが見ているのではないかと気にして挙動不審になってしまうのはそのせい?かとも思います。誰かが見てる。誰かが認めてくれる。いつかは。
関宿中学校の生徒は、一生懸命掃除をします。校長室前の廊下は1年生の担当ですが、膝をつき、なめるように黙々と拭いています。廊下はいつもぴかぴかです。その人は、お天道様が見ているとか点数稼ぎとか考えていない様子なので余計うれしくなります。(本人に聞いたことはありませんが)

今年も小中連携教育

関宿小中学校は今年度も小中連携教育を研究の柱にしています。教師による授業交流・運動会・芸術鑑賞会などの合同行事
学力向上と生徒指導の充実をねらい先生方による部会も行われています。
小学校の吉野先生は2年連続で本校の家庭科を見ていただいています。
本校の小幡教諭は5,6年生の英語、和泉教諭は6年生の音楽も担当しています。

写真は中3の家庭科を担当する小学校吉野先生

五月晴れ


校庭にチームメイトの笑顔あり、夢追いかけて命輝く。
部活動、委員会活動、学級活動(3年生は修学旅行、2年生は職場体験学習で忙しい)
などで一生懸命な日々が続きます。中学生が目標に向かい、夢を追いかけている姿は輝いているものです。そして、友達と仲良くやっていく姿も美しいと思います。
ゴールデンウィークが終わり、本格的に活動をしている中学生を応援します。来週は市内大会が各会場で行われます。

5月


都へと ほどをかぞへて 待つ人は すぐる月日を
うれしかりける

5月に入りました。月末(27日から)には3年生といく修学旅行があります。月日はあっという間に過ぎてしまいまうものですが、楽しみな修学旅行に限ってはなかなか時間が過ぎてこないものだ。

☆夏風邪ぎみの人もいるようです。いいメンバーと行ける最後の旅行ですので、体調を崩さず参加できるよう今から万全を期して下さい。
1,2年生もまずはゴールデンウィーク後半、怪我なく過ごして下さい。

GW 水の事故に注意を


植物は、新芽が出そろい植え替えや移動もそろそろ時期が終わりかというところです。
中学生は、部活動等もありゴールデンとはいかないものの休みが続きます。(今年は土曜日と祝日が重なる日が多く、ちょっと損をした気分がします。)
連休中の計画はいかがでしょうか。
新緑のなか、友達や家族と過ごす一日は格別でしょう。充実した休日になることを願っています。
 ところで、今日は少し肌寒さを感じますが、急に夏日になったりすると水や冷たいものが恋しくなる季節です。しかし、水の事故には十分気をつけて下さい。私は、20年ほど前に隣のクラスの生徒2人が利根川で溺れ亡くしています。川は浅いところから急に深くなっているところがあるのが川の怖いところです。海は、潮の流れが急で沖へ沖へと流されてしまうところがあります。
川遊びを甘く見ないでください。水の事故は年間で200人以上亡くなっています。
江戸時代に利根川の水害を憂い、江戸川が作られ、関宿の水運は栄えたわけですが、一説によると江戸に流れてるから江戸川ではなく、関宿の江戸町から流れているから江戸川とつけたらしいです。
隅田川や荒川も江戸に流れていますからね。そんな関宿から水の事故は起こしたくありませんから。

もったいない」という考え方

おかげさまで平成29年度も順調なスタートを切ったといって良いと思います。
ひとえに保護者の皆様のご理解とご協力があってのものと思います。
「信頼する」関係を築くことは容易なことではありません。逆に信頼関係を崩すのは簡単です。
コツコツと地道に努力を続け、信頼関係が築けるよう職員一同がんばって参ります。褒めるときは褒め、叱るときは叱り、一緒に活動したり考えたりするのが学校ですから。
 生徒を、叱ったり考えさせたりすることは遠慮しながらやることではありませんが、時代と共にその内容や考え方が変わってきた感はあります。
私事ですが、子どもの頃、食べ物を残す事は、「悪」のように思っていました。両親にそう教えられてきました。
茶碗にご飯粒が残っているだけで「もったいない」「きれいに食べろ」「一粒も残すな」と叱られたものです。時には最後にお茶をかけられて、きれいに食べ(させられ)たものです。
現在、残さず食べることについてはどうでしょう。私は、生活習慣病もあって医者からも食べ過ぎを指摘され、最後の一口を食べないよう飲まないよう言われ、宴会などではかなりの食品ロスがあり、食べない話ばかり。生徒についても、無理矢理でも食べる(食べさせる)環境ではなくなってしまっている感じがします。しかし、日本は年間600億円の食品ロスを削減する考え方を教えるべきだと思います。
私は、最近死語のようになっている「もったいない」「ありがたい」「あたりまえではない」という考え方をもっと考えさせなくてはならないと思います。

平成29年度始業式


平成29年度 前期始業式に

今年度学校教育目標
「知性と徳性を備えた心身ともに健やかな生徒の育成」

新年度にあたり
○具体的な目標を設定しよう。
○小さな事も全力で取り組もう。
○積極的で質の高いあいさつや礼儀を追求しよう。

新年度組織

校長  稲橋光男
教頭  川﨑裕幸
教務主任・1年副担任 西村智明
1年主任担任 伊藤 千瑛
1年副担任   大熊 聡子
2年主任担任 小幡 恒平
2年副担任   和泉 涼子
3年主任担任 勝田 亜紀子
3年副担任   坂本 早希
3年副担任   佐藤 平
養護教諭    寺本 優美
初任者指導  岡田 利晃  島野 啓子
事務副主査  廣辺 裕子
土曜授業アシスタント  渡部 茂至
スクールカウンセラー 和田 裕美
地域教育コーディネーター 中村 綾子
業務員     米田 富貴子
業務員     齋藤 喜八
給食配膳員  伊藤 貴美子


教科指導
国語  坂本早希  数学  大熊 聡子・和泉涼子・佐藤 平  社会  伊藤 千瑛
理科  西村智明  英語  勝田亜紀子 小幡 恒平  技術家庭  川﨑裕幸・西村智明・吉野久美子
音楽  和泉涼子  保健体育  佐藤 平    

H29年度開始


今年のテーマも「日々是前進」  ~勇気を持ってもっと前へ~です。
我々教職員が一丸となって全力でとりくむ関宿中学校の生徒を応援します。
全力で取り組むと大抵のことはできる。
全力で取り組むと楽しい。
全力で取り組むといつかは誰かが助けてくれる。
今年度もよろしくお願いします。

ありがとうございました。


平成28年度が終わります。1年間地域の方や保護者の方々に支えられたおかげです。
ありがとうございました。
手前味噌になりますが、職員一同チームワークよくやってきた1年だったと思います。
平成29年度もよろしくお願いいたします。

修了式目前


14日に卒業式が終わり、もちろん3年生は登校してきません。あれだけ立派な卒業式を行うと
抜けると大きいと感じるかも知れません。
あちらこちらの高校で説明会を行っているようですが、3年生は元気でやっているでしょうか。法律的には3月31日まで関宿中学校の生徒です。
※3年生を送る会で発表した「職員発表恋ダンス」がユーチューブにアップされていてたくさんの人に見ていただいているようです。

  1,2年生はあさっての修了式で学年末を迎えます。
一回りも二回りも成長しているのがよくわかります。
とかく、生徒には課題を言うことが多いですが、本校生徒の成長には目を見張るものがあります。
「今日のの反省明日の目標」というのが帰りの会の基本ですが、今年の反省来年の目標をしっかり持ち新年度を迎えさせたいと思います。

送る

卒業式が3日後に迫ってきました。我々教職員がそれぞれの立場で関わってきた3年生にいかに次につなげられるかという式だと思います。
送る、贈るという文化は日本独特のものもあります。「厳粛な中での温かみのある式」にこだわり続けてきました。やはり日本のいや関宿中学校の卒業式はいいものです。
残念ながら第1希望は不合格になってしまった生徒もいます。15才の試練です。でもまだまだこれから、次の目標を持ち選んだ道で精一杯生きて欲しいと願います。
8日の3年生を送る会では、1,2年生が精一杯の企画と発表で素晴らしい会となりました。
見に来ていただいた保護者の皆様ありがとうございました。
職員もかなり時間をかけたDVD発表「恋ダンス」でした。卒業生への我々からの熱い気持ちです。
卒業式は3月14日9時30分開式です。

3年生を送る会

3月8日 午後1:20より生徒会による3年生を送る会が行われます。
少ない時間の中、関宿中らしい温かい雰囲気の中で行われる会です。
3年生のみならず、1,2年生の保護者の皆様も是非いらして下さい。

受験

今日は埼玉県(面接)と茨城県の入試日です。6日に栃木県を受験する生徒がいて、それで一通り受験が終わります。あと一息です。3年生がんばってください。
受験は、もしかしたら人生最初の試練かも知れません。うまくいかないこと、悩んだことたくさんあって今日を迎えたことでしょう。大人が温かくそして冷たく感じたこともあったかも知れませんが、試練を乗り越えたことで価値のある人間に近づいたことでしょう。

踏まるとも根強く生きる道草のやがて花咲く春も来るらん。

うしろを振り向く必要はない。君たちの前にはいくらでも道はあるのだから。

一生懸命やる生徒

一生懸命やっている人間が、損をする世の中はおかしい。
 これは、私の学級経営の柱でした。どの学級にも楽(らく)してやり過ごそうとする生徒がいる反面、無骨でもコツコツとやり抜く生徒がいました。
そんなとき、私はその派手さはないけれども、その子のコツコツを褒め称えます。いじめの無い学級を作るためにも大いに役立ったと思います。
※年寄りをだまして大金を得る(年間400億ですって)詐欺師。最もいけない犯罪だと思います。人をだますこと
貶めて自分がうまく生活する事はいけないことである事を話しています。







日本の伝統文化(嫌い箸)

和食に欠かせない箸(はし)。箸の使い方は日本人がもつ美意識や礼儀作法を表したもの。
正しく使ことは、一緒に食事を楽しむ周りの人への心遣いでもあります。最近ではそんなことを話すと硬ぐるしいと感じる人も多いかも知れません。しかし、あえて日本人として「文化」を追求し、見苦しさを避けるためにもちょっと書きます。
「拾い箸」・・・箸から箸へ食べ物を渡すこと。火葬の時のお骨上げを連想します。
「立て箸」・・・ご飯に箸を突き立てる。死者にお供えする枕飯。
「刺し箸」・・・料理で箸を突き刺すこと。
「探り箸」・・・お椀の中を箸でかき混ぜる。
「空箸」・・・箸をつけたのに食べないこと。
「ねぶり箸」・・・箸先をなめる。
「渡し箸」・・・器の上に箸を渡して置くこと。「もういりません」の意味。
「重ね箸」・・・同じ料理ばかり食べる。
「にらみ箸」・・・箸を持ったまま料理をにらんで選ぶこと。「迷い箸」も近い意味か。
「振り上げ箸」・・・箸で人を指したり、呼んだりする。
せっかくの楽しい食事。箸の作法にばかり気を取られるのも残念ですが、マナーを知らず
注意も出来ないのも残念です。
日本の文化を大切にすると共にそんなこと「どうでもいい」と考えず、こだわっていくことも
大切だと思います。

受験

いよいよ2月に入り、受験が佳境に入ってきます。高校入試には隣接県協定というのがあり、
本校は、茨城県、埼玉県と接しており、更に転居の予定から栃木県の受験者もいます。
4県を受験するのは全国でも本校だけではないでしょうか。
珍しいことです。同じ高校受験ですが受験のシステムやスタイルが若干違います。
すでに栃木県の出願が終わり、千葉県、茨城県、埼玉県と続きます。
それぞれのシステムの違いによる間違いに気をつけて、慎重に指導をしております。
3年生には、受験のラストスパートを頑張って欲しいと思います。

人間関係づくり


誰もが人間関係を大切にしている学校ですが、簡単なことではありません。
私事ですが、年末年始体を壊し、入院・手術をしました。再び学校に来るときはたとえ2・3日の
休みでも不安があるものです。朝、いつも通りに出勤すると玄関には「校長先生お帰りなさい
また今日からよろしくお願いします」の看板が。驚きと喜びが一緒になって涙が出そうになりました。教頭先生をはじめとした先生方がやってくれたのでしょうが、朝礼では花までもらって。

仕事をがんばろうという気持ちも強くなりました。
そんな温かい学校です。人間関係を作るには簡単な答えなどありません。人に無関心にならず
関心を向けていくことが大切だとつくづく思いました。
私事でしたが、皆さんも健康に注意しながら「明るい学校いい学び」「明るい職場でいい仕事」を目指しましょう。

明るい学校いい学び~新春を迎え~

新年明けましておめでとうございます。
今年は、カレンダーの関係で10日が登校再開となりましたので、冬休みが長くなりました。
今朝、全校集会で久々に生徒に会いましたが、いつも通り誠実な様子でした。
新年、私はネクタイを新しくしましたが、上履きを新しくした生徒もいて新鮮な気持ちをもって年を迎えたのだなあと感じました。
年末年始は、日本の伝統文化に触れ、社会に貢献したり礼儀や常識について学んだりすることを大切にして欲しいということを話しましたが、どのように過ごしたでしょうか。
関宿中学校職員のキャッチフレーズは「明るい職場でいい仕事」です。意思の疎通をし、やるときはやるみんなでやる。明るい職場を目指し、そのように進んでいます。学校も「明るい学校いい学び」をキャッチフレーズとして今年も日々前進して参りたいと思います。

男女共修(武道授業)


保健体育は、武道講師の関係もあり、12月に柔道を行っています。本校は、人数の関係もあって男女共修の授業です。男女の授業は性差や体力差もあり、あまり行われていませんが、本校においては、6年ほど前から行われています。小学校から単学級で生活してきましたので、生徒にとっては「普通」の事かも知れません。
武道は、5年ほど前から必修になり、本校は、柔道を必修として男女ともに行われていますが、自分の身を守る、礼節を知る、体力をつける意味からも女子も意欲的に取り組んでいます。
柔道は、創始者の嘉納治五郎先生曰く、「精力善用」をする。「自他共栄」とは、「相助相譲・自他共栄」を略した言い方で、その意味は、「自己の栄えのみを目的とせず、助け合い、譲り合い、融和協調して、共に栄えることを目指すという意味だそうです。まるで関宿中学校の生徒の様子を表しているようです。健全な精神を養いましょう。

野田市ボトムアップ研修会


11月29日(火)に野田市ボトムアップ研修会が行われました。
28・29年度と小中連携教育というテーマを頂き、関宿小学校と研究を推進してきました。
先生方は、公開研究会など初めての若手も多かったのですが、授業、研究発表、研究紀要の作成等立派なものでした。さすが、能力の高さを感じました。
250人近い先生方をお迎えするのですから学校環境もかなり整えました。掲示物もかなり手が加わりました。生徒達は、誠実であいさつもさわやかでしっかりしていて我々の学校の誇りです。
鴨川の方からも参観していただいた先生方がたくさんいらっしゃいます。ありがとうございました。

あおいそら運動推進大会


11月19日(土)第35回あおいそら運動推進大会が野田市興風会館で行われました。
本校から実践作文優秀賞として1年杉本さん吉岡君保護者の森さんが表彰されました。
壇上での杉本さんは堂々としていて立派な返事でした。
あおいそら運動の5つの約束
いさつをしよう
もいやりの心を育てよう
けないことをしない勇気を持とう
うだんの輪を広げよう
くなことだけを考えず元気にがんばろう

表現する


現代は、自分の考えを分かりやすく伝えることを多く求められます。会社などもプレゼンは良く行われるでしょう。分かりやすく伝えることは難しいことですが、中学校でも学んでいかなければなりません。何を伝えたいのかをはっきりさせること。文や話の構成を考えること。話し方や絵・図(パワーポイント)を工夫することです。歌・ダンス・劇なども同じです。表情も人を引きつける要素の1つです。10月29日に行われた関中祭・11月5日に行われた関宿ライオンズクラブ弁論大会・11月8日に川間中で行われた行われた第48回野田市中学校弁論大会に出場した人たちは、その「表現力」を十分に発揮していました。
ありきたりの表現ですが、すばらしい発表の数々でした。

家庭学習ノート

 昨年度から取り組んでいる家庭学習ノートの配布ですが、今年度は現在全校通算136冊です。
生徒が61人ですから4月7日からですと決して多い数ではありません。
学習内容は、授業中理解し表現力や思考力も身につくことがベストですが、なかなかそういうわけにはいきません。
おまけに、人間は忘れてしまうわけですからどうしても「補習」が必要です。学校だけでなく、個人でその「補習」をすることでその定着を図ります。
家庭学習ノートは多い生徒で現在10冊を越えています。しかも、問題集等を使い、丁寧に取り組んでいます。
家庭学習の習慣を身につけることは大変難しい生徒もいますが、年度初めの保護者会で配布した「関宿中学習のてびき」を今一度参考にしていただけると良いかと思います。
これから、下校時間が早まりますので学習の仕方や家庭での過ごし方を見直す指導をしていきたいと思います。

目標を持つ

昨年、最下位に終わった第70回の東葛飾地方駅伝競走大会が10月15日、晴天の中行われました。
昨年の71位、前のチームから57秒差は誰もが忘れていません。昨年度のチームも練習は積んできましたが、出場校で1番小規模の本校は、粘り負けをしてしまいました。
本年度も、全校男子生徒30人で1年間練習を進めてきました。「1人6秒縮める。70位を目指す」が具体的な目標でした。途中苦しい場面はたくさんありましたが、良く粘ったレースでした。
具体的にどこまで頑張るか。全員が3000Mを10分台を出す。等、目標は具体的に進みました。
この69位という結果に全校応援の女子生徒も大喜びで選手を讃えました。
応援、選手共に誇りに思える生徒達です。

葛北駅伝大会

特設駅伝部の1つの目標としていた、葛北(野田市・流山市)駅伝大会が本日行われました。男子生徒は強制的に全員参加の部活動で顧問も2つ3つの掛け持ちは当たり前の関宿中学校。全校男子3人に1人は駅伝選手になります。
今日の大会の課題は「+αの力を発揮するにはどうすれば良いのだろうか。」というものでした。
応援・気持ちの持ち方・アップを含めた準備、等に最善を尽くすでした。
結果、葛北20校40チーム中 Aチーム(6人編成)29位 Bチーム(6人編成)38位でした。自己ベストで走った選手もたくさんいました。
厳しい条件の中でも真面目に取り組み、目標を達成した大会でした。
更に最終目標であり3年生最後の大会である東葛飾駅伝大会(15日松戸10:00スタート)での目標を達成してもらうことを祈ります。
ロードレース・オープンロードレースにでた選手・選手の支援に回った生徒・残留して他の仕事をしてくれた生徒・もちろん先生方・応援していただいた保護者の方々ありがとうございました。

Jリーガー応援

本校の卒業生で、プロのサッカー選手大島嵩弘(H15卒)君の応援に行ってきました。大島君は柏レイソルからJ3の長野パルセイロというチームに移籍し、背番号3右サイドバックで活躍しています。チャンスがあったら長野パルセイロのHPをご覧下さい。
18日(日)は、福島ユナイテッドとの試合で、残念ながら0-1で負けてしまいましたが、守りの要として空中戦にも強く、よい働きをしていました。社会人となると仕事は誰もが厳しいですが、少しでもまわりに貢献しようと卒業生がかんばっている姿や話を聞くのはうれしい限りです。今の生徒達もそれぞれ夢や希望を持って前に進んで行ってくれることを願います。

研究授業


授業力の向上を目指して毎日のように授業研究が行われています。教員ですからいかに力をつけるかというのが大切なことではあるのですが、指導案をつくり授業の準備をするとなると容易なことではありません。教材によっては研究を深めないととらえ方が曖昧になるからです。本日の体育科の授業でも倒立の仕方、倒立から前転への移行のポイント、集団行動の仕方・その意味、運動量の確保の仕方、生徒への考えさせ方、課題の持たせ方など教科担任はたくさん悩んだようです。更に本校では、関宿小学校からのカリキュラムのつながりについても研究しています。

中秋


旧暦の数え方ですると「中秋」と言われ、本日15日は「中秋の名月」だそうです。私のイメージでは「満月」なのですが、違っていたようで満月は17日(土)のようです。次に中秋の名月が満月となるのは2021年だそうです。今年は、今のところ曇りですが、夕方には雲の隙間から月が見えるといいですね。
豊作を願って、すすきやダンゴをお供えし、お月見などという日本の文化は消えてしまったような感じですが、関宿中学校の中庭から見える中秋の名月はとても美しく、特に、校庭の上にある時間帯は最高です。先生方は、学期末ということもあり、日付が替わってからの帰宅の先生がいるくらいですので月を見る余裕などないかもしれません。
夏休みを終え、夏休みの宿題提出、期末テスト、2年生の職場体験、コンクール等への出品、集会、生徒会、部活動の新人戦、駅伝練習、吹奏楽部の社会人との合同練習、授業研究(全教科)、今日は、葛北英語発表会で4人の生徒が出かけています。忙しい毎日ですが、関宿中学校は今日も充実しています。

3年生ご苦労様でした。

総体が終わりました。10484校の中学生が1回も負けないチームを目指して戦います。
もちろん3年生は最後の大会と言うこともあって私もその最後の姿を見に行きました。
関宿中学校の試合は、本校だけでなく他校の選手・保護者までも必死に応援してくれています。
もちろん本校の先生方・保護者もたくさん応援してくれました。
フルセットの末・粘りもむなしくという試合も多くありましたが、念願の1勝もありました。
野球・卓球・バレーとも見ていてとても面白かったです。興奮して今日も声ががすれて出ません。やはりいいですね。関宿中学校の生徒達。
3年間部活動を続けることはとても大変な事です。将来社会人になったらいろいろなことが求められます。十種です。何でもこなすその基礎を作った気がします。3年生ご苦労様でした。

いよいよ総体


3年生は明日から県総合体育大会葛北支部大会がはじまります。
3年間の集大成です。全国10484校の中学生が1回も負けないチームを目指します。
とかく部活動についてはいろいろな意見があることも承知していますが、生徒達が仲間を思い最後まで必死に戦う姿は素晴らしいものです。今日、下校していく生徒達の目が輝いています。
明日の健闘を祈るばかりです。
本日行われた壮行会も生徒の運営で素晴らしいものとなりました。生徒会の皆さん、企画運営ご苦労様でした。

マナー講座


岩下宣子先生をお迎えし、マナーとは。あいさつとは。愛とは。職場体験に行ったときの具体的な礼儀とは。様々な角度から先生が研究された全てを生徒に教えていただきました。
職員研修では、社会人として・学校の職員としての礼儀やマナー心配りなどについて御講話いただきました。さすが先生。先生に来ていただき本当に良かった。
これでまた1歩前進です。

キャリア教育

キャリア教育として、株式会社大創産業の3名の方においでいただき、株ダイソーの経営内容やこれからの社会・働くことの意味についてご講演をいただきました。実は3人のうち1人は私の教え子で担任・部活動の顧問でもありました。
今やオーストラリアダイソーを任せられ、社会人として立派に活躍している事に感激をしています。自分の目標を持ち、具体的に行動してみることを学び、良い機会となりました。先生方にとっても民間企業の考え方を知る良い機会となりました。ありがとうございました。

明るい社会づくり運動

7月2日興風会館にて明るい社会づくり運動が行われました。推進委員の方や保護司の方が運営される中、関宿中学校吹奏楽部は、会に先立ち25分の演奏時間をいただき、曲を発表しました。7人の演奏でしたが会場は温かい雰囲気に包まれました。特に、一人ひとりが述べた曲紹介、自己紹介は表情・声の大きさ・表現どれをとってもすてきなものでした。
この中学生達が明日の野田市・日本を作っていくし、任せていけると感じた人が多くいました。
私自身、この生徒達を見て関宿中学校を誇りに思いました。

小中連携運動会

6月26日、第16回を迎えた小中合同運動会が行われました。当日は、昨夜までの雨が嘘のように晴天に恵まれ、今年も小中学生が関宿小学校のグランドで熱い戦いをしました。
中学生は小学生のお手本になると考えている生徒が多く、誇らしげに活動をします。圧巻は応援合戦です。応援団が企画した応援合戦は今年も見ものでした。中学生が顔をくしゃくしゃにして精一杯声を出す姿はすがすがしく、また、心を動かされます。「今年も3年生がんばったな」という声が聞かれましたが、1,2年生も先輩に負けない活動ぶりでした。中学生の当日までの取り組みに拍手を送りたいと思います。
年々進化していく関宿中学校の姿に地域や保護者の方々から励まされ、中学生も自信となったでしょう。

運動会延期


昨夜からの雨のため、小中合同運動会が明日に延期になりました。お仕事、学校などの都合で本日に合わせていただいた方々には申し訳ございません。
グランド状況・雷の予報には勝てませんでした。
明日は晴天になる予報です。たくさんの方々に見ていただきたいところがたくさんあります。
最高学年の3年生が3年生らしく、中学生はこの行事で一段と成長したと思います。すばらしい生徒達に拍手と歓声を送っていただけると幸いです。明日も熱くなりそうです。水分を多めに持たせていただきたいと思います。

市内大会


伝統の市内大会が6月9・10日に行われました。女バレー・卓球・野球と昨年以上に「勝つ」ことへの意識が高まっています。もちろん部活動は勝つことが最優先だとは思いませんが、少人数の学校だからこそそれを理由にせず勝つことにこだわって練習を続けた生徒達に敬意を表します。先生方もご苦労様でした。3年生最後の大会である7月の総合体育大会まで残り1ヶ月です。最後の最後まで粘っていきましょう。保護者の皆様も平日にもかかわらず応援・輸送等ご協力をいただきましてありがとうございました。

修学旅行


修学旅行に行ってきました。ありがたいことに私は毎年行かせていただいていますが、生徒にとっては初めての事でとても大切な行事の1つと考えていました。本校は、関宿小学校から同じクラスで生活していた生徒が多く、文字通り9年間の集大成とも言うべき行事でした。
1日目神戸(北野異人館・・防災未来センター(防災学習)・・神戸港ディナークルーズ)
2日目京都市内班別行動
3日目奈良公園班別行動(東大寺・興福寺)
と関宿中学校の修学旅行は盛りだくさんですが、小規模校ならではの機動力と長い年月を同じクラスで過ごした信頼と絆があり協力と自主的な活動がうまくバランスが取れたよい修学旅行でした。学校に戻った生徒達は、満足感・充実感でいっぱいだったように思います。2日間の振替休業は、今日からの中間テスト勉強で必死だったかも知れませんが、また伝統の関宿中学校を支えてくれるものと思います。
うれしいことのもう一つは、3年生が帰ってくるとき、先生方や在校生が温かく迎えてくれたことです。お帰りなさいの掲示物まで。

防災教育

災害はいつやってくるかわかりません。被害を最小限にするためにも災害を前提とした準備や訓練が大切です。万が一の災害の時に役に立たなければならないのは我々職員と中学生ではないでしょうか。高校生以上の若者はすぐに帰ってこられない場合がありますが、中学生は地元で学んでいます。中学生が、自分で命を守り、地域の方達に貢献できると良いと思っています。関宿小中学校は9月に合同の防災訓練が計画されています。また、3年生は27日に神戸で阪神淡路大震災の様子を防災センターにて学んできます。今後も定期的に防災教育に取り組んで行きます。

あと1週間

来週の今頃は3年生が修学旅行に出かけています。神戸・京都・奈良を駆け巡ります。
生徒のほとんどが義務教育9年間を同じクラスで過ごした仲間との最後の旅行となるでしょう。
校長面接で尋ねると、とても楽しみにしている生徒と計画通り進められるか心配している生徒が半数います。学校で行く旅行ですのでしっかりとした目的・計画・約束事などがありますが、生徒達で計画し、生徒達で運営していく姿が見られます。準備万端にして27日を迎え、良い思い出を作って欲しいと願うばかりです。
保護者の皆様、東武動物公園集合5:30です。よろしくお願いいたします。

関宿小中連携教育


本年度、関宿小中学校の連携教育活動を見直し、先生方の授業交流が盛んに行われています。特に、英語科の先生が小学校の5.6年生の英語活動の授業を中心となって行っており、音楽・図工・体育においても中学校の教員が小学校に行き、小学校の授業を受け持っています。小学校からは5年生の担任の先生がいらして全学年家庭科の授業を担当していただいています。6月25日には16回目の小中合同運動会が行われ、先生方同士の打ち合わせ会議が頻繁に行われています。また、児童会・生徒会の打ち合わせが行われ、小中連携が様々なところで行われています。(写真は、小学校の先生が中学校で打ち合わせをしているところと小学校の授業に中学校の体育の先生が行って指導しているところです。)

連休明け

ゴールデンウィークが明け、生徒が元気に登校してきました。連休といってもどの部活も練習や試合、合宿とほとんど休みがなかったようです。ご苦労様でした。
少人数であっても自分たちの目標に向かって一生懸命取り組むところに部活動の良さがあります。運動部は7月の総体まで残りわずかです。今が一番伸びるときです。頑張って下さい。

日々是前進

              明日は昭和の日でゴールデンウィークが始まります。4月6日に前期始業式が行われ、7日に1年生が入学してから20日間の戦いでした。関宿中学校の生徒は、前向きで周囲の人を大切にする生徒ばかりで28年度も良いスタートを切りました。
学年・学級・委員会・部活動等いろいろな場面で貢献し、人に必要とされる存在になろうとする雰囲気はこの学校の誇りです。
今年も「日々是前進」~勇気を持って前へ~をスローガンに進んで参ります。
充実したゴールデンウィークをお過ごし下さい。関宿中学校はツツジが満開です。

校長挨拶

 関宿中学校は今年で創立70年を迎えます。長い歴史と伝統の重さを感じ校長として2年目を迎えました。この関宿は江戸時代、関宿城の城下町として栄え、1824年には関宿藩の藩校ができ、1872年の学制発布まで教倫館という名前で教育が行われていました。また、昭和20年終戦時の内閣総理大臣鈴木貫太郎が育ち、昭和23年に生涯を終えた地でもあります。本校は、日々是前進「勇気を持って前へ」というスローガンを掲げ様々なことに挑戦し続けています。生徒は、小さな事でも全力で取り組む学校、周りのことに無関心にならない学校を目指しています。隣の人が何をしているのか分からない時代・世の中のことに無関心な社会であってはなりません。学校の職員や生徒同士が関宿地区や学校に愛情を持てる学校であり続けたいと思います。本年度は、関宿小学校との小中連携教育を強め、多くの教科で小中学校の教員が授業交流をし、9年間の学びのつながりについて深めているところです。合同での運動会をはじめとして行事交流についても見直しています。これからも地域の中の学校として活気ある存在となるよう支援・指導をして参りたいと思います。