2025年5月の記事一覧
PTAバレーボール
「最初にして最高の勝利は、自分自身に打ち勝つことである。」
昨日夜に、PTAバレーボール(関宿小中合同チーム)の発会式がありました。多くのPTA役員、協力員の皆様、ご参加ありがとうございました。また、卒業生や中学生、小学生、教員も参加して、楽しい練習ができました。
選手の皆さん、「見たことのない頂の景色」を見に行きましょう!
がんばれ!関宿!!
PTAバレーボールチームは随時、選手を募集しています。
「スタートに必要なのは、ちょこっとの好奇心くらいです。」
負けは弱さの証明ですか?
薫風の季節となりました。1年生も中学校生活に慣れ、学習に部活動に励んでいるところです。
早いもので、運動系部活動の市内大会も昨日、初日を迎えました。野球部、バレーボール部、卓球部の個人戦ともに敗退となり、本校は本日の卓球部の団体戦を残すのみとなりました。保護者の皆様、送迎のご協力や心温まるご声援、ありがとうございました。大会の様子は後日、関中Diaryにて紹介いたします。
試合には、「勝ち」「負け」があります。勝って流す涙、負けて流す涙、人知れず流す涙、同じ涙でもそれぞれ理由が異なります。
私が教員を志すきっかけとなった一つに、「スクールウォーズ」という昭和時代のドラマがあります。自分の思いどおりに過ごせない生活に嫌気が差し、荒れすさむ心、その鬱憤を晴らすかのようにラグビーに打ち込む高校生達の姿と、それを指導する教員の物語です。ラグビーの試合に負けて流す悔し涙。その涙を拭っては練習に励み、また負けて、さらに厳しい練習を重ねることを繰り返します。最後は全国大会でライバル校を倒して優勝しますが、その時は全員嬉し涙を流していました。(ドラマなので、部分的に架空のシーンもありますが、弱小校が全国優勝するという内容は実話です)このような熱血指導は、令和の時代、そぐわないものと考えられていますが、目標に向かって皆で力を高め合う姿には、心が打たれます。以前は「根性論」という言葉が多く使われていましたが、本校では、「ペップトーク」を推進しています。先月の保護者会でもお伝えしましたが、前向きな言葉掛けが大切です。
私がよく子ども達に話す題材として、アニメ「ハイキュー」をとりあげることが度々あります。決して興味本位で話しているわけではなく、前向きな言動のもたらす効果が大きいと思うからです。実際に「ハイキュー」の言葉に関する心理学の書籍もあります。「ハイキュー」のあるシーンでは、「負けは弱さの証明ですか?」と部活動顧問が問いかけます。続けて、「君達がそこに這いつくばったままならば、それこそが弱さの証明です。」と語ると、座り込んでいた部員達は、そっと立ち上がり、さらなる高みを臨んで歩みだします。
私も、あらゆる場面で、このような背中を押すことのできる前向きな言葉をもっと使えるよう、学び続けたいと思っています。