校長室から
何度でも立ち上がれ 誇り高き不死鳥のように
中学校の卒業文集に「大障害とダービーを勝ちたい。」と、将来の夢を書いた少年がいました。
私は若い頃、ある乗馬クラブでアルバイトをしていたことがあります。馬房掃除や馬体を洗ったり、トラクターに乗って馬場をならしたり、今となっては貴重な体験をさせていただきました。当時のその乗馬クラブのオーナーの甥が、冒頭の少年です。小学生の頃から、乗馬クラブで騎乗する姿をよく見ていました。中学生になると、競馬学校を受験するということだったので、少しですが、勉強も教えたことがあります。
その少年は、難関の受験を突破して、競馬学校に入学しました。3年間の厳しい寮生活を経て、中央競馬会所属の騎手、「草野太郎」としてデビューを果たしました。
デビュー後は、落馬負傷が続くなど、厳しい道のりでした。あるレースでは、障害飛越後に馬が転び、草野騎手は地面に叩きつけられるように落馬をしてしまいました。いつもなら、自分で立ち上がることができるのに、このときは、体が動かなかったそうです。病院での診断は、第一、第二頸椎(首の骨)の複雑骨折で、手術後は器具で頭を固定して寝返りも打てない状況だったそうです。当時、結婚したばかりの草野騎手の奥様は、本人の見えないところで泣いていたそうです。それを知った草野騎手は、心配しながらも応援をしてくれる家族、そして自分の夢のため、長い休養と厳しいリハビリを乗り越えて、復帰を果たしました。
そして、4月19日(土)に行われた、「中山グランドジャンプ(J・GI)」という障害競走の最高峰レースに5番人気の馬に騎乗し、見事、優勝しました。私は、映像で見ていましたが、「鳥肌が止まらない、いのちが熱く燃えている」、とはこのことです。家族でもなく、教え子でもありません。ただ少し知っているというだけの間柄ですが、本当に感動しました。「夢を叶えるために、努力することの大切さ」を改めて感じさせてくれたストーリーです。
レース後すぐに、草野騎手のお母様に連絡を入れましたが、「仕事で見に行けなかったの・・・こんなものです。」とのことでした。まあ、「こんなもの」なのでしょうね。
PTA常任委員会
昨日、今年度の第1回PTA常任委員会が開催されました。PTA活動計画や予算案、本部役員等について検討いたしました。
旧役員の方々には、昨年度大変お世話になり、感謝を申し上げます。新役員になられた方々、これからどうぞよろしくお願いいたします。
4月26日(土)のPTA総会にて、正式に役員の交代となりますが、今後も関宿中学校のために、ご協力をよろしくお願いいたします。
昨夜、帰宅途中に見た月がとてもきれいでした。満月ではありませんが、大きく輝いていました。
関宿小学校へ行ってきました。
本日午前中に、小学校へ行ってきました。
先日入学した1年生をはじめ、それぞれ進級した2~6年生の様子を見せていただきました。
どの学年も元気に活動していました。1年生は、えんぴつの持ち方を教わっていました。元気よく「はい!」と返事をする姿は、微笑ましかったです。
ちょうど業間時間になり、子ども達は外に出て楽しそうに体を動かしていました。2年生から「校長先生、鬼ごっこしよう!」と誘われましたが、今日は走れる靴ではなかったので、「ごめんね。また、今度・・・」と、丁重にお断りすることしかできませんでした
運動会練習、一緒にがんばりましょう。
それぞれの始まり
昨日の入学式の後、3月に卒業した新高校1年生が、数人来校しました。多くの高校が昨日入学式で、その帰りに寄ってくれたようです。
今朝も、関宿中学校近くのバス停で、バスを待っている卒業生の姿を見ました。
本校新1年生も、元気に、早い時間から昇降口前に並んでいました。
校庭の桜も、今が見頃です。
本日は、関宿小学校の入学式に行ってきました。新1年生16人が入学です。
今年は、運動会の他、文化祭(名称は未定ですが)も小学校と合同で行うので、今から楽しみです。
いよいよ 始まりましたね。
宇宙から見る関宿中学校
昨日お伝えしましたが、学校紹介動画として、トップページに掲載しました。
スマートフォンでは、全画面を見ることができますが、パソコン上では、画面の下が少し欠けてしまいます。ご容赦ください。
画面上の右下にあるボタン(縦に白点が3つ並んでいる)を押すと、映像の速度を調節できます。
お好みの速度にしてご覧ください。
入学式
本日、入学式を挙行いたしました。呼名では、新入生17人、一人一人が大きな返事をしていました。
新入生の皆さん、「入学、おめでとうございます!!」
「目の前に立ちはだかる高い高い壁・・・でも、一人でないのなら!」どのような壁も乗り越えることができます。
頂を目指して、みんなでがんばりましょう。
入学式の写真は、後日紹介します。
関宿中学校ホームページのトップ画面に、「宇宙から見る関宿中」の動画を掲載しました!!ぜひご覧ください!!
春を感じる
本日は、4月に入ってから、初めて良い天気になりましたね。
校庭に出てみると、たくさんの花が咲きほこり、穏やかな春を感じました。
お昼に、関宿城に行ってきました。お花見の人で賑わっており、駐車場も満車状態でした。明後日の「関宿城さくらまつり」も多くの人で賑わうことでしょう。
午後は、小中連携会議で、小学校の先生方と「運動会」の打ち合わせを行いました。
令和7年度 転入職員について
令和7年度が始まりました。
4月7日(月)の着任式で紹介します。
今年度もよろしくお願いいたします。
関宿中学校長 武田 光弘
関宿城さくらまつり
4月6日(日)、「関宿城さくらまつり」に和太鼓部が出演します。ご期待ください。
年度末人事異動について
年度末の人事異動について、お知らせいたします。
白鳥 亜美 教諭
今年度末で、千葉県公立学校教員を退職します。4月からは他県の私立高校での勤務となります。
新規採用から5年、毎日、素敵な笑顔を振りまき、教室、職員室を和ませてくれました。環境は変わりますが、引き続き、ご活躍を祈っています。
石原 加代子 業務員
今年度末で、退職します。
主に学校の花壇の管理をしていただきました。おかげさまで、花がいっぱいの学校となり、感謝しています。いつまでもお体を大切に、お過ごしください。
以上、2名の職員が退職します。
その他、転入職員等については、数日後の新聞発表による人事異動一覧、または千葉県教育委員会のホームページでご覧ください。
4月に改めて、お知らせいたします。
関宿小学校卒業式
本日、関宿小学校の卒業式に参列してきました。一人一人、卒業証書を受け取る姿が立派でした。「旅立ちの日に」も心に響く美しい歌声でした。
4月からは中学生ですね!みなさんの入学を楽しみに待っています!!
不安なことがあるかもしれませんが、「1番のスピード1番のジャンプでとべ ボールは俺が持っていく!」という気持ちでいますので、一緒に頑張りましょう!
学年末保護者会
保護者会へのご参加ありがとうございました。
私からは、この1年の振り返り、コミュニティスクールについて、卒業アルバムの変更、日課表の変更等についてお話させていただきました。(話が長くなりすみませんでした。)
午後、関宿城博物館に行ってきました。曇り空でしたが、菜の花がきれいでした。
お昼ご飯を関宿城博物館そばの「けやき茶屋」さんでいただきました。評議員の方や博物館関係等、いつもお世話になっている方々が先客でいらっしゃいました。店主さんとも、久しぶりにお会いできました。関宿城博物館も「けやき茶屋」さんも、今年で開業30周年です。
今日の品はこれです。
土曜授業の日などは、「けやき茶屋」さんで、「孤独のグルメ」をすることが度々あります。
卒業式
昨日、第78回 卒業証書授与式を挙行いたしました。卒業生16人が、希望を胸に巣立っていきました。
とても立派な姿でした。
卒業式の様子は、関中Diaryのページをご覧ください。
ご臨席賜りましたご来賓の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。
3月10日は、東京大空襲から80年、3月11日は、東日本大震災から14年となりました。
今、学校で、あたり前のように、日常生活ができていること、本当に感謝します。
出会いと別れの季節
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより3月号と同じ内容です。】
早いもので、今年度も残すところ、一ヶ月となりました。
振り返れば、4月の始業式、入学式で新たな出会いから始まりました。小学校と協力して開催した運動会や各部活動の大会、3年生は修学旅行と様々な行事を行いながら、暑い夏休みに入りました。夏休み明けの残暑が厳しかった秋には、東葛駅伝大会の出場や野田市音楽会への参加、1年生の校外学習、関中祭の開催など、対外的に活躍する関中生の姿がありました。今年になり、2年生はスキー林間へ行き、学年の絆を更に深めました。そして、今、受験を終えた3年生達は卒業を控え、1・2年生はその伝統を引き継ぎ、新年度の準備を始めようとしています。
桜の咲く日本の春は、出会いと別れの季節でもあります。学校生活では、3年生の卒業で寂しい気持ちが増しますが、すぐに新1年生が入学してきます。「新チーム」で新年度を迎えることになるので、常に前を見ていかなければなりません。3年生には卒業後、次のステージでの「新チーム」で、それぞれが輝けるように祈っています。
令和7年度から、関宿小学校と関宿中学校で「コミュニティスクール」を導入します。これは、学校と地域が一緒になり、子どもの教育に取り組むことができる「地域とともにある学校」、「社会に開かれた教育課程」の実現を図ることをねらいとしています。「コミュニティスクール」を導入することで、地域の力を基に地域一体となって魅力ある学校づくりを更に進めることができます。これまで以上に、小中の連携、地域との繋がりを模索して参りますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
今月は、5日(水)に、「3年生を送る会」を行います。それぞれの学年が、発表に向けて一生懸命取り組んでいます。送られる側、送る側と立場は異なりますが、思い出の1ページを全校でつくっていこうとする、子ども達の意気込みを感じます。当日は、学年を問わず保護者の皆様にも参観していただけますので、お時間があれば、ぜひご覧ください。11日(火)は、卒業式です。卒業式に向けた練習はこれからですが、中学校3年間、義務教育9年間の修了に、全校で祝福をいたします。24日(月)は修了式で、今年度最後の登校日となります。一人一人に通知表を渡しますが、この1年間を振り返り、来年度の新たな目標を立て、4月からの新学期に備えられるよう指導して参ります。
来月、6日(日)に「関宿城さくらまつり」が行われる予定です。昨年に引き続き、「和太鼓部」に出演依頼が届いています。始業式前日となりますが、子ども達も練習に励んでおりますので、ご協力をお願いいたします。
今年度、本校の教育活動にご理解、ご協力をいただきありがとうございました。来年度も引き続き、よろしくお願いいたします。
Enjoy & Teamwork
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより2月号と同じ内容です。】
先月21日(火)から23日(木)にかけて、「会津高原たかつえスキー場」へ、2年生がスキー林間に行ってきました。
3日間天候に恵まれ、予定通りスキーを楽しむことができました。多くの子がスキーは初めてという状況でしたが、最後は皆、上手に滑走することができました。最初はスキーブーツを履くところから時間がかかり、スキー板を装着すると、すぐに転ぶということを繰り返していたので心配でしたが、さすが中学生、すぐに滑れるようになりました。男女とも、誰かが大声をあげて転ぶと、連鎖反応で皆転ぶという場面を何度か見ました。これも団結力の一つなのでしょうか。スキー場スタッフの話では今回、気温が高くゲレンデの雪の状態は例年と比べ固くなっており、特に初心者は滑りにくいコンディションとのことでした。そうような状況で関中生の様子を見ていたスタッフの方々も、「本当に上手です。」と話してくださいました。
スキー林間の夜は、広いスペースでレクをして楽しみました。また、担任の誕生日に重なったことから、子ども達からのサプライズプレゼントもあり、ほのぼのとした時間を過ごすことができました。そういえば、3年生の修学旅行の時も学年主任の誕生日で、同じように子ども達からのサプライズがありました。このような巡り合わせは偶然とはいえ、関中は何か持っているのでしょう。
3日間の行程で、晴天が続くことは珍しいようです。本当によいスキー林間になったと思います。今回のスキー林間のスローガン、「Enjoy & Teamwork」大成功です。
3年生は、本格的に受験シーズンとなりました。今年から千葉県公立高校の出願がインターネット出願となりました。1月末の時点で、順調に手続きは進んでいますが、ご家庭のパソコン等からの入力やダウンロード印刷となるので、現1年生、2年生の保護者の皆様もご承知おきください。今月18日(火)、19日(水)が千葉県公立高校、26日(水)、27日(木)が埼玉県公立高校の試験日です。また、1、2年生は18日(火)、19日(水)に今年度最後の期末試験を控えています。今年は2日(日)が節分、3日(月)が立春で暦の上では「春」の始まりですが、これからも寒い日が続きます。体調管理に気をつけて、それぞれ試験勉強に力を注ぐとともに令和6年度の締めくくりとして、さらに充実した学校生活を送れるよう願っています。
今年度も、残り2ヶ月となりました。各委員会活動を中心に「3年生を送る会」、「卒業式」の準備が始まります。この1年間を振り返りながら卒業式のことを考えていると、立派な卒業生の姿が、目に浮かんできます。
お弁当の日
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより1月号と同じ内容です。】
新年、あけましておめでとうございます。今年も、よろしくお願いいたします。
早いもので、「令和」の元号を使うようになって7年目となり、「令和6年度」も残り三ヶ月を切りました。3年生は、進路開拓のため、卒業後の自分の姿を想像しながら、今も受験に向けて勉強に励んでいます。2年生は、スキー林間に向けて実行委員会を中心に、しおり作りなど、当日の行動計画を考えています。1年生は、キャリア教育の一環として、「職業講話」を控えています。様々な職業の話を聞き、これから自分の将来について考える一つのきっかけとなります。春に向けて、各学年とも着実に前へ進んでいます。
先月、野田市立小中学校PTA連絡協議会合同研修会に参加してきました。「お弁当の日」というタイトルの映画監督の講演でした。「安武信吾です」と自己紹介から始まりましたが、正直、「聞き覚えがないなあ」と思いながら聞いていました。しばらくして、「『はなちゃんのみそ汁』、はご存じですか。」と話題が変わりました。私はその瞬間、「その本知ってるぞ」と記憶をたどりました。主人公の「はなちゃん」が5才の時に、母親と死別してしまうのですが、その母親は自分が病気で、命も残り少ないことを知っていて、4才の「はなちゃん」にみそ汁の作り方を教えていく・・・という話です。数年前に、24時間テレビ内のドラマでも放映され、映画や本にもなっている「実話」です。この「はなちゃん」の父親が、安武信吾さんです。安武さんは、男手一つで「なはちゃん」を育てていくのですが、幼い「はなちゃん」は毎日みそ汁を作り、成長とともにおかずも一品ずつ増えていったそうです。美味しいみそ汁のために、鰹節を削り、出汁をとるところから作り始めている、とも話されていました。その「はなちゃん」も、現在は大学生となり、栄養学について学んでいるとのことでした。
今回の講演会の題目は、「あなたは子どもに何を遺せますか」でした。安武さんは、ご自身の体験も踏まえ、「お弁当の日」という映画を手がけたそうです。「お弁当の日」は20年程前に、香川県の、ある小学校から始まりました。親は手伝わず、食品の調達から調理、詰め込みまで、子どもが全部一人でお弁当を作ります。「してもらう側」から「する側」へ成長する機会をつくるために始めた取り組みですが、現在は全国に広がっているということでした。なぜでしょうか。ある中学校では、「お弁当の日」を前に中学生が、個々のお弁当ではなく、作った料理を持ち寄って皆で食べようと計画しました。一人の子はピーマンが苦手だったので、他の子は味や匂いを工夫して、その子に絶対にピーマンを食べさせようと決心しました。一週間ほどピーマンを使った料理の練習をして、味や匂いではピーマンが入っていることが分らないくらいの自信作に仕上げました。しかし当日、「うわ~、ピーマンの匂いがするから食べられない。」と言われてしまいます。料理した子は、落ち込んでしまったそうですが、その後の感想文では、次のように述べています。「今まではお母さんが作ってくれた料理を「不味い」といって食べなかった事もあったけど、これからは残さず全部食べる。作ってくれている人が、こんなにも大変な思いをしている事に気づいたから。」
さいきょうの思い出
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより12月号と同じ内容です。】
先月16日(土)に、「関中祭」を行いました。大変多くの皆様にご来校いただき、ありがとうございました。また、昼食販売では本部役員、協力委員の皆様を中心に計画から当日の仕分け、後片付けまでご協力いただきありがとうございました。
「関小フェスティバル」も参観しましたが、保護者の皆様、地域の皆様が、子ども達の笑顔のために準備する姿、本当に忘れられません。小学校、中学校ともに地域の方々に支えられ、歩んできた学校なのだと改めて強く感じました。来年度からは、「コミュニティスクール」の導入となります。これまで以上に小、中、地域の連携を進めて参りますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
「関中祭」で子ども達は、自分自身の持つ力を存分に発揮することができました。和太鼓の迫力ある演舞、吹奏楽部の楽しい演奏、美術部のやさしさ溢れる発表、そして中学生らしい美しいハーモニーの合唱と、とても素敵な発表でした。また、関中の代表として参加した英語スピーチコンテスト、市内弁論大会の内容もご覧いただき、子ども達の励みとなるとともに、「さいきょうの思い出」となりました。小規模校ですが、一人一人が最大の力を発揮し、その力を合わせて頑張る関中生を誇りに思います。今回で、3年生の部活動は全て終了となります。これからは、自分自身の進路開拓に向けて準備を進めることになりますが、全校で応援し励まし、背中を押して参ります。
「師走」になりましたが、今月も「あおぞら学級」の地区交流会や野田市駅伝大会などの対外的な行事、思春期講演会や着付け教室、防災出前授業など校内での活動もたくさん予定しています。また、24日(火)からは冬休みに入ります。クリスマスや年末年始の年中行事などがあり、子ども達にとってはとても楽しみな時期となります。楽しく、安全に過ごすためにも、交通ルールを守ることや危険場所へは近づかないこと、健康管理について学校でも指導いたしますが、14日(土)の授業参観・保護者会の折にも確認いたしますので、ご参加をよろしくお願いいたします。
先日、「野田市学校保健講演会」に参加してきました。講演会では、この季節に流行るインフルエンザについて、予防接種を受けることや人混みでのマスクの着用、石鹸で手を洗い流水でよく流すことが大切だと、話がありました。ご家族でも気をつけてお過ごしください。
少し早いですが、令和6年中は大変お世話になり、ありがとうございました。新年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
芸術の秋 スポーツの秋
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより11月号と同じ内容です。】
10月5日(土)に、本校の吹奏楽部が関宿高校の一位祭(文化祭)に参加しました。伝統となっている関宿高校、木間ケ瀬中学校、二川中学校との4校合同による演奏を披露してくれました。これだけ演奏者が揃うと、迫力が違います。吹奏楽部は、今月3日(日・文化の日)にも、関宿地区3中学校合同で、「野田市文化祭」において演奏を行います。午前10時から野田ガスホールにて開催されますので、お時間があればぜひご鑑賞ください。
後期が始まり、すぐに1年生の校外学習がありました。上野公園を中心に「JICA地球ひろば」「日本科学未来館」「パナソニックセンター」と、班ごとに行き先が異なりましたが、班員で協力してそれぞれの見学先に行ってきました。通勤通学時間帯での満員電車に乗り、社会人の大変さも少し実感できたでしょうか。今回は、総合的な学習における「SDGs学習」の一環として校外学習に臨みました。12月の授業参観時に、今回学んできたことを発表しますので、保護者の皆様、ぜひご参加ください。
東葛駅伝大会は、各方面から応援のお言葉をいただきました。順位ではなく、小規模校として学校一丸となり走る姿が、多くの方々に感動を与えました。大会会長からも、称賛の気持ちを込められた直筆の葉書が届きました。当日は、各区間に応援に駆けつけていただいた保護者の皆様、地域の皆様、本校生徒の皆さん、ありがとうございました。
野田市小中学校音楽会では、全校で「花は咲く」を歌い、和太鼓部の選抜メンバーによる「関中囃子」を演奏しました。「花は咲く」では、故郷を想うやさしい心を表現し、「関中囃子」では力強い太鼓の鼓動が会場内に響き渡りました。審査員の方々からも全校で取り組む姿、丁寧に気持ちを込めて歌っていることなど、称賛する内容の講評をいただきました。
以上のように、秋になってからも芸術やスポーツに、大活躍する関中生の姿がありました。今月16日(土)に、「関中祭」を行います。どの学年も合唱練習に取り組み、吹奏楽部、美術部、和太鼓部も発表に向けて熱心に活動しています。また、英語スピーチ、弁論発表もあります。多くの方々のご来校をお待ちしております。また、9日(土)は関宿小学校で「関小フェスティバル」が行われます。西武台千葉高校吹奏楽部の演奏やバザーもありますので、こちらへのご参加もよろしくお願いします。
コミュニティスクール
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより10月号と同じ内容です。】
夏休み明けからも猛暑が続き、この秋はどうなってしまうのだろうかと案じていましたが、秋分の日の三連休あたりからようやく涼しくなってきました。空を見上げても、秋らしい雲が多く見られるようになってきましたが、これからも寒暖差の激しい日が続くと長期予報が発表されています。衣替えの季節ともなりましたが、ご家族ともども、健康管理に気をつけてお過ごしください。
令和6年度が始まり、半年が過ぎました。入学式や運動会、修学旅行、各部活動の大会など振り返れば沢山の行事を行ってきました。2年前、当時の甲子園優勝校の監督が「青春ってすごく密なので」という言葉を残していましたが、やはり子ども達にとっては、日々の学校生活や学校行事は思い出に残るのだと思います。今月は、前後期の学期の変わり目です。終業式の日に通知表をお渡しますが、これまでに子ども達が学習してきた証となります。個々に知識が広がり理解が深まっているところ、今後も継続的に努力が必要なところと様々あります。先月の「関中だより」でも、「励ましの言葉」についてお伝えしましたが、結果が良い悪いではなく、学び続ける姿勢が身につくよう、また、心身とも に健やかな子ども達の育成に向け、継続して全職員で支えて参りますので、ご家庭でも励ましをお願いします。
後期が始まるところですが、来年度の計画も考えていく時期となります。来年度からは、関宿中学校区で「コミュニティスクール(学校運営協議会)」を導入することとなりました。目的は、地域の理解と協力を得た学校運営や「社会に開かれた教育課程」の実現を目指し、学校を核とした地域ネットワークを形成することです。関宿地域は、以前から小中の連携、保護者の皆様、地域の皆様にご理解やご協力をいただいておりますが、国(文部科学省)は、更に一歩踏み込んで地域と学校がパートナーとなり、地域の課題に「地域総がかり」で対応することを施策としています。関宿地区のこれまでの取り組みを土台として「コミュニティスクール」に移行するので、現在の学校体制やPTA組織の大きな変更はありません。イメージとしては、現在、小中学校それぞれで「学校評議員」を置いていますが、この制度を止め、「コミュニティスクール」として、会議を一つにまとめ様々な課題について熟議する、ということになります。今後も、関中だよりや保護者会で「コミュニティスクール」についてお話をさせていただきますので、よろしくお願いします。
今月は、1年生の校外学習や市内音楽会、東葛駅伝大会など様々な行事があります。来月の関中祭に向けての取り組みも始まっています。地域一体となった学校づくりを今後も進めて参りますので、ご支援をよろしくお願いします。
ペップトーク
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより9月号と同じ内容です。】
楽しかった夏休みも、あっという間に終わりました。ご家庭でのお子さんの様子はいかがだったでしょうか。少々生活リズムが変わってしまった、ということがあったかもしれませんが、学校生活が始まることにより、少しずつ生活リズムも戻ってきますので、ご家庭でもお声かけをお願いします。また、夏休み期間中は、三者面談や部活動関係の送迎にご協力いただき、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。
8月21日に、小中合同で職員研修を行いました。皆さん、「ペップトーク」という言葉をご存じでしょうか。「ペップトーク」とは、アメリカのスポーツ現場で生まれた話す技術のことで、スポーツの試合前に、監督やコーチが選手に対して行う「短く」「わかりやすく」「肯定的な」「魂を揺さぶる」勇気づけのショートスピーチのことです。昨年のWBCの決勝戦前、大谷翔平選手がロッカールームで、「憧れるのをやめましょう。」という言葉から始まったショートスピーチが話題になりましたが、これがまさに「ペップトーク」です。研修では、この大谷選手のスピーチを基に、①今を受け入れる言葉がけ(受容)、②とらえ方を変える言葉がけ(承認)、③人を動かす言葉がけ(行動)、④人の背中を押す言葉がけ(激励)の4つのステップについて学びました。勇気を引き出す励ましの言葉を、これまで以上に子ども達に投げかけられるよう、我々教職員一同、更に研鑽を積み、学んでまいります。また、この言葉がけは学校だけではなく、家庭や職場にも活用可能です。今後、保護者の皆様も参加できる、子ども達向けのペップトーク講演会を開催したいと考えております。
今夏は、オリンピックが開催されました。パラリンピックは今、開催されているところですが、すでにメダル獲得のニュースが入ってきています。多くの日本人選手の活躍が見られましたが、私はスポーツクライミングの森秋彩選手の姿が、特に印象に残っています。前半のボルダーでは、ホールドになかなか手が届かず、スタートすることができない中、何度もジャンプして挑戦していました。後半のリードでは、一番背の低い彼女が、誰よりも一番高い所まで登り、4位入賞を果たしました。決してあきらめない姿と、競技後のインタビューで「楽しく登ることができた。技術とパワーが足りなかった。悔しさを持ち帰るにはちょうどいい順番。」と話す姿に心から拍手を送りました。皆さんは、今回のオリンピックで、どのシーンが印象に残っているでしょうか。
9月は、すぐに期末テストがあります。また、生徒会役員選挙や関中祭の準備が始まり、2年生は「職場体験学習」も控えています。秋もたくさんの行事があり、子ども達も楽しみにしています。今後とも本校の教育活動に、ご理解ご協力をよろしくお願いします。