校長室から

校長室から

さいきょうの思い出

【保護者の皆様にメール配信した、関中だより12月号と同じ内容です。】

 先月16日(土)に、「関中祭」を行いました。大変多くの皆様にご来校いただき、ありがとうございました。また、昼食販売では本部役員、協力委員の皆様を中心に計画から当日の仕分け、後片付けまでご協力いただきありがとうございました。
 「関小フェスティバル」も参観しましたが、保護者の皆様、地域の皆様が、子ども達の笑顔のために準備する姿、本当に忘れられません。小学校、中学校ともに地域の方々に支えられ、歩んできた学校なのだと改めて強く感じました。来年度からは、「コミュニティスクール」の導入となります。これまで以上に小、中、地域の連携を進めて参りますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
 「関中祭」で子ども達は、自分自身の持つ力を存分に発揮することができました。和太鼓の迫力ある演舞、吹奏楽部の楽しい演奏、美術部のやさしさ溢れる発表、そして中学生らしい美しいハーモニーの合唱と、とても素敵な発表でした。また、関中の代表として参加した英語スピーチコンテスト、市内弁論大会の内容もご覧いただき、子ども達の励みとなるとともに、「さいきょうの思い出」となりました。小規模校ですが、一人一人が最大の力を発揮し、その力を合わせて頑張る関中生を誇りに思います。今回で、3年生の部活動は全て終了となります。これからは、自分自身の進路開拓に向けて準備を進めることになりますが、全校で応援し励まし、背中を押して参ります。
 「師走」になりましたが、今月も「あおぞら学級」の地区交流会や野田市駅伝大会などの対外的な行事、思春期講演会や着付け教室、防災出前授業など校内での活動もたくさん予定しています。また、24日(火)からは冬休みに入ります。クリスマスや年末年始の年中行事などがあり、子ども達にとってはとても楽しみな時期となります。楽しく、安全に過ごすためにも、交通ルールを守ることや危険場所へは近づかないこと、健康管理について学校でも指導いたしますが、14日(土)の授業参観・保護者会の折にも確認いたしますので、ご参加をよろしくお願いいたします。
 先日、「野田市学校保健講演会」に参加してきました。講演会では、この季節に流行るインフルエンザについて、予防接種を受けることや人混みでのマスクの着用、石鹸で手を洗い流水でよく流すことが大切だと、話がありました。ご家族でも気をつけてお過ごしください。

 少し早いですが、令和6年中は大変お世話になり、ありがとうございました。新年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。

芸術の秋 スポーツの秋

【保護者の皆様にメール配信した、関中だより11月号と同じ内容です。】

10月5日(土)に、本校の吹奏楽部が関宿高校の一位祭(文化祭)に参加しました。伝統となっている関宿高校、木間ケ瀬中学校、二川中学校との4校合同による演奏を披露してくれました。これだけ演奏者が揃うと、迫力が違います。吹奏楽部は、今月3日(日・文化の日)にも、関宿地区3中学校合同で、「野田市文化祭」において演奏を行います。午前10時から野田ガスホールにて開催されますので、お時間があればぜひご鑑賞ください。

後期が始まり、すぐに1年生の校外学習がありました。上野公園を中心に「JICA地球ひろば」「日本科学未来館」「パナソニックセンター」と、班ごとに行き先が異なりましたが、班員で協力してそれぞれの見学先に行ってきました。通勤通学時間帯での満員電車に乗り、社会人の大変さも少し実感できたでしょうか。今回は、総合的な学習における「SDGs学習」の一環として校外学習に臨みました。12月の授業参観時に、今回学んできたことを発表しますので、保護者の皆様、ぜひご参加ください。

東葛駅伝大会は、各方面から応援のお言葉をいただきました。順位ではなく、小規模校として学校一丸となり走る姿が、多くの方々に感動を与えました。大会会長からも、称賛の気持ちを込められた直筆の葉書が届きました。当日は、各区間に応援に駆けつけていただいた保護者の皆様、地域の皆様、本校生徒の皆さん、ありがとうございました。

野田市小中学校音楽会では、全校で「花は咲く」を歌い、和太鼓部の選抜メンバーによる「関中囃子」を演奏しました。「花は咲く」では、故郷を想うやさしい心を表現し、「関中囃子」では力強い太鼓の鼓動が会場内に響き渡りました。審査員の方々からも全校で取り組む姿、丁寧に気持ちを込めて歌っていることなど、称賛する内容の講評をいただきました。

以上のように、秋になってからも芸術やスポーツに、大活躍する関中生の姿がありました。今月16日(土)に、「関中祭」を行います。どの学年も合唱練習に取り組み、吹奏楽部、美術部、和太鼓部も発表に向けて熱心に活動しています。また、英語スピーチ、弁論発表もあります。多くの方々のご来校をお待ちしております。また、9日(土)は関宿小学校で「関小フェスティバル」が行われます。西武台千葉高校吹奏楽部の演奏やバザーもありますので、こちらへのご参加もよろしくお願いします。

コミュニティスクール

【保護者の皆様にメール配信した、関中だより10月号と同じ内容です。】 

 夏休み明けからも猛暑が続き、この秋はどうなってしまうのだろうかと案じていましたが、秋分の日の三連休あたりからようやく涼しくなってきました。空を見上げても、秋らしい雲が多く見られるようになってきましたが、これからも寒暖差の激しい日が続くと長期予報が発表されています。衣替えの季節ともなりましたが、ご家族ともども、健康管理に気をつけてお過ごしください。
 令和6年度が始まり、半年が過ぎました。入学式や運動会、修学旅行、各部活動の大会など振り返れば沢山の行事を行ってきました。2年前、当時の甲子園優勝校の監督が「青春ってすごく密なので」という言葉を残していましたが、やはり子ども達にとっては、日々の学校生活や学校行事は思い出に残るのだと思います。今月は、前後期の学期の変わり目です。終業式の日に通知表をお渡しますが、これまでに子ども達が学習してきた証となります。個々に知識が広がり理解が深まっているところ、今後も継続的に努力が必要なところと様々あります。先月の「関中だより」でも、「励ましの言葉」についてお伝えしましたが、結果が良い悪いではなく、学び続ける姿勢が身につくよう、また、心身とも に健やかな子ども達の育成に向け、継続して全職員で支えて参りますので、ご家庭でも励ましをお願いします。
 後期が始まるところですが、来年度の計画も考えていく時期となります。来年度からは、関宿中学校区で「コミュニティスクール(学校運営協議会)」を導入することとなりました。目的は、地域の理解と協力を得た学校運営や「社会に開かれた教育課程」の実現を目指し、学校を核とした地域ネットワークを形成することです。関宿地域は、以前から小中の連携、保護者の皆様、地域の皆様にご理解やご協力をいただいておりますが、国(文部科学省)は、更に一歩踏み込んで地域と学校がパートナーとなり、地域の課題に「地域総がかり」で対応することを施策としています。関宿地区のこれまでの取り組みを土台として「コミュニティスクール」に移行するので、現在の学校体制やPTA組織の大きな変更はありません。イメージとしては、現在、小中学校それぞれで「学校評議員」を置いていますが、この制度を止め、「コミュニティスクール」として、会議を一つにまとめ様々な課題について熟議する、ということになります。今後も、関中だよりや保護者会で「コミュニティスクール」についてお話をさせていただきますので、よろしくお願いします。
 今月は、1年生の校外学習や市内音楽会、東葛駅伝大会など様々な行事があります。来月の関中祭に向けての取り組みも始まっています。地域一体となった学校づくりを今後も進めて参りますので、ご支援をよろしくお願いします。

ペップトーク

 【保護者の皆様にメール配信した、関中だより9月号と同じ内容です。】

 楽しかった夏休みも、あっという間に終わりました。ご家庭でのお子さんの様子はいかがだったでしょうか。少々生活リズムが変わってしまった、ということがあったかもしれませんが、学校生活が始まることにより、少しずつ生活リズムも戻ってきますので、ご家庭でもお声かけをお願いします。また、夏休み期間中は、三者面談や部活動関係の送迎にご協力いただき、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。
 8月21日に、小中合同で職員研修を行いました。皆さん、「ペップトーク」という言葉をご存じでしょうか。「ペップトーク」とは、アメリカのスポーツ現場で生まれた話す技術のことで、スポーツの試合前に、監督やコーチが選手に対して行う「短く」「わかりやすく」「肯定的な」「魂を揺さぶる」勇気づけのショートスピーチのことです。昨年のWBCの決勝戦前、大谷翔平選手がロッカールームで、「憧れるのをやめましょう。」という言葉から始まったショートスピーチが話題になりましたが、これがまさに「ペップトーク」です。研修では、この大谷選手のスピーチを基に、①今を受け入れる言葉がけ(受容)、②とらえ方を変える言葉がけ(承認)、③人を動かす言葉がけ(行動)、④人の背中を押す言葉がけ(激励)の4つのステップについて学びました。勇気を引き出す励ましの言葉を、これまで以上に子ども達に投げかけられるよう、我々教職員一同、更に研鑽を積み、学んでまいります。また、この言葉がけは学校だけではなく、家庭や職場にも活用可能です。今後、保護者の皆様も参加できる、子ども達向けのペップトーク講演会を開催したいと考えております。
 今夏は、オリンピックが開催されました。パラリンピックは今、開催されているところですが、すでにメダル獲得のニュースが入ってきています。多くの日本人選手の活躍が見られましたが、私はスポーツクライミングの森秋彩選手の姿が、特に印象に残っています。前半のボルダーでは、ホールドになかなか手が届かず、スタートすることができない中、何度もジャンプして挑戦していました。後半のリードでは、一番背の低い彼女が、誰よりも一番高い所まで登り、4位入賞を果たしました。決してあきらめない姿と、競技後のインタビューで「楽しく登ることができた。技術とパワーが足りなかった。悔しさを持ち帰るにはちょうどいい順番。」と話す姿に心から拍手を送りました。皆さんは、今回のオリンピックで、どのシーンが印象に残っているでしょうか。
 9月は、すぐに期末テストがあります。また、生徒会役員選挙や関中祭の準備が始まり、2年生は「職場体験学習」も控えています。秋もたくさんの行事があり、子ども達も楽しみにしています。今後とも本校の教育活動に、ご理解ご協力をよろしくお願いします。

少年時代

「少年時代」という映画があります。戦争末期の疎開地での物語ですが、最後の場面で、汽車に乗った友との別れの時に主題歌が流れると、心に熱いものが沸いてきます。私が少年だった頃は、現在のようにスマートフォンやパソコンなどがない時代でしたが、友達と虫取りに行ったり、市民プールで遊んだりした楽しい夏休みの思い出がたくさんあります。花火大会や夏祭りも、当時の独特な雰囲気ではありましたが、「駄菓子が買える」、「ジュースが飲める」とワクワクしていたことを思い出します。現在の子ども達も、生活様式が変わり何かと便利になりましたが、花火大会や夏祭りは特別で、「胸のたかなり」はきっとあるのではないでしょうか。子ども達には大人になったとき、懐かしい思い出として語ることができるような、楽しい夏休みを過ごしてほしいと願っています。

学校は夏休みですが、教職員は事務処理や部活指導だけではなく、研修にも励んでいます。先週、2日(金)には関宿高校、木間ケ瀬中学校、二川中学校、関宿中学校の教職員が合同で研修を行いました。社会環境の革命的変化が進んでいる最中、スマートフォンなどの道具は安全なのか危険なのか、使う人次第で変わることを改めて考えました。

暑い日が続きますが、皆様、健康には十分気をつけてお過ごしください。