校長室から
さいきょうの思い出
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより12月号と同じ内容です。】
先月16日(土)に、「関中祭」を行いました。大変多くの皆様にご来校いただき、ありがとうございました。また、昼食販売では本部役員、協力委員の皆様を中心に計画から当日の仕分け、後片付けまでご協力いただきありがとうございました。
「関小フェスティバル」も参観しましたが、保護者の皆様、地域の皆様が、子ども達の笑顔のために準備する姿、本当に忘れられません。小学校、中学校ともに地域の方々に支えられ、歩んできた学校なのだと改めて強く感じました。来年度からは、「コミュニティスクール」の導入となります。これまで以上に小、中、地域の連携を進めて参りますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
「関中祭」で子ども達は、自分自身の持つ力を存分に発揮することができました。和太鼓の迫力ある演舞、吹奏楽部の楽しい演奏、美術部のやさしさ溢れる発表、そして中学生らしい美しいハーモニーの合唱と、とても素敵な発表でした。また、関中の代表として参加した英語スピーチコンテスト、市内弁論大会の内容もご覧いただき、子ども達の励みとなるとともに、「さいきょうの思い出」となりました。小規模校ですが、一人一人が最大の力を発揮し、その力を合わせて頑張る関中生を誇りに思います。今回で、3年生の部活動は全て終了となります。これからは、自分自身の進路開拓に向けて準備を進めることになりますが、全校で応援し励まし、背中を押して参ります。
「師走」になりましたが、今月も「あおぞら学級」の地区交流会や野田市駅伝大会などの対外的な行事、思春期講演会や着付け教室、防災出前授業など校内での活動もたくさん予定しています。また、24日(火)からは冬休みに入ります。クリスマスや年末年始の年中行事などがあり、子ども達にとってはとても楽しみな時期となります。楽しく、安全に過ごすためにも、交通ルールを守ることや危険場所へは近づかないこと、健康管理について学校でも指導いたしますが、14日(土)の授業参観・保護者会の折にも確認いたしますので、ご参加をよろしくお願いいたします。
先日、「野田市学校保健講演会」に参加してきました。講演会では、この季節に流行るインフルエンザについて、予防接種を受けることや人混みでのマスクの着用、石鹸で手を洗い流水でよく流すことが大切だと、話がありました。ご家族でも気をつけてお過ごしください。
少し早いですが、令和6年中は大変お世話になり、ありがとうございました。新年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
芸術の秋 スポーツの秋
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより11月号と同じ内容です。】
10月5日(土)に、本校の吹奏楽部が関宿高校の一位祭(文化祭)に参加しました。伝統となっている関宿高校、木間ケ瀬中学校、二川中学校との4校合同による演奏を披露してくれました。これだけ演奏者が揃うと、迫力が違います。吹奏楽部は、今月3日(日・文化の日)にも、関宿地区3中学校合同で、「野田市文化祭」において演奏を行います。午前10時から野田ガスホールにて開催されますので、お時間があればぜひご鑑賞ください。
後期が始まり、すぐに1年生の校外学習がありました。上野公園を中心に「JICA地球ひろば」「日本科学未来館」「パナソニックセンター」と、班ごとに行き先が異なりましたが、班員で協力してそれぞれの見学先に行ってきました。通勤通学時間帯での満員電車に乗り、社会人の大変さも少し実感できたでしょうか。今回は、総合的な学習における「SDGs学習」の一環として校外学習に臨みました。12月の授業参観時に、今回学んできたことを発表しますので、保護者の皆様、ぜひご参加ください。
東葛駅伝大会は、各方面から応援のお言葉をいただきました。順位ではなく、小規模校として学校一丸となり走る姿が、多くの方々に感動を与えました。大会会長からも、称賛の気持ちを込められた直筆の葉書が届きました。当日は、各区間に応援に駆けつけていただいた保護者の皆様、地域の皆様、本校生徒の皆さん、ありがとうございました。
野田市小中学校音楽会では、全校で「花は咲く」を歌い、和太鼓部の選抜メンバーによる「関中囃子」を演奏しました。「花は咲く」では、故郷を想うやさしい心を表現し、「関中囃子」では力強い太鼓の鼓動が会場内に響き渡りました。審査員の方々からも全校で取り組む姿、丁寧に気持ちを込めて歌っていることなど、称賛する内容の講評をいただきました。
以上のように、秋になってからも芸術やスポーツに、大活躍する関中生の姿がありました。今月16日(土)に、「関中祭」を行います。どの学年も合唱練習に取り組み、吹奏楽部、美術部、和太鼓部も発表に向けて熱心に活動しています。また、英語スピーチ、弁論発表もあります。多くの方々のご来校をお待ちしております。また、9日(土)は関宿小学校で「関小フェスティバル」が行われます。西武台千葉高校吹奏楽部の演奏やバザーもありますので、こちらへのご参加もよろしくお願いします。
コミュニティスクール
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより10月号と同じ内容です。】
夏休み明けからも猛暑が続き、この秋はどうなってしまうのだろうかと案じていましたが、秋分の日の三連休あたりからようやく涼しくなってきました。空を見上げても、秋らしい雲が多く見られるようになってきましたが、これからも寒暖差の激しい日が続くと長期予報が発表されています。衣替えの季節ともなりましたが、ご家族ともども、健康管理に気をつけてお過ごしください。
令和6年度が始まり、半年が過ぎました。入学式や運動会、修学旅行、各部活動の大会など振り返れば沢山の行事を行ってきました。2年前、当時の甲子園優勝校の監督が「青春ってすごく密なので」という言葉を残していましたが、やはり子ども達にとっては、日々の学校生活や学校行事は思い出に残るのだと思います。今月は、前後期の学期の変わり目です。終業式の日に通知表をお渡しますが、これまでに子ども達が学習してきた証となります。個々に知識が広がり理解が深まっているところ、今後も継続的に努力が必要なところと様々あります。先月の「関中だより」でも、「励ましの言葉」についてお伝えしましたが、結果が良い悪いではなく、学び続ける姿勢が身につくよう、また、心身とも に健やかな子ども達の育成に向け、継続して全職員で支えて参りますので、ご家庭でも励ましをお願いします。
後期が始まるところですが、来年度の計画も考えていく時期となります。来年度からは、関宿中学校区で「コミュニティスクール(学校運営協議会)」を導入することとなりました。目的は、地域の理解と協力を得た学校運営や「社会に開かれた教育課程」の実現を目指し、学校を核とした地域ネットワークを形成することです。関宿地域は、以前から小中の連携、保護者の皆様、地域の皆様にご理解やご協力をいただいておりますが、国(文部科学省)は、更に一歩踏み込んで地域と学校がパートナーとなり、地域の課題に「地域総がかり」で対応することを施策としています。関宿地区のこれまでの取り組みを土台として「コミュニティスクール」に移行するので、現在の学校体制やPTA組織の大きな変更はありません。イメージとしては、現在、小中学校それぞれで「学校評議員」を置いていますが、この制度を止め、「コミュニティスクール」として、会議を一つにまとめ様々な課題について熟議する、ということになります。今後も、関中だよりや保護者会で「コミュニティスクール」についてお話をさせていただきますので、よろしくお願いします。
今月は、1年生の校外学習や市内音楽会、東葛駅伝大会など様々な行事があります。来月の関中祭に向けての取り組みも始まっています。地域一体となった学校づくりを今後も進めて参りますので、ご支援をよろしくお願いします。
ペップトーク
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより9月号と同じ内容です。】
楽しかった夏休みも、あっという間に終わりました。ご家庭でのお子さんの様子はいかがだったでしょうか。少々生活リズムが変わってしまった、ということがあったかもしれませんが、学校生活が始まることにより、少しずつ生活リズムも戻ってきますので、ご家庭でもお声かけをお願いします。また、夏休み期間中は、三者面談や部活動関係の送迎にご協力いただき、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。
8月21日に、小中合同で職員研修を行いました。皆さん、「ペップトーク」という言葉をご存じでしょうか。「ペップトーク」とは、アメリカのスポーツ現場で生まれた話す技術のことで、スポーツの試合前に、監督やコーチが選手に対して行う「短く」「わかりやすく」「肯定的な」「魂を揺さぶる」勇気づけのショートスピーチのことです。昨年のWBCの決勝戦前、大谷翔平選手がロッカールームで、「憧れるのをやめましょう。」という言葉から始まったショートスピーチが話題になりましたが、これがまさに「ペップトーク」です。研修では、この大谷選手のスピーチを基に、①今を受け入れる言葉がけ(受容)、②とらえ方を変える言葉がけ(承認)、③人を動かす言葉がけ(行動)、④人の背中を押す言葉がけ(激励)の4つのステップについて学びました。勇気を引き出す励ましの言葉を、これまで以上に子ども達に投げかけられるよう、我々教職員一同、更に研鑽を積み、学んでまいります。また、この言葉がけは学校だけではなく、家庭や職場にも活用可能です。今後、保護者の皆様も参加できる、子ども達向けのペップトーク講演会を開催したいと考えております。
今夏は、オリンピックが開催されました。パラリンピックは今、開催されているところですが、すでにメダル獲得のニュースが入ってきています。多くの日本人選手の活躍が見られましたが、私はスポーツクライミングの森秋彩選手の姿が、特に印象に残っています。前半のボルダーでは、ホールドになかなか手が届かず、スタートすることができない中、何度もジャンプして挑戦していました。後半のリードでは、一番背の低い彼女が、誰よりも一番高い所まで登り、4位入賞を果たしました。決してあきらめない姿と、競技後のインタビューで「楽しく登ることができた。技術とパワーが足りなかった。悔しさを持ち帰るにはちょうどいい順番。」と話す姿に心から拍手を送りました。皆さんは、今回のオリンピックで、どのシーンが印象に残っているでしょうか。
9月は、すぐに期末テストがあります。また、生徒会役員選挙や関中祭の準備が始まり、2年生は「職場体験学習」も控えています。秋もたくさんの行事があり、子ども達も楽しみにしています。今後とも本校の教育活動に、ご理解ご協力をよろしくお願いします。
少年時代
「少年時代」という映画があります。戦争末期の疎開地での物語ですが、最後の場面で、汽車に乗った友との別れの時に主題歌が流れると、心に熱いものが沸いてきます。私が少年だった頃は、現在のようにスマートフォンやパソコンなどがない時代でしたが、友達と虫取りに行ったり、市民プールで遊んだりした楽しい夏休みの思い出がたくさんあります。花火大会や夏祭りも、当時の独特な雰囲気ではありましたが、「駄菓子が買える」、「ジュースが飲める」とワクワクしていたことを思い出します。現在の子ども達も、生活様式が変わり何かと便利になりましたが、花火大会や夏祭りは特別で、「胸のたかなり」はきっとあるのではないでしょうか。子ども達には大人になったとき、懐かしい思い出として語ることができるような、楽しい夏休みを過ごしてほしいと願っています。
学校は夏休みですが、教職員は事務処理や部活指導だけではなく、研修にも励んでいます。先週、2日(金)には関宿高校、木間ケ瀬中学校、二川中学校、関宿中学校の教職員が合同で研修を行いました。社会環境の革命的変化が進んでいる最中、スマートフォンなどの道具は安全なのか危険なのか、使う人次第で変わることを改めて考えました。
暑い日が続きますが、皆様、健康には十分気をつけてお過ごしください。
ミストシャワーを設置しました。
昨日の授業参観、保護者会へのご参加ありがとうございました。突然、昇降口でミストがかかり、驚いた方もいらっしゃったかもしれません。ツバメの子育ての邪魔にならないよう、昇降口にミストシャワーを設置しました。子ども達からの評判もよいようです。そういえば、ツバメの子は無事巣立ちました。今は別のツバメが巣をつくっています。
いざは普段なり
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより7月号と同じ内容です。】
早いもので、夏休みを迎える月となりました。4月以来、子ども達は学習や行事に全力を注ぎ、様々な経験を積み重ねながら成長しています。野田市は二期制のため、前期は10月の2週目まで続きますが、年間を通じた学校生活では夏休みで一区切りとなります。7月4日(木)は授業参観と保護者会を予定しておりますので、ぜひご参加ください。また、7月24日(木)から26日(金)まで全学年で三者面談を行います。お子さんの学校生活の様子や今後の課題について、お話しできるよい機会であると捉えています。特に3年生は、卒業後の進路について本格的に考えていく時期でもあります。ご心配されていることがあるかもしれません。どのようなことでも、遠慮なくお話しください。
6月12日から3日間、3年生が京都・奈良へ修学旅行に行ってきました。行きも帰りも新幹線は、一両丸々、関宿中学校の貸し切り状態でした。私はこれまでも修学旅行の引率をしてきましたが、他校の修学旅行生が同じ車両に乗り合わせないことは初めてでした。周りに気を遣わずに、おしゃべりしたりゲームをしたりして優雅な移動時間を過ごすことができました。3年生は、宿泊先で食事の時間に配膳の手伝いを自ら行ったり、宿の方々へ心のこもった挨拶をしたり、見ていて感心しました。夕食の時間は会話が弾み、まるで同窓会でもしているような雰囲気で、3年生のこれまでの繋がりの強さを目の当たりにしました。2日目の夜に、「いざは普段なり」という話を3年生にしました。まさに3年生の普段の生活が修学旅行という特別な時間の生活に表れていると感じたからです。3年生には、この姿勢を大切にしながら進路開拓に向けて自信をもって取り組んでほしいと願っています。今回の修学旅行、京都では11年ぶりの記録的な暑さの中、誰一人熱中症にもならず元気に全行程を終了できたこと、本当に嬉しく思っています。
7月20日から夏休みが始まります。子ども達の生活は、学校からご家庭や地域が中心となります。自律した生活が送れるよう、学校でも「夏休みのしおり」を使い、計画的に安全に生活できるよう指導しますので、ご家庭でも、特に交通事故や水難事故等の未然防止についてお話しください。7月10日から19日まで、夏の交通安全運動が実施されます。今年のスローガンは、「身につけよう 交通ルールと ヘルメット」です。自転車乗車用ヘルメットの着用は努力義務になっています。本校では、自転車通学者は必ずヘルメットを着用することになっていますが、通学以外で自転車に乗る場合も安全のためヘルメットの着用をしましょう。また、保護者の皆様も自動車を運転する機会が多いと思います。安全運転を心がけ、ご家族ともども安全安心な夏休み期間中の生活を送ってください。
野田市立関宿中学校長 武田 光弘
PTAバレーボール
関宿小・中学校の合同PTAバレーボールチームが毎週火曜日と金曜日を中心に活動しています。昨夜、練習に参加してきました。バレーボール素人の私は、右往左往でしたが、蒸し暑い体育館の中で、メンバーはとても楽しそうに、そして元気に練習していました。来週7月6日(土)、清水公園の体育館で試合があります。お時間があれば応援をよろしくお願いします。頑張れ!関宿!
校舎を見回っていると・・・
ツバメの巣に向かうように、親ツバメが休憩していました。親ツバメの右側を見ると、ヤモリがいました。
他の学校では、なかなか見ることのできない光景です。
地域に根差した学校
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより6月号と同じ内容です】
5月25日(土)の運動会では、保護者の皆様、地域の皆様、様々な面でご協力いただきありがとうございました。お陰様で天候にも恵まれ、子ども達にとって、思い出に残る楽しい運動会を開催することができました。練習期間中は雨の日が多く、特に小学校との合同練習は思うようにできず、ようやく校庭で一緒に練習できたのは、予行練習の日でした。子ども達は、予行練習の反省から、開閉会式の動きの変更や係活動の再確認など、短時間で修正し運動会当日を迎えました。当日は朝から堂々とした姿で、一人一人が競技や応援、係活動に真剣に取り組み立派でした。小学校低学年の「関小サンバ!」では、応援席から中学生が自ずと手拍子を送る姿を見て、ほのぼのとした気持ちになりました。
お昼休みに、子ども達が家族とお弁当を食べている様子を本部席からずっと見ていました。お弁当を食べ終わると、小学生中学生関係なく子ども達は、袋に入れたお菓子を配ったり交換したりして楽しそうに会場内を歩き回っていました。運動会を平日開催にしたり、午前中だけの運動会にしたりして、お弁当ではなく給食後に下校とする学校も増えている中、今回のお昼休みの光景は、心穏やかになるものでした。
また、小中合同の運動会は、私達教職員も学ぶことが多い行事です。これまで教員として中学校での勤務しか経験のない職員は、小学生の運動会に向けた取り組みを知りません。低学年の創作ダンスや高学年の表現運動など、小学校の先生方の丁寧で熱心な指導に頭が下がります。また、その逆で小学校の先生方も中学生の活動を見て、刺激を受けていると思います。このように小学校と中学校で、お互いに理解しあいながら小中連携を更に深め、地域に根差した学校にしようと改めて思いました。先月の「関中だより」で「ウェルビーイング」のことをお伝えしましたが、今回の運動会はまさに、「地域に根差したウェルビーイング」だと感じています。「ウェルビーイング」については、本校ホームページに文部科学省のバナーをリンクさせているので、そちらも参考にしてください。
さて、6月になりましたが、1年生にとっては最初の定期テスト(前期中間テスト)があります。今月は行事も落ち着いてくるので、各学年とも毎日の学習の振り返りや一人一人の家庭学習の様子を確認しながら、学習面に子ども達の目を向けていきます。計画的な学習や、卒業後の進路選択も含めて一緒に考えていきますので、よろしくお願いいたします。また、3年生は修学旅行を控え、自分達で考える班行動計画も大詰めを迎えています。3年生には、最高の思い出となる修学旅行になるよう願っています。
すくすくと育っています
各学年の給食配膳の様子を見てきました。さすが、3年生は一番早く準備ができていました。教室から戻るときに昇降口に寄りました。以前、ツバメの巣があることをお伝えしましたが、2羽の雛がすくすくと育っています。1〜2分ごとに親が餌を運び、雛は競って大きな口を開けています。巣の下に段ボール箱を置き、昇降口が汚れないようにしています。子ども達も、巣の様子を気にしてくれています。
卒業生の皆様へ
本校は、昭和22年(1947年)の創立以来、今年で78年目を迎えます。昭和37年の全校7クラス、全生徒数277人をピークに、以降減少が進み、今年の5月1日現在では、全校4クラス(内1クラスは特別支援学級)、全生徒数55人となりました。東葛管内(松戸市・野田市・柏市・流山市・我孫子市・鎌ケ谷市)で一番小さな中学校です。現在は、運動会を関宿小学校と合同で開催するなど、小中学校の連携を進めています。本校ホームページ上に「校歌」のページを追加しました。歌詞と共に演奏が視聴可能となっておりますので、どうぞお試しください。少しでも皆様の母校「関宿中学校」を思い出していただければ幸いです。
充実した学校生活を
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより5月号と同じ内容です】
新学期が始まり、一カ月が経ちました。各学級では係も決まり、軌道に乗り出しているところです。これから生徒会活動が本格化し、今年度のスローガンも決まりますが、今年はどのようなスローガンになるのでしょうか。子ども達と共に保護者の皆様、教職員も一丸となり、「チーム関宿中」として躍進していきましょう。
今月行われる運動会は、小中合同の運動会です。保護者の方々にもご協力をいただき、毎年盛大に開催されています。保護者の皆様のご意見や更なるご協力が必要になりますが、運動会だけではなく、他の行事についても合同で取り組むことができないか思案しています。運動会のスローガンは毎年子ども達が考えていますが、「関宿の小中連携」について、保護者の皆様もスローガンを一緒に考えてみませんか。地域が連携して様々な活動する礎につながれば、と願っております。
「ウェルビーイング」という言葉をご存じでしょうか。昨年、国から出された「第4期教育振興基本計画」の中に盛り込まれている言葉です。「教育振興基本計画」とは、国の教育政策の方向性や目標などを定めた「教育の羅針盤」という性質を持つ教育の総合計画です。「持続可能な社会の創り手の育成」、「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」の2つのコンセプトが含まれています。この「ウェルビーイング」とは、個人だけではなく、個人を取り巻く周囲全体が幸福に包まれるという概念です。学校でもこの「ウェルビーイング」を達成するために、子ども達一人一人が自己肯定感を持ち、幸福感溢れる生活が送れるよう、またご家庭と地域の方々、教職員全体の「ウェルビーイング」の向上のため、皆様と協働していきたいと考えておりますので、引き続きご協力をお願いいたします。
4月17日(水)に、新入生歓迎会がありました。各委員会、部活動の紹介など、心温まる歓迎会でした。歓迎会の最後には、「校長先生の話」がありました。どのような集会でも最後に「校長先生の話」があるので、あらかじめ、どのような話をしようか考えたり、子ども達の様子を見て、感想や思い浮かんだ言葉を伝えたりすることもあります。今回私は、「1年後には、この場に3年生は居ません。卒業するまで、もう1年もありません。」と話しました。日本において、春は出会いと別れの季節です。新入生歓迎会で出会いが始まったばかりですが、子ども達の発表する様子を見ていて、咄嗟に出てきた言葉です。小学1年生から中学3年生まで、進級しても進学しても同じ顔触れです。楽しかったことや苦しかったことも皆で共有してきました。しかし、中学を卒業すると進路先は一人一人変わってきます。この関宿から離れていくこともあるでしょう。なので、「今日、この日、この時間、1秒たりとも大切にしてください。」と結びの話をしました。
先月のPTA総会では、多くのご出席ありがとうございました。その中で、PTA広報誌を休刊にし、代わりに当校ホームページで様々な活動の様子を紹介する運びとなりました。これに合わせて、「関中だより」も簡素化し、ホームページで今後の予定やお知らせを掲載することといたしましたので、よろしくお願いいたします。
今年もやってきました!
昇降口の軒先にツバメがやってきました。
昨年の古巣を土台に、新しく巣をつくるのでしょうか。
ツバメが巣をつくる家は、古くから縁起がよいといわれています。
また、優しい人達がいる場所に、巣の多くがつくられるそうです。
ツバメの子育てを温かく見守りたいですね。
和太鼓部の動画
こんにちは。
関宿城さくらまつりの様子を、昨日、静止画で紹介しました。
4月17日に行われた「新入生歓迎会」での和太鼓部の動画を、
「部活動紹介」のページでご覧いただけるようになりました。
衣装は着ていませんが、躍動感をお伝えすることができると思います。
関中Diaryの「関宿城さくらまつりの静止画」と併せてお楽しみください。
お待たせいたしました
「関中Diary」ページに、やっと子ども達の活動する姿を添付することができました。
その他のページも含めて、随時更新しますので、ぜひご覧ください。
新入生歓迎会
本日、2・3年生が新入生歓迎会を開いてくれました。
生徒会や各委員会、部活動の発表を、新入生は興味深そうに見入って
いました。
様子のわかる画像は、近日中に掲載します。
もうしばらくお待ちください。
リハーサル
こんにちは。
今日の午後は、2・3年生が明日行う「新入生歓迎会」の練習をしていました。
私は、明日の発表を楽しみに、リハーサルの様子は、ほんの少ししか見ていませんが、
思わず笑ってしまうアクシデント(?)もあったようです。
子ども達の手づくりの歓迎会、ワクワク、ドキドキしています。
ありがとうございました
昨日は、初夏を思わせるような天気でしたが、春の花も咲き誇り、とてもよい一日でした。
関宿城さくらまつりでは、本校の和太鼓部が演奏しました。
力強い音が響き渡り、部員達のフォーメーションもかっこよく見えました。
ご観覧いただいた方々、温かいご声援、ありがとうございました。子ども達にとって、
とても励みになります。今後もご支援をよろしくお願いします。
今日もよい天気に恵まれました。
校庭の桜の花は、すべて散ったわけではなく、見応えのある桜吹雪の光景が印象的です。
下校の際、子ども達も「すご~い」と声をあげていました。
関宿城さくらまつり
こんにちは。
風に吹かれ、校庭の桜の花びらが舞い、とてもきれいです。
お迎えに来られた保護者の方も、桜を背景にお子さんの写真を撮っていました。
すてきな写真だと思います。
本校は、生徒数が少なく、特別部活(駅伝部、和太鼓部)を掛け持ちしている子が
多くいます。
昨日は、和太鼓部員が集まり、練習していました。部活動見学の1年生も興味深そうに
見ていました。
明後日、4月14日(日)、関宿城さくらまつりが開催されます。
午前11時からの開会セレモニーに、本校の和太鼓部が出演します!
勇姿をぜひ、ご覧いただきたいと思います。
よろしくお願いします。
ゆったりと流れる時間
こんにちは。
一昨日の入学式は、大雨でしたが、校庭の桜はまだ咲き誇っています。
この時期に桜が咲いているのは、何年ぶりでしょうか。
朝から駅伝部の部員達が、練習に励んでいました。
各学級では、話し合いをしたり、レクを楽しんだり、関宿中らしく
ゆったりと時間が流れています。
今日は1年生が、校舎見学をしました。
途中で、校長室にも寄ってもらいました。単学級の学校なので、
1年生全員が校長室に入ることができます。
私の特技(立体パズルを6面そろえる)も見てもらいましたが、
1年生達には、少しは「すごい!」と思ってもらえたのでしょうか。
避難訓練を行いました
こんにちは。
今日から、3学年そろっての学校生活が始まりました。
午後は避難訓練を行いましたが、始業式、入学式で大切
にすることの1つ、としてお伝えした「命」に関わるこ
とです。訓練後、職員で様々な意見交換をしましたが、
子ども達には、日頃から、身の回りの危険についても考えら
れるように導いて参ります。
午前中は、近隣の関宿小学校の入学式に行ってきました。
18人の新入生が元気に「はい!」と返事する姿を見て、
早く一緒に運動会をしたい、と思いました。
関宿小学校と関宿中学校は、毎年合同で運動会を行っています。
今年度は、5月25日(土)の予定です。
入学式を行いました。
こんにちは。
本日、入学式を行いました。
新入生17名が入学しました。これで、全校生徒55名がそろいました。
始業式や入学式の様子は、後日画像でもお知らせする予定です。
新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。
共に頑張りましょう!
ご来賓の皆様も、足下の悪い中、ご出席いただきまして、ありがとうございました。
よろしくお願いいたします
こんにちは。
令和6年4月1日付けで関宿中学校長として着任いたしました、武田光弘と申します。
また、同日付けで新規採用の 根本みふゆ 教諭 臨時的任用職員の 三輪奏歩 講師
が着任いたしました。
関宿中学校のために、尽力して参りますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
本日、始業式が行われ、子ども達にとっての新学期が始まりました。
新しい出会いを大切にし、共に歩んで参ります。
明日、4月9日(火)午後2時から入学式を挙行いたします。
ありがとうございました。
すでに当HPや、3月26日付け新聞各紙に掲載された通り、令和5年度末人事異動により、
冨江有希子教諭が野田市立川間中学校へ、白土華那教諭が野田市立第二中学校へ、私森功が野田市教育委員会へ異動することとなりました。生徒をはじめ、保護者の皆様、地域の皆様に支えられ充実した毎日を過ごすことが出来ました。
たいへんお世話になりました。ありがとうございました。
おかげさまで
あっという間に1.2月が過ぎ、いよいよ3月、春の訪れです。旧暦3月の呼び名でもある「弥生」は、もともとは「いやおい」と読み、草木がますます生い茂るさまをあらわしています。陽光とやわらかな春雨によって多くの植物が萌え出ずる時季であるためこの名がつきました。生命の息吹を感じ、色鮮やかになってくるイメージもあり、どことなく開放感に包まれるものです。その3月は年度末、学校にとっては「別れの季節」でもあります。
3年生は厳しい受験期を乗り越え、もうすぐ卒業です。3月13日は第77回卒業式を迎えます。3年生については小学校での最終学年を迎えるころ、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、小学校最後の1年間を、最高学年としての1年間を様々な制限の中、十分に活動できないままでの卒業となってしまいました。そのような中での中学校入学でしたが、2年生を迎えるころには感染症予防のための制限も緩和され、徐々に本来の学校生活を送れるようになりました。
上級生からのバトンを引き継いでからの1年半、特に3年生に進級してからの成長と活躍は目覚ましく、授業、委員会活動、学校行事、部活動など様々な面で最上級生として関宿中学校をリードしてくれました。大変立派な姿を示してくれたと思います。3年生には自分たちの努力はもちろんですが、1,2年生の協力、保護者の皆様、地域の皆様のご支援あってのものということを忘れずにいて欲しいと思います。「おかげさま」という感謝の気持ちを忘れてはなりません。3年生のみなさん、感謝の気持ちと未来に向けた決意を胸に巣立ってください。
1.2年生は3年生への感謝の気持ちを込めて、「3年生を送る会」と「卒業式」の準備に取り組む中で、学年が一つ上がること、関宿中の伝統を引き継ぐことへの心構えを整えていることと思います。自信をもって新年度を迎えられるよう残りの1カ月を大切に過ごしてください。
保護者の皆様、この1年、本校の教育活動にご理解ご協力をいただき本当にありがとうございました。職員一同「おかげさま」の気持ちをもって子どもたちに向き合い、本年度を締めくくりたいと思います。今後とも変わらぬご支援を宜しくお願いいたします。
野田市立関宿中学校長 森 功
やがて花を咲かせるために
2月4日は立春、暦の上では春を迎えます。寒い日が続いていますが、それでも日差しが少しずつ長く強くなり、寒さの中にも春が近づいていることを感じさせてくれます。新型コロナウイルスはもちろん、風邪やインフルエンザも流行する時期です。「手洗い・うがい」や規則正しい生活習慣により、この時期を健康に乗り越えましょう。
この寒く厳しい時期にいつも思い浮かぶ言葉があります。それは「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」という言葉です。苦しいときに踏ん張るからこそ根が張り花が咲くのです。やがて(花の咲く時期)や花の色、大きさは人それぞれです。結果が早く出る人もいれば、時間をかけて出る人もいます。それでも努力は、流した汗は嘘をつきません。努力して、汗を流して一生懸命身につけた物は失うことのない大きな財産になります。来る令和6年度、新たなスタートを良い形で切るためにも今こそ力を蓄える時と捉えてください。
3年生は受験期の真只中で落ち着かない気分の日も多いかと思いますが、その中でこそ日頃の授業や学校生活を充実させることが、自分を成長させるチャンスだととらえてください。ゴールではなく、新たなスタートのために。そしてその背中を下級生達に見せてほしいと思います。「憧れの先輩」としての姿を残してくれることを期待しています。
2年生にはスキー林間事前集会で「3年生にジャンプアップするためのよい機会にしてほしい」と話しましたが、仲間を気遣い行動する姿、しおりや時計を見て主体的に行動する姿が随所に見られ、これまでの準備が充実していたこと、最上級生にむけての気持ちの充実を感じることができました。たいへん素晴らしい取り組みでした。今回の取り組みを自信に今後の生活も一層充実させましょう。
1年生には上級生の姿をよく見てほしいと思います。そして目標となる人を見つけてください。人を動かす力の一つに「憧れ」があります。「あんな先輩になりたい」「あんな活動がしたい」という目標を見つけ、そうなるために、近づくために何が必要かを考え行動することが大切です。先輩として背中を見せられるように。
野田市立関宿中学校長 森 功
当たり前ではないことに感謝して
新年のご挨拶に先立ち、1月1日の能登半島地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。また、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興と安全をお祈りいたします。
つくづく、今日こうして生徒・職員皆で顔を合わせ、無事に学校生活をスタートできることは当たり前ではないのだと考えさせられました。被災された地域では沢山の児童生徒たちが不自由な避難所生活を余儀なくされています。また、多くの学校が避難所となり学校生活を再開できずにいます。私たちは不自由なく生活できるこの環境に感謝し、自身のできること、やるべきことに力を尽くさねばとの思いを強くするところです。
さて、冬休み前に新年を迎えるにあたって「「一年の計は元旦にあり」と言われますが、自分の目標実現に向けて動き出せるような中身のある計画をたてるためにも、まず冷静に自分自身を振り返ってみましょう。」という話をしました。これまでを冷静に振り返り、「今年は」、「今年こそ」と思いを新たにすることができたでしょうか?
これからの3か月は「1月は行く月」「2月は逃げる月」「3月は去る月」といわれるように瞬く間に過ぎていきます。来る次年度の生活に備えて一日一日を大切に過ごして欲しいと思います。
〇3年生の関宿中学校での生活は残すところ正味2か月です。進路決定に向けて全力で取り組むとともに、幼いころ から生活を共にしてきた仲間たちとの日々を大切にしてください。受験を乗り越え更に成長した姿を3送会や卒業式で見られることを楽しみにしています。
〇2年生はスキー林間を3年生に向けてジャンプアップするための大きな経験にしてください。また、日々の学校生活を大切に積み重ねるとともに、3送会の企画・運営を通して最上級生になる気構えを強くできるようにしてください。
〇1年生はいよいよ先輩になるという自覚を持って生活しましょう。言葉ではなく、「背中で語れる先輩」になれるよう日々の学校生活、学習の在り方を見つめなおし上級生となる準備を重ねてください。
最後に、今年も全ての関中生が、コロナウイルスやインフルエンザ等感染症の予防はもとより、登下校時の安全、挨拶・返事・反応、毎日の話し合い活動を大切にして、誰もが安心して過ごせる学校づくりに取り組んでくれることを期待しています。
野田市立関宿中学校長 森 功
艱難汝を玉にす
令和5年も残すところ後1か月程となりました。学校は3月までの年度を1年のサイクルとしていますが、やはりこれから迎える年末年始の時期にこれまでを振り返り、新たな目標立て(見直し)をすることは必要で、私自身はもちろん、教職員、生徒にも求めているところです。
4月からここまで、日々の授業をはじめ、毎日30分の帰りの会、様々な行事、部活動・・・小規模校ゆえに一人で何役もこなさなければならず、準備日程等の調整はもちろん、気力・体力の維持等難しい面は沢山ありました。しかし、そこを皆の協力によって乗り越え、それぞれ納得のいく素晴らしい成果を残すことができました。ここに「あたたかく」「みんなで一生懸命取り組む」関宿中の良さ、関宿中の力(これを私は「関中力」と呼んでいますが)の一層の高まりを感じました。
「教育の成果は見えにくい」とよく言われます。確かに物の生産や販売といったような、数字で表すことや評価することが難しい性質があります。では、どこで成果を確認するかと考えれば、やはり「生徒の変容」「生徒の姿」であると思います。保護者の皆様には様々な場面で生徒の笑顔、充実した姿をご覧いただけたことと思っています。令和5年度の目指す姿として掲げた「主体性・表現力・克己心」の涵養を実感しているところです。エビデンスとなる数字も生徒アンケートや全国学調の生徒質問用紙に表れており、それは「関中だより10月号」や「学校評価アンケート」で紹介したとおりです。
今後も教職員一丸となって教育活動を推進してまいりますので、かわらずご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
野田市立関宿中学校長 森 功
「不易」と「流行」
「不易」と「流行」という言葉は、俳人松尾芭蕉が残した言葉とされています。いろいろな場面でよく使われる言葉なので、ご存じのことと思います。さまざまに解釈されていますが、「不易」はいつまでも変わらないこと、「流行」は時代時代において変化すること、と捉えることが多いでしょう。芭蕉は「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」「不易と流行の基はその一つなり」と言っています。
教育の世界は、その時代や社会の変化、要請に様々な対応をしてきました。ここ7~8年の動きだけでも、・教育機会確保法(主に不登校対策)施行 ・新学習指導要領告示(主体的・対話的で深い学び)と完全実施 ・特別の教科「道徳」の実施 ・運動部活動ガイドライン策定 ・全国学調での英語テスト ・いじめの重大事態調査ガイドライン・・・様々な答申、通知が出され対応してきました。またここ数年で性的マイノリティ、児童虐待、子どもの貧困、外国人生徒、インクルーシブ教育、GIGAスクール構想、コロナウイルス感染症予防対策・・・と学校が正対しなければならない課題は増える一方です。教育における「流行」の部分でしょうか。
では、何のためにこれらに対応するのか? それは「人格の完成を目指し、心身ともに健全な国民の育成」のためであり、本校においては学校教育目標および令和5年度の目指す姿を実現するためです。学校という一つの社会において、自分とは違う他者との関わりの中で、様々な活動の中で、生徒と教職員が一体となって人間性を錬磨し、自立を支援するためだと考えています。教科指導の中で、部活指導の中で、特別活動の中で、学級の中で、それをしていくのです。これが「不易」だと考えます。
「流行」に注力しながらも「不易」を見失わないようにしたいと常々考えています。
「なぜ学校で学ぶか」を考えたとき、やはり生徒同士の関わり合い、ぶつかり合いがあるからこそ人格が錬られ、磨かれ、学びを深められるわけで、そこに大きな意味があるのだと思います。本校には、生徒同士の関わり方、ぶつかり方を見つめる時間が毎日あります。そう、「帰りの会」です。
先日、千葉県中学校長会研究協議会で県下各地の校長を前に「帰りの会の話し合い活動を核とした学級経営」について、30分程の発表をしてきました。その後の協議会の中で「そういう視点がなかった」「必要だと思うが時間が作れない」「教えられるミドル層がいない」等の話が出ました。ほとんどの学校の帰りの会は15分程で、連絡と歌練習等が主な内容のようです。毎日繰り返す30分の帰りの会。本校ならではの時間、営みです。関宿中の「不易の力」になることを信じて今後も工夫を重ねていきたいと思います。
嬉しい数字
令和5年度折り返し
あっという間に9月が終わり、いよいよ10月です。2学期制の野田市小中学校では前期・後期の係委員会の入れ替わりと、それによる様々な組織の改編等が行われます。本校においても、先日生徒会本部役員と各専門委員長の選挙が行われ、新たなリーダーのもと活動がスタートするところです。
10月は日々の授業に加え、葛北新人戦、東葛駅伝大会、関宿高校合同文化祭、小中音楽会等の対外行事。任命式、駅伝壮行会、SDGs工場見学等の校内行事。実にさまざまな活動が予定されています。保護者の皆様には多くの場面でご支援・ご協力をいただくことになるかと思います。宜しくお願いいたします。加えて、3年生は進路決定に向けて一層具体的に動いていくことになります。生徒達にとって大変な日々となりますが、こなすだけにせず、その活動を通して自分が、自分たちがどうなりたいのか明確な目標を持ち、取り組み、振り返り、成長して欲しいと願っています。
嬉しい数字
PTA広報誌「むら竹」でも一部紹介しましたが、本校では昨年度より「生徒にとって安心できる居場所づくり」「居心地の良い学級づくり」「自治的な生活集団・学習集団づくり」のため、帰りの会の話し合い活動を核とした学級経営に取り組んできました。本年度は毎日30分の帰りの会を実施しています。これだけの時間を使って、毎日地道な話し合いを繰り返しているのは、市内では本校だけです。
昨年度からの取り組みの成果とも言える数字が示されたので紹介します。今年4月18日に全国の中学3年生を対象に行われた、全国学力・学習状況調査の生徒質問用紙における回答結果です。(友人関係や学級での生活についてのものを紹介します。)
※回答はすべて「当てはまる」と答えた生徒の%です。
関宿中 | 千葉県 | 全国 | |
①友達関係に満足していますか。 | 71.4 | 53.7 | 55.3 |
②学級の生徒との間で話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり広げたりすることができますか。 | 57.1 | 32.5 | 34.3 |
③あなたの学級では、学級生活をより良くするために学級活動で話し合い、互いの良さを生かして解決方法を決めていますか。 | 61.9 | 30.5 | 29.3 |
④学級での話し合いを生かして、今、自分が努力すべきことを決めて取り組んでいますか。 | 57.1 | 25.2 | 24.9 |
⑤道徳の授業では、自分の考えを深めたり、学級やグループで話し合う活動に取り組んでいますか。 | 71.4 | 44.4 | 43.8 |
⑥人が困っているときは、進んで助けていますか。 | 61.9 | 39.0 | 38.4 |
⑦いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思いますか。 | 90.5 | 78.5 | 80.3 |
千葉県や全国の数字と比較して、肯定的なとらえ方をしている生徒の割合が非常に高いことが分かります。(どの項目についても「どちらかというと当てはまる」までを含めると100%、または100%近い数字になります。)これは担任をはじめ本校職員と生徒たちの毎日の地道な取り組みのひとつの成果であると思います。もちろん課題もありますが、今後も工夫を重ねながら、一層充実した学級経営、学校経営に取り組んでいきたいと思います。
生徒のみなさん、令和5年度も折り返し地点です。4月当初に決めた学級目標を達成できるように、あと半年、日々の営みを大切にしてください。
野田市立関宿中学校長 森 功
Restart
長い夏休みが終わりました。皆さんにとってどのような夏休みだったでしょうか?夏休みは交通事故をはじめ、いろいろなことを心配しましたが、全校生徒の皆さんが「被害者にも加害者にもならない」という約束を守り、自他の命、信頼、将来を守り、それらを失うような行動をせず、今日こうして顔を揃えられたことを本当に嬉しく思います。
また、夏休み前の集会で「これだけはやれたと言える夏休みを」という話をしました。今日「これだけはできました!」と胸を張って担任の先生に話をすることができますか? 休み中の部活動や駅伝練習、学習会や登校日等の様子を見ていると多くの生徒が「できた!」というものを持てたのではないかと感じています。それぞれの取り組みを通して、目標を持って生活することの大切さを再確認できたのではないでしょうか。
さて、本日各学年の代表から今後の生活についての目標(抱負)が語られました。4月からの生活を振り返っての反省に基づいたこと、これからの学校行事等への取り組む思い、進路選択にむけての思いが含まれていました。さらに、葛北大会を最後に部活動を引退した3年生から、2年半の活動の振り返りと後輩に向けてのアドバイスがありました。「目標がその日その日を支配する」という言葉があります。目標達成にむけて課題を探し、実行していくことで生活が変わります。その積み重ねが生き方を変えていきます。何度も繰り返して話していますが、一日一日の「今」の積み重ねが未来を創るのです。
今日から64名での学校生活が再スタート(Restart)します。気持ちを新たに目標に向かって力強く一歩を踏み出しましょう!
野田市立関宿中学校長 森 功
日々の積み重ねこそ
早いもので、もうすぐ夏休みを迎えようとしています。4月よりこれまで、沢山の行事が行われてきました。新入生歓迎会、修学旅行、小中合同運動会、生徒総会と大きな行事が続きましたが、どの学年も実り多い素晴らしい行事にすることができました。また、部活動における市内大会、中高連携スポーツ大会や、市内陸上大会で生徒の一生懸命な姿が沢山見られたことはとても嬉しいことでした。さらに、日頃の授業、係や委員会活動、清掃活動等に熱心に取り組む姿に感心させられることも多くありました。
今年度から「帰りの会」を30分に延長し、その話し合い活動の中で行う一日の振り返りや、明日の目標設定にこだわってきました。自分たちの学級を誰にとっても過ごしやすく居心地の良い場所にするため、課題を明確にし、対策を考え、実践し、振り返りを行うという地道な作業を繰り返してきました。その作業の中で仲間関係を深め、表現力を高めてもきました。少しずつ各学級の生活が充実してきていることを感じています。
以前から「今が未来を創る」ということを繰り返して話してきました。今日一日の学習、生活の積み重ねが、明日の自分、明日の学級を創るのです。これからも一日一日の「今」を大切に積み重ねてください。
7月24日(月)~7月26日(水)まで全学年で三者面談を実施します。これまでの努力の成果や今後の課題等の確認ができればと考えています。特に3年生は進路に向き合っていくことになります。夏休みは自分の将来についてじっくり考えることのできる良い期間です。自分の将来像を思い浮かべ、その道筋を調べることにも時間を有効に使いましょう。目標に向かって充実した夏休みを過ごしてください。
被害者にも加害者にもさせないために。
先日テレビで、海や川の事故で児童生徒が亡くなるというたいへん痛ましいニュースを目にしました。毎年この時期になると同様の事故が多数報道されます。私たち教職員は、関宿中の生徒を被害者にも加害者にもさせないために、交通事故防止や水難事故防止、SNSの使用に関連するトラブル防止について繰り返し指導をしています。特に危険な自転車運転、SNSでの安易な書き込みや投稿は加害者にもなりかねないものです。ぜひご家庭でも、「一つしかない大切な命を自ら危険にさらさないようにすること」また、「自分の命と同様、他者の命もかけがえのないもので、それを傷つけるような行為をしないこと」を折に触れてお話しいただければと思います。
野田市立関宿中学校長 森 功
表現力の向上に向けて
令和5年度の教職員の研究テーマを「主体性を持って伝え合う生徒の育成~話す力の向上を目指して~」として、関中生の課題の一つである表現力の向上に取り組んでいます。
一口に「表現力」といってもその方法は多様であり、紙とデジタル、書く事と入力する事、言語と非言語など様々ありますが、そのような様々な表現を「話す」事に繋げようとしています。昨年度1年間、挨拶・返事の向上や、帰りの会での話し合い活動の充実等に取り組んできましたが、更に一歩、二歩進めていくための取り組みです。各教室にも【「話すこと」へのステップ】として5段階のステップを明示しています。関中生の持つ優しさやあたたかさを沢山の人に伝えたい!伝えられるようにしたい!生徒の皆さんにも、ぜひこのことを理解して取り組んで欲しいと願っています。
去る5月18日~20日、2泊3日の日程で3年生が修学旅行に行ってきました。すでにホームページでもお知らせしていますが、仲間を気遣い、しおりを確認しながら主体的に活動する姿は大変立派でした。また、係や委員会からの依頼事項を的確に伝えたり、宿舎や見学場所でお世話になった方々への御礼、外国からのお客様に積極的に話しかける等のコミュニケーション能力、表現力の向上も感じられ、大変嬉しく思いました。
さて、6月は今年度最初の定期テストがあります。なぜ、テストを行うのか?生徒にとっては、「これまでの学習を振り返る」ためです。ただ単に「点数の良し悪し」だけではなく、理解して身についているのはどこか。逆に身についていなかった、理解が足りなかったのはどこか。テストに向けた学習計画は適切だったのか。計画通り実行できたのか。点数だけでなく、このような点を見直すことで、家庭学習の質や量の向上や、普段の授業への取り組みに役立てるのです。すでに各学級で「前期中間テストに向けての計画表」が配られています。2.3年生は、これまでの反省をいかせるよう取り組んでください。1年生は初めての定期テストです。先生方からのアドバイスを良く聞いて、学習計画を立てるところから頑張りましょう。
野田市立関宿中学校長 森 功
順調なスタート
新年度がスタートし、早一ヶ月が過ぎました。ここまで、入学式、身体測定や避難訓練、新入生歓迎会等の行事はもちろん、毎日の授業や清掃活動等に一生懸命に取り組む生徒の姿を見て、たいへん嬉しく思っています。部活動も1年生を加え、はつらつと活動しています。また、今年度から帰りの会の話し合い活動をより充実させるため30分に延長しました。その意味をよく理解し、毎日こだわりを持って熱心に意見交換している姿に頼もしさを感じています。
両膝を着いて廊下を拭く姿、当たり前のようにトイレ掃除に取り組む姿はとても素晴らしいものです。「温かく」「みんなで一生懸命に取り組む」関宿中学校の特徴を「関中力」(せきちゅうぢから)と呼んでいますが、更に高めていけるように、これからも皆さんの活躍に期待しています。
一方で、一人で何役もこなさなければならないという難しさ、厳しさもあり、それだけに、確実に疲れが出てくる時期でもあります。また、友達との関係が深まるとともに、意見の衝突や思いが伝わらないもどかしさからストレスを感じることもあるでしょう。そんな時は一人で抱えずに、先生方や家族の方、友達等近くにいる人に相談してください。そうしたことからも、これから迎える大型連休を計画的に過ごし、心身をリフレッシュさせてください。
連休明けは、修学旅行、市内大会、小中合同運動会、生徒総会と行事が目白しです。一つ一つの行事に積極的に取り組み、自分を成長させ、仲間との関係を深める機会にできることを期待しています。
保護者の皆様にも、何かとご負担をおかけすることになるかと思いますが、変わらずご理解、ご協力をお願いいたします。
野田市立関宿中学校長 森 功
令和5年度 スタート
昨年度から引き続き校長を務めます森功です。よろしくお願いいたします。
万緑の言葉が実感できる春となりました。学校の周りを見渡しますと草木に美しい花が咲き、心がわくわくするような躍動を感じます。このような素晴らしい季節の中、本日4月6日、令和5年度の学校生活がスタートしました。明日7日には入学式を挙行し、新たに22名の新入生を迎える予定です。
本校の学校教育目標「知性と徳性を備えた、心身ともに健やかな生徒の育成」に向けて、令和5年度の目指す姿として、「社会に貢献できるたくましい関中生の育成」を掲げました。その具現化のため、我々教職員は「めざす生徒像」として、生徒に以下の3点を求めていきます。
一つ目は、自ら進んで学習、諸活動に取り組む生徒です。これは主体性の向上を求めています。
二つ目は、自分の考えを堂々と表現し、他者の考えを受容できる生徒です。これは表現力の向上を求めています。
三つめは、困難に立ち向かい、諦めずに努力できる生徒です。これは克己心の向上を求めています。
これらは、昨年度の教育実践に基づいた、本校生徒の更に伸ばしたい、克服したいと考える課題でもあります。
具体的には、まず表現力の向上に向けて「挨拶」をしっかり交わせるようにしていきます。昨年度大きく向上した部分でもありますが、更に、自分から、相手の顔を見て、場面に応じた大きさで、コミュニケーションの第一歩、自己表現の第一歩として大切にしていきたいと考えています。
次に、今年度から「帰りの会」の時間を30分に伸ばしました。冒頭の5分間で、下校後の家庭学習を計画させ、主体的に取り組めるようにします。「帰りの会」の中心になるのは班での話し合い活動です。毎日の生活目標の設定、振り返り、改善策の決定、そして実践。この繰り返しの中で、自分の考えをしっかりと伝え、また友達の意見や考え方に触れ、これまで以上にクラスの仲間についての理解を深めていきます。そして、自分達のクラスを「誰にとっても過ごしやすい、居心地のよい場所」にしていけるよう支援していきます。こうした安心できる居場所づくりが学力の向上や、困難を乗り越えていける力をつけることにつながるはずです。
今年度もこれまで同様、ご理解、ご協力のほど宜しくお願いいたします。
野田市立関宿中学校長 森 功
おかげさまで
厳しい寒さが続きましたがいよいよ3月、春の訪れです。旧暦3月の呼び名でもある「弥生」は、もともとは「いやおい」と読み、草木がますます生い茂るさまをあらわしています。陽光とやわらかな春雨によって多くの植物が萌え出ずる時季であるためこの名がつきました。生命の息吹を感じ、色鮮やかになってくるイメージもあり、どことなく開放感に包まれるものです。その3月は年度末、学校にとっては「別れの季節」でもあります。
3年生は厳しい受験期を乗り越え、もうすぐ卒業です。3月10日は第76回卒業式を迎えます。思い返せば3年生が小学校の卒業を迎える頃、「中学生になったら・・」とさまざま思い描いていた矢先、新型コロナウイルス感染症の拡大により社会生活、学校生活は一変してしまいました。全国一斉の臨時休校をはじめ、分散登校や部活動の自粛、行事の中止や縮小など試練の月日を経ての3年間、そして卒業です。しかし、そのような中でもできないことを嘆くだけでなく、何ができるか、どうすればできるかと工夫や新たな発想の元、学校生活を充実させてきました。ここには3年生の努力だけでなく、1.2年生の協力、保護者の皆様、地域の皆様のご支援あってのものということを忘れてはなりません。「おかげさま」という感謝の気持ちを忘れてはなりません。3年生のみなさんには、感謝の気持ちと未来に向けた決意を胸に巣立って欲しいと思います。
1.2年生は3年生への感謝の気持ちを込めて、「3年生を送る会」と「卒業式」の準備に取り組む中で、学年が一つ上がること、関宿中の伝統を引き継ぐことへの心構えを整えていることと思います。自信をもって新年度を迎えられるよう残りの1カ月を大切に過ごしてください。
保護者の皆様、この1年、本校の教育活動にご理解ご協力をいただき本当にありがとうございました。職員一同感謝の気持ちをもって子どもたちに向き合い、本年度を締めくくりたいと思います。今後とも変わらぬご支援を宜しくお願いいたします。
野田市立関宿中学校長 森 功
やがて花を咲かせるために
2月4日は立春、暦の上では春を迎えます。記録的な寒波が報じられ寒い日が続いていますが、それでも日差しが少しずつ長く強くなり、寒さの中にも春が近づいていることを感じさせてくれます。新型コロナウイルスはもちろん、風邪やインフルエンザも流行する時期です。「手洗い・うがい」や規則正しい生活習慣により、この時期を健康に乗り越えましょう。
この寒く厳しい時期にいつも思い浮かぶ言葉があります。それは「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」という言葉です。苦しいときに踏ん張るからこそ根が張り花が咲くのです。やがて(花の咲く時期)や花の色、大きさは人それぞれです。結果が早くでる人もいれば、遅くなる人もいます。それでも努力は、流した汗は嘘をつきません。努力して、汗を流して一生懸命身につけた物は失うことのない大きな財産になります。
先月の学校だよりにも書きましたが、来る令和5年度、新たなスタートを良い形で切るためにも今こそ力を蓄える時ととらえてください。
3年生は受験期の真只中で落ち着かない気分の日も多いかと思いますが、その中でこそ授業をはじめ学校生活を充実させることが自分を成長させるチャンスだととらえてください。ゴールではなく、新たなスタートのために。そしてその背中を下級生達に見せてほしいと思います。「憧れの先輩」としての姿を残してくれることを期待しています。
2年生にはスキー林間事前集会で「3年生にジャンプアップするための起爆剤にしてほしい」と話しましたが、仲間を気遣い行動する姿、しおりや時計を見て主体的に行動する姿が随所に見られ、これまでの準備が充実していたこと、最上級生にむけての気持ちの充実を感じることができました。たいへん素晴らしい取り組みでした。今回の取り組みを自信に今後の生活も一層充実させましょう。
1年生には上級生の姿をよく見てほしいと思います。そして目標となる人を見つけてください。人を動かす力の一つに「憧れ」があります。「あんな先輩になりたい」「あんな活動がしたい」という目標を見つけ、そうなるために、近づくために何が必要かを考え行動することが大切です。先輩として背中を見せられるように。
野田市立関宿中学校長 森 功
新年の幕開けにあたって
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。事故なく新年を迎え、本日こうして生徒、教職員と顔を合わせられたことをたいへん嬉しく思います。
未だ終息の見えないコロナ禍ではありますが、今年こそマスク無しの平穏な日々を取り戻せることを祈る次第です。
さて、冬休み前に新年を迎えるにあたって、「「一年の計は元旦にあり」と言われますが、自分の目標実現に向けて動き出せるような中身のある計画をたてるためにも、まず冷静に自分自身を振り返ってみましょう。」という話をしました。これまでを冷静に振り返り、「今年は」、「今年こそ」と思いを新たにすることができたでしょうか?
これからの3カ月は「1月は行く月」「2月は逃げる月」「3月は去る月」といわれるように瞬く間に過ぎていきます。来る次年度の生活に備えて一日一日を大切に過ごして欲しいと思います。
〇3年生は進路開拓、そして卒業に向け、3年間の総まとめとなる生活づくりを行ってください。
〇2年生はスキー林間を成功させるとともに、3送会の企画・運営を通して最上級生になる気構えを強くできるようにしてください。
〇1年生は2年生のサポートをしながら、日々の学校生活、学習の在り方を見つめなおし上級生となる準備を重ねてください。
最後に、今年も全ての関中生が、コロナウイルスやインフルエンザ等感染症の予防はもとより、登下校時の安全、挨拶・返事・反応を大切にし、安全安心な学校生活が送れるよう取り組んでくれることを期待しています。
野田市立関宿中学校長 森 功
よいスタートのために、よい準備を。
令和4年もあと僅かとなってきました。学校は年度(4月~翌年3月)で動いていますが、やはり年が変わるというのは大きな節目です。ここはやはり「心機一転」新しい年に新たな行動を起こしたいところです。そのためには、今年1年の自分の生活を振り返ってみることが必要です。家庭での生活の様子、学校生活、学習態度・・・充実できたものは何か?上手くいかなかったことは何か? それはなぜか? 今後どうすべきか? なんとなく振り返るのではなく、先生や友達・家族などとよく話をしながら今の自分を冷静に分析することが、来年のプランをたてる上でとても大切です。「一年の計は元旦にあり」と言われますが、実現に向けて動き出せるような中身のある計画をたてるためにも、まず冷静に自分自身を振り返ってみましょう。
「見通しを持って行動する」、「折に触れて冷静に振り返る」ことは目標を達成させるため、自分自身を向上させるために必要なことです。よいスタートのために、よい準備をすすめていきましょう。
例えばこんな感じに・・
12月末 (年末):これまでの振り返り(自己分析)
1月初旬 (年始):新年スタート! 新たな目標設定・行動
1月下旬 :見直し
2月 :改善と行動
3月下旬(年度末):今年度の振り返り 改善と行動
4月上旬(令和5年度):新年度スタート!
1年生は2年生に、後輩ができます。
2年生は3年生に、最上級生になります。
3年生は新たな場所での生活が始まります。
被害者にも加害者にもならないために
先生方から、交通事故防止や水難事故防止、SNSの使用に関連するトラブル防止について繰り返しお話があったと思います。特に危険な自転車運転、SNSでの安易な書き込みや投稿は人の命を奪ったり、傷つけかねない(加害者にもなりかねない)ものです。一つしかない大切な命を自ら危険にさらさないようにすること。また、自分の命と同様、他者の命もかけがえのないもので、それを傷つけるような行為をしないことを約束してください。
1月10日、63名が元気に顔を揃えられることを楽しみに待っています。
野田市立関宿中学校長 森 功
つなげる
すでに本校ホームページでお知らせしている通り、また、毎日の送迎の際にご覧いただいている保護者の方も多いと思いますが、11月中旬より生活委員会が中心となり、お互いが笑顔になれる挨拶を目指して「ペコニコ挨拶キャンペーン」を行いました。
これまで生徒達には全校集会等を通じ(保護者の皆様には学校だよりやHP等で)、「あたたかく」「みんなで一生懸命取り組む」事ができる本校の良さや力(関中力)を大切にしていこうと繰り返し話してきました。それと同じくらい繰り返し話してきたことが「自分からすすんで挨拶をすること」と「相手の話や呼びかけに対する返事や反応を大切にすること」です。このことはコミュニケーションの第一歩として、思いやりの表現の一つとしてとても大切なことです。しかし、この部分は本校生徒の苦手とするところで、大きな課題の一つと捉えてきました。
今回のキャンペーンを経て、生徒それぞれが挨拶に対する意識を高めたり、挨拶を交わすことでの心地よさを実感できたのではないかと感じています。
また、「帰りの会相互交流」において、級友の呼びかけに対する反応や返事、班会議での意見のやりとりについて、3年生が下級生に対して良い手本を示してくれました。「聞いてくれる」「反応してくれる」という安心感が土台にあってこそ、さまざまな思いや意見を発信でき、お互いの理解を深めていくのです。皆にとって過ごしやすい、居心地の良い学級、学校になっていくのです。
生徒のみなさんには、今回のキャンペーンや相互交流での経験を一過性のものにせず、今後の生活につなげて欲しいと思います。また、保護者の皆様におかれましても、本校の取り組みにご理解いただき、家庭や地域社会の中でも改めて挨拶や返事・反応等についてお話しいただければと思います。
野田市立関宿中学校長 森 功
全校一丸 関中力(せきちゅうぢから)
後期に入ってこれまで、日々の授業に加え、葛北新人戦、東葛駅伝大会、関宿高校合同文化祭、市内小中学校音楽会等の対外行事や、任命式、駅伝壮行会等の校内行事が行われました。特に「東葛駅伝大会」と「市内小中学校音楽会」は実に3年ぶりとなる開催で、3年生にとっては最初で最後の参加となるものでした。私たち教職員にとっても同様で、多くの職員が初めて経験する催しでした。その様な中、本校は全校生徒、全教職員で準備、練習を重ねまさに全校体制、全校一丸となって取り組みました。保護者の皆様には多くの場面でご支援・ご協力をいただき、誠にありがとうございました。
小規模校ゆえに一人で何役もこなさなければならず、練習日程の調整はもちろん、気力・体力の維持等難しい面は沢山ありました。しかし、そこを皆の協力によって乗り越え、それぞれ納得のいく素晴らしい成果を残すことができました。ここに関宿中の力を感じました。
「あたたかく」「みんなで一生懸命取り組む」関宿中の良さ、関宿中の力、これを私は「関中力(せきちゅうぢから)」とよびたいと思います。
10月29日の関中祭での各クラスの合唱発表においても、これまでの苦労、努力の積み重ねの成果、成長の証を表現することができました。また、弁論発表や、美術部、和太鼓部、吹奏楽部の発表も素晴らしいものになりました。保護者の皆様方には「関中力」を十分に感じていただけたことと思います。
野田市立関宿中学校長 森 功
令和4年度折り返し
あっという間に9月が終わり、いよいよ10月です。2学期制の野田市小中学校では前期・後期の係委員会の入れ替わりと、それによる様々な組織の改編等が行われます。本校においても、先日生徒会本部役員と各専門委員長の選挙が行われ、新たなリーダーのもと活動がスタートしたところです。
10月は日々の授業に加え、葛北新人戦、東葛駅伝大会、関宿高校合同文化祭、小中音楽会等の対外行事。任命式、駅伝壮行会、関中祭等の校内行事。実にさまざまな活動が予定されています。保護者の皆様には多くの場面でご支援・ご協力をいただくことになるかと思います。宜しくお願いいたします。加えて、3年生は進路決定に向けて一層具体的に動いていくことになります。生徒達にとって大変な日々となりますが、こなすだけにせず、その活動を通して自分が、自分たちがどうなりたいのか明確な目標を持ち、取り組み、振り返り、成長して欲しいと願っています。
また、毎日の帰りの会でクラスの皆と話し合って決めている生活目標にこだわりを持って欲しいと思います。以前にも話しましたが、「目標がその日その日を支配する」という言葉があります。目標達成に向けて課題を探し、実行していくことで生活が変わります。クラスメイトとの関り方も変わります。学級が充実します。
令和4年度も折り返し地点です。4月当初に決めた学級目標を達成できるように、あと半年、日々の営みを大切にしてください。
野田市立関宿中学校長 森 功
Restart
長い夏休みが終わりました。皆さんにとってどのような夏休みだったでしょうか?
夏休みは交通事故をはじめ、いろいろなことを心配しましたが、全校生徒の皆さん
が「被害者にも加害者にもならない」という約束を守り、自他の命、信頼、将来を守
り、それらを失うような行動をせず、今日こうして顔を揃えられたことを本当に嬉し
く思います。
また、夏休み前の集会で「これだけはやれたと言える夏休みを」という話をしまし
た。今日「これだけはできました!」と胸を張って担任の先生に話をすることができ
ますか? 休み中の部活動や駅伝練習、学習会や登校日等の様子を見ていると多くの
生徒が「できた!」というものを持てたのではないかと感じています。それぞれの取
り組みを通して、目標を持って生活することの大切さを再確認できたのではないでし
ょうか。
さて、本日各学年の代表から今後の生活についての目標(抱負)が語られました。
4月からの生活を振り返っての反省に基づいたこと、これからの学校行事等への取り
組む思い、進路選択にむけての思いが含まれていました。「目標がその日その日を支
配する」という言葉があります。目標達成にむけて課題を探し、実行していくことで
生活が変わります。その積み重ねが生き方を変えていきます。何度も繰り返して話し
ていますが、一日一日の「今」の積み重ねが未来を創るのです。
今日から63名での学校生活が再スタートします。気持ちを新たに目標に向かって
力強く一歩を踏み出しましょう!
野田市立関宿中学校長 森 功
今が未来を創る
「今」が未来を創る。
着任して以来早いもので、もうすぐ夏休みを迎えようとしています。4月よりこれまで、沢山の行事が行われてきました。新入生歓迎会、修学旅行、生徒総会、小中合同運動会と大きな行事が続きましたが、どの学年も実り多い素晴らしい行事にすることができました。また、部活動における市内大会、中高連携スポーツ大会や、市内陸上大会で生徒の一生懸命な姿が沢山見られたことはとても嬉しいことでした。さらに、日頃の授業、係や委員会活動、清掃活動等に熱心に取り組む姿に関心させられることも多くありました。
夏休みを前に、これまでの約4か月を振り返り、今後の目標を明確にすることが大切です。始業式、入学式での「今が未来を創る」という話を覚えているでしょうか。今日一日の学習、生活、練習の積み重ねが、未来の自分を創るのです。これまでの自分を振り返り、今後何をどのように取り組めば良いのか、そしてどうしたいのか、どうなりたいのかをしっかり考え、目標を定め、それに向かって一日一日の「今」を大切に積み重ねてください。7月20日(水)~7月29日(金)まで全学年で三者面談を実施しますが、そうしたことの確認もできればと考えています。特に3年生は進路に向き合っていくことになります。自分の将来についてじっくり考えることのできる良い期間です。自分の将来像を思い浮かべ、その道筋を調べることにも時間を有効に使いましょう。目標に向かって充実した夏休みを過ごしてください。
被害者にも加害者にもさせないために。
先日テレビで、海や川の事故で児童生徒が亡くなるというたいへん痛ましいニュースを目にしました。毎年この時期になると同様の事故が多数報道されます。私たち教職員は、関宿中の生徒を被害者にも加害者にもさせないために、交通事故防止や水難事故防止、SNSの使用に関連するトラブル防止について繰り返し指導をしています。特に危険な自転車運転、SNSでの安易な書き込みや投稿は加害者にもなりかねないものです。ぜひご家庭でも、一つしかない大切な命を自ら危険にさらさないようにすること。また、自分の命と同様、他者の命もかけがえのないもので、それを傷つけるような行為をしないことを折に触れてお話しいただければと思います。
野田市立関宿中学校長 森 功
振り返りを大切に。
5月の連休が明けてから、修学旅行、生徒総会、市内大会、小中合同運動会と行事が目白押しでした。それぞれの様子につきましては、ホームページに写真と共に紹介しておりますので、ぜひご覧になっていただきたいと思います。
これらの活動に対して、自分達の頑張りを認め合い、成果を確認し、いたらなかった点を反省し、日常生活や次の活動に生かそうとする気持ちを持てるよう指導してまいります。生徒の皆さんも、ぜひこのような振り返りを大切にしてください。
さて、6月は今年度最初の定期テストがあります。なぜ、テストを行うのか?生徒にとっては、「これまでの学習を振り返る」ためです。ただ単に「点数の良し悪し」だけではなく、理解して身についているのはどこか。逆に身についていなかった、理解が足りなかったのはどこか。テストに向けた学習計画は適切だったのか。計画通り実行できたのか。点数だけでなく、このような点を見直すことで、家庭学習の質や量の向上や、普段の授業への取り組みに役立てるのです。
すでに各学級で「前期中間テストに向けての計画表」が配られています。2.3年生は、これまでの反省をいかせるよう取り組んでください。1年生は初めての定期テストです。先生方からのアドバイスを良く聞いて、学習計画を立てるところから頑張りましょう。
野田市立関宿中学校長 森 功
あたたかな校風のもとで
新年度がスタートし、早一ヶ月が過ぎました。ここまで、入学式、身体測定や
避難訓練、新入生歓迎会等の行事はもちろん、毎日の授業や清掃活動等に一生懸
命に取り組む生徒の姿を見て、たいへん嬉しく思っています。
両膝を着いて廊下を拭く姿、何の不満も言わず当たり前のようにトイレ掃除に
取り組む姿はとても素晴らしいものです。新入生歓迎会の折に「人柄」と「校風」
について、話をさせていただきました。「人柄」というものは、その人その人が
何年もかけて学んだり、経験したり、さまざまな人とかかわる中で出来上がって
くる人となりです。この人柄にあたるのが、学校でいうと「校風」になります。
これまで多くの先輩方や先生方、そして在校生のみなさんで築き上げてきた
「温かく」「みんなで取り組む」「一生懸命に取り組む」関宿中学校の「校風」
が、いつまでも続くことを願っています。
一方で、一人で何役もこなさなければならないという難しさ、厳しさもあり、
それだけに、確実に疲れが出てくる時期でもあります。これから迎える大型連休
を計画的に過ごし、心身をリフレッシュさせてください。
連休明けは、修学旅行、生徒総会、市内大会、小中合同運動会と行事が目白押
しです。一つ一つの行事に積極的に取り組み、自分を成長させ、仲間との関係を
深める機会にできることを期待しています。
保護者の皆様にも、何かとご負担をおかけすることになるかと思いますが、変
わらずご理解、ご協力をお願いいたします。
野田市立関宿中学校長 森 功
よろしくお願いいたします。
4月1日に関宿中学校に着任しました森功です。よろしくお願いいたします。
万緑の言葉が実感できる春となりました。学校の周りを見渡しますと草木に美しい花が咲き、心がわくわくするような躍動を感じます。このような素晴らしい季節の中、4月6日、令和4年度の学校生活がスタートしました。7日には入学式を挙行し、新たに15名の新入生を迎えました。
本校の学校教育目標「知性と徳性を備えた、心身ともに健やかな生徒の育成」に向けて、令和4年度の目指す姿として、「社会に貢献しようと、生き生きと活動する生徒の育成」を掲げました。その具現化のため、我々教職員は生徒の主体性を重視し、自己有用感を育む教育活動の展開に力を尽くしてまいります。
さて、始業式、入学式にあたり二つのことを話しました。
一つ目は「今が未来を創る」ということです。現代社会は「予測不能なバーチャルと現実の融合社会」、いわゆるSociety5.0という社会に突入しました。これまでの既成概念が通用しない社会がやってきています。しかし、どのように社会が進展しても、科学技術が発達しても、人間は過去に戻ることも、一足飛びに未来に行くこともできないのではないでしょうか?ただ、「未来を創る」ことはできると考えます。今日、この日の学習が、この日の生活が、この日の練習が、明日の自分を作るのです。一日一日の積み重ねが「未来を創る」のです。「なりたい自分」「希望する未来」に向けて、今日の積み重ねを大切にしてください。
二つ目は「挑戦の先には、学びと成長がある」ということです。新しい年度を迎えるにあたり、「今年度はこうしたい」「こうなりたい」という目標や、願いを胸の中に抱いているのではないでしょうか。ぜひ、その実現に向けて取り組んで欲しいですし、一歩を踏み出せないでいる時は「やってみよう!」の気持ちで踏み出してみてください。物事に取り組んだとき、上手くいった、いかなかったという結果がついてきますが、結果にこだわるのではなく、自分が成長できたかどうかにこだわって欲しいと思います。何かを為すために挑戦した先には、必ず学びがあり、その学びによって成長があります。結果を恐れず、学びと成長にこだわって、「やってみよう!」の気持ちで挑戦してください。
私たち教職員も一丸となって生徒の成長を支えていきたいと思います。今後とも本校の教育にご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
野田市立関宿中学校長 森 功
NPO法人 学区安全サポートクラブ 意見交換会に参加して
・大きな声で叫ぶ
など基本的な自己防衛について、再度指導していきます。ご家庭でも、ご指導よろしくお願いいたします。
異動
平成29年度が終わります。
年度末の定期人事異動により、
勝田亜紀子教諭 二川中学校へ
私、稲橋光男が同じく 二川中学校へ異動することになりました。
長い間お世話になりました。
ありがとうございました。