2024年5月の記事一覧
卒業生の皆様へ
本校は、昭和22年(1947年)の創立以来、今年で78年目を迎えます。昭和37年の全校7クラス、全生徒数277人をピークに、以降減少が進み、今年の5月1日現在では、全校4クラス(内1クラスは特別支援学級)、全生徒数55人となりました。東葛管内(松戸市・野田市・柏市・流山市・我孫子市・鎌ケ谷市)で一番小さな中学校です。現在は、運動会を関宿小学校と合同で開催するなど、小中学校の連携を進めています。本校ホームページ上に「校歌」のページを追加しました。歌詞と共に演奏が視聴可能となっておりますので、どうぞお試しください。少しでも皆様の母校「関宿中学校」を思い出していただければ幸いです。
充実した学校生活を
【保護者の皆様にメール配信した、関中だより5月号と同じ内容です】
新学期が始まり、一カ月が経ちました。各学級では係も決まり、軌道に乗り出しているところです。これから生徒会活動が本格化し、今年度のスローガンも決まりますが、今年はどのようなスローガンになるのでしょうか。子ども達と共に保護者の皆様、教職員も一丸となり、「チーム関宿中」として躍進していきましょう。
今月行われる運動会は、小中合同の運動会です。保護者の方々にもご協力をいただき、毎年盛大に開催されています。保護者の皆様のご意見や更なるご協力が必要になりますが、運動会だけではなく、他の行事についても合同で取り組むことができないか思案しています。運動会のスローガンは毎年子ども達が考えていますが、「関宿の小中連携」について、保護者の皆様もスローガンを一緒に考えてみませんか。地域が連携して様々な活動する礎につながれば、と願っております。
「ウェルビーイング」という言葉をご存じでしょうか。昨年、国から出された「第4期教育振興基本計画」の中に盛り込まれている言葉です。「教育振興基本計画」とは、国の教育政策の方向性や目標などを定めた「教育の羅針盤」という性質を持つ教育の総合計画です。「持続可能な社会の創り手の育成」、「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」の2つのコンセプトが含まれています。この「ウェルビーイング」とは、個人だけではなく、個人を取り巻く周囲全体が幸福に包まれるという概念です。学校でもこの「ウェルビーイング」を達成するために、子ども達一人一人が自己肯定感を持ち、幸福感溢れる生活が送れるよう、またご家庭と地域の方々、教職員全体の「ウェルビーイング」の向上のため、皆様と協働していきたいと考えておりますので、引き続きご協力をお願いいたします。
4月17日(水)に、新入生歓迎会がありました。各委員会、部活動の紹介など、心温まる歓迎会でした。歓迎会の最後には、「校長先生の話」がありました。どのような集会でも最後に「校長先生の話」があるので、あらかじめ、どのような話をしようか考えたり、子ども達の様子を見て、感想や思い浮かんだ言葉を伝えたりすることもあります。今回私は、「1年後には、この場に3年生は居ません。卒業するまで、もう1年もありません。」と話しました。日本において、春は出会いと別れの季節です。新入生歓迎会で出会いが始まったばかりですが、子ども達の発表する様子を見ていて、咄嗟に出てきた言葉です。小学1年生から中学3年生まで、進級しても進学しても同じ顔触れです。楽しかったことや苦しかったことも皆で共有してきました。しかし、中学を卒業すると進路先は一人一人変わってきます。この関宿から離れていくこともあるでしょう。なので、「今日、この日、この時間、1秒たりとも大切にしてください。」と結びの話をしました。
先月のPTA総会では、多くのご出席ありがとうございました。その中で、PTA広報誌を休刊にし、代わりに当校ホームページで様々な活動の様子を紹介する運びとなりました。これに合わせて、「関中だより」も簡素化し、ホームページで今後の予定やお知らせを掲載することといたしましたので、よろしくお願いいたします。