ブログ

今日の給食(令和7年度)

10月3日(金)

「ごはん、鶏肉とレンコンの南蛮酢、具だくさんみそ汁、りんご、牛乳」

 今日は「鶏肉とレンコンの南蛮酢」です。7月の献立表で募集した「我が家のおすすめレシピ」です。鶏肉は、塩、こしょう、酒で下味をつけ、米粉と澱粉をまぶして油で揚げました。レンコンは、厚めのいちょう切りにして、米粉をまぶして油で揚げました。薄切りの玉ねぎは軽く炒めて、調味料を入れ、揚げた鶏肉、レンコン、サッと下ゆでしたパプリカを混ぜ合わせました。紹介していただいたご家庭のお子さんに感想を聞いてみると、「おいしい!冷蔵庫で冷やしてもおいしいよ!」と教えてくれました。クラスの子たちも「おいしい!」と大好評でした。【詳しい作り方は9月給食だよりをご覧ください】

「具だくさんみそ汁」は、豚肉やじゃが芋、野菜などが入ったみそ汁です。じゃが芋は、ピーラーという機械に入れて皮をむき、芽は芽取り器で1つずつ取ってから切りました。干ししいたけは水で戻して戻し汁も使い、うま味をアップしました。

「りんご」は、3回洗って6等分し、芯を取って塩水を通してからクラスごとに数えました。今日は230個使用しました。品種は早生の「サンつがる」で、果肉は少し柔らかめですが、ジューシーで甘いりんごでした。

10月2日(木)

「豚ごぼうごはん、大根の炒め煮、白菜と油揚げのみそ汁、牛乳」

 今日は「豚ごぼうごはん」です。1.5㎏のにんにくの皮をむいてみじん切りにし、豚肉と一緒に炒めました。千切りのごぼう、にんじんも炒めて調味料で味付けし、ごま、いんげんも入れ、炊いたごはんに混ぜ合わせました。にんにくが効いたきんぴら風の混ぜごはんに仕上がりました。にんにくの香りが、午前中から校舎にも広がっていました。

「大根の炒め煮」は、鶏肉、大根、にんじん、糸こんにゃく、さつま揚げを炒めて、だし汁と調味料で煮ました。煮えたら一度火を止めて釜の中に10分位置いてから配缶したので、大根がやわらかく、味が良く染み込んでいました。子どもたちもよく食べていました。

「白菜と油揚げのみそ汁」は、さば節でだしをとりました。白菜は煮過ぎないよう入れるタイミングを見計らい、最後に流山産の小松菜を入れて仕上げました。 

10月1日(水)

「コッペパン、ポテトポリッジ、オクロスープ、みかん、牛乳」

 今日10月1日は「ナイジェリア独立記念日」です。ALTのオーゾー先生の母国であることから、ナイジェリアの料理を取り入れました。

「ポテトポリッジ」は、じゃが芋や鶏肉などが入ったトマト味の煮込み料理です。「ポリッジ」は「おかゆ」という意味で、ナイジェリアでは主食として食べることもあるそうです。玉ねぎや水煮トマトから出る水分だけで煮て、じゃが芋が煮崩れる一歩手前のトロッとしたおかゆの感じを出しました。チリパウダー、クミン、オレガノ、ナツメグなどの香辛料を使用し、スパイシーな香りに仕上げました。子どもたちにも好評でした。

「オクロスープ」は、オクラが入ったスープです。オクラは、アフリカが原産です。今日は、30㎏のオクラを使用しました。オクラのトロッとした感じと、さばの水煮やみそも入っているので、みそ汁に近い味わいで、日本人も食べやすいスープです。

「みかん」は、3回洗って半分に切り、クラスごとに数えました。ナイジェリアでは、日本のみかんに似た「タンジェリン」という果物が食べられているそうです。

オーゾー先生も「Berry Good!」と美味しそうに食べていました。

給食時間には、給食委員会の食育TVを放送しました。今回は、オーゾー先生のお友達がいるナイジェリアの小学校の子どもたちに、ナイジェリアの給食や料理について質問しました。ナイジェリアでは、給食はなく、お弁当を持参したり、食堂で買ったりするそうです。その他に、ナイジェリアでとれる農産物や、人気のある料理などについて、ナイジェリアの子どもたちが実物を提示しながら丁寧に説明してくれました。また、ナイジェリア大使館の大使の方のメッセージも動画で送っていただきました。子どもたちは、ナイジェリアの子どもたちと交流したり、ナイジェリア料理を食べたりすることで、ナイジェリアについての理解を深めることができました。

 

 

9月30日(火)

「キャベツメンチカツバーガー、コールスローサラダ、さつま芋の米粉スープ、牛乳」

 今日は「キャベツメンチカツバーガー」です。キャベツメンチカツは、油で揚げてクラスごとに数え、ソースをかけました。教室では、子どもたちが楽しそうにパンにはさんで食べていました。

「コールスローサラダ」は、ゆでて冷却した野菜にドレッシングの一部をかけて水分をよく切ってから、蒸したハムや残りのドレッシングを混ぜ合わせました。メンチと一緒にパンにはさんで食べる子も多く見られました。

「さつま芋の米粉スープ」には、千葉県産のさつま芋を使用しました。米粉は、牛乳で溶いておき、最後に入れてとろみをつけました。さつま芋は、煮崩れしないように、少し固めのところで米粉を入れて煮ました。ホワイトルウとは少し違った、やさしいとろみがついたスープに仕上がり、子どもたちもよく食べていました。

9月29日(月)

「ごはん、白身魚のみそマヨネーズ焼き、ごまあえ、沢煮椀、牛乳」

 今日は「白身魚のみそマヨネーズ焼き」です。たらをカップに入れ、みそ、ノンエッグマヨネーズ、みじん切りの玉ねぎ、しめじを混ぜ合わせたものをかけ、チーズをのせてオーブンで焼きました。たらは、水分が多い魚なので、なるべく水っぽくならないように、高めの180℃で約15分焼きました。魚や玉ねぎから出た水分は、マヨネーズやチーズと程よく混ざり合い、おいしいソースになりました。配膳の時に減らしたのに、食べたらおいしかったのでおかわりをしたという子もいたようです。

「ごまあえ」は、にんじん、もやし、キャベツ、流山産の小松菜をゆでて冷却し、加熱した調味料、オーブンで焼いたすりごまを混ぜ合わせ、香りよく仕上げました。

「沢煮椀」は、千切り野菜のすまし汁です。だしは、昆布とさば節でとりました。豚肉や野菜から出てくるアクも丁寧にとりました。だしや豚肉のうま味と、千切り野菜の程よい食感で、子どもたちも食べやすかったようです。

 

9月26日(金)

「ポークカレーライス、ツナとわかめのサラダ、みかん、牛乳」

 今日は、人気メニューの「ポークカレーライス」です。豚肉の角切りは、赤ワインを入れて約1時間コトコト煮込んで柔らかくしました。途中でアクも丁寧に取り除きました。カレールウは、バターと小麦粉を弱火で約45分炒め、茶色く色づいたらカレー粉を入れて更に炒めました。薄切りにした玉ねぎは、茶色く色づくまで約30分炒め、甘味とコクを出しました。最後に、カレー粉とガラムマサラを油で軽く炒めたものを入れ、香りを引き立て、おいしいカレーに仕上げました。

「ツナとわかめのサラダ」には、茎わかめを使用し、歯ごたえをアップしました。

みかんは、3回洗って半分に切り、クラスごとに配缶しました。

今日は、保護者の方を対象に試食会を実施しました。参加者は60名で、校庭の除草作業後、オープンスペースでカレーが出来る様子を動画で視聴していただいてから試食となりました。ポークカレーライスもサラダも好評で、「おいしかった」「作っている様子を動画で見られて良かった」などの感想をいただきました。また、給食に出た「ゴーヤの揚げ煮」や「白みりんトースト」がおいしかったと子どもから聞いたので、作り方を教えてほしいなどの質問もいただき、ご家庭でも給食が話題になっていることがよくわかりました。いただいたご感想につきましては、10月の給食だよりに掲載させていただきます。ご参加いただき、ありがとうございました。

 

9月25日(木)

「こぎつねごはん、冬瓜のくず煮、豚汁、牛乳」

 今日は「冬瓜のくず煮」です。流山産の冬瓜を72㎏使用しました。1個あたり1.5㎏前後の大きさで、全部で45個ありました。冬瓜を8等分して種を取り、皮をそぎ落としてからいちょう切りにしました。冬瓜の皮はとても固いので、切るのも大変でした。鶏ひき肉やにんじん、玉ねぎ、えのき茸と一緒に煮て、一度火を止めて10分位置いて味を馴染ませ、再度火をつけてとろみをつけてから、青みの枝豆を入れて仕上げました。冬瓜にトロッとあんが絡んで、子どもたちも食べやすかったようです。

「こぎつねごはん」は、湯通しをした油揚げとにんじんを調味料で煮て、炊いたごはんに混ぜ合わせました。食缶にごはん粒が一粒も残らずきれいになって返ってきたクラスもあり、調理員さんがとても喜んでいました。

「豚汁」は、具だくさんのみそ汁です。さば節のだしや、豚肉、野菜のうま味がよく出ていて、子どもたちにも好評でした。

9月24日(水)

「ココア揚げパン、きのことポテトのソテー、ミートボールと野菜のスープ、牛乳」

 今日は人気メニューの「ココア揚げパン」です。コッペパンは、高温の油でカリッと揚げて、ココア、砂糖、スキムミルクを混ぜ合わせたものを1コずつ丁寧にまぶしました。1回に20コずつ短時間で揚げるので、揚げる人とまぶす人が声をかけ合い、流れ作業で仕上げました。子どもたちには大好評で、1年生の教室では「おいしい!」「この揚げパン最高!」などの声が聞かれ、よく食べていました。

「きのことポテトのソテー」は、にんにく、ベーコン、玉ねぎ、えのき茸、しめじ、エリンギ、コーンを炒めて味付けし、スチームコンベクションオーブンで蒸したじゃが芋を混ぜ合わせました。しめじは大きかったので、苦手な子も食べやすいようにほぐしました。

「ミートボールと野菜のスープ」は、ミートボールもしっかり加熱されているか中心温度計で確認し、最後に流山産の小松菜を入れて仕上げました。

 

9月22日(月)

「ナポリタン、卵と野菜のコンソメスープ、フルーツカクテル、牛乳」

 今日は「ナポリタン」です。玉ねぎ、にんじん、ウインナーなどの食材を炒めたら、トマトピューレやケチャップ、調味料も入れてさらに炒め、トマトの酸味をやわらげました。60㎏のスパゲティは、3回に分けて、約5分固めにゆで、炒めた具材に混ぜ合わせました。スパゲティと具材を均一にムラ無く混ぜ合わせるには、とても力のいる作業です。子どもたちには好評で、よく食べていました。

「卵と野菜のコンソメスープ」には、29㎏(約400コ)の鶏卵を使用しました。1コずつお椀に割り入れ、血液や殻が入っていないか確認しました。よく溶きほぐした卵は、再度殻などが入っていないか確認しながら、スープに少しずつ流し入れました。鶏肉や野菜に卵がフワッとからみ、やさしい味のスープに仕上がりました。

スープや煮物など、温かい料理を温かく提供するために、保温食缶を使用しています。蓋に付いているパッキンは、毎日はずして洗浄、消毒し、毎朝取り付けています。

「フルーツカクテル」は、約40缶の果物の缶詰と角切りのゼリーを混ぜ合わせました。缶詰は1缶ずつ中身を広げてみかんの種や異物が入っていないか確認してから混ぜ合わせました。教室では、おかわりの行列が出来ていました。

 

 

9月19日(金)

「さんまのひつまぶしごはん、切り干し大根のごま酢あえ、豆乳みそ汁、牛乳」

 今日は「さんまのひつまぶしごはん」です。さんまは、秋が旬です。昨年は不漁でしたが、今年はすでに昨年の2倍のさんまが獲れているそうです。短冊切りのさんまに澱粉をまぶしたものを油で揚げて、甘辛のたれをからめてごはんに混ぜ合わせました。たれは、砂糖、しょう油、酒、みりんを煮立たせて、流山産のわけねぎを入れました。さんまに甘辛い味がよくからみ、ごはんにも馴染んでとても食べやすく、子どもたちもよく食べていました。

「切り干し大根のごま酢あえ」は、ゆでて冷却した切り干し大根に調味料をからませ味をつけてから、他の野菜やハム、ごま、残りの調味料と混ぜ合わせました。切り干し大根のシャキシャキした歯ごたえが残り、さっぱりした和えものに仕上がりました。ある1年生は、「おうちの切り干し大根より、給食の切り干し大根の方がおいしいよ!」と声をかけてくれました。

「豆乳みそ汁」は、さば節でだしをとりました。豆乳は、煮すぎると分離してしまうので、具材が煮えて、みそを入れたら、豆乳、小松菜を入れてサッと仕上げました。とてもなめらかな豆乳みそ汁は、子どもたちにも好評でした。

9月18日(木)

「白みりんきなこトースト、豆のスパイシー炒め、麦のリゾットスープ、牛乳」

 今日は「カミカミメニュー」です。トーストの耳や豆、麦など、かみごたえのある食材を使用しました。

「白みりんきなこトースト」は、流山市で誕生した「白みりん」を使用しました。まず13㎏のみりんを30分位火にかけて約2/3の量まで煮詰め、みりんシロップを作ります。そこへバターを入れて煮溶かし、きなことごまを混ぜ合わせました。1,320枚の食パンに丁寧に塗り、オーブンで焼きました。砂糖は使用していないので、みりんのすっきりとした甘味と、きなことごまの香りがするトーストに仕上がりました。子どもたちには好評で、「いつものきなこトーストより、白みりんきなこトーストの方がきなこの香りがするね!」と言ってくれた子もいました。

「豆のスパイシー炒め」は、大豆、白いんげん豆、赤いんげん豆、枝豆の4種類の豆を使用しました。にんにく、ベーコン、玉ねぎをよく炒めてうま味を引き出し、味付けにはカレー粉を使用して、子どもたちが苦手な豆も食べやすい味付けにしました。ホイールマカロニは、仕上げの直前にゆでて混ぜ合わせました。

「麦のリゾットスープ」は、サッと下ゆでした麦を最後の方に入れ、プチッとした食感を残しました。セロリは、葉の部分も細かく刻み、にんにくと一緒によく炒め、独特の香りをやわらげました。煮ている途中に、鶏肉や野菜から出てくるアクは丁寧に取り除き、おいしいスープに仕上げました。子どもたちもよく食べていました。

 

9月17日(水)

「シナガック、チキンアドボ、ポークシニガン、タホ、牛乳」

 今日は「フィリピン料理」です。男子 バレーボール世界選手権 が、9月 12日 からフィリピンで行 われています。「シナガック」は、にんにく、長ねぎのみじん切りを油で炒めて、といだ米と一緒に炊きました。

「チキンアドボ」は、鶏肉 をにんにくや玉ねぎ、しょう油 、黒砂糖、酢 などで煮込 んだ、フィリピンでも人気の料理 です。今日は、鶏肉をにんにく、玉ねぎ、調味料に漬け込み、スチームコンベクションオーブンで蒸し焼きにし、クラスごとに数えた鶏肉に煮汁もかけました。子どもたちにも大好評で、おかわりジャンケンが盛り上がっていました。鶏肉の煮汁をシナガックにかけて、「おいしいよ~!」と食べている子もいました。

「ポークシニガン」は、豚肉 や野菜 が入 った酸味のあるスープです。大根、里芋、トマト、なす、オクラなど、日本でもおなじみの野菜もたくさん使用しました。最後に、レモン汁を入れて仕上げました。酸味が苦手な子もいましたが、「フィリピンのおばあちゃんが作ってくれるから、よく食べるよ!」と言っている子もいました。

「タホ」は、豆腐 にタピオカと黒蜜 をかけたデザートです。今日は、黒砂糖を煮溶かした黒蜜でタピオカを煮て冷まし、角切りの豆乳デザートと混ぜ合わせました。子どもたちにも好評でした。

9月16日(火)

「梅ちりめんごはん、肉じゃが、具だくさんみそ汁、牛乳」

 今日は「梅ちりめんごはん」です。ちりめんじゃこはオーブンで焼いて、乾燥梅、ごまと一緒にごはんに混ぜ合わせました。お米は6㎏ずつ全部で14釜炊飯器で炊きます。熱々に炊き上がった重たい炊飯釜から、大きな釜に開けるのは、とても力がいる作業です。子どもたちには人気があるごはんで、今日もよく食べていました。

「肉じゃが」は、80㎏のじゃが芋を使用しました。じゃが芋が煮崩れずに味が染み込むように、まだ固さが残る段階で一度火を止め、約15分置いてから再度火をつけ、青みのいんげんを入れて仕上げました。子どもたちからは「おいしい!」という声がたくさん聞かれました。ある1年生は、「もっと大きなお皿で5杯位食べたい!」と言っていました。

「具だくさんみそ汁」は、さば節でだしをとりました。干ししいたけの戻し汁も使用したので、うま味がよく出ていました。最後に流山産の小松菜を入れて仕上げました。

9月12日(金)

「ごはん、鮭のごま焼き、和風和え、芋煮、牛乳」

 今日は、山形県の郷土料理「芋煮」です。「芋煮」は、里芋や牛肉(豚肉)、野菜が入った汁物です。地域によって、具材や味付け(しょう油味、みそ味)に違いがあります。山形の秋と言えば、河原で家族や友人たちと鍋を囲んでわいわい芋煮を食べるのが、恒例行事となっています。今年は、9月14日(日)に「日本一の芋煮会」が行われます。直径6.5メートルの大鍋で、約30,000食の芋煮が調理され、参加者に振る舞われます。今日は、昆布とさば節でだしをとりました。相乗効果でうま味がよく出ただしと、里芋などの具材がたくさん入った芋煮は、子どもたちもよく食べていました。

「鮭のごま焼き」は、鮭にしょう油、酒、みりんで下味をつけ、ごまをふってオーブンで焼きました。下味をつけるときには、少量の米粉もいっしょに混ぜ合わせました。米粉を使用することで、下味がよくからみ、ごまもはがれにくくきれいに焼き上がりました。山形県の最上川やその支流では鮭が遡上し、古くから鮭の産地としても知られています。

「和風合え」は、ゆでて冷却した野菜に調味料の一部を混ぜ、野菜から出てくる水分をよく切ってから、ゆでて下味をつけた油揚げと混ぜ合わせました。 

9月11日(木)

「ジャンバラヤ、ツナポテトサラダ、野菜ときのこのスープ、牛乳」

 今日は「ジャンバラヤ」です。ジャンバラヤはアメリカ料理です。鶏肉、玉ねぎ、にんじんを炒め、水煮トマトやケチャップ、チリパウダーなどの調味料で味付けし、ピーマン、赤ピーマンを入れて温度を確認し、炊いたごはんに混ぜ合わせました。水煮トマトはじっくり炒めて酸味をやわらげました。ごはんと炒めた具材はまんべんなく均一になるように、2人がかりで丁寧に混ぜ合わせました。子どもたちには好評で、苦手なものが多く、いつもは残すことが多い子も、おかわりしていました。

「ツナポテトサラダ」のじゃが芋は、スチームコンベクションオーブンで蒸し、冷却器で冷やしてから和えました。じゃが芋は蒸したので水っぽくなく、ツナのうま味や粒マスタードが入ったドレッシングを吸って、味がよく馴染んでいました。子どもたちもよく食べていました。

「野菜ときのこのスープ」には、えのき茸やしめじを使用しました。太くて大ぶりなしめじは裂いて、苦手な子も食べやすいように仕上げました。

 

9月10日(水)

「ソース焼きそば、じゃが芋のピリ辛煮、フルーツ白玉、牛乳」

 今日は「ソース焼きそば」です。焼きそばの麺は全部で120㎏使用しました。量が多く、炒めただけではしっかり加熱できないので、麺はオーブンで焼いて、中心温度を90℃以上に上げてから、炒めて味付けした肉や野菜と混ぜ合わせました。混ぜ合わせるのも、とても力がいる作業です。子どもたちにも好評で、たくさんおかわりしていました。

「じゃが芋のピリ辛煮」は、じゃが芋がまだ少し固めの時に一度火を止めて味を染み込ませ、再度火をつけて、澱粉でとろみをつけて、青みのチンゲンサイを入れて仕上げました。鶏肉のうま味もよく出ていて、程よいとろみで食べやすく、子どもたちもよく食べていました。

「フルーツ白玉」は、全部で40缶のみかん、パイン、黄桃缶を缶切りで開け、種や異物がないかよく確認してから、白玉もち、シロップと和えました。子どもたちに人気のデザートです。給食時間には、白玉もちがのどにつかえないようよくかんで食べましょうと呼びかけました。

 

9月9日(火)

「わかめじゃこごはん、なすと厚揚げのごま煮、かき玉汁、牛乳」

 今日は「わかめじゃこごはん」です。炊いたごはんに、わかめごはんの素とオーブンで焼いたちりめんじゃこ、ごまを混ぜ合わせました。炊飯釜1釜でお米を6㎏ずつ14釜炊きますが、炊き上がりは釜の重さも含めて15㎏超えで、重たい釜からごはんを空けるのは大変な作業です。炊いたごはんに均等に混ざるように、2人がかりで声を合わせて混ぜ合わせました。程よい塩味のごはんは子どもたちにも好評で、よく食べていました。

「なすと厚揚げのごま煮」は、旬のなすを42㎏使用しました。半月切りにしたなすに油をまぶし、スチームコンベクションオーブンの揚げモードで焼いて、味付けした他の具材に混ぜ合わせました。なすが苦手な子は割といますが、ごまの良い香りで食べやすく、思っていたよりもよく食べていました。

「かき玉汁」は、29㎏(約400コ)の鶏卵を1コずつお椀に割り、血液や殻が入っていないか確認してから溶きほぐしました。釜に入れるときは、ひとりが汁をかき混ぜているところに少しずつ流し入れ、きれいなかき玉汁に仕上がりました。

 

9月8日(月)

「ごはん、ゴーヤの揚げ煮、カラフルきんぴらごぼう、えのき茸のみそ汁、牛乳」

 今日は「カミカミメニュー」です。かみごたえのある食材を使用した献立になっています。

「ゴーヤの揚げ煮」は、薄くスライスしたゴーヤに、米粉と澱粉をまぶして油で揚げ、オーブンで焼いた炒り大豆、かえり煮干し、ごまと、甘辛のたれを一緒に混ぜ合わせました。揚げる時に米粉を使うことで、ゴーヤ同士が付きにくく、カリッと揚がります。ゴーヤが苦手な子もいますが、甘辛のたれで苦みも抑えられて食べやすく、おかわりしている子もたくさんいました。1学期にゴーヤを育てた4年生にゴーヤの感想を聞いてみると、「おいしい!」という声がたくさんかえってきました。「家でもゴーヤを苗から育てたら、30㎝くらいの大きなゴーヤがとれたよ」と教えてくれた子の食器を見ると、ゴーヤが大盛りになっていました。 

「カラフルきんぴらごぼう」は、豚肉、ごぼう、にんじん、たけのこを炒めて味付けし、茎わかめ、パプリカ、枝豆を入れてサッと炒め、かみごたえを残して仕上げました。

「えのき茸のみそ汁」は、さば節でだしをとりました。具材が煮えたら溶いたみそを入れ、最後に下ゆでした小松菜を入れ、色よく仕上げました。

9月5日(金)

「冷やしかき揚げうどん、ひじきと角揚げの炒め煮、ずんだ餅、牛乳」

 今日は「冷やしかき揚げうどん」です。昆布とさば節でだしをとり、調味料で味付けした汁を食缶にあけ、氷を入れたシンクで粗熱をとり、冷蔵庫で冷やしました。ゆでて流水で冷やしたうどんを食缶に入れ、冷やした汁とロックアイスも入れて、冷たいうどんにしました。かき揚げは、教室で配食の時にうどんにのせました。のどごしのよい冷たいうどんは蒸し暑い日にぴったりで、子どもたちにも好評で、おかわりの行列ができていました。

「ひじきと角揚げの炒め煮」は、食材に味が染み込むように、ほぼ煮えたところで一度火を止めて10分位置き、再度火をつけて、青みのいんげんを入れて仕上げました。

「ずんだ餅」は、宮城県の郷土料理です。ペースト状の枝豆、白花豆、砂糖、水あめを煮て、フードプロセッサーで粗く刻んだ枝豆も入れてずんだあんを作り、ゆでた餅を混ぜ合わせました。ずんだ餅は、すきな子と苦手な子に分かれました。餅がのどにつかえないよう、放送や教室で呼びかけました。

 

9月4日(木)

「ごはん、豚肉のジンギスカン風、じゃが芋とわかめのみそ汁、冷凍みかん、牛乳」

 今日は「豚肉のジンギスカン風」です。「ジンギスカン」は、北海道の郷土料理です。羊の肉や野菜をドーム型の鉄板で焼きます。給食では、豚肉を使用しています。味付けには、玉ねぎのすりおろしや、りんごピューレも入れて、甘味を出しました。ピーマンは、種を取って千切りにし、サッと湯通しして水にとり、最後に入れて色よく仕上げました。キャベツともやしは水分が多いので、スチームコンベクションオーブンで蒸して、豚肉や他の具材を味付けしたところに混ぜ合わせ、歯ごたえを残しました。教室では、ごはんにかけて食べている子もいました。

「じゃが芋とわかめのみそ汁」は、昆布とさば節でだしをとりました。相乗効果で、うま味がよくでていました。じゃが芋が煮崩れないよう、食材を入れるタイミングを見計らいながらおいしく仕上げました。

「冷凍みかん」は、人気のデザートです。食べる時に程よく凍っているように、時間ギリギリに冷蔵庫から出してワゴンにのせました。教室では、おかわりジャンケンが盛り上がっていました。