学校の様子

カテゴリ:4年生

「聞こえにくいってどういうこと?」

 4年生が総合的な学習の時間に行っている福祉教育。今日の授業は難聴者についての理解を深める「聞こえにくいってどういうこと?」という授業でした。今回も三島市福祉協議会の方やボランティアの方々にご来校いただき、体験を交えた講義をしていただきました。筆談体験をしたり、字幕による同時通訳の作業を初めて目にしたりと、学びや発見の多い授業となりました。子供たちには、様々な人が暮らすこの社会に対しての理解を深め、学んだことを生きた知識として活用してほしいと願っています。

2つの旋律の違いを感じ取って

 4年生の音楽鑑賞の様子です。ビゼー作曲「アルルの女」第2組曲の「ファランドール」を鑑賞しました。「王の行進」と「馬のダンス」という2つの旋律の特徴を捉えた後、曲全体を鑑賞し、どこで旋律が切り替わるのかを意識しながら聴きました。「馬のダンスってこんなかんじじゃない?」と見事な実演を見せてくれた子もいて、教室の中に笑顔が広がりました。

手話で思いを伝えよう

4年生が福祉講座で、ろうあの方をお招きして講話を聞きました。

「お客さんが来た」「朝〇時に起きたい」「エレベーターに閉じ込められた!」、様々な状況の中で、どのようにして乗り切るかを考え、アイデアを出しました。「起きたい時間になると水が顔にかかるようにしていた人もいた」など、予想をこえるようなものもあり、賑やかな中で授業は進んでいきました。

実際に手話の体験の場面では「夏」「暑い」「うちわ」「あおぐ」、それぞれをどのように表したら良いかに悩んでいる姿もありました。また、スポーツや教科の呼び方も教えていただきました。

自分の思いを言葉を使わずに伝えることの難しさ、障がいのある方の困り感を感じることで、どのように関わっていったら良いかを考え、実行することの大切さを学びました。

めんぼーくん読み聞かせ

4年1組でめんぼーくんによる読み聞かせがおこなわれました。

「ふきだしくん」というお話で、さまざまな場面で吹き出しが描かれていますが、そこに言葉は入っていません。

登場人物たちはそれぞれ何と言っているのかな。ひとりで、隣の人と、グループの人と、想像しながら話し合いました。

子どもたちは、のびのびと自分の思いを伝え合っていました。

福祉学習を生かして

 4年生のある学級では、総合的な学習の時間で「福祉」について学んだことを生かし、中郷大ぼうけんのお店作りを進めています。子供たちの発想はユニークで、お客さんが疑似体験をしたり、クイズやゲームで楽んだりしながら、福祉のことが学べるように工夫を凝らしています。当日を楽しみにしていてください。

もしものときに

4年生が社会科で防災について学んできました。

これまでの学習を生かして、ポスターを作っています。

津波や地震の際の避難について、食料のローリングストック、災害時の伝言ダイヤルなど、それぞれ伝えたいことを考え、ポスターを見た人に伝わりやすくする工夫をしていました。

高齢者体験

  4年生が、福祉をテーマに学んでいる総合学習の時間を使って、本日「高齢者体験」授業を行いました。三島市社会福祉協議会の方々に御協力いただき、高齢者になると体がどのように変化するのかを体感できる体験授業を実施しました。加工したゴーグルをつけ、細かい文字を読む体験では、視野が狭くなった状態の不自由さを体感しました。また、軍手をつけてペットボトルキャップを開ける動作では、指先が思うように使えない不便さを感じていました。そして、腕や足首、膝におもり入りのサポーターをつけ、ポケットにおもりを詰めた状態のベストを着用し、体に麻痺があるとどのような感覚になるのかも体験しました。何気ない段差が急に歩きづらくなったり、いすから立ち上がる動作自体が大変になったりと、子供たちはいつもの自分の体との違いにたいへんびっくりしていました。今日も貴重な体験から、多くの学びがありました。

水を熱すると・・・?

 4年生の理科では、水の変化について実験と観察を通して学んでいます。今日は、フラスコに入れた水を熱し、水温の変化を時間の経過と共に調べていきました。日常生活の中で、お湯を沸かすことは何も珍しくないことですが、このようにじっくりと様子が変化していくのを見るのは初めてという子も多く、様々な気付きや疑問が生まれていました。「どうして?」と考えていくのが、理科の楽しさですね。