内牧小学校ブログ

内牧小学校 校長室の窓から

泳げるって?

 水泳学習が始まっています。でも、内牧っ子の中には、まだまだ泳げない子がたくさんいます。 では、どうやったら泳げるようになるのでしょう???
その前に、まずは「泳げる」って、改めて考えてみると・・・
 ①まずは、水の中に入ることが出来る。
 ②頭のてっぺんまで潜ることが出来き、10秒間ぐらいは潜っていられる。
 ③水の中で目が開けられる。
 ④水中で浮くことが出来る(だるま浮き)。
 ⑤体を伸ばして浮くことが出来る(けのび)。
 ⑥けのびの姿勢で壁を蹴って前に進むことが出来る。
 ⑦進みながらバタ足で進むことが出来る。
 ⑧バタ足をしながら、うでを回したりかいたりして進むことが出来る(面かぶりクロール等)。
 ⑨息継ぎができる(ボビングで10m以上)。
 ⑩息継ぎをしながらタイミング良くうでを回したりかいたりして
                15m~25m進むことが出来る。 (クロールの初歩として・・・)
 ⑫クロールで息継ぎをしながら25m泳げる。
 ⑬クロール以外の泳ぎ方(平泳ぎ、背泳ぎなど)で息継ぎをしながら25m泳げる。
 ⑭長い距離を一つの泳ぎ方で泳ぐことが出来る(100mくらい)。
 ⑮より早く泳ぐことが出来る(タイムへ挑戦)。
    ・・・・     ・・・・     ・・・・
 こうしてみてみると、たくさんの過程があることがわかります。先生方は、子ども達がどこでつまずいているのかを見極め、どんな支援をすれば次の段階に進めるか一緒に考えながら学習を進めていきます。水泳学習は、先生と子ども達一人一人の個別指導になりますね。さらに、命の危険もあるので、安全面も考えるととても大変です。水の中はとても気持ちが良くて、思い切り遊びたい気持ちもよくわかりますが、まずは、水の中で息継ぎや体のコントロールが自由に出来るようになるために、基本からしっかりと学びましょうね。