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校長室から発信

感謝を込めて!「3年生を送る会」大成功

 7日()、3年生を送る会が行われました。外は雨模様ですが、例年よりも若干の暖かさが感じられる(でも寒かった…)体育館で、笑顔と感動に溢れる温かい時間が、本当にあっという間に過ぎ去っていきました。

 1年生の発表は、劇と映像に加え、合唱団を組織して3年間の思い出を振り返りつつ、感謝の気持ちとメッセージがふんだんに込められたすばらしいものでした。大道具・小道具・衣装など、裏方も含めて学年生徒全員で取り組んだ様子が感じられ、1年間を通して本当によく成長したものだと改めて思いました。

 2年生の発表は、戦前・戦後の世の中で生活している2人の中学生が入れ替わることによって、それぞれの世界を体験し、不満ばかり漏らしている今の自分の境遇、平和な世の中がいかに幸せなことかに気づいていく、また、戦争を肯定し、周囲の言うがままに流されて生きている自分の愚かさに気づき、自分は何を為すべきかを考えていくという大変に難しい、かつ大切なメッセージが込められた劇でした。さすが上級生、生徒たちの迫真の演技と見事な演出、学年全生徒のチームワークに、観ていた3年生がみるみる惹き込まれていくのが手に取るようにわかりました。

 両学年とも、この3年生を送る会の成功をステップとして新しい学年に進級する、その証を全校の前で堂々と宣言したように思えた発表でした。

 最後に、3年生からの素晴らしい発表もありました。入試の真っ最中、ほとんど練習する時間が取れなかった中での発表でしたが、趣向を凝らして撮影したビデオ、先生方への感謝の手紙、学年合唱での真剣な表情からは、この送る会へのお礼だけでなく、今までお世話になった多くの人たちへ心を込めた感謝の発表であったと感じ取れました。

 楽しく手間暇かけて作った幕間の発表に加え、ここまでの企画・運営、入念な準備をしてきた生徒会のメンバーに敬意を払うとともに、私からも改めてお礼を言いたいと思っています。

 

※「3年生を送る会」の様子は「生徒の活動」のページに
 アップしてありますので、そちらの方もご覧ください。

全力疾走!県新人駅伝大会

 20日()、柏の葉公園周回コースで千葉県新人駅伝大会が行われました。身が縮むほどの寒さと冷たい雨の中で、県内各支部を勝ち抜いてきた50チームの選手たちが全力で襷をつないで走りぬきました。

 本校は既にお知らせしているとおり、男子チームが2年連続でのこの晴れの舞台への出場です。9:00からの開会式の後、女子に続いて11:20に男子の部がスタートしました。

 選手たちは一人ひとりがもっている力を十分に出し切って27位という成績を収めました。昨年の13位には及びませんでしたが、何よりもこの大きな大会のスタートラインに今年も立つことができ、県での27位ですから堂々と胸を張ってよい結果であると思っています。     

そしてこの大会、走ったメンバーが銚子駅伝のとき、そして葛南新人駅伝のときとも何人か違っている、すなわち、選手層が厚くなったということが何よりの成果であったと考えています。この大会は6人のエントリーでしたが、秋のビッグイベント東葛駅伝大会は10人で襷をつなぎます。東葛駅伝大会に向けての本校選手たちの頑張りが今から楽しみです。

 最後に、顧問からは「もう布佐中は決して弱小チームではない。このような小規模な学校でも、県大会を経験してこれだけできることが証明された。この後、駅伝部以外の生徒も、それぞれの所属部活動に戻って目標を高くもって取り組み、また夏の合宿から東葛駅伝入賞をめざして一緒に頑張ろう」という話がありました。駅伝部もそうですが、冬季トレーニングで膨らませたそれぞれの部活動の蕾が、平成28年度に大きな花を咲かせることを期待したいと思います。

 

※県大会の様子です。クリックしてご覧ください。
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地域が先生!充実した放課後の補習

 18日()・19日()に行われる3学期定期テストに向け、地域の方にお願いして15日()~17日()の3日間、1・2年生対象に放課後の補習を実施しています。

 昨年の秋から3年生の受験対策として、地域の方の力を借りて補習を実施してきましたが、今回はそれ以上の人数が集まり、地域のみなさんも生徒への指導経験を積んだこともあり、とても和やかに充実した学習の時間を過ごしています。

 下校時間もあるので、1時間半に満たない時間ですが、学習したことが少しでも成績に繋がったという実感がもてれば…と思っています。

 中学校は部活動もあり時間的に厳しい面はありますが、このような補習体制がテスト前だけに終わらず、日常的にも展開できるような方法はないだろうかと思案しています。それによって、昨今、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じ布佐中生の学力を向上させたいと願っているところです。

 

※地域の方に指導していただいている充実した補習の様子
です。クリックしてご覧ください。

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100名を超える参加者で大盛況!小中一貫の日と教育ミニ集会

 13日()、小中一貫の日として市内小中学校すべてで小学校6年生と中学生の交流活動等が実施されました。午前中、どこの学校も小学生の授業見学や部活動見学、中学校生活の説明などを行ったようですが、それに加え、布佐中学校区は市の推進モデル地区ということもあり、午後からも保護者・地域の方たちの参加をいただき、教育ミニ集会を開催しました。

 「みんなで創る地域の学校」を掲げ、学校・地域総ぐるみで子どもを育てていく布佐中学校区の小中一貫教育です。その理念や目標、理想の育てたい子ども像、学校と地域の共有するテーマなど(詳細については、「布佐中学校区小中一貫教育」のページをご覧ください)について確認し合い、連携を取りながらそれぞれの立場で何ができるかを話し合いました。

 我孫子市でこれから進めていく大切な教育の柱ということもあり、市長、市議会議員、教育長を始めとした教育委員、教育委員会事務局、さらに県教育委員会からも参加をいただき、予想をはるかに超える100名以上というたくさんの地域の方々と保護者、教職員で熱のこもった熟議が展開されました。会のまとめとしてNPO法人スクール・アドバイス・ネットワーク理事長・生重幸恵先生より講演をいただき、バイタリティー溢れる話に参加者全員が耳を傾けて魅せられていました。

 このように地域の方々の貴重なご意見を学校教育に反映させながら、布佐型のコミュニティー・スクールを実現し、「学校()創りは地域(まち)創り」という考え方のもとで、地域の中核としての学校の役割をますます果たしていきたいと考えています。

 ご参加いただいたみなさんに改めて御礼申し上げますとともに、今後とも子ども達の健やかな成長のために、学校にお力添えいただくことをお願い致します。

 

※当日の午前中・交流活動と部活動見学、午後・教育ミニ集会の様子の一部です。クリックしてご覧ください。なお、教育ミニ集会の様子を含めて撮った写真のすべては「生徒の活動」のページにアップします。また、ミニ集会の資料については「布佐中学校区小中一貫教育のページ」にアップします。

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布佐中玄関にお雛さま…

 3月の雛祭りを前に、布佐中学校の玄関に立派なお雛様が飾られました。これは数年前に寄贈していただいたものですが、今いる職員では飾りつけができずに時間もとれないことから、昨年度は倉庫にしまったままで宝の持ち腐れとなっていたのを、地域の方のご協力によって復活させることができたものです。

 まだまだ寒い日が続き、春遠からじという感じがする日々ですが、朝、出勤してお雛様が迎えてくれると、何だか心温まる思いで1日のスタートが順調に切れそうにも感じます。生徒たちもこれを見て春の訪れを感じると同時に、日本の伝統文化にも心を馳せてくれればと願っています。

 

※組み立てている様子と完成したお雛様の写真です。ク 
 リックしてご覧ください。
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