校長室から発信
疾走!東葛駅伝大会
21日(土)、第71回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が松戸スタート、野田ゴールの32.2㎞を10区間の選手が襷をつないで行われました。東葛地区の71校がすべて参加し、交通規制をして実施する、全国でも例を見ない大規模で伝統のある大会です。71回目の大会ということで、実は布佐中も昨年に70周年を迎えた学校ですから、まさに東葛駅伝の歴史は布佐中の開校以来の歩みと同じ伝統があるということになります。
本校の選手は夏の合宿を始めとした辛く厳しい練習を乗り越えて、サポートの選手を含めた一人ひとりが自分の力を出し切り、見事に38位という好成績を収めました。これは目標として掲げた20位以内に届かなかったとはいえ、本校規模(生徒数)の学校としては本当にすばらしい順位です。3日(火)に行われた葛南駅伝大会では、今一歩不完全燃焼であったこともあり、選手たちの表情も、とても晴れ晴れとしていました。
今回の結果に自信をもち、生徒たちにはさらに次の目標に向かって前進してほしいと願っていますが、結果云々に関わらず、また、選手として走った生徒も走れなかった生徒も、ここまで途中で挫折することなく厳しい練習をやり抜いたことが、それぞれの大きな成長に結びついているはずです。今後、いろいろな場面で失敗することやうまくいかないことがあっても、駅伝チームで頑張った生徒たちは、それを乗り越える財産や心の支えを手に入れたと思っています。彼らのこれからの学校生活、特に3年生はそれぞれの進路に向け、今回の結果に誇りをもって精一杯頑張ってくれることを期待しています。
選手の引率、並びに応援、激励に足を運んでいただいた保護者・卒業生のみなさん、本当にありがとうございました。
※東葛駅伝大会(含壮行会)の様子は、後日「生徒の活動」
のページにアップします。
郷土料理を学ぶ!
11日(水)・17日(火)の2日間、例年行っているクラスごとの家庭科授業での祭り寿司作りを行いました。これは家庭科単元の一つとして郷土料理について学ぶ時間があり、それを実習で実現するために教育委員会の先生にもご来校いただき、授業支援をしてもらって実践しているものです。
何年か前から実施している調理実習の一つですが、今年度も地域の方に10名ほどお手伝いいただき、見事なお寿司を完成させることができました。
地域のみなさんも経験を積んで慣れてきたこともあり、生徒たちと一緒に調理しながらアドバイスをしてくれたり、出来上がったお寿司を褒めてくださるなど、とても和やかな雰囲気で授業が進みました。生徒たちも和気あいあいと作業を進め、とても楽しそうな満足した表情が印象的でした。
授業の終盤に自分たちで作ったお寿司を地域の方と会食するのですが、(子どもにはちょっと酸っぱいかな、という心配をよそに)口々に「美味しい」という言葉が飛び出していました。とても有意義な触れ合いの時間にもなったと思っています。
御協力いただきました地域の皆様・支援していただいた教育委員会の先生には、貴重な時間を割いていただき、このような素晴らしい取り組み(多くの学校では郷土料理の単元は紙上で学ぶだけになっています)を実現できたことに対し深く御礼申し上げるとともに、今後とも布佐中学校への御支援・御協力をよろしくお願い致します。
※この授業の様子については、後日、「生徒の活動」のページに
アップします。
全力で頑張る!合同運動会
14日(土)、大空・太陽学級が参加した市内合同運動会が我孫子市民体育館で開かれました。柏市との合同から諸般の事情で我孫子市の単独開催となって今年で6回目ですが、今年は収容人数の関係で残念ながら午前中のみの開催となりました。当日は、雨の中、早朝より市内全域から保護者・生徒・応援の方々が続々と体育館に集まり、あっという間に駐車場が満車になるほどの盛況ぶりでした。
本校の生徒たちは元気に競技・演技に参加し、一生懸命な姿を見せてくれました。本校に限らず、子どもたちの様子を見ていて、すべての児童・生徒が自分のもっている力を最大限に発揮し、目を輝かせて走ったり、踊ったりしている姿に改めて感動しました。徒競走でもリレーでも、前を走っている人に追いつくのが不可能なほど差がついても(ゴールし終わっていても)全力で走り切ります。ダンスの振りが多少おぼつかなくても、本気で楽しみながら笑顔で頑張っています。そんなすばらしい姿から、私もたくさんの笑顔と元気をもらえた半日でした。
子ども達には100点満点をたくさんあげて褒めながら、こんなに素晴らしい運動会を準備してくださった関係者のみなさんに感謝するとともに、みんなの一生懸命な姿がお父さんやお母さん、先生方を笑顔にすることを忘れずに、次のお楽しみ会も頑張ろうという話をしました。子ども達に精一杯の声援を送ってくださった保護者のみなさん、関係者のみなさん、すばらしい半日をありがとうございました。
葛南駅伝大会&市内音楽発表会での活躍
10月3日(火)・柏の葉公園で葛南駅伝大会が行われました。結果は男子Aチームが22チーム中8位(Bチームを除いた学校対抗にすると6位)、Bチーム15位、女子は18チーム中12位、駅伝以外の生徒もロードレースの部で精一杯の走りを見せてくれました。私はコースの途中で生徒たちの応援をしていましたが、どの生徒も全力を尽くして必死の形相で目の前を駆け抜けていきました。
残念ながら県大会出場は逃しましたが、次の東葛駅伝大会に向けて「十分に戦える」という予感を感じさせてくれる走りでもありました。閉会式では、優勝チームのタイムが男女ともに昨年度より上がり、レベルの高い大会であったという話もあり、チームの目標に届きこそはしませんでしたが、本校の学校規模を考えると、8位というのは立派な成績です。ただ、夏の駅伝合宿、一番頑張った生徒は4日間で実に150㎞以上の走り込みをしたと聞いています。ここまで辛い練習に耐えて頑張った生徒たちには「まだまだできる」という気持ちもあったようです。
2週間半後、21日(土)にはいよいよ伝統の東葛駅伝大会があります。この日の反省をもとに生徒たちが悔いのない走りができるよう、20位以内という目標に届くよう、さらに支援していきたいと思いますが、勝負ですから勝つこともあれば負けることもあります。でも、本気で努力した者にしか味わえない「目標を達成したときの喜び、達成できなかったときの涙」が、生徒たちのさらなる成長につながると信じています。
続く4日(水)、市内音楽発表会が柏市民文化会館で行われ、本校からは吹奏楽部と3年生の特設合唱団が学校代表として出演しました。私は残念ながら午後からの出張と重なってしまい、特設合唱団の演奏は聴けなかったのですが、この発表会に向けた壮行会での演奏を聴く限り、他の学校に勝るとも劣らない演奏を披露してくれたのではないかと思います。
発表会ですからコンクールのような賞はありません。でも音楽を愛し、音楽を心から楽しんでいる市内19校の児童生徒たちが、他の学校の演奏から学び、自分たちの演奏をさらに向上させていこうというすばらしい発表会です。
この取り組みを活かし、この後も小学校では未来の布佐中生の前で、地域では布佐中を支援していただいているみなさんの前で、今よりもっと素晴らしい演奏をお聴かせすることができると思っています。どうぞ、次の機会を期待してお待ちください!!
※葛南駅伝大会と市内音楽発表会(含壮行会)の様子は、後
日、「生徒の活動」のページにアップします。
主体的な地域貢献活動
10月に入ると生徒会役員の改選や委員会委員長の交代があり、学校の屋台骨となる学年は2年生へと代わっていきますが、3年生の生徒会役員が公約していた清掃改革・地域貢献を実現する部活動での地域清掃が27日(水)に実施されました。
放課後の短い時間でのボランティアでしたが、今回はバレーボール部の生徒たちが額に汗を流しながら一生懸命に取り組みました。自分たちで発案し、生徒総会を経て自分たちで可決・実現にこぎつけた主体的な取り組みです。地道な活動となりますが、部活動単位でバトンをリレーしながら息の長い活動となることを願っています。
私も時間の許す範囲で生徒たちの支援をしていきたいと考えています。また、この日も通りすがりにお会いした方たちが「ご苦労様、ありがとう」と声をかけてくださいました。地域のみなさんにも、近所で中学生たちが活動しているのを目にしたら励ましの言葉をかけていただけると子ども達のさらなる意欲につながるかと思います。よろしくお願いします。