学校の様子

学校の様子

生徒会役員の引継ぎ式

  1月8日(水)、冬季休業後集会の後、令和6年の生徒会役員から、令和7年の生徒会役員への引継ぎ式がありました。

 まずは、令和6年の役員から挨拶がありました。

         

・運営の大変さを実感した。役員の仲間、先生方など多くの方の支えがあったから生徒会活動をやり遂げることができた。

・自分の得意な活動を見つけ、新しい自分を知ることができた。仲間と協力することの大切さや楽しさを学ぶことができた。2年間の生徒会活動で、自分は大きく成長することができた。

・たくさんのことを学び、大きく成長することができた。

・今までの自分では考えられないような大きな挑戦ができた。積極性があるということに気づき、クラスの中でも積極的に貢献することができた。自分に自信を持つことができた。いろいろな挑戦をすることで新しい経験や考え方を持つことができた。これからも、挑戦することや積極性を大切にしていきたい。

・ほかの3年生より生徒会役員としての経験は少なかったが、大勢の人を引っ張ったり企画を運営したりして、リーダーとしての経験を積むことができた。この経験を生かして、自分をよりよくしていきたい。

・この1年間生徒会役員として活動したことが大きかった。

・1年間生徒会に入って成長したと感じたところは、積極性である。初めのころはあまり自信がなく、積極的に意見を言えなかったり仕事も積極的にできなかったりした。2年生になって積極的にできるようになった。生徒会で学んだことを、日々の生活に生かしていきたい。

・生徒会役員として、改めて団結力を知ることができた。

 

 そのあと、令和7年の新役員の挨拶がありました。

        

・この1年間は、生徒にとって「とてもよかった」と思える1年にしていきたい。掲げた公約を守り、学校の代表としての自覚をもって生活していきたい。先生方と生徒の皆さんをつなぐような役割をしていきたい。

・この学校を支え、この学校をよりよくすることに全力を尽くすことを誓う。

・学年を超えて絆を深められるような取り組みを皆さんと一緒に考えていきたい。

・去年1年間生徒会役員として学んだことを生かせるように頑張る。

・生徒会役員として責任を果たせるように頑張る。

・生徒会役員としての自覚を持ち、経験を積んでいきたい。

・片岡中を明るく過ごしやすい学校にしていきたい。

・みんなを支えられるような役員になれるよう頑張る。

   

 本校の生徒会は、生徒自身が学校をよりよくしたいと考え、生徒のみんなが過ごしやすく楽しく生活できるように、一生懸命活動しています。良い伝統が引き継がれ、毎年、新役員が工夫を凝らして新しい挑戦をしています。すばらしいのは、生徒会役員ばかりでなく、その思いに誠実に応え協力する生徒たちがいるから成り立つことです。こうした生徒の思いが学校を作り、動かしていきます。

 令和7年、新しい生徒会役員と生徒たち、そして教職員の更なる活躍を期待しています。

 

<だるまの目入れ式>

 例年、「無病息災」「学業成就」「交通安全」の願いを込められただるまが、一年間本校生徒たちを見守ってくださったことへの感謝と、「今年もよろしくお願いします」という思いを、新旧二人の生徒会会長と学校長が代表して行います。

      

 まずは健康第一、そして夢や目標の実現に向けて学習を熱心に行い、交通事故防止に努めて安全に生活できる一年であることを願っています。

冬季休業後集会

 1月8日(水)、始業時刻とともにオンラインによる集会を行いました。

 校長からは2025年が戦後80年の節目になる年で、被団協のノーベル平和賞の授業式に同行した高校生平和大使を例に挙げ、未来の世代(若者)が戦争体験をした人の話を聞くぎりぎりのところにいることについて話をしました。御家庭でも、ぜひ戦争当時のことやそれを伝え聞いた話について話す機会を持っていただけると幸いです。さらに、卒業や進級までの3か月間は自分自身を「飛躍」させる重要な時期であることを伝えました。

 

 その後、学習指導主任からは、令和6年度の総まとめと令和7年度への準備の大切な期間で、本年度のめざす生徒像の「夢や目標に向けて具体的に努力する」ことについて話がありました。日々の具体的な努力の積み重ねで、大きな夢や目標の達成に近づくことを、再確認することができました。聞いただけで安心せず、実行していきましょう!

  

令和6年 最後のあいさつ運動

 12月25日、冬季休業前の最後の登校日は水曜日であり、令和6年の生徒会にとって最後のあいさつ運動となりました。「さわやかなあいさつ」を目指した生徒会役員は、週1回のあいつ運動という形で、自ら実践して生徒たちに働きかけていました。

 手が凍える寒い朝でしたが、1・2年昇降口前では、3年生の役員が元気にあいさつをしていました。 

   

  3年生昇降口には、2年生の役員があいさつをしていました。笑顔で迎えられるので、ちょっと照れくさいような嬉しいような気持ちになったことでしょう。

 いよいよ令和7年が始まります。冬季休業明けの1月8日には、令和6年の生徒会役員から令和7年の生徒会役員への引継式があります。

 令和6年の生徒会のスローガンは「勇往邁進 〜常に挑戦する姿勢で〜」であり、文字どおり新たな挑戦をしたりこれまでの活動を改善したりして、生徒たちの活躍の場を作ってきました。

 令和7年の生徒会も、これまでの伝統を受け継ぎ、さらに前進していくことを願っています。

ボランティア委員会よりプランターの贈呈

 12月25日(水)、ボランティア委員会の生徒たちが、日頃の感謝の気持ちを込めて、パンジーやビオラを植えたプランターを近隣の施設へお届けしました。

●    片岡公民館

 

●    片岡児童館

 

ほかに、片岡駐在所と乙畑駐在所に置かせていただきました。いつも、生徒たちを見守ってくださり、ありがとうございます。

防災学習

 12月12日(木)、矢板市生活環境課職員、地元片岡の消防団員、学校運営協議会委員の皆様の御協力により、防災学習を実施しました。全学年が3つのプログラムを、時間をずらしながら全て体験するというものです。

 はじめに、オンラインにてこの活動の意味や目指すところの説明と、協力者の紹介をしました。

  

 防災学習の初年度として重視したのは、地域の方と顔の見える関係づくりです。当日は総勢24名もの方に御協力いただきました。そしてこの活動の目指すところは、「生き抜く力」と「地域に貢献できる力」の育成です。

 

① 「自助」:避難行動計画の作成(マイタイムライン)

       

<感想>

・避難経路や避難し始めるタイミングなどを理解できたので、これから活かしていきたい。(1年生)

・自分が住んだいるところは、想像よりも浸水することが分かった。もし台風や線状降水帯などになったときは、状況を判断して、正しい行動をとれるようにしたい。(1年生)

・避難する場所を、家族で決めておこうと思う。(1年生)

 

② 「共助」:地元消防団の活動理解と体験

       

<感想>

・消防団の人は、郷土を守るために自分から行っていることが分かった。(1年生)

・父が消防団に所属しているので、家に帰ったら消防団について父に聞いてみたいと思った。(3年生)

・消防団の人はどのようなときに出動しているのか、避難する手順などについても考え学ぶことができたのでよかった。(3年生)

 

③ 「公助」:避難所設営体験

    

<感想>

・片中が避難所になることは分かっていたけれど、具体的にどうやって避難所を設営しているのか分かった。(2年生)

・片岡中に避難したときに、自分から動いてみんなのために協力したい。(2年生)

 

<全般的な感想>

・簡易的な住居スペースを組み立てたり、避難時に使用する倉庫(防災倉庫)の存在を初めて知ったりしたので、とてもためになった。また、避難時の行動の仕方について、理解することができた。(3年生)

・自助・共助・公助の言葉を新しく知ることができた。これからは、この3つを考えながら災害にあったときの対応について、考えていきたい。(1年生)

  

 生徒ばかりでなく職員も、防災倉庫の中を見学したり発電機を動かしたりする貴重な体験をすることができました。協力者の中には、本校出身の方もいらっしゃいまして、母校を懐かしがっていました。ありがとうございました。

 御家庭におきましても、防災グッズの点検や、避難する際の約束事を確認するよい機会かと思います。

総合文化発表会

 11月29日(金)に、総合文化発表会がありました。これまでの学習の成果を発表する日として、校内合唱コンクールや自由発表、総合的な学習の時間の学年代表発表、美術・技術家庭・書写等の作品発表などがありました。(先月のこととなってしまいました。素晴らしい発表会となりましたので、御紹介します。)

  

<校内合唱コンクール>

 今年は、文化芸術鑑賞教室(シエナ・ウインド・オーケストラ)があり、生の演奏を間近で見聞きした生徒たちです。今まで以上に、学級のまとまりがあり聴衆の心に響く歌声だったと思います。

       

 伴奏者は、夏休みから練習を重ねこの日を迎えました。合唱を支える伴奏者の努力は大変なことだったでしょう。(自由曲の伴奏者のみを紹介します。学級によっては、課題曲の伴奏者もいます。)

   

    

 今年は新たに銅賞が設けられ、審査時間が予定をオーバーするほど甲乙付けがたい合唱でした。

 

 

<自由発表の部>

「少年の主張」、「英語スピーチ」、保健委員会によるよい姿勢を意識できるストレッチポールの活用、ギターの弾き語り、ビートボックス、ダンスの披露がありました。

     

       

 会場は、かなりの盛り上がりでした。

 

 また、生徒会からは、「片中SDGs」の発表がありました。生徒評議会で議論を重ね、自作のロゴマークなどを作成して発表していました。「本校独自のSDGsの目標を持つことで、学校をさらによいものにし、同時にSDGsに貢献する」という目標達成のための提案ということです。生徒の発案で、話し合ったものを形にし、生徒に協力を求める生徒会の姿に感動します。

 

<総合的な学習の時間 学年代表発表>

1年生は、矢板と那須の違いを、4名の生徒の調査研究を組み合わせて発表しました。

 

2年生は、キャリア・スタート・ウィーク(職場体験学習)から学んだことを発表しました。

     

3年生は、2030年までに世界の人々が協力して達成すべき17の「持続可能な開発目標SDGs」について理解をし、自分で何ができるかを考えて探究活動をしてきた内容を発表しました。

     

 生徒はよい学びをしていると感じる一日でした。

 また、運営するためには、生徒会だけではなく全ての専門委員会が協力し、進行や舞台変え、照明などを行っています。

  

 

 そして、会場の準備・片付けは2学年でした。学校の主軸であった3年生から2年生へ、いよいよバトンが手渡される日が近いです。

 

普通救命講習(2年生)

 12月18日(水)と19日(木)の2日間にわたって、2年生はそれぞれ3時間の普通救命講習を受講しました。矢板消防署より2名の消防署員が御指導くださいました。基本的な心肺蘇生法やAEDの使用など、全員が実際に行うことにより、理解したり対処の技能を身に付けたりしました。

●2の1

     

●2の2 

     

 緊急時には、消防隊員が到着するまでの応急処置は、いつ、誰が行うか分かりません。本校にもAEDは職員室前と体育館入り口の2カ所にあります。2年生は、これまで以上にAEDの置き場所を認識したことでしょう。いざというときのための日頃の準備は欠かせませんから。

 

心の健康教室(3年生)

 12月12日(木)、3年生を対象に「心の健康教室」を実施しました。

 

 3年生にとってこの時期は、いよいよ私立高校等の受験を控え、普段以上に不安を感じやすいと思われます。そこで、矢板市健康増進課主催のこの事業を通して、自分を大切にするための手段や考え方について理解し、演習を通して心がほっこりする時間となったようです。

   

 今回は、保健委員会の生徒が進行したりお礼の言葉を述べたりしていました。

 

研究授業と授業研究会

 12月17日(火)に、理科と数学の研究授業がありました。

 理科は、古代エジプトの人が石像をどのように運んだのかという疑問から、摩擦力について実験・考察をする内容でした。考察では、それぞれのタブレットに入力し、友達の考えをタブレット上で共有できるようにICTを活用していました。

   

 数学は、1点を共有する2つの正三角形の位置関係にかかわらず、同じ性質を同じ方法で証明できる統合的な考えにまとめられる内容でした。デジタル教科書を自分で動かし、正三角形ばかりでなく、どんな正多角形でも成り立つおもしろさを感じていました。

   

 授業後は、参観した授業に分かれて授業研修会を行いました。

 

 数学では、矢板市内の他校の先生と合同で授業研究を行いました。矢板市教育委員会から指導主事の先生方2名も、それぞれの研究会に御参加いただきました。

 

 最後に、宇都宮大学から先生をお招きして指導助言をいただきました。

 

 生徒の学力向上には、教職員の授業力向上は欠かせません。本校では、教科の枠を超えて全員参加の研修を行っています。教科に共有する内容もあれば、教科特有のものもあり、その共通点や違いを認識するにも、全員参加の研修は役立っています。

塩谷地区駅伝競走大会

 12月8日(日)、塩谷地区駅伝競走大会がありました。矢板市の代表として、本校の生徒が1区に出場しました。同じ区間に、本校出身の高校1年生も出場していましたので、心強かったと思います。

 

 本校の生徒は1年生なので、高校1年生とは一緒に練習することはなかったと思います。しかし、同じ中学校出身の先輩が前を走り、その背中を追いながら走っている間、勇気を得られたことでしょう。それぞれの今後の活躍を期待しています。