学校の様子

学校の様子

避難訓練

 9月14日、今年度2回目の避難訓練を実施しました。

 今回は、矢板消防署から5名の消防士をお招きし、本校の地震や火災が発生した時の対応の様子等を観察し、アドバイスをいただきました。

 

 生徒全員が真剣にこの訓練に参加していたので、お褒めの言葉をいただきました。

  

 その後、学年ごとに分かれ、署員の方から適切な助言をいただきながら体験活動を行いました。いざというときに、体験をしたことがあれば、より落ち着いて事に当たれることでしょう。はしご体験をする3年生に対して、署員の方は、「怖いということを体験していることが重要だ」と、話しかけていました。3年ぶりに実施できてよかったです。

1年生:煙の体験(火災の際の避難の仕方)

   

2年生:消火体験

    

 3年生:はしごを使って避難する体験

    

家庭学習ノート(2の2)

 9月11日の家庭学習ノートは、2年2組でした。

 昨年度まで「問題演習発展ノート」と呼び、より多くの問題に挑戦してきた学年なので、今回紹介するのは、ノートにぎっしり問題を解いている生徒たちです。

    

 問題は、解くだけでなく正解かどうかを確かめ、間違えた場合はなぜそうなるのかを理解することが大切です。青ペンで見やすく修正している生徒が多く、ノートの使い方が統一されていると感じました。

研究授業

 9月12日は、校内研究授業がありました。

 本校の教職員は、授業力向上のために2つのグループに分かれ、1年間同じメンバーで継続的に研究をしていきます。「主体的・対話的で深い学びの実現に向けての授業の改善」という共通の目標に向かって、教科の枠を超え、協働的な学び合いを、先生たちも行っています。

 この日は2学年担当の先生が研究授業を行いました。

 数学(3の2)「2次方程式の利用」畑の中に通す道幅の長さを求める問題でした。

      

  英語(2の2) ALTの先生の両親に紹介するために、県内の店や場所を伝え合う授業でした。

   

 英語は、宇都宮大学の先生と本校の担当教員が夏休みからオンラインを通して話し合い、授業構想を練ってきたものです。それを市内小・中学校英語科の先生が参観し、授業について話し合いも持ちました。 

 もちろん、本校の先生方も2つの授業について話し合いをして、生徒がどんな学び方をしたのか、よかったところや改善したほうが良いところはどういうところなのかなどを話し合いました。

  

 今後、11月に3年生、1月に1年生の先生方も研究授業を行います。

家庭学習ノート(1の1)

 9月4日の家庭学習ノートは、1年1組でした。

 期末テストの間違えた問題を解きなおしたり、技術や美術のテストに向けて学習をしたりしていました。

 

 今は、家庭でカラーコピーも容易にできるようになりましたので、「色についての学習」のまとめに活用ているようでした。

 

キャリア学習(1学年)①

 9月4日、那須ハイランドパークで行うキャリア学習に向けて、事前指導がありました。

   

 学年主任から、片岡中学生としての責任とはランドパークの(従業員としての)責任があると、お話がありました。2つのグループに分かれて、職場体験とお客様を経験します。

  9月6日、元気に出発した生徒たち。報告が楽しみです。

キャリア・スタート・ウィーク(2学年)①

 3年ぶりに、各事業所の御協力のもと、職場体験学習(キャリア・スタート・ウィーク)が実施されます。9月4日は、その事前指導が行われました。

  

 今年度は、9月5日から7日の3日間に行います。26の事業所に出向いて行った生徒たちは、頑張れているでしょうか。後ほど、2学年担当が訪問してきた写真をもとに、御紹介します。

   

 日によっては、事業所の都合から学校で活動する生徒もいます。

   

  学校を離れ、事業所で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり働く人々と接したりすることから、自分の将来の夢や希望につなげてほしいと思います。

防災献立

 9月1日は防災の日です。1923年の関東大震災では10万人を超える人々の命が奪われ、あの日からちょうど100年を迎えます。次の震災に備えて教訓を継承していこうと、「防災の日」を中心にさまざまな催しや防災訓練が、各地で行われています。本校は、9月14日に避難訓練を行う予定です。

 

 さて、給食は「防災献立」でした。災害時を想定し、「水や火を使用しない給食」を通して防災意識の向上を図り、食の大切さを学ぶために提供されました。今回は温めたカレー味のご飯の袋を切って直接スプーンで食べる体験をしました。

  

 生徒には、災害時に率先避難者になったり、避難所運営に関わる意識をもったりしてほしいと考えています。9月30日に矢板小学校で行われる「HUGを体験しよう」にも、ぜひ多くの中学生が参加できるとよいと思っています。

1学期期末テスト(5教科)が終わりました!

 今週の月曜日から授業が再開し、8月31日(木)と9月1日(金)の2日間に渡って期末テストを実施しました。今週は、いつもより体調不良を訴えてテストを受けられない生徒もいましたが、これまで休んでいた生徒が受けようと努力する様子も見られました。

   

 なんとかテストが終了。長い1週間をよくぞ乗り切りました。

 今後は、テストの返却があります。学習状況調査において、「家で、テストで間違えた問題について勉強している」の質問に、「はい」と回答した生徒は約4分の1です。「どちらかといえばはい」を含めますと半数以上にはなります。自分ができなかったところはどこかを把握し、それを理解してできるようにすることは、大切な家庭学習の内容になります。ぜひとも、取り組んでほしいです。

健康観察をタブレットPCで

 4月から8月末まで続けてきた「健康観察カード」を、本校では9月からはタブレットPCを使って実施することになりました。

 

 新型コロナウイルス感染症が5類になってから、健康観察カードを使用しない学校が多かったかと思います。本校は、毎朝学年主任・副主任が昇降口に立ち、一人一人からカードを受け取りながら会話をし、心の状態まで把握できるように心がけてきました。昇降口が開く7時30分から生徒を受け入れてきた職員にも感謝です。

 新学年にも慣れ、夏休み明けもこれまでと変わらない様子が多く確認できましたので、9月からタブレットPCを使って心と体の健康観察を始めます。体調はどうか、朝食を食べてきたかどうか、心については天気のイラストを選択する形にしました。9月1日は初日ですので、今後改良を重ねていく予定です。(各担任は、一覧の形で生徒の様子を把握できます。)

 

将来を見据えた堂々とした意見発表(少年の主張発表)

 8月31日、矢板市にある塩谷庁舎にて、少年の主張発表の塩谷地区大会がありました。栃木県生誕150年記念協賛行事でもあります。3年ぶりの集合型の開催となりました。

 地区内の中学校8校から代表が1名ずつ発表しました。

  本校からの発表者の主題は『大きな「夢」を持つ』です。

「世界がここまで発展してきたのは、すべて誰かの夢があったから。夢は自分自身だけでなく他の人の役に立ち、社会に貢献することにつながり、夢を持つことが未来を変える大きな力になる。」と訴えます。自分の夢を語り、その実現に向かって自分がしていることと、今後自分がしなければならないことを明確に述べ、「大きな夢を抱いて行動すれば、よりよい社会を築くことができる。」と堂々と発表する姿は、普段より大きくたくましく輝いて見えました。

 

 惜しくも県大会出場は逃しましたが、結果は優秀賞です。素晴らしい発表でした。この日を迎えるまで夏休みを返上しての練習も大変だったでしょうし、指導してくださった先生に感謝です。

 

 今回は、あえて本人の夢についてはここでは明らかにしません。総合文化発表会で生徒や保護者、地域の皆様にはお聞かせすることができるでしょうから。お楽しみに。

家庭学習ノート(3の2)

 本校は、家庭学習ノート(通称「自学ノート」)を、担任だけではなく、担任以外の教職員も関わって確認をしています。本日は3の2からそのいくつかを紹介します。

    

 とちぎっ子学習状況調査や全国学力・学習状況調査の意識調査から、本校生徒の家庭学習については、次のようなことが分かりました。

 「家庭学習の計画性や時間の確保はされている。ただし、学校や塾の決められた宿題のほかに自分で考えた勉強をしているという割合が少なかった。」

 そこで、夏季休業後集会では、「自分にとって必要な学びを自分で考えて、自分のために学習する学び方を心がける」ように伝えました。1学期期末テストを直前に控え、3年生は問題演習によって学習の確認をする生徒が多かったようです。

1学期後半 スタート

 38日間の夏休みを経て、再び生徒が学校に登校しました。
「昨日宿題を頑張ってやったのですが、終わりませんでした!」と、声をかけてくる生徒もいました。いろいろな事情があるでしょうが、とりあえず、元気な顔が見られてよかったです。

 1校時にオンラインで集会をしました。
 初めに県総合体育大会の表彰をしました。陸上部1年生が1500mで2位、3年生が砲丸投げで7位に入賞です。おめでとうございました。

 
 その後、校長の話、生徒指導主事から熱中症に関して話がありました。

 部活動の帰り道や体育の授業後に、熱中症が原因で命を落としたという他県での例があります。下校中に体調不良を感じた時には、「SOSを出す」ことが重要です。矢板市指定のクーリングシェルターとして、片岡地区には片岡公民館とサンユー片岡店があります。学校近くのコンビニ店にもお願いをしてあります。「こども110番の家」も紹介しました。学校から離れた乙畑・安沢方面では、具体的にどんな事業所に助けを求めるとよいかも伝えました。いずれにせよ、「近くの事業所や人に助けを求める」ことで、自分自身あるいは他の人の命を守る行動がとれることを願います。

<授業の様子>
・1の1 理科 期末テストに向けて密度の復習

 

・1の2 国語 文の成分

 

・2の1 数学 1次関数のグラフ

 

・2の2 国語 本の紹介文を書く

 

<給食の様子>
・3の1 準備 やはり休み明けはカレー! デザートも付きました。

 

・3の2 メディア委員会が始めた「カタレディオ」を聞きながら。
 カタレディオとは、DJ風に季節に合わせた話をしたり音楽を流したりするものを生徒が企画しています。今回は第1回目。ネーミングがいいですね。トークの話題は、夏休みの宿題とカレーに入っている玉ねぎについてでした。3の2では、同じクラスの友達の声に耳を傾けながら、おいしく食べていました。

 

企画展の紹介

 本校の美術科教員が「日本・フランス現代美術世界展」に出品し、東京六本木の国立新美術館に展示されています。日本から約400作品、海外から100作品がある中、見つけられるかどうか心配して行きましたが、ありました!

  

  

  

 2~3年生は美術の時間に見せていただいているのではないでしょうか。「宇宙船地球号」と称されている作品が5点も並ぶと圧巻です。誇らしい気持ちをもって会場を後にしました。

  次は、上野の国立科学博物館の特別展「海 ~生命のみなもと~」です。中は、4つに分かれて展示されています。

 その第1章「海と生命のはじまり」(どうして地球には水があるの? 海お誕生と生命の起源に迫ろう。)のコーナーに、小惑星リュウグウの試料や展示物がありました。7月14日の「矢板市ふるさと夢講座」(1~2年生対象)で講話をしてくださった高野淑識(よしのり)先生を思い出すことでしょう。「はやぶさ2」がオーストラリアで着地したときにカプセルを待ち受け分析をした高野先生を、「海底数千mの深さから掘削した岩石や、深海6,500mの暗黒の世界から採取した岩石に含まれる微量のガスや有機物の分析で世界トップクラスの技術をもつ第一人者だ。」と紹介していました。

  

  

 我が校、我が郷土に関係する方が関わっている企画展でしたので紹介しました。まだ夏休み期間がありますので、東京での開催ですが行ってみるのもいいですね。

校庭東側の道路 舗装修繕工事

 8月7日(月)、校庭東側の道路の舗装修繕工事をしていただきました。以前からわだちやへこみがあり、雨天時には車の走行により登下校する生徒へ水がはねることがしばしばでした。早速市役所で対応してくださいました。炎天下、工事をしてくださる方々にも感謝申し上げます。これで、安心して生徒が登下校できます。

    

 また、通常は朝に小学生が車道脇を歩きます。通学路でありますので、運転するドライバーの皆様も減速していただけると有り難いです。

早朝の様子やオンラインの活用

 夏休みに入って、半分が過ぎました。

 部活動に参加している1~2年生と駅伝競走部の3年生は、連日の猛暑の中、一生懸命活動に参加しています。熱中症対策として早朝から指導する先生方にも、感謝です。

● 午前7時の校庭(朝日がまぶしい時間です。)

  

 また、タブレットPCを使って、今年はオンラインによる英語スピーチ大会に向けての練習や、生徒会本部役員の話合いも行われています。

    

 いよいよ12日からどの部もお盆休みに入ります。しっかり休養を取り、家族や地域の行事に参加して、心も体も充電してほしいと思います。

県総体陸上競技大会

 7月24~25日の2日間、清酒開華スタジアム(佐野市運動公園陸上競技場)にて県総合体育大会陸上競技大会が開催されました。本校からは12名の選手が出場しました。

 佐野といえば県内でも最高気温の更新で連日話題になるところです。スタンドにも日陰がほとんどなく、選手はもちろんのこと応援する保護者の皆様も猛暑の中、さぞ大変だったことでしょう。

 さすが県大会ですので、「全国大会出場への標準記録突破」のアナウンスが何度も流れる会場で、生徒たちは「我こそは」という思いで精一杯戦っていました。

●7月24日

               

●7月25日

    

              

 ここから駅伝競走部で活動を継続する生徒もいますが、3年生はこの大会で引退です。今年は引退の時期が各部・各部員によって様々でした。1~3年生の部員をまとめ、熱心に活動し、笑いや涙ありの日々を懐かしく思い出す日がきっとやってくることでしょう。一生懸命取り組んだことは、必ず将来につながってきます。さあ、引退した3年生は進路選択へシフト換えです。高校一日体験学習から目指す進路を見定め、次の目標に向かって頑張ってほしいです。

美術部校外学習

 7月21日(金)、夏季休業に入って第1日目に美術部は校外学習へ出かけました。今回は、那珂川町の小砂焼体験センター陶遊館にて、ろくろ体験または手びねり体験をするというものです。3年生も最後の活動として参加し、有意義な時間を過ごしました。

               

 2ヶ月後に焼き上がった作品が学校に届くそうです。楽しみですね。 

 

夏季休業前集会と片岡中情報モラル宣言

 7月20日(木)、夏季休業前集会がありました。通信陸上大会において県入賞を果たした生徒への表彰、生徒集会の表彰、学校長の話、学習指導・生徒指導の話がありました。

      

 最後に、生徒会本部役員から、「片岡中情報モラル宣言」が示されました。メディアやインターネットを正しく活用するために、生徒会で話し合って決めた内容です。使用時間、使用目的、ルールの遵守など生徒自らが作成した宣言を、全員で確認しました。

  

 自分自身を伸ばす夏休み、地域や家庭においても安全・安心に過ごし、8月28日に再開できることを楽しみにしています。

ともなりライブラリー

 矢板市では、「ともなりライブラリー」という学校電子図書館を整備しています。これは、市立小中学校に通う児童・生徒がパソコンやスマートフォンなどを使って電子書籍を閲覧できるもので、学校への導入は全国初となりました。(令和2年10月)

 タブレットPCの持ち帰りが日常化してきましたので、今後利用する生徒も多くなることが期待できます。そこで、夏休み前にログインを一斉に行い、利用方法の再確認をしました。

薬物乱用防止教室(2学年)

 7月20日(木)、本校の学校薬剤師の先生が、2年生を対象に薬物乱用防止教室を実施してくださいました。保健体育の授業の一環です。酒・たばこの影響はもちろんのこと、薬の害や危険ドラッグについてです。危険ドラッグに誘われたときの断り方なども話題になりました。

 

  

 最後に、薬物を乱用しないために「自分の体や心を大切にする」「家族との会話の時間を作る」「信頼できる仲間や大人に相談する」「この時間に学んだことを忘れない」とまとめてくださいました。薬物乱用の低年齢化が危惧されている昨今、生徒へ授業をしてくださり、ありがとうございました。

高校一日体験学習

 県立高等学校の一日体験学習が、7月26日(水)から始まっています。また、私立高等学校は、7月28日(金)から週末の土・日に実施される学校が多いです。3年生とその保護者の皆様は、事前に申込みが済んでいると思います。進学を考えている高校を実際に見て、説明を聞いて特徴を理解し、通学手段等も考慮に入れ、進路先を決定していく上でとても重要な機会です。

 本校では、7月14日に事前指導を行いました。教員による引率はありませんので、生徒は真剣に聞き、当日の自分の動き方を理解していました。よりよい進路選択となるよう、この機会を生かしてほしいです。

  

学習確認テスト

 7月19日(水)、「学習確認テスト」を全学年一斉に実施しました。1年生にとっては、1~5校時まで50分間ずつテストを行うこの日程は初めてです。「疲れました。」と感想を言っていました。

 

 これまでの学習内容が網羅されているので、自己採点をして苦手としている内容を把握し、この夏休みに復習することをお勧めします。自主学習ノートを見ていると、テストの解き直しをしている生徒もいます。これもいいですね。

 夏休みが終わるとすぐに期末テストもありますので、夏休みの課題と並行して、テストに向けての学習計画をしっかり立てて取り組んでいることでしょう。早め早めに取りかかることを期待します。

親子学び合い事業「情報モラル講演会」

 7月18日、株式会社スキット様の御協力により、情報モラル講演会を実施しました。年々進化・発展していく情報化社会において、夏季休業前にメディアの取扱いに関する注意などその年に合う内容で講演会を実施しております。

 近年は生徒のみの講演でしたが、今年度は保護者の皆様にも御案内しました。参加された保護者からは、「なりすましの犯罪に巻き込まれる状況が理解できたことと、生徒の身近にその危険が迫っていることが分かったので、お話を聞けてよかったです。」との声がありました。

  

 メディア委員長の生徒が、代表で感想とお礼の言葉を述べました。(要約を紹介します。)

・今の時代、学校でも一人一台タブレットが配られるなど、小・中学生にもネットの世界はとても身近なものになっている。

・気軽に投稿したものが原因で被害に遭ってしまうこと、10代の人たちが一番被害に遭っていることが分かった。

・先生が教えてくださったことを忘れずに、便利なネット社会を安全に歩いて行きたい。

 

生徒集会 ドッジボール大会

 7月18日(火)、生徒会主催のドッジボール大会を実施しました。本来は7月12日(水)の5校時に予定しておりましたが、熱中症と雷の心配からこの日に延期したものです。

 この日も暑さ指数31以上の「危険」が予測された日だったので、なんと登校してすぐに朝の会と校内放送で開会行事を行い、8時半前には試合開始となりました。頻繁にWBGT(暑さ指数)を測り、ぎりぎり実施ができる暑さでした。

         

 生徒会本部役員が以前から計画したこの行事です。昼休みに生徒会室に集まって話し合うばかりでなく、タブレットPCを持ち帰るようになったので、家でポスターや原稿を作ったり、進行表を作成したり、主体的に活動をしていました。競技中に流す音楽も工夫されていたので、生徒たちは曲に合わせて歌ったり踊ったりする様子も見られ、生徒自ら企画したよさが随所に表れていました。

   

 1年生から3年生まで学年に関係なく、6学級が2つのリーグに分かれて総当たり戦を行い、その結果によって1・2位、3・4位、5・6位決定戦を行いました。

   

 ソフトバレーボールを使用したので、当たってもそれほど痛くないよさと、投げづらさがあったかと思いますが、本当に笑顔があふれ、楽しく、久しぶりに大きな声を出して、大いに盛り上がりました。実施後のアンケート調査では、回答者全員が「とても楽しかった」または「楽しかった」というのですから、生徒の満足度の高さが分かります。

       

 決勝戦は、なんと1年生同士の対決! 1組対2組でした。予選での学年主任の応援の声が届いたことでしょう。期待に応え、熱戦を制した1年生、あっぱれでした。ドッジボールを久しぶりにやった上級生、次こそは負けてたまるものかと思ったことでしょう。

   

 反省には、「もっといろいろな人が投げられるとよかった」「みんな一度は必ずボールを投げられるようにすればよかった」というレクリエーションの意義を考えた発言や、「作戦を練ったり練習を早くからやったりすればよかった」という真剣に勝負に向かおうとする意見などがありました。

       

 良いも悪いも実際にやってみなければ生まれない意見です。生徒が本気になって一つのことに向かい、仲間を意識することや心を一つにして目標に向かう団結力や連帯感を感じる時間でした。

     

 閉会式で、校長からは「だから学校っていいよね!」と話がありました。学校だからこそできる活動がまた夏休み以降にもたくさんあることでしょう。そして、学校行事や生徒会活動ばかりでなく、教室の学びの中にも、協働的な場面はたくさんあって、学校で学ぶよさがそこにはあります。

 夏休み以降の学校生活が、また楽しみとなりました。

   

 表彰式は夏休み前の集会で行いました。生徒会長から手渡された賞状とカップは教室に飾られることでしょう。

    

校外水泳実習④(2の2)

 7月11日(火)、2年2組の水泳実習がありました。2年生にとっては最後の水泳実習ですが、1・2組とも多くの生徒が参加できました。活動的な2年生らしく、水しぶきを上げながら、時には真面目に時には歓声を上げながら、楽しく実習ができました。

         

HP 学校の様子の記事について

 夏休みに入り、学校では全学年を対象に三者面談を実施しております。お暑い中、御来校くださりありがとうございます。

 さて、夏休み前の学校の様子でお伝えしていないものがたくさんあります。

 遅くなりましたが、少しずつ御紹介します。御了承ください。

     

県総体卓球大会

 7月15~17日の3日間、卓球の県大会がありました。15日は県北体育館にてシングルス戦、16日は日環アリーナ栃木で団体戦、17日はブレックスアリーナ宇都宮でダブルス戦がありました。

 シングルス戦には4名の選手が出場し、1名が2回戦まで進出しました。

 団体戦は、5戦中2勝3敗で惜しくも初戦を勝ちあがることができませんでした。今まで対戦したことがないタイプのラバーを使う選手が多く、思うような試合ができず悔し涙も見られました。

     

 最終日のダブルス戦には3ペア出場し、どのペアものびのびと試合をしていました。挽回をして勝利を得た時のガッツポーズ、流れが悪いときはペアと話し合って戦術を変更する様子などを見ると、応援する拍手も大きくなります。最高ベスト32で敗れはしたものの、さわやかな笑顔でした。

     

 最後の試合が終わった時、気づくと周りには塩谷地区の選手や先生方が応援していました。地区を牽引してきた片岡中生の頑張りを、多くの人が見守ってきたことが分かる瞬間でした。

租税教室(3学年)

 7月14日(金)、5校時に3年生は「租税教室」がありました。県税事務所から2名の講師の先生をお招きして、税について2学級合同で学びました。税の種類や役割を理解し、納税の意義を考える機会となりました。

    

矢板市ふるさと夢講座(1・2学年)

 7月14日(金)、郷土出身の高野淑識様を講師として、「太陽系の大航海時代、好奇心は無限大」という演題でオンライン講演会がありました。

 高野様は、世界初の炭素質小惑星サンプルリターンプロジェクト「はやぶさ2」で回収されたカプセルの分析に関わった方です。御専門は、地球宇宙科学、地球生命科学、地球惑星科学などで、現在は国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)センター長代理をはじめ、NASA招聘研究員、大学院の特任准教授など、様々な方面で御活躍されています。

 今回のオンラインは、高野先生がお仕事をされている横浜と矢板市内の小中学校や教育委員会をつなぎました。通信状況はとてもよく、先生が校内にいるかのようにオンラインでのお話もよく聞こえました。

 

 先生は矢板市内の幼稚園・小・中学校を卒業されました。御自身の活動写真の説明とともに、その時に出会った先生方のお言葉をよく覚えていらっしゃって、いくつも紹介してくださいました。

・すべての人に平等なもの。それは「時間」。

・やればやっただけ、すべて自分に返ってくる。

・一芸に秀でる者は、百芸に通ず。

   

 「はやぶさ2」が回収され、日本へ届くまでの映像にも、高野先生をはじめ科学者たちの並々ならぬ思いが伝わってきました。

 今回は、別の学習の機会が重なっていたので3年生は参加していませんが、1~2年生にとって夢や志をもって努力し続ける大切さは伝わったと思います。先輩に続き、夢を実現できるよう前進しましょう!

中学校学習会

 7月13日(木)、片岡地区小中一貫・連携教育推進事業の一つとして、中学校学習会を実施しました。片岡小・乙畑小・安沢小の6年生、合計65名の児童の皆さんが参加しました。目的は、①中学校の生活の様子を見学したり授業を体験したりして中学校入学へ心配や不安を少しでも解消すること、②他の小学校の友達と一緒に授業に参加して交流を深めること です。

 

 全体会のあと、2グループに分かれて校内を見学しました。理科室が2つあることなど特別教室の多さに驚いていたようです。

 

 最初に体験した授業は、数学と理科です。座席は、3校の児童が交流できるように予め決めてありました。初めて会う友達とでも、互いの考えを発表し合ったり、協力して実験をしたりしていました。素晴らしいと思いました。(理科室にはエアコンがないため、普通教室に実験道具を持ち込んでの実験でした。)

      

 次に体験した授業は、英語と数学です。英語では、全員の友達と会話をする活動がありました。学習活動が2時間目となりますので、机の距離も心の距離も近づいたようです。友達の発表には自然と拍手をする様子が見られ、安心して授業に参加できる雰囲気が作られていました。

    

 帰り際、「楽しかったです。」「安心しました。」「中学校へ来るのが楽しみになりました。」と声をかけてくる児童がいました。うれしいですね。

 アンケート用紙にも、授業の楽しさ、他の学校の友達と交流できた喜び、学び舎を知った安心感などが多く書かれていました。各小学校から校長先生をはじめ複数の先生方にお越しいただきました。夏休み前の忙しい時期、御協力をありがとうございました。次は12月の「中学校説明会」です。再会の日が楽しみです。

街頭指導強化の日

 7月12日(水)、本校生徒の下校時刻に合わせて、矢板市少年指導員様によるあいさつ運動がありました。これは、毎年7月が「青少年の非行・被害防止全国強調月間」であり、青少年の健全育成のための活動です。矢板市生涯学習課の担当者様とともに、生徒の下校を見守ってくださり、その後、街頭指導も実施してくださいました。

 

生徒集会に向けて

 生徒集会は、熱中症と雷の心配があるので午前中に実施できるよう日程調整をし、来週に延期されました。今回の生徒集会はソフトバレーボールを使用したドッヂボール大会です。各学級に色違いのソフトバレーボールが準備されましたので、昼休みなどに練習をする学級・学年が増えました。男女関係なく、大いに笑い、元気に動き回る様子は、微笑ましいです。

   

職業人に聞く

 本校では、毎年様々な職業人の方をお招きして、「職業人に聞く」という授業を、総合的な学習の時間に行っています。3年間を貫くキャリア学習の実施事業です。7月6日(木)に、今年も「照る照る坊主の会」から7名の職業人を、また、昨年度末の生徒アンケートから希望のあった3つの職業の方に御協力いただきました。

  

 生徒のエスコートによって会場へ案内し、生徒の進行で講話をしていただきます。実演や実験をしてくださる方、映像を使って仕事の様子を紹介してくださる方など、生徒が理解できるよう準備をして授業をしてくださることに、本当に有り難いと思います。

                     

 お仕事の話を聞きながら、働く人の生き方に触れ、自分の将来について考える機会となります。夢や希望を語ることが難しくなっている現代、大人の本気の授業から情熱を感じ、エネルギーをもらったことでしょう。今年一番の暑い日でしたが、講師の先生方の熱量も加わり、とても熱い授業をありがとうございました。

校外水泳実習③(2の1)

 7月10日(月)、2年1組の水泳実習がありました。水泳実習は1・2年生で行います。中学校生活の中で、学級の友達といっしょに水泳をするのは最後です。多くの生徒が参加できました。

 

 基本的な泳法の確認はもちろんのこと、水難事故への対応として「浮いて待て」を3分間続けられる生徒が多く、さすが2年生でした。ボールを追いかけたり、鬼ごっこをしたりする活動もありましたので、自然と泳ぎに夢中になり、あっという間の2時間でした。

     

七夕に願いを

 メディア委員会では、七夕に向けて全生徒・教職員に短冊を配り、願い事を書いてもらいました。その中からいくつかを、7月7日のお昼の放送で紹介しました。

 学年カラーの短冊をお昼休みに飾り、みんなの願い事を読んで、ほっこりした気持ちになりました。素敵な企画をありがとうございました。

 

 

地区総合体育大会の校内表彰式

 7月7日、朝の活動の時間に、リモート放送で地区総体の表彰式を実施しました。生徒の入退場の時間短縮を考えて、今年初のリモートです。

 

 惜しくも賞状に手が届かなかった生徒たちも、精一杯戦っていたことは間違いありません。3年生は、引退して自分の進路に向けて歩き出した人もいますし、県大会に向けて練習に励んでいる人もいます。いずれにしても、自分のすべきことは何かをしっかり見据え、目標に向かって進むことが大切だと、表彰式の後に全生徒に話をしました。前日の「職業人に聞く」の授業を引用し、自分の人生をどう歩くのかは、自分自分で決めることだと伝えました。

  

ボランティア理解促進事業 出前講座(2学年)

 7月5日(水)、一般社団法人「えんがお」代表理事の濱野将行様から、「進んで働くことのよさ」というテーマで、出前講座をしていただきました。9月のキャリア・スタート・ウィーク(職場体験学習)前に、進んで働くことの意義やボランティアについて理解する機会となりました。

 

 はじめに、濱野さん自身のカンボジアでの体験から、日本という環境で生まれ育つ生徒たちが、自分の置かれている現状を外側から見る機会となりました。また「百聞は一見に如かず」というように、自分の目で見て体験することの大切さを話されました。

 

 ボランティアはだれのために行うかという問いを生徒に投げかけ、自分自身の達成感が大切で、自分のために生きることの重要性を話されました。

 

 さらに、生徒の年齢に近い2名の「えんがお」サポーターの体験談から、つまずいても立ち直ることはできるというメッセージを生徒に届けてくださいました。そして、人生で一番大切なことは「自分を好きになること」で、ほめることを習慣にするとよいとアドバイスをいただきました。

 

<生徒の感想から>

・ボランティアは人のためにもなるけど、自分のためになることが分かった。

・個人的に印象に残っているのは、親(大人)は完璧ではないということ。(間違うこともある)

・実際に自分の目で見て、自分の肌で体験することを意識して、いろいろな経験をしたい。

・私は自分のことが全然好きじゃなくて嫌いだけど、これからは自分を好きになる努力をしてみようかと思った。

・自分を好きになれるように友達をほめて頑張る。

・「えんがお」は、とても安心できる組織だと思う。

タブレットPC取扱い説明会(保護者対象)

 7月4日、保護者向けにタブレットPCの取扱い説明会を実施しました。本校では、6月28日から生徒たちは毎日タブレットPCを持ち帰っています。学びの道具として、日常的に使用することを奨励し、家庭学習でも利用できるようにしています。

   

 とはいえ、公費によって貸与されている端末です。中学校を卒業するときには、返却します。適切な利用となるよう保護者の皆様にも操作方法や学習履歴等の閲覧ができるよう説明会を計画しました。今後はあと2回の説明会を予定し、より多くの保護者の皆様に参加していただけるようにしました。

 タブレットPCには、専用アプリが入っており、ネット環境があればさらに様々な活用方法があります。

 夏休み前には矢板市立学校電子図書館「ともなりライブラリー」の利用も再確認します。

校外水泳実習②(1の2)

 7月4日(火)、1年2組の水泳実習がありました。前日に引き続き好天に恵まれ、水の中はとても気持ちよさそうでした。夏季休業中であれば混雑する市民プールも、本学級だけの利用なので、広々と使用することができました。

   

部長からのメッセージ

 メディア委員会では、6月30日のお昼の放送で、地区総合体育大会の結果と県大会出場者の発表をしました。給食を食べながらではありますが、誰がどんな活躍をしたのか、個人の名前を発表したので分かりやすかったことでしょう。「互いのよさを認め合う」ことにつながった活動でした。名前を読み上げられた本人はもちろんですが、友達の頑張りを知り、クラスメイトを誇りに思う瞬間でした。

 

 また、地区総体を終えた各部長からのメッセージも事前に録音して、発表しました。タブレットPCが生徒の手元にありますので、ヘッドセットを持ってきて自分たちで容易に録音し、お昼の放送に流しました。以前は、教員の手助けが必要な場面も、生徒自らが作業をする画期的な出来事でした。(教員立場から考えると!) タブレットPCを保管庫に置いておくより、生徒の手元にあると、このように発展するのかと感心しました。

 

 最後に、応援団長からのメッセージもあり、お昼の時間を楽しく演出していました。メディア委員会の皆さんと収録に協力していた生徒の皆さん、ありがとうございました。

校外水泳実習①(1の1)

 7月3日(月)、矢板市運動公園市民プールにおいて、1年1組の水泳実習を行いました。基本的な技能の習得はもちろんのこと、水難事故への対応として「浮いて待て」を体験しました。水中での鬼ごっこが楽しかったと感想を言う生徒が多かったです。

 

通信陸上競技大会

 通信陸上競技大会が、7月1日(土)・2日(日)に佐野市運動公園陸上競技場で開催されました。これは、各種記録会で県標準記録を突破した選手が出場権を得ることができる大会で、本校からは5名の選手が延べ7種目に出場しました。

       


 初日は蒸し暑さと雨模様、翌日は炎天下でしたので、コンディションの調整が難しかったかもしれません。選手は、関東・全国大会出場という夢と、自己ベスト更新という現実的な目標を胸に、レベルの高い試合に堂々と立ち向かっていました。

     

 今回の5名の選手は、7月24・25日に行われる県総体にも出場します。会場も同じ所です。大会までの3週間を、具体的なイメージを持って練習できることでしょう。更なる高みを目指して、頑張ってほしいです。

 

第1回学校評議員会

 6月30日(金)に、学校評議員会がありました。4名の評議員の皆様に来校していただき、授業参観と本校の教育についての御意見をいただきました。

   

 社会的自立に向けた不登校対策、部活動を地域クラブ活動へ移行する実証事業、ヤングケアラー、学校から出される宿題についてなどが話題になりました。

 来年度からは矢板市の全ての小・中学校は、学校評議員会ではなく学校運営協議会(コミュニティ・スクール)として、「地域とともにある学校」を目指します。学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくというものです。今後は、その設置に向けて準備をしていきます。

第1回教育相談

 6月23日(金)から29日(木)の5日間、放課後に担任が生徒一人一人と計画的に面談をする「教育相談」がありました。

 事前に「悩み調査」を行って、それを参考に生活や学習はもちろんのこと、進路のことなども話題にします。普段はなかなかゆっくり生徒に向き合う時間がない担任も、この日は話すことができるので、コミュニケーションが取れるよい機会です。新学年がスタートして約3カ月が経ち、生徒が抱える問題の早期発見や問題発生の予防にも役立てることができます。

  廊下からそっと相談の様子を撮影させていただきました。

    

 各学年の英数室では、順番を待つ生徒が学習をしていました。普段は友達がどんな学習の仕方をしているか知る機会はほとんどないので、「そうやって調べるといいんだね。」と話す声も聞こえました。

  

 担任はもちろんですがいろいろな教員が、浮かない表情やいつもとは違う様子があったときは、声をかけるようにしています。このような教育相談以外でも、どんどん先生方に話しかけてほしいと思います。スクールカウンセラーの先生は、毎週木曜日に来校します。悩みの解決にならないかもしれませんが、話すことによって心も整理できることもあるでしょう。保護者の皆様も、気になることがありましたら、どうぞいつでもご連絡ください。よろしくお願いします。

リーダー研修会

 6月25日(日)、宇都宮市冒険活動センターにて、リーダー研修会を実施しました。参加した生徒は、生徒会本部役員、専門委員長、学級委員長の26名です。半数以上は3年生ですが、生徒会役員と学級委員の1~2年生11名も参加しました。

 冒険活動センターは、「うつのみや平成記念子どものもり公園」内にあり、宇都宮市の小中学生が宿泊学習で使用しますが、一般客も利用できる施設です。自然の沢も流れる公園の総面積は21.7ヘクタールあり、四季折々の自然を感じることができます。

  

 この研修会の目的は2つです。

「自治的な生徒会活動に向けて意識を高める。」

「片岡中学校のリーダーとして必要なリーダー性を学ぶ。」

さて、生徒たちは活動を通して、どんなことを感じたのでしょうか。ご紹介します。

 

●飯盒炊飯(午前)

 事前学習として、かまどでの火起こしの方法や、カレーとスープの作り方を学習しました。その成果でしょうか、どの班も役割分担に従って火起こしをする人、食材の準備をする人に分かれ、手際よく作業をしていました。

          

 調理の段階では、火の勢いが強い部分と弱い部分を巧みに使い分け、飯盒でご飯を炊いたりカレーやスープを作ったりしていました。

         

 各班7~8人グループでしたが、食材は10人分。自分たちで作ったおいしい料理ですから、どの班も完食しました。

   

    

●イニシアティブゲーム(午後)

 午後の内容は事前予告をされていませんでしたので、その場で示される解決困難な課題に対して、班の仲間と知恵を出し合い、試行錯誤しながら、諦めずに協力してゲームをクリアする活動でした。

     

 一つの活動に対して1時間以上かかる場合もありましたが、だからこそクリアしたときの喜びや達成感はとても大きかったようです。運動着や運動靴が汚れることなどお構いなしで、男女や学年の差など関係なく一生懸命取り組んでいました。力尽くではクリアできませんので、作戦を立てたり、アドバイスをし合ったりすることが大切でした。

      

 課題をクリアするたびに、振り返りを行い、感じたことや学んだことを言葉に表していました。

   

 活動の最後に生徒が発表していた感想を紹介します。

・頼ってもらえてうれしかった。

・一人一人の得意なことを生かし、弱点を補い合いながら活動できてよかった。

・失敗があっても声を掛け合って頑張る雰囲気を作れてよかった。

・協力して困難を乗り越えることができてよかった。達成感を味わえた。

・一人ではできないことを協力して活動し、より関係が深まった。

  

 リーダー研修会を通して、自分から意見を出すことが自然にできるようになった生徒たちです。今回の学びを今後の学校生活で生かし、よりよい学級や学校を作っていってほしいです。一人では難しくても、仲間といっしょならできるということを確信した生徒たちですから。仲間の力を信じて、頑張れ!!

PTA指導部のあいさつ運動

 6月27日(火)、昇降口前でPTA指導部3名の皆様が、あいさつ運動をしてくださいました。生徒たちも普段より一段と大きな声であいさつを交わし、さわやかな朝でした。早朝より御協力くださいまして、ありがとうございました。

  

学校訪問

 6月21日(水)、塩谷南那須教育事務所や矢板市教育委員会の先生方による学校訪問がありました。本校の目指し進めている教育について校長・教頭・教務主任が説明をし、先生方は授業をして訪問者から指導・助言をいただきました。

 今回は、塩谷南那須地区の5市町の教育長様も来校され、授業を見学していただきました。普段どおりに熱心に授業に参加する生徒の様子を見ていただけてよかったです。


● 国語「オオカミを見る目」:段落の役割や関係を捉え、文章を三つのまとまりに分ける。

 

● 国語「暑中見舞いの清書をしよう」:ICTを使い、暑中見舞いの清書をする。

 

● 社会「ヤマト王権と仏教伝来」:蘇我氏や聖徳太子が国づくりのために行った改革とその目的について、中国との関連に着目しながらまとめる。

 

● 社会「ヒトラーによる独裁政治の確立」:複数の資料から考察することで、ドイツの国会議事堂放火事件の真犯人を判断する。

 

● 数学「根号をふくむ式の乗法や除法」:根号をふくむ式の乗法や除法の計算方法を理解して計算する。

 

● 理科「重さ・体積と物質の区別」:金属どうしを密度に注目して区別する。

 

● 英語「Plans for the Summer」:助動詞willを使って予定について伝え合う。

 

● 音楽「言葉の抑揚を生かして旋律をつくろう(創作)」:俳句の雰囲気を感じ取り、言葉の抑揚を生かした旋律をつくる。

 

● 保健体育「器械運動(跳び箱運動)」:基本的な技の習得をする。

 

● 道徳「ぼくにもこんな『よいところ』がある(向上心、個性の伸長)」:自己を見つめ、自己理解と自己受容を図ることで、個性を伸ばし充実した生き方につなげようとする意欲を育む。

 

● 学級活動「支え合う人間関係をつくろう」:集団や社会の一員として、よりよい生活や人間関係を築く方法やその重要性について理解し、集団の中での望ましい人間関係づくりを友達との協働を通して考え、表現する。

 

● 総合的な学習の時間「自分のなりたい職業の適性を調べ、自分の進路について考えよう。」:職業の仕事内容や適性について話し合い、自分の進路について考える。

 

● 自立活動「人間コピー機」:ゲームを楽しみながら、友達の良さを見つける。

 

「生徒が意欲的に取り組み、集団で学ぼうとする雰囲気が醸成されている。」「生徒同士が落ち着いた態度で学び合っていた。」などのコメントをいただきました。

 生徒を取り巻く環境は、急激に変化しています。教える側もそれに対応していくため、日々学び続ける必要があります。このような訪問は、生徒の生きる力を育むために、学校経営方針や普段の授業を振り返ったり、授業力向上のヒントを得たりする機会です。
 今後も、「本校で学ぶことができてよかった」と生徒・保護者・地域の皆様から思っていただけるよう教職員一同、努力していきます。

地区総合体育大会②

 6月17日(土)、ソフトテニス部の個人戦がありました。9日(金)が雨天のため延期になっていた試合でした。3年生にとっては最後の大会、2ペアが県大会出場をかけた準々決勝に進出しました。敗者復活戦で惜しくも負けてしまいましたが、本当によく頑張っていました。

        

リーダー研修にむけての事前学習会

 6月12日(月)、矢板市教育委員会生涯学習課から社会教育主事の海瀬裕之先生をお招きして、事前学習会を実施しました。

 海瀬先生は以前本校にもお勤めしていましたので、懐かしい写真から生徒も親近感がわいていたようです。

 

 集団には4つの段階があり、形成期・混乱期・規範期・達成期と成長していくそうです。

 集団を発展させるために何が必要なのかを理解した後に、具体的にどんなことができるかをグループで話し合いました。

   

 生徒の振り返りから感想を紹介します。

・チームが成長するのに、段階があることを知って驚いた。やっぱりコミュニケーションは大事なんだと改めて思った。

・仲間には一人一人得意・不得意があり、それを補い合ってチームになっていくと思った。強みや弱みを認め合って助け合いたい。

・自分の力ですべての役割をこなすことだけがリーダー性ではなく、友達の力を借りて役割を分担することもまたリーダー性だとわかった。

・いろいろな人の得意を分担すると、よりリーダー性が高まり、よい「チーム」になると思う。

・どんなことをするにも「自分から」ということが大切だとわかったから、周りをよく見て、今自分は何をすべきかを考え、失敗を恐れずにチャレンジしたい。

  

   今回参加したのは、生徒会役員・各専門委員長・学級委員長の27名です。このメンバーで6月25日(日)には、リーダー研修会を宇都宮市の冒険活動センターで行います。

 

ボランティア委員会の緑化活動

 6月16日(金)、久しぶりの晴天に恵まれ、ボランティア委員会が緑化活動をすることができました。矢板高校の生徒の皆さんが育てた花の苗を購入し、学校に届いてから1週間が経っていました。梅雨入りしていますので、毎日の雨模様で、やっとこの日がやってきたという感じでした。

    

 プランターやコンクリート製の学校の花壇ばかりでなく、今回はランチルーム前の階段状の花壇にも植えることができました。熱心に活動し、学校を花いっぱいにしてくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。今後は交代で花の水やりをするとのこと。よろしくお願いします。