学校の様子

矢板市ふるさと夢講座(1・2学年)

 7月14日(金)、郷土出身の高野淑識様を講師として、「太陽系の大航海時代、好奇心は無限大」という演題でオンライン講演会がありました。

 高野様は、世界初の炭素質小惑星サンプルリターンプロジェクト「はやぶさ2」で回収されたカプセルの分析に関わった方です。御専門は、地球宇宙科学、地球生命科学、地球惑星科学などで、現在は国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)センター長代理をはじめ、NASA招聘研究員、大学院の特任准教授など、様々な方面で御活躍されています。

 今回のオンラインは、高野先生がお仕事をされている横浜と矢板市内の小中学校や教育委員会をつなぎました。通信状況はとてもよく、先生が校内にいるかのようにオンラインでのお話もよく聞こえました。

 

 先生は矢板市内の幼稚園・小・中学校を卒業されました。御自身の活動写真の説明とともに、その時に出会った先生方のお言葉をよく覚えていらっしゃって、いくつも紹介してくださいました。

・すべての人に平等なもの。それは「時間」。

・やればやっただけ、すべて自分に返ってくる。

・一芸に秀でる者は、百芸に通ず。

   

 「はやぶさ2」が回収され、日本へ届くまでの映像にも、高野先生をはじめ科学者たちの並々ならぬ思いが伝わってきました。

 今回は、別の学習の機会が重なっていたので3年生は参加していませんが、1~2年生にとって夢や志をもって努力し続ける大切さは伝わったと思います。先輩に続き、夢を実現できるよう前進しましょう!