学校の様子

学校の様子

地区新人大会

 9月20日(金)・21日(土)の2日間にわたって、地区新人大会がありました。

 7月に3年生が引退し、2年生中心の新チームになっての大会です。どの部においても、新部長の引き締まった表情が印象的でした。この1~2ヶ月間の練習の中で、部員をまとめようと一生懸命取り組んできたことが分かります。他の部員たちも、今まで以上に積極的に部活動に参加してこの大会に臨んだことが感じられました。

●サッカー(会場:SAKURAグリーンフィールド)

 3年生が引退し、単独チームとしてはギリギリの人数ですが、精一杯戦いました。このチームが来春の大会にはどれくらい成長するのか、楽しみです。

   

●バレーボール(会場:阿久津中学校)

 2年生は一人で、あとは全員1年生。それでもよく声を掛け合い、励まし合って戦っていました。試合をしながら多くのことを学び、学校に戻ってきたときは大きな声で挨拶していました。元気が一番!

   

●卓球部(会場:本校)

 前回の地区総体に引き続き、3冠達成! 団体戦、ダブルス戦、シングルス戦を全て優勝するのですから、すごいことです。本校が会場なので早朝から準備をすることも多く、生徒はよく仕事をしていました。応援の態度もまとまりがあり、素晴らしいと感じました。

 団体戦はもちろんですが、シングルス戦では4名が県大会出場となります。(優勝、準優勝、ベスト4、ベスト8)

       

●ソフトテニス(会場:氏家中学校)

 1日目の団体戦は、決勝トーナメントに進めず悔しい思いをしましたが、2日目には個人戦で、準優勝と3位になり、県大会出場です。

   

●陸上(会場:さくらスタジアム)

 新人大会は、上位2位までの入賞者が県大会出場となります。(リレーは3位まで)

 400mに出場した本校生徒が、大会新記録で優勝を飾りました。昭和56年以来の記録更新です。

 県大会出場資格を得たのは、2年男子400m、2年男子800m、1年女子800m、1年女子1500m、2年男子砲丸投、1年男子砲丸投、共通男子リレーです。

   

 多くの保護者の皆様が応援に駆け付けてくださり、感謝申し上げます。大いに勇気づけられたことと思います。

 日没が早まってきましたので、今後部活動終了時刻も早くなります。効率よく練習することを考える必要がありますね。

 

学校巡回公演のワークショップ

 9月11日(水)、3年生を対象に、文化庁による舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)のワークショップがありました。なんと、吹奏楽ファンなら誰もが憧れる「シエナ・ウインド・オーケストラ」が本校にやってきます! 

 その公演を前に、楽器の理解や鑑賞について教えていただき、指揮やボディーパーカッションの実技体験もありました。

 

●楽器の紹介

 ファゴット、ユーフォニアム、様々なパーカッション(打楽器)を、実演を交えながら紹介してくださいました。特に、司会者がゼンマイ仕掛けの人形役を演じての演奏には、大笑いしました。

     

●演奏会の曲紹介

 「感じるのは自由で人それぞれ。それが音楽の楽しみ方」とおっしゃる司会者の言葉に、気持ちが楽になりました。

 

●指揮者体験

 

●ボディーパーカッション体験

 曲に乗りながら体を動かすことがなんと楽しいことか、と誰もが思ったことでしょう。生徒の笑顔が物語っています。

  

●代表生徒によるお礼の言葉 

  

 この「舞台芸術等総合支援事業」とは、全国の小学校・中学校等においてトップレベルの文化芸術団体による巡回公演を行うことを通じて、 将来を担うすべての子供たちの豊かな感性を育む場を作り、芸術鑑賞能力の向上を図るとともに、文化的な地域格差の解消を促進することを目的としています。

 普段授業などで使っている体育館が、素晴らしい舞台へと変わり、一流の演奏を、目の前で見聞きし、音の調べの優雅さや迫力を直接体感することができるのです。とても楽しみです。

思春期教室

 9月13日(金)、矢板市子ども課の協力により、思春期教室を実施しました。病院に勤務する助産師4名の皆様が来校し、各学年1時間ずつ授業をしてくださいました。

 1年生は、思春期の心と体の変化を中心に、生命の誕生や性の多様性について学習しました。共通の内容もありますが男女別の教室だったので、男子生徒と女子生徒に起こる様々なことへの対処法も詳しく学ぶことができました。女子は接近欲が、男子は接触欲が強いのは、性格ではなくホルモンの影響であり、だからこそ相手の思いや考えを尊重することが大切だと話されていたことが印象的でした。

     

 2年生は、お母さんのおなかの中での胎児の成長の様子、出産の時に赤ちゃんも工夫して産道を出てくることなどを学び、妊婦の疑似体験、赤ちゃん人形の抱っこ体験などをしました。首が据わっていない赤ちゃんを大事そうに抱っこする生徒の表情はとても柔らかく、命の尊さを感じる学習でした。

     

 3年生は、男女交際、妊娠、性感染症について学習しました。保護者の皆様には「まだ早い」と思われるかもしれませんが、興味本位でインターネット等から情報を得るより、日頃から妊婦さんの出産に立会い、子育ての支援をされている助産婦さんから、「心も体も環境も揃って赤ちゃんを迎えられる準備ができてからの妊娠・出産・子育ては幸せ」とのお話は、説得力がありました。不特定多数の人との性交渉による性感染症の広がりを理解する実験も行いました。

   

 学年ごとに学習内容を準備し、体と心の発達段階に応じて授業をしてくださった助産師様には、大変お世話になりました。ぜひ、御家庭でも話題にしてみてください。

人権の日

 本校では、毎月11日を「人権の日」として、人権に関する昼の放送や意識チェックなどをしています。

 

 9月の人権の日の話題は、心理学での「境界線」についてです。

「自分が何を大切にしているのか、相手にどのようにしてほしいのかを説明できるにし、自分の基準を相手に押しつけるのではなく、相手はどんなルールを持っているのかを理解するように心掛けましょう」と、お話がありました。

 人権教育担当の先生が、毎月話題を選んで生徒に紹介しています。互いの人権を守る意識を、学校全体で高めていきたいです。

9月の学年集会

 9月10日(火)、朝の活動として学年集会が各フロアでありました。

 1年生は、9月から12月の主な行事について、学年の先生から話がありました。今後の学校生活の見通しをもつことはとても大切です。9月の地区新人大会、10月のキャリア学習と生徒集会、11月のスポーツフェスティバルや2学期中間テストや総合学習発表会、12月の生徒会選挙などがその主な行事です。友達と協力して活動する場面が多くなります。ワクワク、ドキドキ、そして感動の場面がきっとそこにはあることでしょう。

  

 2年生は、生徒の意見発表と学習・生活面について、先生方からお話がありました。(特に指示しなくても、生徒のシューズがきちんと並べられていることに感心します。)

    

 3年生は、生徒の意見発表と、各学級の生活を振り返り今後の学級・学年の目標について学級委員から話がありました。

       

 進行は、どの学年も学級委員長が行っています。これまで生徒評議会への参加やリーダー研修を行ってきた学級委員長なので、自覚が感じられます。1学期もあと少しです。学級への働きかけを、よろしくお願いします。

ボランティア理解促進事業 出前講座

 9月9日(月)、1・2年生を対象に、「進んで働くよさ」というテーマで、一般社団法人「えんがお」代表の方から、講話をいただきました。(現在の3年生にも昨年お話しくださいました。)

     

 「えんがお」とは、HPより引用すると、「子どもから高齢者、そして障害の有無に関わらず全ての人が日常的に関わる『ごちゃまぜ』の力で、あらゆる社会課題の予防と解消を目指します。」とあり、誰も孤立しない地域コミュニティを目指している団体です。

   

 一緒にいらした大学生のお話を含め、生徒へたくさんのメッセージを投げかけてくださり、心に響くお話がたくさんありました。勇気づけられたことでしょう。ありがとうございました。

 生徒の感想や印象に残った言葉を紹介します。

・私はあまり自分のことが好きになれず、自分を責めてしまうときがある。これからは自分のよいところをたくさん見つけて、いつかは胸を張って「自分のことが好き」と言えるような人間になりたいです。

・人生で一番大切なのは、自分を好きになること。そのために自分の好きなところを探す習慣を作る。人を褒める癖をつける。

・大人は完璧でなく、大人も間違えることもあると分かりました。

・行動で感謝を伝えられること。今このときを大切に一つずつ丁寧に生きていきたいと思いました。

・自分にとって幸せとは? 全力で取り組めることがあることが幸せ。(生徒自身の自問自答)

・私が世界の人を幸せにするのは無理だけれど、身近な人の相談に乗ったりして少しでも幸せにできたらいいと思いました。

校内研究授業

 9月6日(金)、1年2組では国語、2年2組では社会の校内研究授業・授業研究会を実施しました。

   

    

 生徒の学力向上には、教員の授業改善は必要です。そこで、毎年学校課題を設定し、全教職員がその課題解決に向けて研究を進めていきます。本校は、職員が2グループに分かれ、教科の枠を超えて年間を通して共同研究をしていきます。

  

 

 今回は、片岡地区の小学校や矢板中学校の先生方の参加もあり、活発な話合いとなりました。最後に宇都宮大学の先生から、これまでの教育の変遷と今の教育で何を大切にしなければならないか、また、本校の研究主題と授業づくりについて示唆に富むお話を拝聴することができました。

1学期期末テスト

 学校が再開して1週間あまりですが、9月5~6日は、期末テストがありました。誰もが真剣な表情で、問題に取り組んでいました。

  

 そして、学芸委員の生徒がカウントダウンカレンダーを作成していたようです。クラスメイトにエールを送る意味で、言葉が添えてありましたので、紹介します。

 

・諦めなければ、必ず道がある。

・焦らない。でも、諦めない。

・今日の成果は過去の努力の成果であり、未来はこれからの努力で決まる。

・最善を尽くしたことを後悔した人は誰もいない。

・成功の陰には必ず失敗がある。

  

 夏休みから計画的に学習してきた生徒、学校が再開して慌てて取り組んだ生徒、まだ夏休み気分が抜けずにあまり準備できなかった生徒など、いろいろな思いがあったことでしょう。

 これからテストは教科担任から返却されます。大切なことは、できなかったところを理解しておくことです。必ず復習しましょう。(テストのやり直しをするのは、とてもいいですね。)

 

第2回学校運営協議会

 9月5日(木)、第2回学校運営協議会を開催しました。

 今回は、まずは8教室の全ての授業参観をしていただきました。

  

 つぎに、12月のオープンスクールの時に計画している防災学習の内容の検討をしました。

 

 本校では、年間2回の避難訓練とそれに合わせた煙体験(1年)、消火体験(2年)、はしごを使った避難練習(3年)を実施しています。しかし、昨今の自然災害の危機意識の高揚に合わせ、自分の身を自分で守れる力を身に付けたり、いざ災害に遭ったときにどんな行動をすべきなのか、指定避難所になっている本校ではどんなことができるのかなど、今後防災学習として取り入れていくことがたくさんあると思います。

 

 学校運営協議会委員の皆様からたくさんの意見を出していただきました。それを参考に生徒の意見も募り、計画を練り、さらに協議会委員の皆様のお力を借りながら12月に実施したいと考えています。

カタレディオのテーマは「防災」

 9月5日(木)、夏休み後の初めてのカタレディオ(お昼の放送)では、「防災」についてでした。防災週間の最終日にふさわしく、クイズ形式で災害に関心をもってもらう企画です。

 

 「防災の知識をしっかり持っておくことが、いざというときに大きな助けになります。自分や家族、友人たちと防災について話し合い、しっかり備えておきましょう。」と呼び掛けました。タイムリーな話題提供を、ありがとうございました。