日々の様子

日々の様子

4年生 水道キャラバン

4年生で水道キャラバンを実施しました。

東京都水道局が主催するもので、毎年来ていただいています。

内容としては、東京の水はどこから来るのか、飲料水としてどう処理をしているのか、自宅の蛇口までどう送られてくるのか、水道の歴史などを2時間で学ぶプログラムです。

東京都の水道は、高度浄水処理という飲料水の処理を行っており、「東京水」としてペットボトルに入れて製造販売もされていました。(残念ながら昨年度で販売終了)

東京都水道局「高度浄水処理」

 

まずは、東京の水がめ、小河内ダムからの飲料水の道のりのスタート。

 

都内で最初の浄水場は、淀橋浄水場でした。現在は新宿中央公園になっていますね。

余談ですが、ヨドバシ〇〇〇の「ヨドバシ」という名はこの「淀橋」からきています。

浄水場では、沈殿、ろ過、薬品注入といった過程を経て、上水道で送られてきます。

   

 

こちらはその高度浄水処理の実験です。

コロナ前ですと、グループごとに実験ができたのですが、今回は演示実験です。仕方ない・・・。

 

歴史では、玉川兄弟の作った玉川上水についても学びました。

 

重要なライフラインである水道。

様々な工夫で蛇口から飲める水が提供されていることがわかる出前授業でした。

20数年前、タイを訪れた際に、缶コーラよりも水のほうが高くて驚いたことを思い出しました。

これ幸いと、観光先では清涼飲料水ばかり飲んでいました(笑)。

つくづく、日本の国土と設備のすばらしさに感心しますね。

 

 

本日から個人面談が始まります。

今日はあいにくの雨。お気をつけて学校までいらしてください。

5年生、6年生 金曜日の午後

午後、教室を巡回しました。

金曜日、しかも午後ということで、ちょっと気分もハイになる時間でしょうか。

 

おや? 5年生の教室がシーンと静まり返っています。でも、全員椅子に座っています。何をしているのでしょうか。

一心に集中して手元を何か動かしています。

実は、家庭科で、初めての糸通しやら、玉止めやらの実習をしていました。

スクリーンには、家庭科の先生の手元が映し出され、それを見ながら自分で挑戦していました。

静かなはずです(笑)。がんばって、5年生!

 

もう少し先に歩み進めると、こんどは楽しそうな喧騒が聞こえてきました。

予想通り、6年生に来ていた教育実習生のお別れ会をしていました。サプライズだったようです。

子供たちと実習生がともに楽しめるって、素敵ですね。

実習生の先生もうれしかったと思います。6年生のみんな、ありがとう。

3年生 栄養教諭教育実習生 研究授業

昨日の教育実習生に引き続き、今日は、栄養教諭の教育実習生の研究授業がありました。

栄養教諭の教育実習は1週間しかないので、駆け足のごとくの実習と研究授業です。

栄養教諭とは、学校給食の運営に当たるとともに、子供たちに食育を行っていく教諭です。

多摩市には2名の栄養教諭がいます。

 

さて、元気のよい3年生の研究授業です。

「よくかんで食べよう」というのがテーマです。

授業はイルカがえさの魚を丸呑みする動画からスタート。

「かむ」ってどういうこと?よくかむとどんなメリットがあるのかを教えていきます。

  

1口につき、30回かむとよいことを伝え、それでは、特によくかんだほうが良い食べ物はどれでしょうかといったクイズ形式の課題が出されました。

  

自分で考えた、よくかんだほうがより良い食べ物について、今度はグループで発表しあい、グループごとのベスト3を決めます。

  

3年生、この2か月で随分としっかり話し合いができるようになりました。

考えた結果を発表です。

正解のグループはなんとゼロ(笑)。1位は牛もも肉でした。

最後に今日の給食のメニューが唐揚げであることがわかると、すかさず「しっかりかまなきゃ」という声が飛んでいました。

授業がしっかりと知識につながったようですね。

 

授業後は大学の先生も交えての協議会。

最後には感涙するほど、印象深くなった充実した実習だったようです。

3年生のみなさん、実習生の先生に協力ありがとう!

実習生には、今月末の高尾山遠足にもさっそくお手伝いに来てもらおうと思っています。

 

 

初夏の装い

6月に入り、初夏の装いを感じられるようになってきました。

1,2年生が育てている植物は、順調に生長しています。

朝学校に来ると、アサガオに水を上げるのが日課になっている1年生。

芽が出てきました。

これからぐんぐん生長していくと思います。

 

一方、各グループごとに野菜を育てている2年生。

ちょっとした授業時間の隙間に水を上げています。

夏休みの収穫が楽しみですね。

6年生 教育実習生研究授業

6年2組に来ている教育実習生が、実習の成果を見てもらうための「研究授業」を行いました。

「社会科」で、政治の単元のラスト。東日本大震災の時に政治や行政はどのような動きをして復興を支えたかという内容の部分です。

授業の空き時間の先生、ちょっとクラスの子供たちに課題をやってもらっていながら覗きに来る先生など、たくさんの先生が授業を観察してくれました。

 

授業の始まりは、あいさつですが、この時からすでに6年2組の子供たちはビシッとし、実習生の先生の授業を成功させようという思いがひしひしと伝わってくる空気感でした。

さすが連小の6年生です。

 

授業はまず、3.11の津波の映像を見せます。

 

3分あまりの動画でしたが、子供たちは真剣に見入っていました。

インパクトの強い導入でしたが、授業への課題意識をもつことには成功です。

続いて、津波直後の気仙沼の様子と、現在の同じ場所の様子の写真を見比べて、差異を調べます。

  

 

政治に何ができるのか、どんなことを考えていけばいいのか、各自がこれから学習するテーマを考えた後、班ごとに意見交換をしました。

教育実習生は、丁寧に班を回ってアドバイスしていきます。

業界用語では「机間巡視」と言います(笑)。

班を回ってアドバイスをすることで、学習の投げかけの意味を違えて話し合いが横道にそれることを防いでもいます。

  

  

 

最後に、各班が考えた学習テーマを黒板に掲示し、意見(キーワード)を一つにまとめました。

 

子供たちの大きなやさしい協力もあって、無事授業も終了。

その後、大学の先生も交えて協議会を行いました。

 

実習の成果は?

もちろん、バッチリ、花マル、合格です!!!

 

大学生はコロナ禍で、まともに大学に通ったり、対面での授業を受けたりしていない世代です。

毎日小学校までリアルに通い、毎日授業をし、日々違ったことが起きる教室で4週間学んできました。

疲れたことでしょう。

実習は明日が最終日ですが、ご苦労様でした!

 

明日は、もう一人の教育実習生(栄養教諭)の研究授業です。