最近の学校の様子から

学校の様子

校長室の窓から107



特別支援教室「わかば」の指導は、ずっとお休みとなっていましたが、やっと今日から2~6年生の指導が始まりました。
最初は、特別支援教室担当教員と児童の1対1の個別指導から始まります。

教室の扉は、換気のため開いていますが、衝立を立てて直接中が見えないようにしたり、広い部屋では衝立で周りを囲んだりして、落ち着いた学習空間を確保しています。
児童は、教員と1対1で課題に取り組んだり、コミュニケーションをとったりして学んでいます。集中して頑張っている児童の姿を見て嬉しくなりました。

黒板には「わかばにきたら…」というカードが貼られ、わかばに来たら挨拶をして、学習の準備をして待つというきまりが分かりやすく掲示されていました。
こうした一つ一つの手立てが児童の力を伸ばしていきます。

話は変わりますが、校舎内を回っている途中で5年3組の教室に入ったら、「おはようございます」という挨拶と共に「校長先生は、毎日1回は教室に来るけど、もしかして5年3組のことが好き?」というつぶやきがあったので「全てのクラスを毎日1回は、回るようにしているんだよ。」と話すと、「うぉー!」という声と共に児童が拍手をしてくれました。とても嬉しかったです。

もちろん5年3組も大好きだし、大松台小の子たちがみんな大好きだよ(^^♪

校長室の窓から106


一斉登校も3週目を迎えました。
朝、児童を玄関で迎えていたら、先週までと変わらず登校時間を守り、元気に挨拶をする子が沢山いました。
しかし、午後授業も始まり、気温も上がってきていますので、疲れの出る子もいるのではないかと思います。
ご家庭でも健康観察を念入りにしていただき、発熱等がある場合はゆっくり休ませていただくようよろしくお願いいたします。

今日は、3時間目に校舎内を回りました。
4年3組の教室では、総合的な学習の時間の授業が行われていました。
学習テーマである「環境」から連想することを各自で手元のプリントに書き込み、それを発表して黒板でイメージマップとしてまとめていました。

「かんきょう」という中心の言葉から、すぐに「コロナ」につながっていて、児童の身近な問題としてコロナウィルスが認識されていることが分かりました。
それにしても、挙手をする手がピンとまっすぐ伸びていて気持ちがいいです。

校長室の窓から105


一斉登校の午後授業も今日で一週間です。
今日は、午前中私は出かけており、午後は保護者会があったので、6時間目に校舎内を回りました。

6年2組の教室では、国語の「違う立場の意見を考えよう」という学習をしていました。
あるテーマについて、賛成と反対の両方の立場で意見を考えるという学習のようです。
児童に聞いたら、オンライン授業の是非について、学校に行く手間などを踏まえて意見を考えていたようです。

丁度授業の振り返りの場面あたりで教室にお邪魔したので、次の授業の予定について担任が話をしていました。
「形だけでなく実質的な話し合いとするために、例えば、教室にマンガ本を置いていいかなどのテーマで話し合った結果を校長先生に相談に行くのはどうだろう。」という話が出てきたので、私の判断基準を伝え、話し合いの結果をいつでも相談に来て良いと伝えました。

どんな相談が来るのか楽しみです。
私の判断基準については、お子さんに聞いてみてください。

その後に、中学年の保護者会に行きました。
沢山の保護者の方々が学校にいらして、熱心に話を聞いてくださいました。
感激して「保護者の方がこうやってしっかり話を聞いてくださるから、話を聞ける子供が育つのです。」という話をしてしまいました。

校長室の窓から104


5年3組の教室では、国語の授業を行っていました。
「古典の世界」という単元で、長い年月を経て読み継がれてきた作品である古典についての学習です。

担任が教室の中を歩きながら「竹取物語」を読むのを、児童はしっかり教科書を開いて目で追いながら聞いていました。
聞き終わって、話の内容「…根元が光る竹の中に、三寸ぐらいの人がかわいらしい姿でいた。」や教科書の挿絵などを手掛かりに「かぐや姫の話じゃない?」と気付いていました。さすがですね。

さて、5,6年生は、今日は午前中5時間授業で下校し、午後3時から高学年の保護者会が行われます。
4月実施予定だった会がここまで延びてしまいましたが、今年度の様々な変更点についての話もございます。私も着任してきちんとお話しできる機会に、ぜひ保護者の皆様とお会いしたいと思っております。
お忙しいとは存じますが、ぜひ学校に足をお運びいただきますよう、よろしくお願いいたします。

校長室の窓から103


2年3組の教室では、国語の授業をやっていました。
「たんぽぽのちえ」という説明文のまとめの部分の授業でした。

「このように たんぽぽは、いろいろな ちえを はたらかせています。」というまとめの文章の「このように」という言葉が何を表しているのかを考えていました。
児童の教科書には、これまでの授業で読み取りの時に引いた赤い線が残っており、それをヒントに考えると良さそうです。

どんな学習でも、今までの学習の成果が教科書やノートに残り、それを手掛かりに考えていくということが大切です。