最近の学校の様子から

学校の様子

校長室の窓から481

気持ちの良い秋晴れです。週末の台風接近が心配ですが、児童たちは今日も元気に登校して、勉学に励んでいます。
今日は、2時間目に校舎内を回りました。


2年3組の教室では、図工の授業をしていました。
「こんなお弁当たべたいな 」という工作の授業のようです。


紙粘土や持ってきた色々な材料を使って、お弁当の具を作っています。
何人もが作ったものを見せに来てくれて、それぞれが工夫してできていたので「おいしそうだね~!」と声をかけました。


廊下には、出来上がった具材がきれいに並んでいました。
出来上がったお弁当は、展覧会の作品として飾られることと思います。
どのような作品に仕上がるか、今から楽しみですね。


教室の入り口を見ると、消毒用のアルコールが置いてあり、その上には、手洗いの仕方や「消毒しよう」という掲示がありました。
教室に戻ってきた児童もきちんと消毒をしていました。

緊急事態宣言が解除され、多摩市でも地域の感染レベルを2に引き下げる方向で検討が進んでいます。
そうなれば10月に予定している学校公開も各家庭1名で1時間のみという制限はありますが、実際の授業を参観していただけるようになります。
これらの動きについては、明日以降お配りする学校だよりや通知等でお知らせしていきますので、よろしくお願いいたします。

校長室の窓から480


爽やかな青空が広がる中、後期が始まりました。
三連休明け、元気に挨拶をして登校してくる子たちがいます。


本来であれば、校庭で全校での始業式を行いたいところでしたが、緊急事態宣言中でもあるので、放送による始業式を行いました。
本日は、次のような話をしました。

【はじめに】
三連休が明けて、今日から後期の開始である。皆さんは、どのようにこの三連休を過ごしたのだろうか。私は、子供や孫たちが遊びに来ていたので、自宅の庭でバーベキューをしたり、お墓参りに行ったり、近くの公園に出かけたりして楽しい時間を過ごした。床屋にも行って、髪をすっきりして後期も皆と一緒に頑張ろうと思っている。
さて、後期の始まりに当たって、とても嬉しいことがあったので皆さんにお伝えする。


【大松台小の子供の良い所①…いじめは絶対にいけないと考えている】
6年生は、5月に全国学力・学習状況調査という調査を行った。その中に児童質問紙という調査があって、普段の生活の様子や考えなどを聞く質問がある。その中で大松台小の子供たちの素晴らしい結果が分かったのでお伝えする。
その質問紙には、様々な質問があるが、私が真っ先に見たのは「いじめはどんな理由があってもいけないことだと思いますか」の項目である。それは「笑顔の仲間」の合言葉をもとに誰もが笑顔で過ごせる学校を創るために、自分はどうすれば良いのか考えて行動しようとずっと言い続けてきたからである。
この「いじめはどんな理由があってもいけない」という質問に「当てはまる」と答えた人の割合は、大松台小では95.3%で東京都の平均より13.9%も高く、多摩市の小学校の中では一番高いという結果だった。「どちらかといえば当てはまる」と人を合わせると、100%となり、いじめは許されると考える人が一人もいないというのは、とても嬉しいことである。
先日、都内の小学校で貸し出されたタブレットで悪口を書かれた小学生が自ら命を絶ったという報道があったが、タブレットを学習以外に使うということもそうだが、それを使って悪口を書き込むなどのいじめは絶対に許されない。1~5年生の皆さんも6年生と同じようにいじめは絶対にいけないことだと心に留めて笑顔溢れる学校を創って行こう。


【大松台小の子供の良い所②=困っている人のことを助けられる】
もう一つその調査から紹介したい結果がある。それは「人が困っているときは、進んで助けている」と答えた人が56.5%で都の平均より15.7%も高く、「どちらかと言えば…」という人を含めると94.1%もの人が「当てはまる」と答えていることである。
終業式の時に、皆さんが黙って給食を食べるなど感染症対策をしっかりしているのは、一人一人がどうすることが良いことなのかを考えて行動しているからだという話をしたが、これも同じことだと思う。困っている人の姿を見て「このままだと困るだろう。前に自分は助けてもらって嬉しかった。自分で何かできないかな。」と考えて行動できる人が多くいるということである。
これも「笑顔の学校大松台」につながる大切なことである。後期も皆の笑顔のために、どうすることが良いことかを考え、実行していこう。


今日は、8年ぶりの満月の中秋の名月だそうだ。今夜は、月でも眺めながら、後期に頑張ることを考えてみるのも良いかも知れない。後期も皆さんと一緒に頑張っていきたいと思う。よろしくお願いします。

校長室の窓から479


今日は、前期の終業式です。
子供たちは、変わらず元気に登校し、挨拶も頑張っています。


花壇の手入れをしてくださっている地域の方の様子を見ている子たちもいました。
今日の終業式では、次のような話をしました。

【はじめに】
今日は、前期の終業式である。朝、外に立っていると挨拶がしっかりできている人が多く嬉しかった。4月から新しい学年が始まったが、緊急事態宣言などが続き計画したとおりにできなかったことも多かった。しかし、その中で大松台小の皆さんは、本当によく頑張ったと思う。9月になってからは児童朝会が無く、皆さんの頑張りを伝えることもできなかったので、今日は前期を振り返って感じたことをお伝えする。


【大松台小の子供の良い所①=目標をもち仲間とともに頑張った】
今日は、前期の終業式でこの後一人一人に通知表が渡される。私は、皆さんの通知表の文章を見せてもらったが、授業中に頑張って発言した、困っている友達を助けてあげた等一人一人の頑張りが分かってとても嬉しかった。
前期を振り返ると、今年は感染予防のため運動会もスポーツフェスティバルとなったが、自分たちで目標をもち、それに向かって仲間と助け合ったり励まし合ったりして頑張る姿が見られたことが何より嬉しかった。それは、始業式の時に話した「笑顔の仲間」として力を合わせて頑張ることができていたからである。今はコロナウィルスの関係でできないことも多い大変な時だけれど、仲間といれば頑張れるし、仲間と共にできたことがあれば、その喜びは何倍にもなる。これからも笑顔の仲間と共に目標をもって頑張っていこう。


【大松台小の子供の良い所②=どうするのが良いのか考えて行動できる】
9月の初めに新型コロナウィルスの感染予防のために守ってほしいことを皆さんにお伝えした。登校時間を守り、マスクの着用や手洗いなどの行動をしっかりするようお願いをした。給食の時間は、放送も流さず黙って食べるようにした。皆さんにとっては、我慢が必要なこともあると思うが、その中で本当に良くやっていると思う。
朝、皆さんを迎えていると登校時間を守れている人が多くいる。昨日そしてその前にも給食の時間に校舎内を回ったが、1年生から6年生までどの教室でもおしゃべりをする人はおらず、黙って給食を食べている姿が見られた。廊下を歩いていくと食器とスプーンが擦れ合う音しか聞こえず、大松台小の子供たちは本当に偉いと思った。
先生からの注意はあったと思うが、そうした行動がきちんとできて、しかも続けられているのは、皆さん一人一人がどうすることが良いことなのかを考えて行動しているからだと思う。学校で感染が広がれば学校を休みにしなければならなくなる。そうならないようにするためには、食事の時はしゃべらないようにしようと一人一人が考えているからできることなのだと思う。
これからも自分と仲間の大切な命を守るために、そして仲間との楽しい学校生活を続けるためにも、一人一人がどうするのが良いのか考えて実行していこう。


明日から3連休で、それが終われば後期の始業式だ。もらった通知表をもとにしっかりと振り返りをして、また後期も仲間と一緒に頑張っていこう。

校長室の窓から478

9月の授業開始からおよそ3週間、いよいよ明日で前期の終わりとなります。
今日は、給食の時間に各教室を回りました。


9月から様々な感染症対策を強化してきましたが、給食の時間は校内放送を控え、静かな中で黙食を徹底しています。
4年2組でも誰一人しゃべる児童はおらず、担任の声だけが響いていました。


2年2組の教室でも黙々と給食を食べる児童の姿が見られました。
この前、給食時に校舎内を回った時も、誰一人おしゃべりをする児童がおらず、食器とスプーンのこすれあう音だけが聞こえてきて、大松台小の子供たちは、本当に偉いと感心しました。

緊急事態宣言が延長されましたが、保護者の皆様に昨日配布の文書でお知らせしたとおり、9/27からは午後まで授業も行うようになります。
引き続き朝会等は中止し朝の健康観察を丁寧に実施するなどの感染症対策を実施し、児童の健康と命を守っていきますので、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

校長室の窓から477

今日は、1時間目に校舎内を回りました。
どの教室でも落ち着いて授業を受ける児童の姿が見られました。


3年3組の教室では、国語の授業で「漢字のへんとつくり」の学習をしていました。


写真では見にくいかもしれませんが、教室の前方中央部には本棚の上にタブレットが置かれており、黒板を写しています。
この映像をリアルタイムで配信して、お休みの人向けのオンライン授業をしているのです。
こうして様々な状況に対応できる取組を進めています。