ブログ

ながやま日記

にっこり 高学年として・・・

 本年度は、コロナウイルス感染症への配慮から、なかなか異学年で交流することができませんでした。引き続き気を付けていかなければならないのですが、いろいろな場面で少しずつできることを進めています。
 わかくさ学級では例年、学年を縦割りにした集団活動を大切にし、高学年の人が1年生や低学年の人をサポートしたり、リーダーとして引っ張ったりしていく活動を進めています。リーダーシップと、フォロワーシップを互いに学んだり、小さい子たちにとっては、「あんなお兄さん、お姉さんになりたいなー」とイメージや目標を膨らませる機会となります。高学年の人たちにとっては、自分のことを見つめなおす良い機会となります。また、高学年としての責任感をもち、新たなる目標を見つけるチャンスにもなります。
 朝の時間、わかくさ学級の高学年の人たちは手際よく自分のことを済ませ、1年生たちがいる教室に向かいます。朝の支度などに取り組んでいる1年生たちのサポートをします。でも、実はこれが抜群に難しいのです。サポートしすぎてしまうと、自分でやろうとしなくなってしまうし、ちゃんとサポートしないと、うまくできないし・・・。でも、これって大人でも難しいですよね。
 試行錯誤をしながら、お互いのことを良く分かり合い、少しずついい距離感で関わっていけるようになる。感染防止には十分配慮はしつつ、大切にしていきたい営みです。