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ながやま日記

昼 東日本大震災から10年

 今日は、3月11日(木)です。青空広がる穏やかな天気となりました。
 今日、3月11日は、10年前に東北地方を中心に、大変大きな地震が起こり、大きな津波、火災によって多くの建物が失われ、そして多くのかけがえのない命が失われてしまいました。また、原子力発電所が壊れてしまい、放射能の影響で命を失った人、そして今なお故郷に戻ることができない人が数多くいます。復興に向けた歩みは進んでいるのだと思いますが、人々の深い悲しみや辛さ、忘れることのできない不安など、癒えることはないのかもしれません。
 今日は、永山小学校においても弔意を表そう、ということで半旗を掲揚しました。また、朝の時間を使って、永山小学校の全児童・全職員で黙とうを捧げました。地震発生の14時46分ではなく、子供たちと一緒に全員で行いたくて、朝の時間に黙とうをするっことにしました。
 校長室前の廊下の壁に、今朝の朝刊で見開きになっていた部分を掲示しました。通りすがりに、じーっと見ている子供たちの姿もありました。登校してくると、「昨日の夜、お父さんが東日本大震災の話をしてくれたんだよ」「あの旗、大震災の日だから揚げているんでしょ」と話しかけてくれる人もいました。持っている情報や知識、そして感じ方はそれぞれ違いますが、大切な意味がある日であることは感じてくれているようです。
 黙とうの後、各学級で話をしたり、防災ノートを使って学習をしたり、それぞれのクラスで工夫をして過ごしました。