校長室から

コミュニティスクール

【保護者の皆様にメール配信した、関中だより10月号と同じ内容です。】 

 夏休み明けからも猛暑が続き、この秋はどうなってしまうのだろうかと案じていましたが、秋分の日の三連休あたりからようやく涼しくなってきました。空を見上げても、秋らしい雲が多く見られるようになってきましたが、これからも寒暖差の激しい日が続くと長期予報が発表されています。衣替えの季節ともなりましたが、ご家族ともども、健康管理に気をつけてお過ごしください。
 令和6年度が始まり、半年が過ぎました。入学式や運動会、修学旅行、各部活動の大会など振り返れば沢山の行事を行ってきました。2年前、当時の甲子園優勝校の監督が「青春ってすごく密なので」という言葉を残していましたが、やはり子ども達にとっては、日々の学校生活や学校行事は思い出に残るのだと思います。今月は、前後期の学期の変わり目です。終業式の日に通知表をお渡しますが、これまでに子ども達が学習してきた証となります。個々に知識が広がり理解が深まっているところ、今後も継続的に努力が必要なところと様々あります。先月の「関中だより」でも、「励ましの言葉」についてお伝えしましたが、結果が良い悪いではなく、学び続ける姿勢が身につくよう、また、心身とも に健やかな子ども達の育成に向け、継続して全職員で支えて参りますので、ご家庭でも励ましをお願いします。
 後期が始まるところですが、来年度の計画も考えていく時期となります。来年度からは、関宿中学校区で「コミュニティスクール(学校運営協議会)」を導入することとなりました。目的は、地域の理解と協力を得た学校運営や「社会に開かれた教育課程」の実現を目指し、学校を核とした地域ネットワークを形成することです。関宿地域は、以前から小中の連携、保護者の皆様、地域の皆様にご理解やご協力をいただいておりますが、国(文部科学省)は、更に一歩踏み込んで地域と学校がパートナーとなり、地域の課題に「地域総がかり」で対応することを施策としています。関宿地区のこれまでの取り組みを土台として「コミュニティスクール」に移行するので、現在の学校体制やPTA組織の大きな変更はありません。イメージとしては、現在、小中学校それぞれで「学校評議員」を置いていますが、この制度を止め、「コミュニティスクール」として、会議を一つにまとめ様々な課題について熟議する、ということになります。今後も、関中だよりや保護者会で「コミュニティスクール」についてお話をさせていただきますので、よろしくお願いします。
 今月は、1年生の校外学習や市内音楽会、東葛駅伝大会など様々な行事があります。来月の関中祭に向けての取り組みも始まっています。地域一体となった学校づくりを今後も進めて参りますので、ご支援をよろしくお願いします。