北部小学校ブログ
前期終業式
今日は前期終業式で、朝の部活はなかったため、6年生が校庭やロビーなどの掃除を自主的にしてくれました。校庭掃除には、6年生の姿をいつも見ている4年生も加わって、熱心に落ち葉掃きをしてくれました。北小の良き伝統を、6年生が確実に下の学年に伝えていると感じます。
終業式では、『3つのあ』について、前期を振り返りながら話をしました。計画委員会が進めてくれた「あいさつリレー」の効果もあり、“一つ目のあ・あいさつ”については、とてもよくできる児童が増えてきたと思います。“二つ目のあ・諦めない”については、ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑さんを例にして、諦めないことの大切さを話しました。“三つ目のあ・安全”については、これまでに大きな事故はなかったものの、大きな事故につながりそうな行為はあったので、改めて危険な行為はしてはいけないことを話しました。最後に、低学年にはちょっと難しいと思いますが、ホンダの創業者である本田宗一郎氏の言葉を紹介しました。
困らなきゃだめです。
人間というのは困ることだ。
絶体絶命のときに出る力が
本当の力なんだ。
人間はやろうと思えば、
大抵のことは出来るんだから。 本田宗一郎
校長の話のあとは、各学年1名が代表して、前期がんばったことを発表しました。代表児童はみな、自分が頑張ったこと、これからの目標を堂々と発表することができ、聞いている子ども達から大きな拍手がわきました。子どもは、確実に日々成長しています!
終業式の後は、教室で担任から通知表(あゆみ)が配られました。先生達は、廊下や教室の後ろで、子ども達一人一人に何を頑張ったのか、これからどんなことを頑張れば良いのか、声をかけながら手渡していました。通知表は、あくまでも「成績の目安」「一つの指標」であり、全てではありませんので、通知表だけでお子さんを評価しないでいただきたいと思います。通知表から頑張ったとわかることは、もちろん大いに褒めてください。しかし、通知表には示されていないお子さんの頑張りにも、ぜひ目を向けて褒めてあげてください。
北小フェスティバルバザー品収集日 他
さて、話はかわりますが、北小のトイレは、使用する際はトイレ用のスリッパに履き替えることになっています。そのスリッパは、トイレの入り口に並べて置いてありますが、ともすると乱雑になりがちです。そこで、3階の3年生と5年生は、"スリッパそろえ隊”と称して、クラス毎に順番でスリッパをきれいに揃えています。本当は、一人一人が注意して使用後にきれいに並べて置くことができればよいのですが。しかし、"スリッパそろえ隊”として活動することで、だんだんと意識して自分から揃えられるようになるのかもしれません。まずは、意識することが大切ですね。
最後に、昨日から始まった植え込み撤去作業についてです。今日は、すべてきれいに撤去され、ほぼフラットな状態となりました。あっという間の作業でした。来週、整地作業をし、しばらくはそのまの状態となります。今後、そこに何をどのように設置するか、市と相談して進めて行く予定です。
工事
この後、取り外した大谷石をきれいに撤去した後整地し、一旦フラットな状態にします。そこに何を設置するかは、まだ決まっていません。
ところで、プレハブにあった学童教室ですが、昨年度、給食室の裏手に新しく建設されたため、今まで学童だった教室は、空き教室となりました。今年度は、その空き教室を図工室にするため、9月に床の張り替え工事を行いました。今日は、そこに新しい黒板と作業台が設置され、椅子も搬入されました。現在、家庭科室兼図工室となっているプレハブの2階から、図工関係の道具を1階の新しい図工室に移動させたら、使用することができます。あと半年で卒業する6年生には、できるだけ早く使わせてあげたいです。
<植え込みの撤去作業>
<新しい図工室>
図書室の利用の仕方
ところで、図書室の本はすべてPCによって蔵書管理されており(これも、図書ボランティアの方々が何ヶ月もかけて行いました。)、子ども達が本を借りたり、返したりするのは、すべてバーコードを読み取ることで簡単にできます。今日も業間に、低学年の児童が、自分でバーコードリーダーを使って、ピッ!ピッ!と簡単に本を借りたり返したりしていました。昔に比べると、本当に便利になりました!
台風24号の影響
朝方には東北地方に抜けてしまったので、子ども達の登校には大きな影響がなく、ほっとしました。しかしながら、やはり暴風の爪痕があちらこちらに見られ、校庭には折れた枝や落ち葉が散乱。民家との境にあるトタンの塀は一部剥がれ、給食室の裏にある木は根元から倒れて学童のフェンスに覆い被さっていました。通学路にも、トタン板が飛ばされていたり、柵が倒れていたりしました。本当に今年は異常気象だなと感じます。次の台風25号の動きも気になるところですが、もうこれ以上、日本の各地に被害をもたらすことがないよう、祈るような気持ちです。
ところで、校庭に散乱していた枝や落ち葉は、朝早く出勤した先生方、そして高学年の児童によって、あっという間に片付けられました。高学年、特に6年生は本当に頼りになる存在で
す!