学校の様子
8/20 ナナフシモドキの卵
5月より飼っていたナナフシモドキ(ひげが短いのでナナフシではありませんでした。)が成長して、夏休み中に卵を100個以上産みました。どちらもメスの個体です。不思議なことに2匹とも卵を産んだので1匹につき50個程度産んだことになります。実は、このナナフシモドキは、単体生殖が可能でオスはほとんど見つからないそうです。また、ほとんど移動せず擬態して生き延びているこのナナフシモドキについての最近の研究では、その繁殖方法が果実と似ているということが分かったそうです。成虫が鳥に食べられてもおなかの中の卵の1割ほどは消化されず鳥の糞の中に混じり、糞として落とされた遠い土地で孵化することができるそうです。不思議な昆虫ですね。
機械警備期間中は世話をすることができないので、一緒に飼っていたゴマダラカミキリムシと一緒に桜の木のそばに放しました。卵は、子どもたちが見ることができるように昇降口に置いてあります。来春、孵化するようです。
8/20 オンラインによる福田4校合同研修会
本日、福田地区4校(福田中、福田一小、二ツ塚小、福田二小)合同職員研修会を実施しました。外部よりお二人の講師の先生を招聘しての研修です。研修内容は、「特別支援教育について」「不祥事防止について」です。当初は、福田公民館をお借りしての研修を予定していましたが、千葉県のコロナの感染者の増加等によりオンライン研修となりました。
また、子どもたち同様先生方にも、夏休みの間にたくさん本を読むことを推奨しています。会議室の前に、先生方へのおすすめの本を並べています。子どもたちがいる時とはまた違った学校内の風景です。
8/10 ぐんぐん大きく!
昨夜の強風は過ぎ去りましたが、 本日は、危険な暑さとなりました。
さて、夏は、植物の成長を観察するには、うってつけの季節です。気温が高いので成長のスピードがとても早いからです。夏休みに入ってしまったので、子どもたちは、実際に観察することはできませんので、様子をお知らせします。低学年が育てているトウモロコシは、大きく大きく伸び、実をつけ始めました。3年生が植えたヒマワリは、手が届かないほど丈が伸び、大きな花を咲かせています。3.4年生が植え付けたツルレイシは、つるを上へ上へと伸ばし、黄色の花をつけ始めています。
先日、機械警備が始まりしばらく学校が無人化されるため、飼育していたカミキリムシとナナフシを桜の木に放しに校庭に出た時、ヒマワリの成長が気になったので見に来たというお友だちに会いました。休みに入っても見に来るほど、自分たちが植えたヒマワリの成長を楽しみにしていたのですね。興味関心を持つことは、良い学びへの入り口です。大変、嬉しい出来事でした。
8/8 東京オリンピック閉幕
本日8月8日、7月23日に開幕した「東京オリンピック」が、閉幕します。
夏休み前集会の時に、子どもたちには、今年開催されるオリンビックは、色々なことがあり開催が一年遅れたこと、57年ぶりに東京で開催されることを話しました。そして、ぜひ、選手たちの競技にかける一生懸命な姿を見てほしいと話しました。東京2020オリンビック、パラリンピックは、無観客開催となりテレビのみでの観戦となりましたが、子どもたちは、オリンビックの競技の様子を見たでしょうか。選手たちの汗と涙から、何かを受けとったでしょうか。保護者の皆さんにとっても様々なことを感じた大会であったと思います。ぜひ、その事をお子さんに言葉で伝えてほしいと思います。このオリンビックでは、若い選手もたくさん活躍しました。前代未聞の一年延期という試練がありました。きっと色々な意味で、後に教科書にのる出来事であったと思います。子どもたちには、夏休み明けに声をかけ、聞いてみたいと思います。
また、開会式や閉会式では、たくさんの国の選手が入場し国旗も紹介されます。手元に地図を用意して、家族で場所を探しながらテレビを見るのもいいですね。閉会式を見ながらの家族団欒の話題が生きた知識になると思います。オリンビックのあとにはパラリンピックが開催される予定です。発達段階に合わせたご家庭での声かけが、視野を広げるきっかけとなります。子どもたちのよりよい成長のため、ご協力をお願いいたします。
※閉会式では、国や国旗の紹介がなかったのでわかりにくかったですね。開会式をビデオにとってあるご家庭では、あらためて地図と照らし合わせて再度見てみるのもいいですね。
8/6 原爆記念日
76年前の昭和20年8月6日、人類史上初めて広島市に原子爆弾が投下されました。朝、8時15分です。その日その時の天気を調べてみると、広島特有の風のない、日差しの強い夏の蒸し暑い朝だったようです。
野田市文化会館の建物の前に「平和記念碑」があります。野田市のホームページに掲載されている通り、この記念碑には、爆心地から近距離で被爆した広島市役所庁舎側壁の壁の一部が貼り付けられています。昭和61年、当時の川島市長が広島市がら譲り受けたものです。記念碑には、「1986年の国際平和年に当たり、核兵器の悲惨さと平和の尊さを後世に継承し、悲劇を二度と繰り返すことがないよう恒久平和を誓う」と書かれています。
今日の野田市も、76年前の広島のように、風のない蒸し暑い晴天の一日でした。被曝された方々の平均年齢は、およそ84才となり、当時のことを語り継ぐ方が年々減っています。平和を願う被曝された方々の思いを風化させることなく、子どもたちに伝えていくことは、我々大人のつとめですね。9日は長崎平和の日です。お子さんの発達段階に応じて、ご家庭でも話題にしていただけるとありがたいです。