学校の様子

8/6 原爆記念日

    76年前の昭和20年8月6日、人類史上初めて広島市に原子爆弾が投下されました。朝、8時15分です。その日その時の天気を調べてみると、広島特有の風のない、日差しの強い夏の蒸し暑い朝だったようです。

    野田市文化会館の建物の前に「平和記念碑」があります。野田市のホームページに掲載されている通り、この記念碑には、爆心地から近距離で被爆した広島市役所庁舎側壁の壁の一部が貼り付けられています。昭和61年、当時の川島市長が広島市がら譲り受けたものです。記念碑には、「1986年の国際平和年に当たり、核兵器の悲惨さと平和の尊さを後世に継承し、悲劇を二度と繰り返すことがないよう恒久平和を誓う」と書かれています。

   今日の野田市も、76年前の広島のように、風のない蒸し暑い晴天の一日でした。被曝された方々の平均年齢は、およそ84才となり、当時のことを語り継ぐ方が年々減っています。平和を願う被曝された方々の思いを風化させることなく、子どもたちに伝えていくことは、我々大人のつとめですね。9日は長崎平和の日です。お子さんの発達段階に応じて、ご家庭でも話題にしていただけるとありがたいです。