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献立紹介

3月19日(水)

【メニュー】鶏ときのこの和風スパゲッティ ポトフ りんごの春巻き 牛乳

 今日は「りんごの春巻き」について紹介します。春巻きというと、肉や野菜、春雨を炒めて味付けしたものを入れているおかずを連想すると思いますが、今日の春巻きはデザート風です。皮の中には、香り良く煮詰めたりんごのコンポートが入っています。りんごと砂糖、そして香りづけのスパイスに、りんごと相性の良いシナモンを加えてコトコト煮こみ、油でカラリと香ばしく揚げました。りんごのしっとりとした食感と香りを味わいましょう。

今日で今年度の給食は終わりです。あと数日で春休みになりますが、休みの間もしっかりと食事をすることを心がけ、元気に新年度を迎えましょう。

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3月18日(火)

【メニュー】

 サフランライスのミートソースかけ ABCスープ いちごの豆乳パンナコッタ 牛乳

 今日は「サフランライス」について紹介します。鮮やかな黄色い色と薫り高い香りをつける香辛料がサフランです。サフランは、クロッカスとも呼ばれる紫色の花のめしべの部分で、1つの花からわずか3本しかとることができない、とても高価な香辛料です。長い1本のめしべが途中から枝分かれして、3本あるように見えるのが特徴の花ですが、その1本1本が手作業で摘み取られています。1kgのサフランをとるためには、およそ50万本のめしべが必要な計算です。

今日は、野菜たっぷりのミートソースをかけて食べます。サフランの香りを味わいながら食べましょう。

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3月17日(月)

【メニュー】中華丼 中華卵コーンスープ 杏仁豆腐 牛乳

 今日は「中華丼」について紹介します。中華丼は、いわゆる「八宝菜」をご飯にのせて食べる料理で、昭和初期頃に日本で生まれた料理といわれています。元々の八宝菜は、中国広東の伝統的な料理の一つで、それを日本風にアレンジしたものが、よく食べられるようになっています。諸説ありますが、八宝菜という料理名は、八種類の食材、というよりも「色々な種類の食材を使ったおかず」というような意味があります。八宝菜は、エビやイカ、そして野菜類をたっぷりと使って作られます。今日の中華丼も、魚介類と野菜のうまみがたっぷりと詰まっています。ご飯と合わせて、しっかりと食べましょう。

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3月14日(金)

【メニュー】

セルフオムライス ハニーマスタードドレッシングサラダ クラムチャウダー 牛乳

 今日は「クラムチャウダー」について紹介します。クラムチャウダーは、あさりなどの貝類を使ったスープやシチューのことです。クラムチャウダーの発祥地は、アメリカの東海岸のニューイングランド地方といわれています。ニューイングランド地方は、17世紀にイギリスからやってきた人々が最初に上陸した場所といわれている場所で、現在は6つの州から成り立っています。その中の、現在のボストンという場所で獲れる新鮮な魚介類を使って作ったのが、クラムチャウダーの始まりといわれています。

あさりには、血液中の赤血球を作るのに欠かせない成分である鉄分が豊富に含まれています。鉄分が不足しがちな中学生にとって、きちんと摂取したい食品の一つです。今日は調理員さんが、バターと小麦粉をしっかりと炒めてホワイトルウを手作りしています。野菜と一緒にしっかりと食べましょう。

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3月12日(水)

【メニュー】

   中華風混ぜごはん ししゃもの南蛮漬け 春雨入り中華スープヨーグルト 牛乳

 今日は「ししゃもの南蛮漬け」について紹介します。本来、ししゃもは北海道の太平洋沿岸でしか採れない、生息域の狭い魚です。鮭と同じく、産卵の回遊のために河川に上る時に漁獲されます。今日のししゃもも、正確には「からふとししゃも」といい、主にノルウェーなどで漁獲されていて、干物に加工することが多いです。ししゃもは、骨も丸ごと食べることができるので、中学生に不足しがちなカルシウムをとることができます。

カルシウムたっぷりのししゃもを食べて、強い骨を作りましょう。

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3月11日(火)

【メニュー】ココアミルク揚げパン 鶏肉のトマト煮 野菜スープ 牛乳

 今日は「ココアミルク揚げパン」のココアについて紹介します。ココアは、カカオという木の果実の中にある種子のことで、西アフリカ、中南米、東南アジアなど、高温多湿な環境で育てられています。ちなみに、ココアとカカオは同じもので、昔スペインから持ち込まれたときに、イギリスでカカオからココア、という発音に変わったといわれています。また、ココアには腸の中をきれいにする働きがある食物繊維が豊富に含まれています。

 今日で3年生は9年間の学校給食が終わります。これから給食がなくなると、自分で食べるものを選んだり、料理を作ったりする機会が増えていきます。今まで学んだことや、給食の献立を参考にして、栄養バランスの良い食事を心がけていきましょう。

1、2年生は、明日は箸の日です。忘れないようにしましょう。

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3月10日(月)

【メニュー】ポークカレーライス ツナサラダ 豆乳いちごクレープ 牛乳

 今日は「ポークカレーライス」について紹介します。明日でいよいよ3年生は中学校の給食が終わります。そこで、今日は給食の中でも人気メニューの一つ、ポークカレーライスにしました。今日のカレーは、いつもの作り方に一手間加えています。豚肉の肩に近い背中の部位である、肩ロース肉を、カレーの釜とは別に、1時間、コトコトじっくり煮込みました。肩ロース肉は、うまみやコクがあり、柔らかくおいしい部位です。それを、後からカレーと合わせて仕上げたので、トロトロとした食感が味わえます。野菜と一緒に、チャツネという調味料や、りんごソースを入れて煮込み、仕上げに複数のスパイスを混ぜ合わせた南流山中・東部中特製のカレーです。豚肉のうまみを味わいながら食べましょう。

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3月7日(金)

【メニュー】

    ごはん さばの香味みそだれ のり和え かきたま汁 いよかんゼリー 牛乳

 今日は「さばの香味みそだれ」について紹介します。さばには様々な栄養が含まれていて、エネルギーをつくる栄養素であるたんぱく質を多く含んでいます。たんぱく質は体の中で細胞を構成する大切な成分で、筋肉や皮ふ、ホルモンなどの成分として存在しています。不足すると体の中の免疫機能が低下してしまうおそれがあります。感染症予防のために、免疫機能を高めることはとても大切です。給食だけでなく、家庭でも食べる機会があれば積極的に食べるようにしましょう。今日は、香味野菜であるねぎ、しょうが、にんにくをごま油で炒めてから、みそなどの調味料を加えて煮詰めた、特製だれをかけています。ごまの風味と、甘味がおいしいたれです。小骨に気をつけて食べましょう。

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3月6日(木)

【メニュー】赤飯 鶏のから揚げ 五目煮 沢煮椀 牛乳

 今日は、「赤飯」について紹介します。もうすぐ卒業式ということで、お祝いの意味を込め、赤飯を取り入れました。赤飯によく使われる赤い豆には、「小豆」と「ささげ」があります。昔、関東ではささげの栽培が盛んだったことから、ささげを使って作る地域も多いようです。小豆との違いは、皮が破けにくいことがあげられます。赤飯は昔から作られている料理ですが、元々は赤い豆を入れていたのではなく、赤い色をした米である「赤米」を蒸したものでした。赤米は、縄文時代に初めて日本に伝わってきた米で、炊き上がると赤飯のような色になります。日本では、古くから赤い色には邪気を払う力がある、と考えられていたため、お祝いの席で赤飯がふるまわれるようになりました。

 今日の赤飯も、給食室で朝から豆を煮て作りました。もち米のもちもちとした食感と、豆の風味を味わいながら食べましょう。

明日も箸が必要な日です。忘れないようにしましょう。

 

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3月5日(水)

【メニュー】ソース焼きそば 水ぎょうざのスープ 白玉フルーツポンチ 牛乳

 今日は「ソース焼きそば」について紹介します。焼きそばといえば、ソース味を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。日本で焼きそばが普及したのは、戦後すぐの1950年頃といわれています。その頃の味付けは塩味や

しょうゆ味が基本でした。元々、焼きそばの起源は、中国の「チャオメン」という料理です。このチャオメンも、中華めんを具材と炒めたり、焼いためんに具材を「あん」としてかけたりして食べるもので、味付けは塩味やしょうゆ味が多いようです。戦後、めんの材料である小麦粉が高価でなかなか手に入らなかった分、キャベツが多く使われており、味が薄くなってしまうのをカバーするために、味のしっかりとしたソースで味をつけるようになったと考えられています。

 今日のソース焼きそばも、具材がたっぷりで栄養満点です。よくかんで食べましょう。

明日も箸が必要な日です。忘れないようにしましょう。

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3月4日(火)

【メニュー】

  ゆかりごはん 厚焼き卵 揚げじゃがいものきんぴら 大根のみそ汁 牛乳

 今日は「揚げじゃがいものきんぴら」について紹介します。今日のきんぴらは、いわゆる「きんぴらごぼう」の材料に、油で揚げたじゃがいもを加えています。今日使っているじゃがいもは、鹿児島県で今年獲れたばかりの「新じゃがいも」です。じゃがいもは1年中スーパーに出回っていますが、大きく分けて旬が2回あり、春と秋です。春先に獲れる新じゃがいもは皮がうすく、水分が多くてみずみずしいのが特徴です。今日は皮をむいてから素揚げしていますが、家庭で食べる場合は、よく洗って、皮ごと揚げて食べるのもおいしいのでおすすめです。また、じゃがいもというとでんぷんが多い印象がありますが、実はビタミンCを多く含む食材です。そして、じゃがいもに含まれているビタミンCは、でんぷんによって包み込まれているため、加熱しても壊れにくいというのが大きな特徴でもあります。

今日のきんぴらは、ほっくりとしたじゃがいもと、シャキシャキとしたきんぴらごぼうの食感が同時に味わえる料理です。よくかんで食べましょう。

明日も箸が必要な日です。忘れないようにしましょう。

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3月3日(月)

【メニュー】

    手巻きちらし寿司 さわらの西京焼き ごまあえ えび団子のすまし汁 牛乳

今日は、ひな祭りにちなんで手巻きちらし寿司にしました。お寿司をのりで巻いて食べます。ひな祭りは「桃の節句」と呼ばれ、女の子が健やかに、幸せに成長するように祈る儀式の一つです。ひな人形が飾られるようになったのは、今から約600年前頃です。現在のような豪華なひな壇は、江戸時代中期になってから登場しました。ひな祭りの料理には、縁起の良い意味が込められています。昔の人の、ひな祭りに込めた由来を知ると、風情を感じながら食べることができます。今日の料理の他にも、ひな祭りの料理があるので、興味のある人は調べてみましょう。

明日は箸が必要な日です。

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2月28日(金)

【メニュー】中華風おこわ 肉団子の甘酢あんかけ ワンタンスープ 牛乳

 今日は「中華風おこわ」について紹介します。おこわとは、一般的にもち米を蒸した料理のことをいいます。米には大きくわけて、うるち米ともち米の2種類があります。うるち米ともち米は、米に含まれているでんぷんの種類が異なり、もち米の方がもちもちとした食感があります。

水で炊いたごはんよりも、蒸したごはんの方がかたく、それをこわめし(強飯)と呼んでおり、「お」がついて「おこわ」と呼ばれるようになりました。また、昔はおこわというと赤飯のことを指し、お祝いの席でふるまわれていました。

今日はたっぷりの山菜と、大豆もやし、人参、豚肉を加え、ごま油で香り付けした、中華風のおこわです。もちもちとした食感を味わって食べましょう。

来週は月曜日から金曜日まで、毎日箸の日です。人気のメニューもたくさん出るので、忘れないようにしましょう。

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2月27日(木)

【メニュー】

   ごはん 鶏肉のパセリ風味焼き 野菜の和風あえ じゃがいものみそ汁 牛乳

 今日は「鶏肉のパセリ風味焼き」について紹介します。鶏肉の切り身を、にんにく、塩、こしょう、生クリームに朝から漬け込みます。そこに、乾燥パセリとパン粉を混ぜたものと、溶かしバターをかけて、オーブンで焼き上げて完成です。こんがりと焼き目がつき、にんにくとパセリの香りが給食室中に広がり、おいしく焼き上げることができました。パセリはヨーロッパ原産のハーブで、日本には18世紀に伝わったといわれています。生のパセリには、ビタミンCなどが豊富に含まれています。今日使ったものは乾燥のパセリですが、生のパセリは独特の香りがあり、バターやチーズなど、油を多く含む食品との相性が良いハーブです。香りが苦手でない人は、ぜひ色々な料理に合わせて食べてみましょう。

明日も箸の日です。忘れないようにしましょう。

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2月26日(水)

【メニュー】ねぎ塩豚丼 スープフォー ヨーグルト 牛乳

 今日は「ねぎ塩豚丼」について紹介します。このメニューは、香味野菜をたっぷりと使っていることが特徴です。

まず、豚肉をにんにく、しょうが、ねぎと一緒にごま油で炒めます。さらに、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、もやしなど、たくさんの野菜と一緒に炒め合わせます。そして塩を中心としたさっぱりとした味付けをして完成です。そして今日は、たっぷりのねぎを使っていることが特徴です。ねぎは昔から薬効があるとされ、暮らしの中で利用されてきました。それは主に、ねぎに含まれる「硫化アリル」という成分の機能性によるものです。例えば、消化液の分泌を盛んにして、食欲増進効果をもたらすなどの働きがあります。

また、豚肉は食べたものを効率よくエネルギーに変える働きをするビタミンB₁が豊富です。ビタミンB₁をしっかりととって、体を動かすエネルギーを作り出すことが元気に過ごす秘訣です。ごはんにのせてしっかりと食べましょう。

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2月25日(火)

【メニュー】

   バターチキンカレーライス 野菜のごまサラダ シークヮーサーゼリー 牛乳

 今日は「バターチキンカレーライス」について紹介します。このメニューは、東部中、南流山中両校の3年生のリクエストメニューの一つです。バターチキンカレーは北インド発祥の料理で、元々はスパイスやヨーグルトに漬けこんでから焼いた鶏肉、いわゆるタンドリーチキンを、別に作ったカレーと合わせて作るものが多いようです。本場のものは、トマト、各種スパイス、乳製品の他、カシューナッツを入れるのが特徴です。今日は、カシューナッツは入れず、代わりに生クリームでコクを加えました。また、たくさんの種類のスパイスを使っています。今日はシナモン、オールスパイス、ターメリック、パプリカパウダー、クミンなどを使いました。スパイスの風味を味わいながら食べましょう。

 

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2月21日(金)

【メニュー】

   マーボー豆腐丼 白菜とわかめの中華スープ フルーツのヨーグルトあえ 牛乳

 今日は、「マーボー豆腐丼」について紹介します。マーボー豆腐は中華料理の1つで、今から150年ほど前に中国の四川省成都市の料理人が作ったのが始まりといわれています。日本では四川省出身の料理人が日本人に合うように調節し、1970年代にお店やテレビ番組で紹介されて家庭でも広まったそうです。

中国は土地がとても広いため、地域によって料理にも特徴があります。気候などの地理的な要因が異なるため、使われている食材も様々です。マーボー豆腐の発祥の地である四川省付近の料理は、辛味のある料理が多いことが特徴です。冬は身体を温め、夏は食欲を増進させる香辛料が好まれるそうです。

今日のマーボー豆腐は、辛味の苦手な人でもおいしく食べられるように、辛さはやや控えめですが、テンメンジャンやトウチジャンといった調味料を使い、奥深さのある味に仕上げています。ご飯と合わせて、しっかりと食べましょう。

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2月20日(木)

【メニュー】

ピザトースト もやしとわかめのサラダ かぶとウィンナーのコンソメスープ 牛乳

 今日は「ピザトースト」について紹介します。ピザは、イタリアが発祥といわれていますが、ピザトーストは日本で生まれた料理です。今から50年以上前に喫茶店のメニューとして作られたのが始まりといわれています。昭和40年代頃からはオーブントースターの普及に伴って、家庭でも作られるようになりました。ピザ自体は、イタリアのナポリという町で生まれたという説が有力で、ここのピザは「ナポリピッツァ」といわれています。ちなみに、イタリアで生まれたピザを広めたのはアメリカと伝えられています。

ピザトーストは、ひと品で主食のパン、チーズなどのたんぱく質食品、そして玉ねぎやピーマンなどの野菜を食べることができるので、時間がないときの料理としてもおすすめです。食パンの耳がカリッと硬めの食感なので、よくかんで食べましょう。

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2月18日(火)

【メニュー】梅ちりめんごはん 韓国風肉じゃが 大根と油揚げのみそ汁 牛乳

 今日は「梅ちりめんごはん」について紹介します。梅は、ちょうど今の時季、1月から3月にかけて、気品のある香りとともに、白やピンク色のきれいな花を咲かせます。中国が原産の梅が日本に伝わったのは、3世紀の終わり頃といわれ、昔から日本人に親しまれてきました。それは花の美しさだけが重宝されたのではなく、梅の実に様々な効果があると知られていたからだと考えられています。梅の実は、奈良時代にはすでにお菓子に加工して食べられていたといわれ、平安時代に現代の梅干しの原型が作られるようになったと記録されています。元々は貴族や武士が食べるものでしたが、江戸時代頃になると、庶民の食卓にも、梅干しが広まっていったといわれています。

梅には色々な効果があるといわれていますが、特に有名なのはクエン酸が多く含まれているという点です。クエン酸には、疲労感を軽減する効果があると報告されています。

今日は、梅と相性の良いちりめんじゃこをごはんに混ぜ込みました。ほんのり香る梅の酸味と、じゃこの食感を味わいながら食べましょう。

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2月17日(月)

【メニュー】キムチチャーハン ヤンニョムチキン ニラ玉コーンスープ 牛乳

 今日は東部中の3年生のリクエストメニューの1つ、「ヤンニョムチキン」です。ヤンニョムチキンは、韓国風のフライドチキンのことで、甘辛いタレを塗っているのが特徴です。そもそも、「ヤンニョム」自体が韓国料理で使われる「合わせ調味料」のことをさします。このタレには、コチュジャンという発酵調味料を使っています。コチュジャンは、朝鮮半島が発祥の調味料で、米やもち米を麹菌で発酵させ、唐辛子を加えて熟成させたものです。ヤンニョムチキンが韓国内で広まったのは、1980年代ですが、今ではヤンニョムチキンのお店がファストフード店より多く、4万軒近いといわれています。

 今日のヤンニョムチキンも甘味と辛み、そしてごまの風味がおいしく仕上がっています。よくかんで食べましょう。

明日は箸が必要な日です。忘れないようにしましょう。

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2月14日(金)

【メニュー】ナポリタン 白菜とベーコンのスープ チョコチップマフィン 牛乳

 今日はバレンタインデーにちなんだ献立です。バレンタインデーというと、日本では恋人にチョコレートを贈る日、というイメージが定着していますが、世界では恋人やチョコレートに限らず、お世話になっている人にお菓子や花束を贈るイベントとして親しまれています。バレンタインの起源は、今から1750年以上前の3世紀ローマ帝国時代までさかのぼります。当時のローマの皇帝であるクラウディヌスは、軍事力である若者の士気が下がる、という理由で結婚を禁じていました。しかし、キリスト教の司祭、ウァレンティヌスという人はそれに反抗し、結婚式をとり行っていたため、2月14日に処刑されてしまいます。ウァレンティヌスが処刑された後、毎年2月14日は、ローマの国民がお祈りする日になりました。その後、14世紀頃になると、恋愛に結びつけられるイベントとしての「バレンタインデー」になっていったといわれています。今日は、チョコチップを入れたマフィンを取り入れました。チョコの風味を味わいながら食べましょう。

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2月13日(木)

【メニュー】

    厚揚げと白菜のあんかけ丼 大根ともやしのピリ辛スープ 杏仁豆腐 牛乳

 

 今日の給食は「大根ともやしのピリ辛スープ」の大根について紹介します。大根は、1年を通して市場に出回っていますが、特に秋から冬にかけて本来の旬を迎えます。この時期の大根は寒さから身を守るために、細胞に糖分を蓄えるため甘味が増し、おいしくなります。

 白い部分には、体内において様々な化学反応を促進させる「酵素」という成分が数種類含まれています。例えば、食べ物の中のでんぷんの消化を助ける酵素は、「アミラーゼ」といいます。そのため、古くから日本に伝わる「春の七草」の「すずしろ」は大根のことです。

 また、大根は白い根の部分を食べることが多いと思いますが、緑色の葉の部分には、ビタミン類など多くの栄養素が含まれています。そのため、新鮮な葉付きの大根が手に入った時は、ゆでたり、炒めたりして食べると、おいしく、栄養補給もできます。

 今日は、豆板醤をかくし味に取り入れた、体が温まるピリ辛スープです。

冬の大根を味わいながら食べましょう。

 

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2月12日(水)

【メニュー】わかめごはん イナダの照り焼き おかかあえ 豚汁 牛乳

 今日は「イナダの照り焼き」の「イナダ」について紹介します。イナダは、ブリの成長段階の魚のことで、主に東日本で呼ばれる呼び名です。ブリになるまでに、ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリという順番で名前が変わっていきます。このように成長するにつれ、名前が変化する魚を、出世魚と呼びます。イナダの頃は、体長50cmほどですが、ブリは体長80cm以上になったものをさすことが多いようです。イナダの頃は、あまり脂が多くなく、さっぱりとした味が特徴ですが、ブリになると脂が多くなり、また違った味わいになります。

今日は、イナダを照り焼きにしています。香ばしいしょうゆの香りと、さっぱりとした身を味わって食べましょう。

 

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2月10日(月)

【メニュー】

ガーリックコーンピラフ タラフライ ミートボールのトマトスープ 不知火 牛乳

 今日は「タラフライ」の「タラ」について紹介します。タラは漢字で書くと、「魚へん」に「雪」と書く、冬が旬の魚です。一般的に、タラというと「マダラ」をさします。淡泊な味が特徴で、鍋物などによく合います。ちなみに、脂がのっていて、おいしいということもあり、近年人気の魚である「銀ダラ」はタラの仲間ではありません。マダラは大きい物では体長1m以上にもなりますが、加工品によく利用される「スケソウダラ」は、マダラよりも小さいものが多いようです。今日のフライも、このスケソウダラを使っています。ちなみに、スケソウダラの卵巣を塩漬けし、熟成させたものが「たらこ」で、主に唐辛子を使って辛く味付けしたものが「辛子明太子」です。

 今日はカリッと香ばしく揚げて、魚が苦手な人でもおいしく食べられるフライです。小骨に気をつけて食べましょう。水曜日は箸が必要な日です。忘れないようにしましょう。

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2月7日(金)

【メニュー】抹茶ミルク揚げパン チリコンカン ポテトスープ 牛乳

 今日は「チリコンカン」について紹介します。チリコンカンは、メキシコ料理由来のアメリカの郷土料理の一つで、テキサス州で考案されたといわれています。スペイン語で「チリコンカン」は「唐辛子と肉」という意味です。現在では、アメリカ南部を中心に、家庭料理やファーストフード店でも提供される料理として、親しまれています。今日のチリコンカンには代表的な材料であるひき肉、玉ねぎ、トマトの他、豆類がたくさん入っています。大豆、ひよこ豆、金時豆の3種類で、それぞれ食感に特徴があるので、違いも味わいながら食べましょう。

今日は、チリコンカンに合うメニューということで主食はパンの献立です。抹茶ミルク揚げパンは、東部中の3年生のパンメニューリクエストの第一位でした。チリコンカンと合わせて食べましょう。

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2月6日(木)

【メニュー】茶めし おでん からし和え ヨーグルト 牛乳

 今日は「茶めし」について紹介します。茶めしは、関東地方でおでんと一緒に食べることが多い料理です。元々おでんは、拍子木という四角い形に切った豆腐を竹串に通して焼いた「田楽」が語源で、みそをつけて「みそ田楽」という食べ方があります。このみそが、甘い味付けだったので、しょうゆ味の塩気のあるご飯である、「茶めし」がよく合い、江戸っ子に人気の組み合わせとなったそうです。その後、おでんは現在のような煮汁の多い料理に発展していきましたが、茶めしとの組み合わせは変わらず続いてきました。

ちなみに、茶めしは江戸っ子式の「しょうゆ味」の他に、番茶やほうじ茶などのお茶で炊く茶めしもあります。

今日は、しょうゆ味の茶飯です。たっぷりのだしでじっくりと煮込んだ「おでん」と一緒に食べましょう。

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2月5日(水)

【メニュー】ごはん さばのごまみそだれ ひじきの炒り煮 けんちん汁 牛乳

 今日は「けんちん汁」について紹介します。けんちん汁の由来については、大きく2つの説が伝えられています。1つめは、神奈川県鎌倉市の建長寺というお寺が発祥であるため、「けんちょう」がなまって「けんちん」になったといわれています。もう1つは、中国の精進料理に由来するものです。精進料理とは、仏教の教えに倣って、動物性の食品を使用せずに調理する料理のことで、中国風では「普茶料理」というものがあります。この普茶料理の一種に、「けんちゃん(巻繊)」という料理があり、ここから「けんちん」に変化した、といわれています。秋冬においしくなる根菜類をたっぷりと使い、体が温まる料理です。野菜のうまみをよく味わって食べましょう。

明日も箸が必要な日です。忘れないようにしましょう。

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2月4日(火)

【メニュー】ごはん 豚肉と厚揚げのみそ炒め かきたま汁 清見オレンジ 牛乳

 今日は「清見オレンジ」について紹介します。清見オレンジは清見タンゴールの別名で、「宮川早生」という温州みかんと、トロビタオレンジをかけ合わせて誕生した品種です。タンゴールとは、みかん類とオレンジ類をかけ合わせたものの総称で、みかんの英語名である「タンジェリン」とオレンジの綴りの頭文字を組み合わせたものです。また、「清見」という名前は、育成地である静岡県の景勝地、「清見潟」という場所から名付けられました。

現在は、みかんやオレンジも様々な品種が出回っていますが、その多くの親となっているのは清見オレンジといわれています。さわやかな甘味と香りが特徴です。よく味わいながら食べましょう。

明日も箸が必要な日です。忘れないようにしましょう。

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2月3日(月)

【メニュー】豚肉と大豆の中華ライス いわしの南蛮漬け 春雨スープ 

                         はちみつレモンゼリー 牛乳

 今日は節分にちなんだ献立です。昨日2月2日は節分ですが、鬼を追い払って新年を迎える、立春の前の日の行事のことをいいます。今年の立春は今日、2月3日で、暦の上ではその日から春、つまり新年が始まるため、江戸時代頃までは、節分は大みそかのような日で、一年の締めくくりの日でした。立春の前日に悪いものを追い払い、幸運が舞い込むように、と節分の行事が始まったといわれます。鬼、つまり病気や不幸などを追い払う豆まきは、「魔を滅する」というような意味を込めて、豆をまいたとされています。また、豆まきには「鬼を打ち払う」意味と、「豆を投げ与えて恵み、静まってもらう」という2つの意味が込められているという説があります。

 また、平安時代から行われていたといわれる、柊の枝にいわしの頭をさした「柊鰯」というものがあります。悪霊を寄せ付けないとされる柊は、鬼の目を指してくれる、という意味が込められています。

 暦の上では春を迎えますが、まだまだ寒い日が続きます。今日は、中華風の節分献立にしました。節分の行事食を食べて、福を呼び込み、元気に過ごしましょう。明日は箸が必要な日です。

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1月31日(金)

【メニュー】コッペパン りんごジャム グラタン煮 野菜スープ 牛乳

 今日は「グラタン煮」について紹介します。グラタンとは、元々「ひっかく」「掻き取る」という意味の「グラッター(gratter)」というフランス語に由来しています。そこから、「鍋にこびりついたおこげ」や「焦げ目をつける」という意味の「グラタン」に変化していったといわれています。19世紀以降、料理の表面に焦げ目をつける調理方法のことや、出来上がった料理そのものを「グラタン」と呼ぶようになったそうです。現在の日本では、「グラタン」というと、ホワイトソースを使ったマカロニグラタンをイメージしますが、焦げ目をつけたこの調理方法で作った料理は、「グラタン」と呼ばれます。

今日の給食では、一個一個の皿に分けて、焦げ目をつけて焼きたいところなのですが、量がとても多いため、いわゆる日本風の白い「マカロニグラタン」の中身を大きな釜で煮てつくりました。焦げ目はついていませんが、コクがあり、体が温まります。よくかんで食べましょう。

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1月30日(木)

【メニュー】ごはん 鶏肉の梨ソース焼き しらたきのそぼろ煮 呉汁 牛乳

 「全国学校給食週間」最終日の今日は、全国各地の郷土料理として親しまれている、「呉汁」について紹介します。呉汁の「呉」とは、大豆を水に浸し、それをすりつぶしたもののことです。呉汁は、その「呉」をみそ汁の中に入れて作ります。大豆は、「畑の肉」と呼ばれるほど、良質なたんぱく質を豊富に含んでいます。その他にも、食物繊維や無機質類、ビタミン類などが小さな粒の中にぎっしりと詰まっていて栄養価が高く、昔から日本の食生活を支えてきた食材です。豆としてそのまま食べるだけでなく、みそやしょうゆ、豆腐や納豆など、様々な形で加工されています。

今日は、なめらかなペースト状になっている大豆を、具だくさんのみそ汁に加えて呉汁を作りました。寒い季節に食べると体が温まる料理です。大豆の甘味を味わいながら食べましょう。

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1月29日(水)

【メニュー】

  ごはん たらのみりんマスタードソース にんじんしりしり 豆腐のみそ汁 牛乳

「全国学校給食週間」4日目の今日は、沖縄県の郷土料理、「にんじんしりしり」について紹介します。料理名の「しりしり」とは、正確には「しりしりー」と語尾を伸ばした発音で、沖縄県の方言で「すりおろす動作」や、すりおろす音である「すりすり」を表しています。沖縄県では、専用のすりおろし器を使っている家庭や店があり、通常の千切りよりも、太めに仕上がるのが特徴です。すりおろした人参に、炒り卵を加えて仕上げます。ちなみに、沖縄県では果物として熟す前の、青いうちのパパイヤを、野菜として食べており、人参と同様に青パパイヤの「しりしりー」も人気があるそうです。

今日は、専用のすりおろし器ではなく、通常の千切りですが、ツナともやし、そして炒り卵を加え、ボリュームとコクを加えました。人参の甘味を味わいながら食べましょう。

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1月28日(火)

【メニュー】ごはん おろしハンバーグ ごまあえ どさんこ汁 牛乳

 「全国学校給食週間」3日目の今日は、北海道の郷土料理、「どさんこ汁」について紹介します。どさんこは、漢字で北海道の「道」に、産物の「産」、そして子どもの「子」と書き、「北海道で生まれた物」を表す言葉です。今日の汁物には、北海道でたくさん生産されている野菜である、じゃがいも、人参、コーンを使っています。味付けはみそを加え、仕上げにバターを入れていることが特徴です。

北海道の農業は、広大な農地を活かし、稲作、畑作、酪農など、大規模で土地利用型の生産性の高い農業を展開しています。また、北海道の食料自給率は、令和3年時点で223%であり、国内の食料の安定供給にも重要な役割を果たしています。また、北海道内でも地域によって、郷土料理にも様々な特徴があります。それぞれの地域にある料理にも関心を深めてみましょう。

 明日も箸の日です。忘れないようにしましょう。

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1月27日(月)

【メニュー】野沢菜チャーハン 厚揚げのみそ炒め 豆乳春雨スープ ポンカン 牛乳

 今日は、事情によりみかんからポンカンに献立変更しています。「全国学校給食週間」2日目の今日は、流山市と姉妹都市である、長野県信濃町でよく作られている野沢菜を使った「野沢菜チャーハン」です。野沢菜は長野県の野沢温泉村を中心とした地域で作られたことからこの名前が付きました。昔から長野県の冬は寒さが厳しいため、畑から葉物野菜を収穫するのが難しく,畑仕事が休みになる秋の終わりに、大量の野沢菜を漬物にしていました。現在でも長野県を代表する漬物の一つとして、地元で深く根付いています。野沢菜は、元々今から270年ほど前の江戸時代中期頃、野沢温泉村の住職が、京都から天王寺かぶ、というかぶを持ち帰って、種を植えたのが始まりといわれています。天王寺かぶは、温暖な地域で育てられていましたが、野沢温泉村は標高が高く、涼しい地域だったため、突然変異を起こして、葉っぱと茎が大きくなって、現在の野沢菜になっていったといわれています。

 シャキシャキとした食感の野沢菜を味わいながら、食べましょう。

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1月24日(金)

【メニュー】いわしのかば焼き丼 れんこんのきんぴら 豚汁 牛乳

 今日、1月24日から、30日は、「全国学校給食週間」です。日本の学校給食は、1889年、明治22年に始まりましたが、戦争のために一時中断し、1947年、昭和22年1月に再開されました。この戦後再開の意義を考え、学校給食がより発展するよう、1950年、昭和25年に当時の文部省が、「学校給食週間」を制定しました。そんな1週間の初日である今日は、千葉県と流山市産の食材を取り入れた献立です。千葉県で多く漁獲されているいわしと、流山市産のわけぎを使いました。いわしは、人の体内で作ることができないDHAやEPAという成分を豊富に含みます。かば焼きは、香ばしく揚げたいわしに甘辛いタレをからめました。地域の農産物に感謝し、郷土料理にも理解を深めながら食べましょう。

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1月23日(木)

【メニュー】ツナピラフ オムレツのトマトソースかけ さつまいもの米粉スープ 牛乳

 さつまいもは、ちょうど10月頃から1月頃にかけて旬を迎えます。千葉県は、全国でも毎年上位に入る産地の一つで、特に香取市、成田市、多古町などで多く生産されています。さつまいもは、細かいたくさんの根があり、この根が土のすき間に入り込むことによって、土の栄養を集めることができます。そのため、他の作物が育たないようなやせた土地でもよく育つため、飢饉を救った食材として重宝されてきた歴史があります。千葉県では、江戸時代に農学者の青木昆陽により、現在の千葉市幕張で栽培試験が始まりました。

 今日はさつまいもを米粉のスープの中に取り入れました。米粉のやさしいとろみと、さつまいもの甘味が特徴のスープです。よく味わって食べましょう。

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1月22日(水)

【メニュー】

じゃこのガーリックライス 厚揚げと野菜の甘酢あんかけ 野菜の中華スープ 

                            レモンヨーグルト 牛乳

 今日は「じゃこのガーリックライス」について紹介します。この料理には、ちりめんじゃこ、玉ねぎ、にんにくを使っています。ちりめんじゃこは、いわしの稚魚、子どものことです。天日に平たく干して乾燥させている様子が、絹織物のちりめんに似ていることから、この名前がついたといわれています。また、玉ねぎとにんにくには、アリインという成分が含まれています。アリインは、切ったり、潰したりして、空気に触れると、アリシンという成分に変わり、強い殺菌作用があります。にんにくには、ビタミンB1も含まれていて、アリシンは、ビタミンB1とくっつくと、疲労回復効果のある成分に変わります。これらのことから、にんにくはスタミナを取り戻す効果が高いといえます。

今日のごはんは、にんにくの香りが効いています。しっかりと食べて、元気に過ごしましょう。

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1月21日(火)

【メニュー】すき焼き風丼 大根と油揚げのみそ汁 フルーツのヨーグルトあえ 牛乳

今日は、「すき焼き風丼」について紹介します。すき焼きは、元々江戸時代に神戸で発祥した料理といわれています。すき焼きは、鉄鍋で具材を焼いてから、調味液で煮る、という作り方が一般的です。料理名の由来は、鉄鍋の代わりに、「鋤き」という農具を使って作っていたから、という説もあります。すき焼きに似ている料理に肉豆腐がありますが、どちらかというと肉豆腐は煮物に、すき焼きは鍋料理に分類されることが多いようです。また、肉豆腐は豆腐、すき焼きは肉がメインになることも特徴です。

今日は一般的なすき焼きよりも肉豆腐に近い味付けですが、味がよく染みて、おいしく仕上がりました。ごはんにのせて、しっかりと食べましょう。

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1月20日(月)

【メニュー】

 コッペパン ミートソース 洋風かきたまスープ スウィートスプリング 牛乳

 今日の献立は事情により、バターライスからコッペパンに、みかんからスウィートスプリングに変更になりました。今日はスウィートスプリングについて紹介します。スウィートスプリングは、温州みかんと八朔を交配して作られた、比較的新しい品種の柑橘です。全国での収穫量もまだ少なく、スーパーではあまり見かけないかもしれません。見た目は八朔に似たゴツゴツとした皮と、やや薄い色が特徴です。少し酸っぱそうな見た目ですが、さわやかな甘味がある、おいしい柑橘です。みかんとは違った味を味わいながら食べましょう。

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1月17日(金)

【メニュー】

  メロンパン風トースト 鶏肉と野菜のトマト煮 キャベツとコーンのスープ 牛乳

 今日は「メロンパン風トースト」について紹介します。メロンパンは、日本発祥の菓子パンの一つで、昔から人気のあるパンです。名前の由来は「見た目がメロンに似ているから」「卵の卵白を泡立てたものであるメレンゲがなまってメロンパンになった」など、諸説あります。メロンパンの発祥は、今から100年ほど前と言われており、ポルトガルのお菓子、「パンデローロ」というパンの上にクッキー生地をのせたものに倣って作られたという話が有力です。一般的な昔ながらのメロンパンには、メロンの果汁は入っていないものが多いですが、最近はパン屋さんそれぞれのオリジナルメロンパンが販売されています。

 今日はメロンパン風のクッキー生地を食パンの上にのせて、オーブンで焼き上げました。メロンの果汁は入っていませんが、クッキー生地の中にレモンを少し混ぜ込み、さっぱりとした風味に仕上げています。よくかんで食べましょう。

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1月16日(木)

【メニュー】わかめごはん 大根と鶏肉の春雨煮、 じゃがいものみそ汁 牛乳

 今日は「大根と鶏肉の春雨煮」の大根について紹介します。大根は、1年を通して市場に出回っていますが、特に秋から冬にかけて本来の旬を迎えます。この時期の大根は寒さから身を守るために、細胞に糖分を蓄えるため甘味が増し、おいしくなります。白い部分には、体内において様々な化学反応を促進させる「酵素」という成分が数種類含まれています。例えば、食べ物の中のでんぷんの消化を助ける酵素は、「アミラーゼ」といいます。そのため、日本では古くから胃腸が弱ったときに、大根を食べる習慣があったそうです。また、大根は白い根の部分を食べることが多いと思いますが、緑色の葉の部分にも多くの栄養分が含まれています。

今日は鶏肉や厚揚げと野菜を炒め合わせたものに、旬の大根を取り入れました。大根や春雨は他の具材のうま味をよく吸うので、味が染みておいしく仕上がっています。冬の旬を味わって食べましょう。

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1月15日(水)

【メニュー】わかめごはん 大根と鶏肉の春雨煮 じゃがいものみそ汁 牛乳

 今日は「大根と鶏肉の春雨煮」の大根について紹介します。大根は、1年を通して市場に出回っていますが、特に秋から冬にかけて本来の旬を迎えます。この時期の大根は寒さから身を守るために、細胞に糖分を蓄えるため甘味が増し、おいしくなります。白い部分には、体内において様々な化学反応を促進させる「酵素」という成分が数種類含まれています。例えば、食べ物の中のでんぷんの消化を助ける酵素は、「アミラーゼ」といいます。そのため、日本では古くから胃腸が弱ったときに、大根を食べる習慣があったそうです。また、大根は白い根の部分を食べることが多いと思いますが、緑色の葉の部分にも多くの栄養分が含まれています。

今日は鶏肉や厚揚げと野菜を炒め合わせたものに、旬の大根を取り入れました。大根や春雨は他の具材のうま味をよく吸うので、味が染みておいしく仕上がっています。冬の旬を味わって食べましょう。

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1月14日(火)

【メニュー】豚肉と野菜のしょうが炒め丼 青ねぎのかきたま汁 アセロラゼリー 牛乳

 今日は青ねぎのかきたま汁に使っている「わけねぎ」について紹介します。わけねぎは青ねぎとも呼ばれ、流山市内でもたくさん作られている野菜です。普通の長ねぎは、土をかぶせて太陽があたらないようにすることで、白く、太い部分が多くなるように育てられたものです。ねぎの緑色の部分は、β-カロテンを多く含むので、青ねぎは色の濃い野菜である緑黄色野菜に分類されます。骨を強くするカルシウムや血を造るもととなる、葉酸という無機質も含む、栄養価の高い野菜です。

今日は、かきたま汁に普段よく食べている長ねぎと、わけねぎの両方を入れました。ねぎの香りを味わいながら食べましょう。

明日は箸の日です。忘れないようにしましょう。

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1月10日(金)

【メニュー】菜めしじゃこごはん 肉じゃが 雑煮汁 牛乳

 今日は、明日1月11日の鏡開きにちなみ、汁物に小さな紅白のもちを入れました。「鏡開き」は1年の家族の健康を祈り、お正月の間、神様にお供えしていた鏡もちを割ってお雑煮やおしるこにして食べることをいいます。鏡もちを飾る風習は、室町時代頃から始まったと言われ、魂が宿っているとされています。また、2段のもちは、太陽と月を表し、「福が重なる」「円満に年を重ねる」という意味があります。ちなみに、もちを鏡と呼ぶのは、昔の「銅鏡」というものに似ているからといわれています。もちを割るときは、刃物を使うと切腹を連想させるため、刃物を使わず木づちなどで割ります。また、「割る」という言葉は縁起がよくないため「鏡を開く」といわれるようになりました。

このように、鏡開きには色々な意味があります。古くから伝わる行事について理解を深めて食べましょう。

 

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1月9日(木)

【メニュー】ごはん メンチカツ 五目煮 白菜と油揚げのみそ汁 牛乳

 今日はみそ汁に入れている野菜、「白菜」について紹介します。白菜は、甘味とうま味がたっぷりと詰まった冬野菜の一つです。水分が多く含まれますが、免疫力を高める「ビタミンC」や、高血圧を予防する無機質である「カリウム」も含まれています。白菜のうま味成分は、「グルタミン酸」という成分で、特に芯の部分に多いです。このグルタミン酸は、昆布やトマトにも含まれているものです。浅漬けなどのイメージから、日本では昔から食べられていたのではと思われがちですが、意外にも歴史は浅く、今からおよそ120年から130年前に、中国から持ち込まれたものといわれています。

 今日はみそ汁に入れていますが、白菜は洋風のクリーム煮などの料理にもよく合います。今が旬の白菜を色々な料理で味わいましょう。

 明日も箸の日です。忘れないようにしましょう。

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令和7年1月8日(水)

【メニュー】チキンカレーライス 海藻サラダ マスカットゼリー 牛乳

 今日から3学期の給食が始まりました。初日は定番の人気メニュー、チキンカレーライスです。今までも紹介したことがありますが、カレーの日は調理員さんが朝からたくさんの野菜を切っています。その中でも、今日はカレーをおいしく作るために欠かせない材料の一つである、玉ねぎについて紹介します。

 玉ねぎは、生で食べると辛味が強く感じられますが、加熱することで辛味成分が分解され、甘味が引き出されます。カレーに玉ねぎを加えるのは、甘味と香ばしさが加わるためです。そのため、給食のカレー作りでは、2種類の玉ねぎの切り方をしています。1種類は「あめ色玉ねぎ」と呼ばれる、炒める玉ねぎ用、もう1種類は具材用です。「あめ色玉ねぎ」は、玉ねぎを炒めることで玉ねぎに含まれている「アミノ酸」という成分と、糖分がくっつき、香り成分が引き出されるので、香ばしさがあります。

 今日は1400人分のカレーに、玉ねぎを合計85kg、およそ420個分使いました。玉ねぎを味わいながら、しっかりと食べて元気に過ごしましょう。

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12月19日(木)

【メニュー】コーンピラフ タンドリーチキン ミネストローネ チョコクレープ 牛乳

 今日は、来週のクリスマスにちなんだメニューです。クリスマスカラーといえば、赤、緑、白、そして金、銀などがあります。今日の献立には、赤や緑などを取り入れました。また、タンドリーチキンは、朝からにんにく、しょうが、玉ねぎ、ヨーグルト、ケチャップ、カレー粉を混ぜたタレにしっかりと漬け込み、香り良く焼きました。焼きたてを届けらないのが残念ですが、味がしっかりとなじんでいるので、冷めてもおいしく仕上がっています。

今日で2学期の給食も最終日です。元気に過ごせるように、給食のない日も食事をきちんととりましょう。

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12月18日(水)

【メニュー】梅ちりめんごはん 肉豆腐 かぼちゃのみそ汁 牛乳

 昨日に引き続き、今日の給食は、今週の土曜日、12月21日の冬至にちなんだ献立です。冬至は暦をあらわす二十四節気の一つで、北半球で太陽の位置が一年で最も低くなる日のことを指します。このため、1年の中で最も昼が短く、夜が長くなります。昨日は冬至の行事の一つである柚子湯について紹介しましたが、冬至に食べると良いと言われている食べ物にはどんなものがあるでしょうか?冬至は太陽の力が一番弱まった日ですが、翌日からは再び強まる、ということから、太陽がよみがえる日ともいわれます。そのため、運が向いてくるようにと、冬至には「ん」のつく食べ物を食べます。そこで、今日の給食には、みそ汁にかぼちゃを入れました。かぼちゃは漢字で書くと「南」の「瓜」と書き、「なんきん」とも読めるためです。これらの食材は、縁起担ぎだけではなく、栄養をつけて寒い冬を乗り越えるための知恵でもあります。ぜひ、冬至の21日にも、家で「ん」のつく食べ物を食べてみましょう。

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12月17日(火)

【メニュー】ハヤシライス 野菜のごまサラダ 柚子ゼリー 牛乳

 今日と明日の給食は、今週の土曜日、12月21日の冬至にちなんだ献立です。冬至は暦をあらわす二十四節気の一つで、北半球で太陽の位置が一年で最も低くなる日のことを指します。このため、1年の中で最も昼が短く、夜が長くなります。冬至には体を温め、厄払いの意味がある柚子湯に入ることは有名ですね。諸説ありますが、「柚子」は「融通が利く」、「冬至」は「お湯」に「治療の治」と書く「湯治」にかけて、柚子湯に入るようになったとも言われています。

 今日は、柚子を使ったゼリーをつけています。さわやかな香りを味わいながら食べましょう。

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12月16日(月)

【メニュー】ねぎにんにくチャーハン 厚揚げの中華炒め 白菜と肉団子のスープ 牛乳

 今日は「ねぎにんにくチャーハン」について紹介します。この料理には、豚肉、長ねぎ、わけねぎ、しょうが、にんにくを使いました。長ねぎとにんにくには、アリインという成分が含まれています。アリインは、切ったり、潰したりして、空気に触れると、アリシンという成分に変わり、強い殺菌作用があります。豚肉とにんにくには、体を動かすエネルギーをうまく活用するために必要なビタミンB1も含まれていて、アリシンは、ビタミンB1とくっつくと、疲労回復効果のある成分に変わります。これらのことから、にんにくはスタミナを取り戻す効果が高いといえます。また、わけねぎは青ねぎとも呼ばれ、流山市内でもたくさん作られている野菜です。ねぎの緑色の部分は、β-カロテンを多く含むので、わけねぎは色の濃い野菜である緑黄色野菜に分類されます。骨を強くするカルシウムや血を造るもととなる、葉酸という無機質も含む、栄養価の高い野菜です。

 しっかりと食べて、風邪やインフルエンザに負けないよう、元気に過ごしましょう。

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