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3月6日(木)

【メニュー】赤飯 鶏のから揚げ 五目煮 沢煮椀 牛乳

 今日は、「赤飯」について紹介します。もうすぐ卒業式ということで、お祝いの意味を込め、赤飯を取り入れました。赤飯によく使われる赤い豆には、「小豆」と「ささげ」があります。昔、関東ではささげの栽培が盛んだったことから、ささげを使って作る地域も多いようです。小豆との違いは、皮が破けにくいことがあげられます。赤飯は昔から作られている料理ですが、元々は赤い豆を入れていたのではなく、赤い色をした米である「赤米」を蒸したものでした。赤米は、縄文時代に初めて日本に伝わってきた米で、炊き上がると赤飯のような色になります。日本では、古くから赤い色には邪気を払う力がある、と考えられていたため、お祝いの席で赤飯がふるまわれるようになりました。

 今日の赤飯も、給食室で朝から豆を煮て作りました。もち米のもちもちとした食感と、豆の風味を味わいながら食べましょう。

明日も箸が必要な日です。忘れないようにしましょう。