R5年度 献立紹介
食育(5月 2日 火曜日)
5月2日(火曜日)
『牛乳 鰹(かつお)めし 大根と鶏肉の照り煮 沢煮椀 西尾の抹茶プリン』
今日は今が旬の「鰹」を使った「鰹めし」です。鰹は、春になると九州から北上して千葉県沖でたくさん漁獲されます。江戸時代には「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」と詠われていました。江戸っ子たちが、さわやかな新緑の季節に「初鰹」が出回るのを待ちわびていました。日本の食文化は、季節を感じたり、旬の食材を大切にしているのでいち早く季節のおいしい食材を味わうことが大きな喜びでした。
鰹めしは、静岡県産の鰹を甘辛く煮て、炊きたてのご飯にさっくり混ぜ合わせました。鰹は、たんぱく質の塊です。赤い部分は血合(ちあ)いと呼ばれ、鉄分も多く含まれ、私たちの体に必要な栄養素です!鰹めしをよくかんで、味わって食べましょう。
立春(りっしゅん)から88日目を「八十八夜(はちじゅうはちや)」と呼び、今年は、5月2日がその日にあたります。昔から「八十八夜(はちじゅうはちや)に新茶を摘み、その新茶を飲むと長生きをする」といういい伝えがあります。
今日は新茶の季節にちなんでデザートは抹茶のプリン。抹茶は、体にとても良いので、風味を味わいながら食べましょう。
食育(5月 1日 月曜日)
『牛乳 ハヤシライス コーンサラダ 白玉フルーツポンチ』
【左写真:580人分のハヤシライス作成中】【右写真:各クラスの食缶はコンテナに入れて各学年に運びます】
今日は、ご飯にハヤシライスのルーをかけて食べる「ハヤシライス」。豚肉をたっぷり使い、玉ねぎや人参、じゃが芋も加え、栄養満点です!仕上げに赤ワインも加え、香り豊かなルーが、でき上がりました。野菜もしっかり使い、栄養バランスが良いので、炊きたてのご飯にたっぷりかけて、もりもり食べましょう。
「コーンサラダ」は新鮮な野菜、春キャベツときゅうり、人参、北海道産の甘いコーンを使っています。給食室特製のドレッシングは、ごま油と酢、しょう油、塩、こしょうを合わせて作り、ごま油風味のきいたおいしいドレッシングです。新鮮な野菜にはビタミンやミネラル、食物せんいが多く含まれています。のどや鼻の粘膜を丈夫にしたり、お腹(なか)の調子を整える働きがあります。
夜は、まだまだ、すずしい日が多く、昼間との気温差が大きく体調をくずしがちです。「コーンサラダ」をもりもり食べて、体調をくずさないように心がけましょう。
食育(4月28日 金曜日)
『牛乳 ひじきご飯 焼きししゃも(2本) 手作りかぼちゃ団子汁 カスタードプリン』
今日は海のミネラルを吸収して育った「ひじき」を使った「ひじきご飯」です。乾燥しているひじきを水で戻してから、鶏ひき肉と油揚げ、人参を一緒に大きな釜で煮込みました。削り節から丁寧にとっただし汁で煮ているので、旨味もプラスされ、とてもおいしい「ひじきご飯」ができあがりました。
ひじきの栄養には、カルシウムや鉄分などのミネラルが多く含まれています。ミネラルは、私たちの体内ではつくられないので、食べ物から摂取するしかありません。「ひじきご飯」をもりもり食べて、体に大切なミネラルをしっかり摂取しましょう!
焼きししゃもは、頭からしっぽまで丸ごと食べられる小魚です。骨ごと食べられので、カルシウムを多く摂取することができます。中学生は成長期。ししゃもを食べて丈夫な骨を造りましょう。
汁物のかぼちゃ団子は、豆腐と白玉粉、米粉を練って、一個ずつ調理員さんたちが丸めてくださいました。豆腐と かぼちゃの栄養がしっかり取れる、モチモチっとした食感のお団子です。よくかんで、味わって食べましょう。
食育(4月27日 木曜日)
『牛乳 流山産小松菜のペペロンチーノ しゃぶしゃぶサラダ 手作り苺マフィン』
今日は、流山産小松菜をたっぷり使用した「ペペロンチーノ」です。イタリア語でペペロンチーノとは「唐辛子」という意味です。日本では唐辛子のピリっとした辛さとガーリックの風味が人気のパスタです。
流山産小松菜は、流山市在住の中山さんが丁寧に育てていただいた小松菜を使用しています。収穫したばかりの葉がパリッといきいきとした小松菜を朝早く届けてくださっています。新鮮な小松菜は、栄養価も高く、カルシウムが特に多く含まれており、私たちの骨の成分となります。香りや味を楽しみながら、食べましょう。
手作りの苺マフィンは、小麦粉や米粉、バター、牛乳を加えた生地に苺も加えました。調理員さんたちが、一個ずつ丁寧にカップに生地を注ぎ、オーブンで焼き上げました。ふっくらした食感と苺の風味がおいしくできました。よくかんで、味わって食べましょう。
食育(4月26日 水曜日)
『牛乳 ご飯 韓国風焼きのり めばるの竜田揚げ 磯香和え 呉汁(ごじる)』
今日は、ご飯を中心に、汁物と主菜、副菜がそろった「和食」。なんと和食は、世界中から認められ、ユネスコ無形文化遺産に登録されています登録された理由として、和食は季節を感じ、自然を尊重し、行事や食文化を大切にする心が認められたからですそして、日本人が昔から食べられてきているお米を大切にして、味わって食べてほしいと思います。
海に囲まれている日本では、魚が豊富です。今日の給食の「めばる」は、春が旬のお魚。丸い大きな目が特徴。 日本では北海道から九州までの幅広い海域で漁獲される近海魚、春告魚(はるつげうお)と呼ばれています。透明感のある白身魚で、味わいにクセがないので、お刺身でもおいしくいただけます。
給食では、生姜じょう油で下味をつけ、片栗粉をまぶし、油でカラっと揚げました。ご飯とも相性がよいので、よくかんで、味わって食べましょう。
汁物の「呉汁」の「呉(ご)」とは、大豆をすりつぶした物をいいます。良質の大豆たんぱくをたっぷりとれるようにと、宮城県の郷土料理にもなっています。野菜がたっぷり入り、栄養満点の呉汁をもりもり食べて、風邪をひかないようにしましょう!