R5年度 献立紹介
食育(5月12日 金曜日)
『牛乳 かやくご飯 チキン味噌カツ いんげんのごま和え なめこの味噌汁』
今日は具沢山の「かやくご飯」です。「かやく」とは漢字で書くと、加えると薬で加薬(かやく)と書きます。加薬は、混ぜご飯や五目ご飯、うどん、そばに入れる具材のことを指します。かやくご飯は、ご飯に味を付けて、具材も入るので、冷めてもおいしく、おかずがなくても食べられ、昔の人の知恵がつまっているご飯です。給食の「かやくご飯」は、鶏肉や油揚げ、人参、ごぼうなど7種類の具材を使い、栄養バツグンです!いろいろな食材の食感も楽しみながら、よくかんで、味わって食べましょう。
今が旬の「さやいんげん」。春から初夏にたくさん収穫され、やわらかくて、甘みがあり、とてもおいしいです。さやいんげんは、緑(りょく)黄色(おうしょく)野菜(やさい)の仲間(なかま)。ビタミンAやビタミンC、ビタミンB1(びーわん)、カリウムなど栄養(えいよう)万能(ばんのう)な食材です。今日は、練りごまと白すりごまをたっぷりつかったごま和えです。コクもプラスされ、おいしいです。旬のさやいんげんを味わって食べましょう。
食育(5月11日 木曜日)
『牛乳 中華おこわ 鰹(かつお)のおろし揚げ 豆腐とキャベツのアジアンスープ タマゴプリン』
今日はもち米とうるち米を合わせて炊いた「中華おこわ」。もちもちっとした食感が、美味しいです。豚肉とぜんまいやたけのこ、えのきなどの山菜を一緒に煮て、炊きたてのおこわにさっくり混ぜ合わせました。ごま油の風味のきいた中華おこわができ上りました。具材もいろいろ入り栄養バツグンなので、もりもり食べましょう。
今が旬の「鰹のおろし揚げ」は、鰹の切り身に片栗粉をまぶし、油でカラッと揚げ、特製のおろしダレをたっぷりかけました。大根おろしのさっぱりしたタレなので、鰹とも相性がよく、とてもおいしく食べられます。昔から新緑の季節には、鰹が九州から北上してくるので、日本の近海では、鰹がたくさん漁獲されていました。
鰹は魚へんに堅いと書きます。漢字のごとく、鰹は身が固く、たんぱく質の塊。赤い部分は血合いと呼ばれ、鉄分が多く含まれています。 貧血ぎみの人はもちろんのこと、成長期のみなさんもしっかりかんで、旬の鰹を味わって食べましょう。
食育(5月10日 水曜日)
『牛乳 ご飯 竹輪の磯辺揚げ 豚肉と切干し大根の炒め煮 新じゃがの味噌汁』
今日は、ご飯のおかずに合う「竹輪の磯辺揚げ」です。四分の一にカットした竹輪に小麦粉と水、伊勢産青のりを混ぜた生地をつけて、一個ずつ丁寧に油でカリッと揚げました。三重県の伊勢湾でとれた青のりを使用しているので、磯の香りがとても良いです。
青のりは、海藻の仲間なので、海で成長し、ビタミンやミネラルが豊富。磯の香りを味わいながら竹輪の磯辺揚げを食べましょう。
副菜の「豚肉と切干し大根の炒め煮」はスタミナのつく豚肉とにんにくを炒め、切り干し大根など5種類の食材を使っています。
切干し大根は、冷蔵庫のない時代、たくさん収穫された大根を細くきざみ、天日干しして、保存していました。大根を天日干しすることにより、水分が蒸発して保存性がアップします。さらに、甘みと栄養価も上がり、中でも、カルシウムが20倍になったり、食物せんいもアップします。
しっかり味つけをしているので、ご飯のおかずにぴったりです!栄養満点の切干し大根をもりもり食べて、午後も元気に過ごしましょう!
食育(5月 9日 火曜日)
『牛乳 あさりご飯 肉じゃが 焼き鮭と卵のすまし汁』
今日は旬のあさりを使った「あさりご飯」です。あさりは、春から初夏にかけて産卵期を迎える今ごろが美味しくなります。産卵期をむかえると、あさりの身がふっくらとして栄養があります。あさりは、よく貝塚から出土(しゅつど)されるほど、日本人が石器(せっき)時代(じだい)のころから食べている食材です。このおおぐろの地でも貝がたくさん出土されています。
あさりの栄養は、たんぱく質をはじめ、鉄分、カルシウム、タウリンなど体に必要な栄養素をたくさん持っています。今日はふっくらしたあさりと油揚げ、流山産わけぎと一緒に煮て炊きたてのご飯にさっくり混ぜ合わせました。栄養バツグンのあさりご飯を味わって食べましょう。
新じゃがをたっぷり使った「肉じゃが」は、給食室の大きな釜でじっくり煮ました。長崎産の新鮮な新じゃがは、甘みとホクホク食感で、とてもおいしいです。今日は「流山白みりん」をたっぷり使っているので上品な甘さが口の中に広がります。いろいろな食材をよくかんで、味わって食べましょう。
食育(5月 8日 月曜日)
『牛乳 マーボー丼 ワンタンスープ 豆乳ゼリーのフルーツ和え
今日は豆腐たっぷり栄養バツグンの「マーボー豆腐丼」です。給食のマーボー豆腐は、豆腐や豚肉、人参、長ねぎ、にらなど9種類の食材を使っています。豚ひき肉を炒める時に、にんにくと生姜、豆板醤を加え、香りづけをしました。さらに、野菜を炒め、中華料理の定番調味料、甜麵醬(テンメンジャン)をたっぷり使いました。甜麵醬とは小麦粉と塩、麹(こうじ)から作られている中国の味噌です。料理にコクをプラスする万能調味料。日本の味噌と同じで発酵食品なので体にも大変良いです。マーボー豆腐をご飯にたっぷりかけて、味わって食べましょう。
デザートの「豆乳ゼリー」は大豆を絞った豆乳100%使用し、固めています。豆乳は植物性たんぱく質やカルシウム、鉄分などのミネラル、食物せんいが豊富に含まれいるので体にとても良いです。給食室特製のシロップとビタミンC豊富な3種類のフルーツと合わせて食べましょう。気温が安定しない季節の変り目は体調をくずしがち。栄養バランスを考えて、もりもり食べてほしいです