令和7年度 献立紹介
食育(11月 5日 水曜日)
『牛乳 ご飯 よくかむふりかけ 鯖塩焼きのおろし添え 豚汁 黄桃』
今日は、ご飯を中心に、おかずを揃えた「和食」お米は、千葉県産「ふさこがね」の新米を使用し、「地産地消」を推進しています
通常よりも早く収穫され、出荷するお米のことを「早場米(はやばまい)」と呼び、千葉県産「ふさこがね」は、8月下旬ごろ頃に収穫される早場米です
新米は、「つや・香り・粘り」が最高の状態になっています。新米は、水分量を0.2%ほど減らして炊くのがポイント
新米ご飯をよくかんで、甘みや香りを味わいながら食べましょう
「鯖塩焼きのおろし添え」は、脂ののった鯖をオーブンに並べて、焼き上げました大根おろしにしょう油や白みりん、酒で味付けをし、焼きたての鯖にたっぷりかけました
青魚の仲間の鯖には、皮と身の間に脂がたっぷりのっているので、皮ごとたべるのが、美味しさのポイントです
大根には、ビタミンCが豊富に含まれており、のどや鼻の粘膜を強くする働きがありますまた、ジアスターゼという消化を助ける成分がふくまれているので、胃もたれや胸やけを防いでくれます
「鯖塩焼き」とさっぱり味の大根おろしを一緒に食べてみましょう
食育(11月 4日 火曜日)
『牛乳 食パン 苺&マーガリン オムレツのきのこソース クラムチャウダー ツナサラダ』
今日の主食は「食パン」ですパンに苺ジャムやマーガリンをつけたり、オムレツのきのこソースをはさんで食べたり、クラムチャウダーをつけて食べても美味しいです
具沢山のクラムチャウダーは「あさり」の旨みがきいたクリーミーなスープ「クラム(Clam)」は英語で「貝」のこと、そして「チャウダー(Chowder)」は、フランス語の「大鍋」が語源になっています
あさりには、私たちが元気に過ごすために、とても大切な栄養素が含まれていますそれは、鉄分です
鉄分は、血液の中で酸素を運ぶ役割をしています
特に、成長期のみなさんは、運動量も多いので、貧血を予防するためにも、鉄分はしっかり摂りたい栄養素です
また、じゃが芋や野菜からは食物繊維やビタミンも摂れるので栄養満点
だんだん寒さも厳しく、ウィルスも活発になってくるので、栄養バツグンの「クラムチャウダー」をもりもり食べて、ウィルスに負けないようにしましょう
食育(10月31日 金曜日)
『牛乳 じゃこピラフ ポークビーンズ 手作りパンプキンマフィン』
今日は大分県産のちりめんじゃこを使った「じゃこピラフ」です大分県の別府湾では、しらす漁が盛んです
黒潮にのって、北上してくる「しらす」は「ちりめんじゃこ」としても親しまれています
イワシの稚魚のしらすとちりめんじゃこの違いは、乾燥度の違いですが、カルシウム量は、ちりめんじゃこの方が多くしらすの約10倍もあります
「じゃこピラフ」を食べて、骨を丈夫にしましょう
「ポークビーンズ」は、豚肉と豆をトマトで煮込んだ料理です。やわらかい豚肩ロースやじゃが芋、玉ねぎ、白いんげん豆を使い、コトコトと煮込みました。仕上げに生クリームを加えました体の芯から温まるので、味わって食べてみましょう
デザートは、「ハロウィン」にちなんで、手作りの「パンプキンマフィン」ですハロウィン柄のカップにかぼちゃを加えた生地を入れ、オーブンで焼き上げました
かぼちゃの栄養もプラスされています
外国では、秋の収穫をお祝いしたり、先祖の霊をお迎えするとともに悪霊を追い払う行事でもあるそうです
食育(10月30日 木曜日)
『牛乳 かやくご飯 ししゃもフライ 菊花和え さつま汁』
今日は、関西発祥の郷土料理「かやくご飯」ですご飯に混ぜる具材は、加える薬と書き「加薬」といい、薬のように体に良いという意味合いで付けられました
一般的には、炊き込みご飯や五目ご飯と同じです
歴史的には、室町時代ごろから広まり、庶民の味として親しまれてきました
今日は、7種類の加薬にしっかり味をつけてあり、冷めても美味しいので、よくかんで、もりもり食べましょう
「ししゃもフライ」は、まるごと食べられるししゃもにパン粉をつけて、油でカラッと揚げましたししゃもは、骨まで食べられるので、カルシウムやたんぱく質をたくさん摂ることができます
また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDやコラーゲン、DHAなども含まれています
ししゃもは、栄養満点なのでよくかんで、食べましょう
「菊花和え」は、今ごろから咲く食用の菊の花びらを加えました菊は、日本の秋を代表する花
皇室の家紋に使用されていることでも有名です
食用の菊は、山形県や愛知県で栽培されており、和え物などに使われます。秋の季節を感じながら、味わって食べてみましょう
食育(10月29日 水曜日)
『牛乳 ご飯 鯖の味噌煮 ひじきの炒り煮 のっぺい汁』
今日は、ご飯に合うおかず「鯖の味噌煮とひじきの炒り煮」です「鯖の味噌煮」は、脂がのっているノルウェー産の鯖を使い、給食室の大きな釜で、特製の味噌でじっくり煮込みました
鯖は、皮が青い「青魚」の仲間。他に、鰯や鯵秋刀魚も青魚に分類されます青魚は、皮と身の間に脂がたくさんのっており、皮ごと食べるのが美味しさのポイントです
鯖の脂の成分、DHAは、人の体に必要な脂肪酸
DHAは、脳を元気にする作用があり、考えたり、記憶したりするのに大切な成分です
骨があるので、お箸で上手にほぐしながら、よくかんで、食べましょう
「ひじきの炒り煮」はベーコンをにんにくと赤唐辛子で炒め、塩ベースの味つけになっていますひじきには鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富
不足しがちなミネラルをしっかり摂って、丈夫な体をつくるように心がけましょう