今日の給食

【 全国学校給食週間：長野県の献立 】

牛乳　おやき風混ぜごはん　凍り豆腐のごま和え　すいとん

長野県信濃町は流山市の姉妹都市のひとつです。それにちなんで、今日のごはんは長野県でたくさん作られている「野沢菜漬け」を混ぜ込んだごはんです。野沢菜な青菜のひとつで、雪深い長野県では、冬になる前に保存食として漬物を作る風習があり、今でも特産品として有名な食材です。「おやき」とは小麦粉を皮にして包んだ焼きまんじゅうのような郷土料理で、中のあんには野沢菜漬けもよく使われます。今日は、野沢菜漬け・豚肉・にんじんを炒めて具を作り、炊きあがったごはんに混ぜ合わせました。また、ごま和えに使っている凍り豆腐も寒い地域で重宝されてきた保存食のひとつです。地域によっては、しみ豆腐や高野豆腐などとも呼ばれます。なかなか食べ慣れない食材かもしれませんが、味が染みて食べやすくなるように、あらかじめ甘く煮含めたあとで野菜と和えました。

【 全国学校給食週間 】

牛乳　胚芽ロール　白身魚のピザ焼き　ジャーマンポテト　ＡＢＣスープ

今日のお魚は、「たら」です。ピザ焼きは、トレーにたらの切身をのせ、玉ねぎ・ピーマン・ケチャップなどをよく煮詰めたピザソースとチーズをのせてこんがりと焼きました。チーズは、乳アレルギーに配慮し、豆乳が原材料になったチーズを使用しています。スープは、アルファベット型のマカロニ入りです。かわいらしい見た目もあり、子どもたちに人気のあるメニューです。

【 全国学校給食週間：ハワイの献立 】

牛乳　カレー味ごはん　フリフリチキン　レモンドレッシングサラダ　チキンロングライススープ　ぽんかん

今日は、ハワイ料理をイメージした献立で、「フリフリチキン」と「チキンロングライススープ」です。「フリ」は、ハワイの言葉で「回す」という意味があり、串に刺した鶏肉を回しながら焼いていたことからこのような名前がついたのだそうです。ケチャップ・パイナップルジュース・砂糖・しょうゆ・にんにく・しょうがなどで下味をつけた鶏肉をオーブンでこんがりと焼き、別に煮詰めておいた同じ味のタレをかけました。カレー粉と炊いたごはんとの相性もぴったりで、さわやかな甘酸っぱさからは、南国の雰囲気を感じることができたのではないでしょうか。また、スープの名前にある「ロングライス」は「春雨」のことで、あっさりとした塩味のスープです。

牛乳　焼肉チャーハン　さつまいもの甘辛あえ　中華卵コーンスープ

チャーハンは、下味をつけた豚肉を炒めて混ぜ込んだレシピです。たっぷりのお肉と甘辛い味つけが、チャーハンの中でも特に人気が高いメニューです。さつまいもの甘辛あえのタレは、大学いもとは少しちがってオイスターソースを使っているので、甘いけれどおかずっぽくもある味つけです。子どもたちはぱくぱくとよく食べていて、「また出して！」という声も挙がっていました。

【 全国学校給食週間：給食の始まりの献立 】

牛乳　ごはん　のり　鮭の塩焼き　キャベツとたくあんのごま和え　豚汁　ゼリー

今日からの１週間は「全国学校給食週間」です。この期間には、給食の役割や重要性について知ってもらうために様々な取り組みが行われます。

今日は、給食が始まったころの食事をイメージした献立です。日本の給食は、明治２２年、山形県にある小学校でお昼ごはんを持ってくることができない子どもたちのための食事を出したのが始まりです。内容は、おにぎり・焼き魚・漬物などだったそうです。このことから、今日のメニューは、「白いごはんとのり」「鮭の塩焼き」「漬物（たくあん）が入った和え物」にしました。高学年の子どもたちの中には、ごはんにのりを器用に巻いて、小さなおにぎりをいくつも作って食べている子もいました。和え物は、たくあんのポリポリとした食感が感じられます。

牛乳　煮込みうどん　じゃがいものそぼろ煮　米粉の抹茶蒸しパン

今日のうどんと煮物は、どちらもしょうゆをベースにした味つけなので、うどんはさらっと塩味を強めに、煮物はこってりと甘味を強めに味つけをすることで、味の差を出せるようにしました。うどんには、豚肉・油揚げ・大根・にんじん・長ねぎ・小松菜が入っています。蒸しパンは、抹茶味です。米粉で作っているので、さっくりとした食感になります。抹茶の鮮やかな緑色をした生地に、小豆の甘納豆も入れています。苦味もある食材なので、「抹茶好き！」という子と、「苦手・・・」という子と、どちらも見られました。

【カレーの日献立】

牛乳　チキンカレーライス　コールスローサラダ　はるか

１９８２年１月２２日、当時家庭料理の人気メニューだったカレーライスを学校給食でも出そう！と全国一斉にカレーライスを提供したことから、この日が「カレーの日」となりました。大きな釜になみなみと作ったカレールウは、どのクラスでもすぐに空っぽになり、いい表情で食べている子どもたちをたくさん見ることができました。デザートのはるかは日向夏の仲間の柑橘です。黄色くて酸っぱそうな見た目をしていますが、酸味も苦味も少なく、優しい甘さをしているのが特徴です。

牛乳　ごはん　ししゃもフライ　五目きんぴら　沢煮椀

今日のお魚は、「ししゃも」です。頭から尻尾までパン粉に包まれ、サクサクと香ばしいフライになっています。身の中には魚卵もしっかりと詰まっていました。骨まですべて食べることのできる魚からは、成長期に大切なカルシウムをとることができるため、子どもたちにはぜひ食べてほしい食材です。なかなかに苦戦している子もいましたが、「ししゃも美味しかった！」と伝えてくれる子もいました。少しずつ挑戦することで、段々と食べ慣れてもらえたらと思っています。五目きんぴらは、じゃがいもを加えたボリュームのある炒め煮です。そのほかにも、ごぼう・にんじん・さつま揚げ・こんにゃくを加えました。仕上げには一味唐辛子を少し加えて、味にメリハリをつけています。

牛乳　黒糖パン　ポークビーンズ　洋風かきたまスープ

今日のパンは、いつもよりも濃い茶色をした黒糖パンです。普通のコッペパンよりもほんのり甘くて香ばしい味がするので、何もつけなくてもおいしく食べられます。子どもたちからも人気のあるパンです。ポークビーンズのトマト味ともよく合い、ちぎったパンでお皿をきれいにぬぐっている子の姿もありました。ポークビーンズには、豚肉・ウインナー・大豆・ひよこ豆・玉ねぎ・にんじん・じゃがいも・グリンピースを使い、少ない水分で煮込むことで濃厚な味になるように仕上げています。

牛乳　ごはん　豆腐ハンバーグ おろしソース　おかか和え　野菜のごま汁

今日の主菜は、豆腐が入ったあっさりとやわらかなハンバーグです。大根おろしとえのきたけを使った和風おろしソースをかけました。おかか和えは、オーブンで香ばしく焼いた削り節を、ゆで野菜と合わせました。削り節が野菜から出る水分や調味液を吸ってくれるので、時間が経っても味がぼやけにくくなります。削り節自体もうまみ成分が豊富な食材なので、減塩かつおいしく野菜を食べることのできる料理です。