2025年7月の記事一覧
春日部共栄中学校の皆さんが英語で郷土資料館を紹介してくれました
7月9日、春日部共栄中学校の3年生の皆さんが、郷土資料館に来館されました。
英語授業の一環の活動で来館された皆さんは、春日部市内のいろいろなスポットを外国人観光客向けに紹介するもので、自分たちで見どころを英語で説明し、動画を撮影していました。
中学生の皆さんは、自分たちで作った台本や原稿どおりに、カメラワークを工夫し、時折ジェスチャーを交え、外国人の先生の指導をうけながら、郷土資料館を紹介してくださいました。
鎌倉時代のコーナーでは、兜をかぶって紹介。
江戸時代は、松尾芭蕉の弟子曽良の顔ハメで紹介。
初めは恥ずかしがっていましたが、先生との英会話、資料館内を楽しみながら、主体的に英語を学習しているように見えました。
撮影した動画は、学校内の学習で使用され、外部への公開・公表はないそうです。
近年、郷土資料館には、某アニメキャラクターのスタンプラリーで多くの外国人観光客が訪れています。資料館では、外国の方に春日部の魅力を知っていただくために、案内サインなど多言語表記に少しずつ取り組んでいるところですが、ごくごくわずかです。市域全体でも、外国人向けに春日部の魅力を英語で紹介するというニーズが高まってきているのは間違いないと思います。ですから、中学生の皆さんの取り組みは、実は実社会で役立つかもしれません。
生徒・学生たちの英語の学習になり、かつ社会に役立つことになれば、これほどよいことはない。そんな話を、中学校の先生にお伝えしました。
ぜひ、今後とも郷土資料館を教材として、そして多言語化する対象として、ご活用くだされば幸いです。