校長室から
保護者からのお手紙
本日,1人の保護者からお手紙をいただきました。
学校便りを11月からリニューアルしたことや校長からの一言についてのご意見でした。
日々の教育活動は,学年便りや学級だより,ホームページ等で,できるだけお伝えできるようにしています。毎日の出来事はその都度更新するようにしています。お陰さまで,アクセス数が年度当初よりも大きく増え,平日は1日で300回以上,11月の1ヶ月で6583回もの閲覧をいただきました。皆様の関心の高さを知ることができました。
学校便りについては,単なるお知らせだけではなく,高野山小学校の学校経営や教育活動を,一層ご理解いただけるように,メッセージ性のある内容にしたいと考え,新聞形式に改めました。少し内容が多くなり,読みにくさはあるかとは思いますが,校長としての思いをお伝えできるように工夫いたしました。
お手紙は,その内容に共感していただい旨を,美しい手書きの文字で綴ってありました。読ませていただいた瞬間,嬉しさがこみ上げてきました。本当に嬉しくて,何度も何度も読み返しました。私の思いを,受け取って下さった方がいたことの喜びを実感しました。
今は,メールや電話で要件を済ませることが多い中,このようなお手紙でのご意見は,本当に貴重です。学校に対するご意見やご要望がありましたら,頂戴できると嬉しく思います。
実現可能なものと難しいものとはありますが,学校教育改善に役立てていきたいと思います。
iPad 20台の寄贈を受けました
これからが,流行の時期となりますので,全校をあげて予防に取り組んでいきたいと思いますので,ご協力をお願いいたします。
12月3日(水)に,我孫子市教育委員会は,科学雑誌「ニュートン」を発行しているニュートンプレス社から,40台のiPadの寄贈を受けました。そのうちの20台を高野山小学校に頂けることになりました。このタブレット端末には,現在,6年生理科の教材がインストールされています。将来的には,4年生以上の教材がインストールされる予定です。
この端末は,インターネットには接続されていませんが,写真や動画を撮影する機能や各教室の大型テレビに簡単に接続でき,活用が可能です。どのように使えば,楽しく分かりやすい学習ができるのか,研修を行いながら効果的な活用の仕方を工夫したいと考えています。
ご期待下さい。
寄贈された20台のiPad
大型テレビと接続し,
教材(ろうそくの仕組み)を提示
寄贈を受ける倉部教育長
・・・私も贈呈式に参加しました。
師走を迎えて
平成26年も残すところ,1ヶ月となりました。4月に着任以来,子ども達の大きな事故や怪我もなく,安全に過ごすことができたことを本当に嬉しく思います。その背景には,保護者や地域の方のご理解・ご協力があったからこそと,感謝しております。
「師走」という言葉通り,2学期のまとめに慌ただしく過ごしている毎日ですが,子ども達から目を離さず,充実した学校生活ができるように,頑張って参ります。
惑星探査機「はやぶさ」の打ち上げがちょっとした気象条件により,何度も延期されています。その打ち上げ時刻が秒単位まで設定されている理由として,目標とする惑星に到達するには,何億分の1というわずかな打ち上げ角度が,目標達成に左右すると言うことを知りました。子ども達のよりよい成長を見守る我々も,子ども達の将来を見据えて,細心の注意を払い成長の方向性を見極めていかなければいけないという点では,共通しているのではないでしょうか。
しかし,修正の効かないロケットの軌道とは異なり,「修正の積み重ね」が成長につながるとも言えます。失敗を認め,改善を繰り返すことを大切にした教育活動に励んでいきたいと考えます。
卒業式・入学式に向けて
ヒマワリやコスモスが咲いていた正門脇の畑は,菜の花を播くための準備をしています。菜の花は,切り花にして卒業式に飾る予定です。
また,卒業式に飾る「サイネリア」という花を種から播き,苗を育てています。この苗をもっと大きくして,見栄えのする大株に育てるために,さらに大きな植木鉢に植え替えなければいけません。直径が20センチメートルくらいの白いプラスチック鉢がたくさん必要です。もし,家に不要なプラスチック鉢がありましたら,お譲りいただけると大変助かります。
大きく育った「サイネリア」の苗。これを,プラスチック鉢に植え替えます。
たくさん必要な「白いプラスチック鉢」
花壇やプランターには,「サクラソウ」や「パンジー」「ビオラ」などを植えて,卒業式や入学式に彩りを添える予定です。たくさんの苗が順調に育っています。花壇やプランターへの移植は,用務員さんが中心に行っていきますが,とても,時間と手間がかかるので,時間のある時は私も手伝います。もし,興味のある方は,ご一緒に作業をしませんか。
たくさんの「パンジー」「ビオラ」の苗。この苗を,花壇やプランターに移植します。
「白いプラスチック鉢の提供」と「移植作業のボランティア」
お待ちしています。
地区別(天王台地区)合同防犯懇談会に参加して
11月10日の月曜日,「こもれび」で天王台地区の防犯懇談会が開催されました。我孫子市防犯協会や我孫子警察,学校,PTA,自治会,少年指導員等,30名以上の方々が出席されました。
各団体から活動の状況や課題が出され,それぞれの立場から意見を出し合って,有意義な意見交換ができました。話題は,最近多発している振り込め詐欺,街灯のLED化,子ども達の安全についてが中心でした。
高野山小学校の子ども達の安全については,PTAや地域の方々のご協力により,今年度大きな事件や事故もなかったものの,「ひやり・ハッと」した場面がみられたことが意見として出されました。
①自転車の乗り方や飛び出しが危険。
②公道で,「ローラーボード」に乗っている児童を見かける。
③午後4時を過ぎても公園で遊ぶ小学生の姿がある。
④1人で下校する低学年が心配。 等々
地域の方々は,子ども達の事を本当によく見て,心配して下さっていることを痛感しました。
早速,11日朝の教職員の打ち合わせで,このことを話し,もう一度,各学級で指導するように伝えました。日頃から児童の安全については,いろいろな方法で指導を重ねています。
「1年生の防犯教室」「道路歩行や自転車の乗り方などの交通安全教室」「職員による登下校指導」に加え,毎日必ず注意事項を話してから下校をさせています。
しかし,子ども達は,1日が終わった解放感から,おしゃべりに夢中になって,注意がおろそかになってしまうごとが多いようです。下校時や帰宅後,子ども達の危険な行動を見かけましたら,一声かけていただくと,嬉しく思います。注意しずらい時には,学校にご一報いただいても結構です。
学校でも指導を徹底いたしますが,学校と地域が一体となって,子ども達の指導に関わっていくことが,事件・事故の防止につながると考えています。よろしく,ご協力ください。