始業式の話の中で
昨日の始業式で,「七草がゆ」の話をしました。
7日の朝にお粥を食べた児童は,そんなに多くはいませんでした。確かに,朝からお粥を準備するのは大変ですよね。正直なところ,我が家でも「七草がゆ」を食べたのは,昨日の夕飯でした。
しかし,「七草がゆ」のことは,多くの児童が知っていて,春の七草の名前を言える児童もいて,驚きました。
芹(せり):水辺の山菜で香りがよく,食欲が増進。
薺(なずな):別称はペンペン草。江戸時代にはポピュラーな食材でした。
御形(ごぎょう):別称は,母子草で,草餅の元祖。風邪予防や解熱の効果あり。
繁縷(はこべら):目の良いビタミンAが豊富で,腹痛の薬にもなった。
仏の座(ほとけのざ):別称はタビラコ。タンポポに似ていて,食物繊維が豊富。
菘(すずな):蕪(かぶ)のこと。ビタミンが豊富。
蘿蔔(すずしろ):大根(だいこん)のこと。消化を助け,風邪の予防にもなる。
以上,インターネットで検索した情報です。
これらの野草を自然の中で見つけ出すのは大変なことでしょう。我が家もデパートで「七草セット」を購入し,お粥に入れて楽しみました。
こうした日本の古くからの習慣や文化は,これからも大切にしていきたいですね。