校長室

校長室から

1学期を終えて

日頃より、本校の教育活動に温かいご理解とご協力をいただき心より感謝申し上げます。

7月20日(水)に、1学期が無事終了いたしました。

今年度スタート時には、新型コロナウイルス感染症の猛威も弱まり、やっと学校生活も日常を取り戻しつつあるかと思われましたが、7月に入り全国的に感染者が増え、とうとう第7波に突入してしまいまいました。

なんとか、この波が夏休み中に落ち着き、2学期を無事迎えられることを心から願っております。

 

1学期終業式で、全校児童に、高野山小学校6年生の心温まる行動を紹介しました。

7月15日(金)の放課後、地域の方が校長室を訪ねてきてくださいました。

その方は、高野山小学校の6年生3人にご家族の方が助けていただいたお礼を伝えたいとのことでした。

この方のご家族が、5月中旬ごろに買い物帰りに両手に荷物をもって転んでしまいけがをされて困っていたところ、通りがかった下校途中の6年生の男子3人が、声をかけ、荷物をもってご自宅まで送ってくれたということでした。

その場で、お礼は伝えたものの、名前を聞くことを忘れてしまったとうことで、この方は次に会った時に名前を聞こうと、毎日気にかけていたそうです。

そして、ようやく7月14日に子どもたちに会うことができ、高野山小学校の6年生だとわかったということで、翌日、学校まで足を運んで子どもたちの話をしてくださいました。

子どもたちの優しさに本当に感謝しているということで、ぜひ、全校児童に素晴らしい6年生を紹介してくださいとのことでした。

目の前で困っている人に、さっと手を差し伸べることができるなんて、とっても素敵なことですね。

1学期の終わりに、高野山小学校の6年生の素敵な姿を知れたこと、そして、心温まる素敵な話を1学期終業式で紹介することができたことを、校長として心から嬉しく思います。

これからも、地域の方と良い関係を築き、地域の方に愛される高野山小学校を目指していきたいと思います。

今後とも、皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

そして、夏休み中、子ども達の見守りもよろしくお願いいたします。

       

         高野山小学校 校長 中野 直美

 

 

 

4/6(水) 令和4年度始業式

 校庭の満開の桜が風に吹かれ,美しい桜吹雪となる中,令和4年度第1学期がスタートしました。

 3月末に,19名の先生方とお別れをしましたが,4月から新たに18名の先生方が着任いたしました。

 昨年度より,本校は全学年クラス替えを行っています。

 子どもたちは,「誰と同じクラスかな?」「どの先生が担任の先生なのかな?」と,わくわく,ドキドキしながら登校してきました。

 誰と同じクラスになったのか,担任の先生はどんな先生だったのかは,ぜひ,お子さんからお聞きください。

 始業式で,子どもたちに話したことは,「目標の立て方」についてです。

 新しい学年の始まりということで,1年間や1学期の目標を立てると思いますが,目標を達成するためには,あれもこれもと欲張らずに,目標は何か1つに絞ること。そして,何か1つに絞ったら,そこからさらに絞って小さい目標にすることを伝えました。

 大きな目標を達成するには,大きな努力が必要です。もしかしたら,達成できないままで終わってしまうかもしれません。

 それよりも,はじめは小さな目標を立てておけば,目標を達成しやすくなります。小さな目標を達成すると,そのことが自信になって,少し大きな目標を達成することにつながっていきます。

 そして,少し大きな目標が達成すると,それがまた自信につながり,さらに大きな目標を達成することにつながります。

 これからの1年間で,たくさんの小さな目標達成を積み重ねて,1年後,再び新しい学年に進級するときに,子どもたちが大きく成長していることを願っています。

 今年度も,高野山小学校職員一同力を合わせて,高野山小学校の子どもたちの育成に取り組んで参ります。

 引き続き,保護者の皆様,地域の皆様のご理解と温かいご支援,ご協力をよろしくお願いいたします。

 

        高野山小学校 校長 中野 直美  

 

3/24(木) 令和3年度 修了式

 3月24日(木)令和3年度修了式を無事終えることができました。

 1年生から5年生までの474名が修了証を受け取り,今年度のすべての課程を修了しました。

 新しい生活様式の中で,様々な学校行事や学習活動を行うことは不自由なこともあり,子どもたちはもっとこんなことができたらいいなと感じた1年間だったと思います。

 そんな中でも,いつも元気いっぱい頑張る高野山小学校の子どもたちに,たくさんのパワーをもらった1年間でした。

 保護者の皆様,地域の皆様には,この1年間温かいご支援,ご理解,ご協力をいただき心から感謝申し上げます。

 ありがとうございました。

 来年度も,高野山小学校の子どもたちのために,職員一同力を合わせて頑張っていきますので,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

     高野山小学校 校長 中野 直美 

3/17(木)第46回卒業証書授与式

3月17日(木)106名の卒業生全員が卒業証書を受け取り,高野山小学校を無事巣立っていきました。

卒業生のみなさん,ご卒業おめでとうございます。

卒業生の保護者の皆様,お子様のご卒業,誠におめでとうございます。

 まん延防止等重点措置期間が延長され,我孫子市内の感染者もなかなか減らない中,卒業式の練習も感染症対策を優先しなければならないことが多々あり,決して十分なものではありませんでした。

卒業式当日,卒業生が元気に式に参加できるようにするために,卒業式予行では卒業生が一言も声を発しないという異例の対応を取りました。

しかし,卒業式予行に臨む卒業生の姿勢は大変素晴らしく,小学校生活6年間の思い出を胸に,卒業式を成功させたいという思いが,ひしひしと伝わってきました。

予行が終わった後,校長より卒業生へ「卒業式当日には,生の歌声,生の呼びかけで,最高の卒業式にしましょう!」と伝えました。

卒業式の前夜に,突然大きな地震が発生し,誰もが驚いたことと思いますが,卒業生のために5年生が準備してくれた会場は,きれいな状態を保っており,無事,第46回卒業証書授与式を迎えることができました。

卒業生一人一人が大きな声でしっかりと返事をし,とても凛々しい姿で卒業証書を受け取りました。

そして,この6年間お世話になったすべての方々に感謝の気持ちを込めて行った呼びかけと歌声は,一人一人の思いが込められた,とても素晴らしいものでした。

それぞれの思いを胸に卒業していった106名のみなさんの中学校での活躍を,心よりお祈りいたします。

               

   高野山小学校 校長 中野 直美

 

 

 

1/7(金) 3学期スタート!

新年あけましておめでとうございます。

1月6日(木)関東地方に突然の大雪が降り積もり,3学期は,一面の雪景色の中でのスタートとなりました。

高野山小学校の通学路は坂道が多いことから,地域の見守り隊の皆様,保護者の皆様,及び本校職員の見守りの中,子どもたちは一歩一歩凍った地面を踏みしめながら慎重に登校してきました。

令和4年「壬寅」年こそは,「子どもたちが自由にのびのびと活動できる年になりますように」と願ったところですが,年明け早々「オミクロン株」の感染拡大のニュースが舞い込み,学校現場としては再び慎重な対応を取らざるを得ない状況となってしまいました。

3学期は,学年のまとめとなる大切な学期です。6年生にとっては,中学校進学に向けての大事な準備期間となります。

子どもたちが,進級・進学に向けて充実した学校生活が送れるよう,引き続き基本的な感染症対策を取りながら,子どもたちの健康を第一に考えて学習や行事に取り組んで参ります。

高野山小学校職員一同力を合わせて子どもたちのために頑張りますので,本年も,皆様の御理解と温かい御支援,ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

         高野山小学校 校長 中野 直美