校長室から
学力の基礎となるもの
校長 金子 博之
2月4日は「立春」です。暖かくなるのかと期待したいところですが、実際は今が一番冷え込む寒い時期です。学校でも「インフルエンザA,B」が猛威を振るっており、先月末は学年・学級閉鎖が続きました。発熱やインフルエンザでの欠席者は減ってきましたが、まだまだ油断禁物です。うがい・手洗い・換気に引き続き気をつけていきたいと思います。
さて、義務教育での学習が、その後の人生の基礎になると言われます。専門的なことは、高等学校や大学、更には実際に職業に就いてからとなるわけです。
中でも小学校での学習は、何をするにしても基礎・基本となる大切なことばかりですから、できるだけ広く学び、さまざまな知識や技能、考え方を身につけて欲しいと願っています。
更に子どもたちにとっては、社会そのものである学校生活自体が大切な意味を持っています。集団生活の中で学ぶことがたくさんあるからです。
★マナーやルールを守る
学校の決まりを守る、友だちとの約束を守る、自分から先にあいさつをする、思いやりと協力の心をもつ
★学習習慣を身につける
チャイム着席、忘れ物をしない、45分間席に座って学習に集中する
以上のことを身につけて、中学校という次のステップに進めれば、友人関係もうまくいくようになり、学習しやすく効果的に学ぶことができるようになります。
学力の基礎となるもの、それは、「規範意識」と「学習習慣」と言えそうです。
短い2月ですが、今月もどうぞよろしくお願いいたします。