校長室から
いいことをする子がいっぱい
あいさつは、人と人のかかわりを潤いのあるものにします。今月の全校朝礼では、「すてきなあいさつ」ができるように校長先生と三つの約束をして欲しいと話しました。ただ話しても子どもたちはすぐに忘れてしまいますので、記憶に残るようにと、日頃からすてきなあいさつを実践している、6年生の児童3人にも協力してもらいながら話しました。
「6年1組の近藤さん、おはようございます。」「校長先生、おはようございます。」「近藤さんはにこにこ笑顔で校長先生にあいさつをしていました。」
すてきなあいさつの一つ目は・・・・・『にこにこ』です。
「6年3組の木村さん、おはようございます。」「校長先生、おはようございます。」「木村さんはにこにこ笑顔はもちろんですが、校長先生の目を見て、しっかりあいさつしていました。」
すてきなあいさつの二つ目は・・・・・『目を見て』です。
「次は6年2組の久保田さんにやってもらいましょう。」
「校長先生、おはようございます。」「久保田さん、おはようございます。」「久保田さんは、前の二人と違うところがありました。分かりますか?」
「そうです、校長先生よりも先にあいさつしていましたね。」
すてきなあいさつの三つ目は・・・・・『先に』です。
『にこにこ』『目を見て』『先に』そんなすてきなあいさつのあふれる高野山小学校にしましょう。と話しました。
高野山小学校には、あいさつだけではなくとってもすてきな行いをする子どもがいっぱいいます。
落とした鉛筆が手元に戻ってきました。拾って届けてくれた子がいます。そして「ありがとう」とお礼を言った子がいます。
落ちていた靴を、名前を見てその子の靴箱に入れてくれた子がいます。
雨の中、傘を差し、赤ちゃんをだっこして、水筒を届けに学校までいこうとしていたおかあさんに、「ぼくが届けましょうか?」と声をかけ、水筒を預かってくれた子がいます。・・・
子どもたちがこのように育っているのは、保護者のみなさまや地域のみなさまの応援のおかげです。本当にありがとうございます。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。